植物性サプリメントの科学
医薬とサプリメントによる健康生活改善




エーザイ株式会社の研究所の社員が、会場からの質問に対して、あざ笑ったり、ふてくされた態度をとったりします。また、東京大学薬学部の教授も同様な態度をみせることがあります。東京大学薬学部の薬学博士号取得者の特徴的な態度です。

これは、エーザイの人事部や管理部という管理組織がそのような態度をとるように指導しているからです。そのときに、エーザイの研究者や東大教授の態度に呼応した能力があるかということですが、そのような能力はありません。

それに対応して、研究データを盗むような行動に出てきます。そのような能力があることを標榜してしまったわけで、そのための技術情報はどこかから盗むか捏造しなければなりません。捏造論文を書くことは東京大学薬学部で了承していると聞いています。

そのために、日本薬学会の論文投稿者から他社の技術情報を盗んでいると聞いています。薬学会に注意してください。



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日本の大学で博士号を取得して仕事がないと、泣き言をいっている若い人がいます。アジアでは、戦争みたいな雰囲気もでています。自衛隊が特攻隊員を募集しているのなら、これら仕事のない博士は応募したらどうか。

みなさんの自宅にメールで送られてくると思いますが、米国大学の博士号が数週間の手間で取れるという。費用は30万円ぐらいか、問い合わせて聞いてください。日本人で米国博士をとっているひとは多いと聞いています。

東京大学薬学部の博士号をとるのに、10年ぐらいかかるとききました。すっかり、頭が禿げてしまいます。それで、他人のデータを盗んで自分で研究したように論文をまとめたひとは、企業ではたくさんいます。10年がかりで他人のデータを盗み続けるのは簡単ではありません。脅かし続けるようです。迫力あるそうです。細かいことはいずれ話します。そのうちに、頭が禿げてしまうそうです。

しかし、米国大学でPh.D.を取った方が、後腐れないです。テレビでも特集されていました。日本でもそれらしき人達もいます。なにを専門としているかわからないで、博士になってしまうのです。年をとって、研究所の所長に就任するときに、博士だとハクがつきます。特に、大学を出ていないひとは、博士になるとウレシイようです。例の帽子をかぶって博士授与式の写真も取ってもらえるし、就職のときに履歴書に書けるといいます。面接官が丁寧に聞き出さないとバレないといいます。さりげなく専門的なことを聞くそうです。代替医療、サプリメント、心理学分野には、それらしき博士をみかけたことがあります。正式に米国大学から授与証もあるので、問題ないということです。別に、東京大学や京都大学から博士を授与されるのがよいわけではないのです。頭が禿げてヅラをかぶっているひともいます。どちらが他人をだましているかわかりません。



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構造生物という雑誌があるようです。そこで、エ-ザイ研究所の川上善之の「構造生物学とドラッグデザイン」  が記事として、いわば論文として、表示されています。しかし、これを主宰している構造生物学坂部プロジェクトは、2006 年 3 月で終了ということで、案内がでていました。まだ、2, 3 日は、やっているようですので、最後の記事を書きます。学者にものをいっても、しょうがないと思いましたが、この雑誌の責任者に次のメ-ルを送っていたの で、ここで公開いたします。
すでに、雑誌の責任者には、警告しておいたので、問題はないでしょう。公開しないでほしいというような連絡はきませんでした。了解したものと判断しました。
 
------内容開始------
 構造生物 編集長殿 雑誌の記事内容に、問い合わせいたします。 次の小論文を読ませていただきました。 エ-ザイ株式会社が開発したアリセプト (Donepezil, E2020) に関する小論文です。 しかし、内容があまりにもひどいので、 引用文献された外国の日本語が読めない研究者にかわって、ご連絡しました。 その小論文は、つぎのものです。

原著論文は、(1) になります。 この内容 (1) をを紹介しています。

 題名 「構造生物学とドラッグデザイン」  
著者 エ-ザイ株式会社 川上 善之
構造生物 Vol.5 No.2 ¶1999年9月発行

問題にするのは、後半にある次の個所です。
>昨年、ワイツマン研究所のSussmanらがE2020とAChEとの分解能2.5Aの >複合体X線結晶構造解析に成功した(2)。
>その結果は (1) 我々の予想した結合様式と概ね一致していたが、
>必須構造であるインダノン環カルボニル基と結合していたのは水分子であった。

