七月十二日に萬福寺の珍しいハス双頭蓮を投稿しましたが、続き
萬福寺は、明(みん)の高僧隠元が、開いた禅宗のお寺黄檗宗の
大本山萬福寺です。
萬福寺の三門
正面中央には、『萬福寺』と隠元筆の扁額が
掲げられています。重要文化財
放生池(ほうじょういけ)
捕らえられた生き物をこの池に放すことで、
功徳を積む。萬福寺は、寺全体を龍に見立てて
造られ、放生池は龍の心臓にあたる
窟門
三門の両側に設けられた門。
南側は、「通宵路」、北側は、「白雲関」といいます。
総門 重要文化財
主屋根の上に小屋根をのせた、牌楼式の中国風の門。
シャチに似た屋上の飾りは、インドの想像上の動物マカラと
いうもの。中国の寺院では、よくみられるとのこと。
田上菊舎(たがみきくしゃ)の句碑
巨大な三門の傍らには、江戸後期の女流俳人
田上菊舎の句碑が建っています。
山門を 出(いず)れば日本ぞ 茶摘唄