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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「うんまい」

2024-02-16 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「うんまい」  信州弁 長野県 中信 方言
 
「うんまい」は「うまい」や「美味しい」の意。
 
例文1
うんまい もん」=「美味しい物」
うんまい んね」=「美味しいですよ」
うんまい です ね」=「美味しいですね」
「こ いちご あまくて うんまい わ」=「この苺は甘くて美味しいわ」
うんまい もん なら なんでも すき 」=「うまい物なら何でも好きです」
「この そば うんまい じゃー ねー かい」=「このお蕎麦お美味しいではないですか」
「かつどん うんまい みせ しってる  こんだ いく じゃん」=「かつ丼の美味しい店を知っていますから今度行きましょう」
うんまい おかし が ある  おらとこ よって  たべてき ましょ」=「美味しいお菓子がありますから我が家へ寄って食べていって下さい」
こんめー は うんまい もん おごって もらい ありがとう ござんした」=「この前は美味しいものをおごっていただいて有難うございました。」
「りょこう の たのしみ は そのとちとち の うんまい もん を たべる こん 」=「旅行の楽しみはその土地土地の美味しい物を食べる事です」
 
例文2
※織田信長と豊臣秀吉と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
 豊臣秀吉 「おだ こんだできたあっこのらーめんやのらーめん もうたべたかい。」
 織田信長 「あっこのらーめんやって どこのらーめんやだい。」
 豊臣秀吉 「ほれ あすこ せー あすこ
       とくんちのななめめーにできたらーめんや。」
 織田信長 「あー あー わかったわかった。
       とんこつべーすのらーめんくわせるとこ ね。
       もうさんかいばかいってたべてるじー
       こくがあって うんまいらーめんせー。」
 豊臣秀吉 「やっぱ うんまい かい
       そこのらーめんがうんまいってひょうばんせー
       おだうんまいっていやー やっぱいちどはくいにいかなきゃーいけねーね。」
例文2の標準語(?)訳
 豊臣秀吉 「織田さん 今度出来たあそこのラーメン屋のラーメン もう食べましたか。」
 織田信長 「あそこのラーメン屋って 何処のラーメン屋さんですか。」
 豊臣秀吉 「ほら あそこですよ あそこ。
       徳川さんの家の斜め前にできたラーメン屋さんです。」
 織田信長 「はい はい 分かりました分かりました。
       豚骨ベースのラーメンを食べさせてくれるところですね。
       もう三回程行って食べていますよ。
       こくが有って 美味しいラーメンですよ。」
 豊臣秀吉 「やはり 美味しいですか。
       そこの(お店の)ラーメンが美味しいと評判ですよ。
       織田さんも美味しいというのですから やはり一度は食べに行かなくてはなりませんね。」
 
 
 
 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
他にもあるでしょうね。 (豊太郎)
2011-02-10 09:26:08
なぜ「ん」がはいるのでしようね。
調子でしょうかね。おもしろいもんですね。
返信する
豊太郎 様 (mt77)
2011-02-10 12:42:47
なぜ「ん」がはいるのか本当に不思議ですね。
反対に古い時代には「うんまい」が標準語で、江戸では変化して「うまい」になった。
それが標準語になったという事も考えられるかもしれません。
悪までも素人の考えですが。

これと似たような使い方のものに「おいしさそう」があります。
「おいしい」の間に何故か「さ」が入っています。
返信する
うんまい (tabibito)
2011-02-11 19:17:21
関西では使いませんが解りやすい言葉で殆んどの方が意味が解っているでしょうね。
返信する
tabibito 様 (mt77)
2011-02-12 07:38:23
この「うんまい」が変化して、幼児に対してお菓子などの事を「うんま」と言ったりします。
「ほれ うんま やるで いつまでも ないてるじやー ねーわ」
「それ お菓子をあげますから いつまでも泣いてばかりいるのじゃありませんよ」
と言うような使い方です。
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