引用文献 (1) Kawakami, Y.; Inoue, A.; Kawai, T.; Wakita, M.; Sugimoto, H.;   Hopfinger,A. BioOrg. Med. Chem.. 1996, 4, 1429.
(2) Kryger, G.; Silman, I.; Sussman, J.L. Structure, 1999, 7, 297.
(3) Yuan-Ping Pang and Alan P. Kozikowski, J. Computer-Aided Mol. Design, 8, 683-693 (1994).

アリセプト (ARICEPT, E2020) は、 構成成分のインダノンの環内に不斉炭素がひとつあり、 ふたつの立体異性体があります。 これは、(R)-enantiomer, (S)-enantiomer と呼ばれます。 標的酵素アセチルコリンエステレ-ス (AChE) が選択的に、 (R)-enantiomer を認識して結合するというものが、 タンパク X 線構造解析者 Sussman (2) の論文の趣旨です。 ところが、著者の原著論文では (1), (R,S)-enantiomer が選択性はなく、 同じに酵素に結合するというものです。 したがって、両者の研究結果は、「概ね一致」したのではなく、 まったく正反対のことを述べているわけです (1,2)。

これは虚偽記載です。 酵素化学的には、立体選択性と呼ばれる原理です。 しかし、ARICEPT の立体異性体の立体構造がほとんど同じというのが、 著者の考えです。著者による (R,S)-enantiomer の X 線構造解析で、 両コンホメ-ションが同じといっても (1)、 解析された原子座標が公表されていないので、確認するわけにもいきません。 私どもの解析では、立体異性体のコンホメ-ションはまったく異なっていました。 これは、文献 (1) の問題です。関連して説明しました。 文献 (1) の分子モデリング研究では、 信頼性高い構造最適化解析をしたわけではなく、経験的ポテンシャルを使った、 単なるロ-カルミニマムを、最終結合様式にしただけです。 そして、モデリング (1) の予測が大きくはずれたのに、 後に発表された X 線構造 (2) と一致したかのような、ウソをついたものです。 もちろん現在は、X-線構造解析の結果 (2) が正しいと判断されています。

また、著者の論文 (1) が発表されるだいぶ前に、米国の Pang らによって、 AChE と E2020 の複合体のモデリングは発表されております (3)。 しかも、PDB に座標が公開されています。著者は、これけを参考にしています。 これは、後の X 線構造解析の結合様式 (2) をよく予測していて評価されています。 しかしこの文献 (3) は、この小論文には意図的に引用されていません。 Sussman の X 線構造解析の結合モデル (2) を予測したのは、文献上は、 文献 (3) であり、(1) ではないのです。 このように、過去の論文の内容を意図的に取り違えて書いています。

話しはかわりますが、エ-ザイ株式会社での E2020 の生物活性値の測定で、 (S)-enantiomer が活性であるということが報告されていますが、 生化学実験では中性の水溶液に溶解させ、ラセミ化されたときには、 どちらの立体異性体が酵素に結合したものかは判断できなくなります。 すなわち、この著者は、E2020 の (R,S)-enantiomer が選択的ではなく、 両立体異性体が酵素に結合するという予測が、Sussman の X-線構造解析で、 支持されたということを主張したいのでしょう。 意図的なすり替えです。実際は、Pang (3) の予測が支持されたわけです。 そのために、この文献 (3) を意図的に、引用していないのです。 このように、複雑になっていますが、研究内容を意図的にすりかえています。

Sussman (2) の結論のように、(S)-enantiomer が活性でなければ、 医薬品製剤 ARICEPT には 50% の不純物が含まれることになり、 臨床的な解析は複雑になります。複雑になるのを避けるために、 (S)-enantiomer を活性立体異性体にしてしまったものと思います。 つまり、「立体異性体問題」が生じないように、すりかえたのです。 したがって、この「構造生物」小論文は、著者の研究の過ちを偽装するために、 過去の論文の内容を意図的にすりかえ、曲解して書いたものだと思います。 これは捏造論文といってよく、内容は読者を欺くものです。 今なお、しかも Web サイトで公開されていますので、連絡いたしました。 結論として、当該小論文は内容を訂正するか、撤回するようお願いいたします。 「構造生物」編集長としての対応策をお待ちします。 認知症患者のためにも、こちらからも情報公開しますので、ご了解ください。

