アロマテラピーと随伴しているのは植物療法です。英語では、Herbal remedies, herbal supplement などともいいます。
アロマテラビーは植物から油を抽出します。収率は低いので貴重なものです。植物のエキスが油に溶けています。その油も植物のエキスです。これらを精油と呼びます。
これと同じようなものですが、植物からエキスを抽出して油成分なども乾燥させてしまいます。最終的に粉末になります。これらは植物油で再び液体にして食品添加物などに使っています。粉末のままで食品添加物として口に入ることもあります。これを植物療法といっています。精油は濃縮しているので経口摂取はできないので、植物療法は固体の添加剤を混ぜたりして薄めて錠剤やカプセル剤につめます。植物性サプリメントといって米国から全世界に輸出されています。
アロマテラピーは主に嗅覚刺激を使っています。植物療法では経口摂取します。消化管から吸収します。同じ植物エキスを生体に取りこむことは変りありません。精油か粉末にするときに、植物エキスの抽出化学成分内容が異なってきます。経口では代謝されるので嗅覚刺激とは違う薬効が発現します。
アロマテラピーと植物療法を併用すると健康生活に効果的になるでしょう。
