monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「仮の憂世/浮世」用例

2015年02月26日 | 日本国語大辞典-か行

 「仮の憂世/浮世(かりのうきよ)」という用語は日本国語大辞典・第二版では、「①はかない、この世。無常である現世。」という語釈があり、用例は夫木抄からの例をあげていますが、もっとさかのぼる例があります。

我はただかりのうき世ぞあはれなる春のきぎすのなれるすがたを
(117・頼政集、658)
『新編国歌大観3 私家集編1 歌集』角川書店、1985年、528ページ

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