以上、Sussman (2), Pang (3) などの原著者にかわって、抗議いたします。 また、著者本人に、当メ-ルの内容をご連絡されると思いますが、 当方の疑問を払拭するには、次のデ-タを送っていただきたいと思います。 送っていただけないならば、小論文の内容は虚偽と判断いたします。 E2020 の X 構造デ-タ、分子軌道計算デ-タ、AChE との結合座標。 つまり、文献 (1) の構造デ-タです。
------内容終了------

記事の 本文 は、消去される可能性がありますので、コピ-しておいてください。ただ、この記事で驚いたのは、川上が過去の文献で都合のよいものだけを引用し、引用した ものでも、都合よく、内容を改変して紹介しているところでした。このような捏造論文があるということは、聞いていましたが、自分がこのようなものを、実際 に目のあたりにすると、驚きますね。虚言癖というか、詐欺師、ペテン師といっても言いのですが、このような人が、坂部プロジェクト に入り込んでいたということです。
このようなことをやる人が、プロジェクトに入り込むということは、「想定外」のことで、対応策が出来ないようです。大学は、研究費を多額に納める企業は、基本的には、ウェルカムになっているのです。

名古屋大学の坂部先生は、ご健在でしょうか。このような、先生がエ-ザイから金をもらっていたとは、考えることはできま せん。坂部プロジェクトそのものは、日本を代表とする国家の研究グル-プだったそうです。当方には、まった縁のないことでしたが。ただ、このような論文誌 に、捏造論文を紛れ込ませるというのは、大変なつわものですね。これが、会社ぐるみでやっているので、たとえ部長クラスの社員でも、注意が出来ないように なっているようです。社内では、社長の指示でおこなわれているという、説明がなされていると聞いております。メ-ルを出したのですが、坂部プロジェクトは、このような論文の評価が正確に行えないということがわかったので、今の日本には必要のないものです。


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このブログでは、アルツハイマ-病治療薬とされるアリセプトについて、論じているのですが、一般論的に臨床試験で、偽薬を服用させた患者も、その薬剤が効いたような 錯覚をもつという。何らかの、薬剤の投与によって、患者が勘違いをするらしい。つまり、患者の医師に対する信頼感が影響するらしい。
アリセプトが英国で治療効果なしと判定されているのですが、その販売を差し止めることはできないようだ。つまり、認可を取り消すことができないようです。その 理由も説明されています。現在英国では、主治医を信頼して、アリセプトで痴呆症の治療をして、症状が改善しているとおもっている、患者が数多くいるので、 投与を中止すると、患者の主治医に対する信頼感に傷がつくというのが理由のようです。そして、総合的に、治療に悪影響を及ぼすと考えているそうだ。当方は、 医師ではなく、患者の立場なのですが、そのように行政が考えているということを知って、背筋が寒くなる感じがしました。
抗癌剤なども、患者の DNA によっては、ほとんど効果のないようなものでも、病院で毎日のように、点滴で直接投与されている光景がみられます。効きそうないくつかの薬剤を混ぜたカク テルが投与されているようですが、実際それが現実だそうだ。医師を信頼し、薬剤に頼っている患者に対し、その薬剤の投与を中止することは、生命維持装置の スィッチを切るようなものです。いちど認可をしてしまった薬剤の認可とりけしができないわけだ。
当方のような患者の立場では、病気にならないように、神様に祈るしか、方法はないようですね。宗教の必要性が感じられます。


