大原の最後に寂光院に足を伸ばしました
大原のバス乗り場から、三千院と反対側を歩くと
人もまばらな、田んぼ道を眺めて山間を
25mほどの参道を見上げると寂光院の門
今の時期は、深い緑に包まれて、秋には、
もみじの紅葉で、包まれる。
平家物語で有名な
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を顕わす
大きな沙羅双樹の木があります。この寺は
天台宗の尼寺で、聖徳太子が、建立された
深い緑の苔と沙羅双樹の花の落ちている庭
平成12年5月9日、放火により本堂が、全焼した
現在は復元された本尊が、本堂に安置されている
千年の姫小松(御神木)も火災によって痛みが
激しくなり、平成16年夏に枯れ死した
諸行無常の鐘楼
又この寺は、地蔵信仰の寺です。壇ノ浦の合戦で、
愛息と平家一門の滅亡を目のあたりにした
建礼門院は、この地藏菩薩にすがり、隠遁した寺
本尊の六萬体の地藏菩薩は、撮影できません。
本堂前北側の庭園は、回遊式四方正面の庭
寂光院、たのしみに待っていました
放火されたとニュースで聞いたときはびっくりしました。
その影響で松の木までもがダメになってしまったなんて悲しいですね。
平家が滅び一人、清盛の娘、建礼門院となり
余生を祈りのうち過ごされた所
その心の内はいかばかだったでしょうね~
殆ど忘れていたようです。ゆっくり、歴史を感じながら、京都を巡るのは、楽しいです。