日本語メディカルライティングが難しい。日本語を書くことが難しい。日本では英語を理解するひとが増えてきた。英語での発表内容を日本語にして発表する場合が多い。速報性が必要だ。それで、的確な日本語を使いこなす必要もある。実際は英語を直訳しているようでわかりにくい。機械翻訳だろうか。心がかよっていない日本語が多くなりました。日本人として首をかしげるような日本語は落第点になる。
医薬品会社ではなく健康食品会社でもメディカルライティングが始まった。ここでは、薬事法を考慮して商品広告や説明文書、添付文書を作成するのだ。健康食品では医学的効果・効能は直接に標榜できないので、ある程度ほのめかすような文章になる。微妙なニュアンスが必要になる。健康増進法の誇大広告の規制もあり、あまり大口をたたく広告はすすめられない。このようなリーガルマナーを学習したメディカルライティングが必要になってきた。
いままで、メディカルライターの仕事は翻訳会社がやっていた。主な仕事が英文ライティングだったのだ。今後は、フリーランスから広告代理店まで幅広くなると思う。むしろ、英語のメディカルライティングより需要は多くなるだろう。日本語メディカルライティングをもう一度勉強しなおして出なおしになります。法律を守って、消費者の心をとらえる日本語メディカルライティングの需要は大きくなりました。メディカルとコピーライティングが同居してきたのだ。
小説家のなりたても文章修行をするという。メディカル業界ではたらくひとも文章修行をする必要があります。それを日本語メディカルライティングといいますが、自分で日本語メディカル文章を書いてみて専門家に評価してもらうのが一番簡単な修行だ。若いときに学ぶ必要があります。むしろ、学生のときがよい。一生涯の仕事になることがあります。そして、メディカル業界に就職するのがよいと思う。書かせてみれば一目瞭然にそのひとの才能がわかります。
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