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エ-ザイのアリセプトは、国内で認可され販売されていますが、Galantamine などはいまだ未承認で、臨床試験をやっているところだそうです。それ以外の薬剤も臨床試験中ということは、最近の日経新聞で書かれているとおりです。
ところで、そのような薬剤は日本で認可すべきでしょうか。
国策的には、認可すべきではないと考えられています。アリセプトなどのアセチルコリンエステレ-ス阻 害を作用機序とするものは、アルツハイマ-病の治療効果がないという結果が出ている以上、日本の当局は認可しないと思います。製薬会社の方も、いずれは、 臨床試験をあきらめると思います。国家経済的には、お年寄りのケアの方に、予算を振り向けるべきという国民感情が出てくると予想されているからです。ちな みに、開発中止のことを、業界用語で、ドロップと言います。
アリセプトは、立体異性体を含む、50 % コンタミの薬剤ですが、スイスの製薬会社で開発された Exelon は、いわゆる single enantiomer で、ラセミ体ではありません。化学的には、Exelon は、純度の高い製品なのですが、実際はアリセプトのようなラセミ体の製品が販売されているのです。化学的に高度な技術で開発されたものが、日本でいち早くし承認、認可 されて販売されるわけではないのです。日本の製薬会社や特に外資系は肝にめいじるべきでしょう。Exelon も認可は、先になるか、開発中止になるでしょうか。
し かし、当局の審査に問題があるということではないのです。国民感情や国民性というものが原因になっていると思います。だから、日本では、薬学研究者が言う ことをまったく信頼しないのです。たぶん、業界とつるんで、捏造デ-タで医薬品を開発しているものと、国民が知っているからではないでしょうか。たとえ ば、アリセプトの治療効果について、学会で何らかの研究報告をした研究者がいますか。サイト
Alzheimer's disease の原因を解明し、抜本的な治療薬が開発されるまで、アリセプトのようなものを処方されていくのでは、たまりません。症状がでたら、あとは死ぬのをまつだけ の状態になってしまうそうだ。アリセプトは、症状が発現するのを止めたり、改善する効果がまったくないそうだ。これは、以前、「週刊現代」に書かれていま した。



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米英の出版者から、Nature, Science という雑誌が出ています。丸善の店頭でも販売されています。ただし、昨今の捏造論文はこのようなところから出ているようです。かなり、国際的に注目を浴び ている雑誌なので、人目につきやすく、捏造論文が発覚しやすい状態になっているようです。他の雑誌でも数多くの捏造論文が出ているようです。
また、複数人で研究をする必要から、だいたい部下にあたる人が捏造を実行して、上司が責任をとるという場合が多いようです。当方の経験では、捏造論文を書 くような性格の人間を選別して、論文を書かせて、その成果を上司が拝借するということが多いと思います。捏造であってもかまわないわけです。あえんの呼吸があるようです。
学会でも、時効というものがあって、5--10 年前の捏造論文の責任はそれほど、問われないようだ。 ただ、その捏造デ-タの真偽を適切に評価していないと、それが間違いない実験事実として、次の研究をする人がいますが、これは哀れです。自分の専門分野に 関して、実験事実の真贋を見極めることができないと、己の研究が失敗してしまうわけです。周囲では、だいたい見当はついているのですが、その人の行為を利 用する利益集団ができているようだ。たとえば、ノ-ベル賞共同受賞とか。一度手を染めると、その次もやってしまうようだ。企業の場合は、会社ぐるみになっ てくるので、後始末をみていると、こっけいです。
捏造論文はかなり巧妙に作られているようだ。東大などの例だと、実験ノ-トをとってないので、実験事実を再現できないといったそうです。科学者は捏造論文 としての疑いがかけられたときのことを考えて、実験ノ-トをとるわけですが、このあたりからおかしくなっています。当方の経験では、大学院のときは、実験 ノ-トを先生にみせながら研究報告をやっていました。大学では、助手や院生がデ-タ捏造をやっているときは、教授の人は気がつくはずです。この辺が理解で きません。
心理学的に、捏造論文を書く人の心理状態を解明しようとする、精神科医がいるようです。その人の本は、参考になりました。捏造論文を書くと、一時は研究費が多くもらえて、優位に立てることは間違いないでしょう。誘惑はあるようです。


