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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「つら」

2024-01-19 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「つら」    信州弁 長野県 中信 方言
 
「つら」は「だろう」や「でしょう」の意。
 
例文1
「し つら」=「したでしょう」
「たべ つら」=「食べたでしょう」
「けとばし つら」=「蹴飛ばしただろう」
「たのしかっ つら」=「楽しかったでしょう」
「おれ すまほ どこ で おとし つら」=「俺はスマホをどこで落としただろう」
「また かんしゃく おこして あばれ つら」=「また癇癪を起してあらびただろう」
「ゆび こっせつ したって。 いたかっ つら」=「指を骨折したって。 痛かったでしょう」
きのんな あいつ と けんか して まけ つら」=「昨日あいつと喧嘩をして負けただろう」
「おめー きのんな たいくかん で たいこ たたいて い つら」=「お前昨日体育館で太鼓を叩いていただろう」
「ないて つら。 なみだ の あと が かお に のこってる 」=「泣いてたでしょう。 涙の跡が顔に残っていますよ」
「れいぞうこ に いれといた おれ の あいすくりーむ たべ つら」=「冷蔵庫に入れておいた俺のアイスクリームを食べただろう」
 
例文2
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
 豊臣秀吉 「こんまえ のぶちゃにおせーてもらったみせいって ラーメンたべたうんまかった んね
       のぶちゃがいったとおりだったわ。」
 織田信長 「ほうずらうんまかっつら。」
例文2の標準語(?)訳
 豊臣秀吉 「この前 信長君に教えていただいた店に行って ラーメンを食べべたのですが美味しかったですよ。
       信長君が言ったとおりでした。」
 織田信長 「そうだろう。 美味しかったでしょう。」
 
例文3
※豊臣秀吉と織田信長と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
 豊臣秀吉 「おだちゃ きのうおれのげたばこにへびいれつら。」
 織田信長 「とよちゃ なにょ こいてるだい
       おらーがそんなこんするわけねー じゃー ねー かい。」
 豊臣秀吉 「そんじゃー だれがいれただい。」
 織田信長 「そんなこんするわー いえちゃしかい じゃ ねー かい
       おっといな がっこうのけーりにへびしょっつかめたっていってた。」
例文3の標準語(?)訳
 豊臣秀吉 「織田さん 昨日俺の下駄箱に蛇を入れたでしょう。」
 織田信長 「豊臣さん 何を言っているのですか。
       俺がそのような事を行うわけが無いではないですか。」
 豊臣秀吉 「それでは 誰が入れたのですか。」
 織田信長 「そのような事をするのは 家康さんしかいないではないですか。
       一昨日 学校の帰りに蛇を捕まえたって言ってましたよ。」
 
 
 
 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (hirobou)
2009-04-25 05:44:02
北海道人が言う内地ぽい方言が~つらです。
これは私達は使いませんが、海の方に行くと似たような言葉を耳にします。
返信する
hirobou様 (mt77)
2009-04-25 14:42:10
北海道にはいろいろな地区から大勢の方が入りましたので、いろいろな地区の方言が混ざり合っている事も考えられますね。
それで長野県の方言もその中の一つとして残っている可能性もありますね。
言葉は面白いものです。

この「面白い」も我が家では「楽しかった」と言う意味合いで使っています。

例文
「昨日 友達と酒を飲んだが おもしろかったいね。」は、
「昨日 友達とお酒を飲みましたが 楽しかったです。」と言う意味になります。
返信する

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