monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「霞の関」用例

2015年02月04日 | 日本国語大辞典-か行

 「霞の関」という用語には「行く手をさえぎる霞を関所にたとえていう。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では1320年の例を早い用例としてあげてありますが、100年ほどさかのぼる用例があります。

あさみとりはるの越ゆく相坂を霞の関と人やみるらん
(巻第三百八十二・正治二年院御百首、慈円、春)
塙保己一編『続群書類従・第十四輯下(訂正三版)』続群書類従完成会、1983年、584ページ

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