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ものごとには、表と裏の両極面があるのですが、その人が開発した方法の良い面だけを述べて、欠点についてはなにも語らない人がいます。これも、狭義の捏造 と言われています。エ-ザイの開発のアリセプトについても、老人の認知症の治療に大きく進歩したというのだけれど、実際に治療効果はないのに、さらに薬剤費 もかさむのに、一方的にそのように述べ立てるのも、デ-タ捏造の一形態と考えられています。おぞましいかぎりです。
Pfizer が販売しているので、エ-ザイひとりの問題にではなくなっています。日経新聞でみてますと、エ-ザイは他社からの買収工作の防衛策を発表しているようです。アリセプトの販売方法にもとづいて、企業買収がおきると思っています。
FDA や日本の当局の規制をはみだして薬剤を販売していると、いわゆる業界への優遇措置が取られなくなるようです。とくに、米国では、影響は大きいようです。米 国でも日本でも、製薬会社のありかたは大きな問題になっています。日本では、米国系の企業が中心に、再編が終了していくのではないでしょうか。継続的に、 新薬を開発し続けるということは、かなり困難です。途中で挫折することもありえます。国際的な、ビジネスになっていないと、その研究開発を維持していけな いといわれています。日本の企業の研究開発は捏造のテクニックは長けているだけなので、国際競争には弱いとみています。米国 FDA の新薬認可で、日本企業に対して、「適切な審査基準」で臨めば、資本企業はなくなっていくでしょう。日本にとっては、竹田薬品ぐらいが残ってくれればよい のです。わかっています。竹田薬品といったのは、武田薬品工業のことです。失礼しました。
アリセプトについては、別のサイトで詳しく書かれています。





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バイオテクノロジ-などの分野で捏造論文が氾濫していますが、当方の専門分野は、量子化学、理論化学ですので、この方面では、捏造デ-タ論文を書く人はほ とんどいません。割にあわないと考えているのでしょう。当方などは、そんなひまがあったら、好きな小説を読んでいたいと思っています。実は、捏造論文を書 く人はどのようなタイプであるか、研究しています。日本では、能力以上にエラクなりたいのでしょう。
製薬会社の捏造問題を専門に調べていますが、わさわざ学会に出向いて、その人の話しを聞いてみます。これも、偶然ですが、発表研究者が捏造したその個所を 何気なく質問する人がいます。その人は、捏造とは判断できていないようでした。そのとき、その発表者は飛び上がるような驚きの表情でした。その人はまだ現 役でやっています。名前を公表したら、自殺してしまうでしょうから。
現在、日本の大学や企業でこのような問題が多く起きているようです。これより、さらに悪いのが、デ-タ窃盗です。研究室のなかで、他人のファイルをコピ-して、先んじて論文を出そうとするわけです。これは、外国でも非常に多いようです。
当方の経験では、論文のマニュスクリプトが出て、レフリ-の審査もほぼ終わったころを見計らって、論文の著者に自分の名前をいれろと、因縁をつけてくる人がいます。
このように、大学教授のなかで、このような人がきわめて多いといわれています。有名大学の学部長、研究所長クラスが危ないといわれています。通常、このようなことは表にでません。その人なりのテクニックで世の中を生きているのでしょう。定年退職をまつしかありません。
このようなことをまとめて本を書こううと思いましたが、白い目でみられるのが落ちなのでやめました。薬学関連の研究室では、大学教授もしくは、そのバック がない人はやりません。上に書いた人については、東大薬学部教授がバックにいました。このような問題は奥が深いので、ややこしいです。しかし、重要なこと です。これを知らないと、学会を渡って行けません。
つまり、その分野の最高権威者が捏造論文を指南している場合が多いので、問題解決が困難になります。別な言い方をすれば、最高権威者になろうとするプロセ スで、捏造論文が出るのです。当方は、若いころ、製薬会社に勤めていたころがあったので、ほとんどのパタ-ンは見てきました。企業の内部でも、判断ができ ない場合が多いです。社長でも判断ができない場合がほとんどです。
しかし、企業や大学が外国から評価されるようになってきたのと、製薬会社は当局の規制がきびしいので、捏造まがいのデ-タで新薬申請するようだと、厳しい 審査がまっているようです。当局の審査官に、厳正な職務履行をお願いするしかありません。捏造論文発表者として名前がマスメディアに公開されたら、それで研究者生命が終わりですが、さらにその研究組織が退職勧 告するでしょう。この 3 月期には、何人が退職するでしょうか。新聞をみてましょう。





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今から、20 年ぐらい前に、有名な薬学部の教授の人が、21 世紀になったら、薬学部はつぶれるのではないかといっていました。これは、印象に残っています。雑誌に書かれたので、多くの人が読んだことでしょう。しか し、薬剤師の仕事は薬事法で保証されているので、今後も残るでしょう。私学の薬科大学は増加しています。
最近、経過措置として、薬学部は 4, 6 年制の併用になったそうですが、私のような一般の国民には意味がわかりません。同じ大学の薬学部に、両方の学生がいるということですか。これはたいへん面 白い現象だと思います。10 年間、先延ばしにして、政治の世界のようになっています。これからの学生のことは考えていないと思います。
薬学部は、基礎学問の場所としては存続は難しいでしょう。ほとんどの私学は、6 年制にふりかえて、臨床薬学というものをやって、医療に近いことを教えるのだと思います。東大薬学部などは学問の府になるでしょうが、他のところはどのよ うになるかはわからないようです。若い学生には、希望のもてない学問領域として、忘れ去られることでしょうか。
たぶん、現在、勤務されている教員の身分保証のために、経過措置がとられているとしか思えません。10 年もあれば、大体の教授は定年を迎えるでしようから。
薬学部や製薬会社は捏造デ-タを出すことが多いと、聞きます。このようになると、いつかは壊れてしまうのでしょう。彼らにとって、薬事法がたよりなのですが、行政改革のもとに、整理統合されていくのではないでしようか。



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アメリカの食料医薬品局 FDA に、製薬会社が新薬の販売申請をして、認可をうけて販売できるのですが、その安全性デ-タの 10 % 程度は、捏造といわれています。これは、学術的に確かな情報です。
しかし、日本の当局ではどのようになっているかは、統計デ-タはないそうです。かなりの量の捏造デ-タが混じっているという、観測があります。一度、認可されれば、そのまま販売されていきますので、追跡は不可能です。
これは、業界、学会などがひとつのまとまりで捏造デ-タを作成しているので、当局は追跡できないそうです。さらに、重要なことをお知らせしましょう。当局 者が申請デ-タを検閲するときに、捏造デ-タと疑わしきものをみつけても、関連研究機関で追試をして確かめることは許されないので、そのまま捏造デ-タで 新薬承認される仕組みになっています。学術論文審査もそのようになっています。
とくに、日本の当局は、担当者の人数がきわめて少ないので、捏造デ-タを発見することは不可能とも言われています。ただ、改善されているという話しも聞き ます。これからの、薬学部卒業の人は、当局に入って、このようなことを改善してもらいたいと思っています。当局者が業者に買収されて、捏造デ-タを見逃す という事件はほとんどありません。たんに、仕組みの問題なのです。国家的な問題になっています。
アルツハイマ-病治療薬アリセプトについても、このような疑いは相当まえからありましたが、現在追跡されています。
関連サイトへ



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電子メ-ルは厄介なものですね。私ども、科学者はそれほどひどいことは書きませんが、証拠にはなりますので、当局にハ-ドディスクをもっていかれますか ら、しかしハンマ-で叩き割ると、証拠隠滅になりますので、さらに厄介です。そうすると、電子メ-ルは書かないことです。といったら、世の中に生きていけ ないということになります。
民主党の永田議員が良いか悪いかということではなくて、エリ-ト官僚出身の人でも、だまされるようなワナがあったということです。この部分をえぐらないと 報道にはなりません。永田議員を自殺に追い込むのが、シナリオだったとおもいます。しかし、生き残ってしまいました。ライブドアの関係者の疑惑の自殺も毎 日報道されていますが、感情的なものの考えはやめましょう。未亡人がうろたえるばかりです。
ライブドア問題がなぜここまで尾をひいているのか、また、なぜ政党の存続などに大きく政界まで波及するのかを、見極める必要があります。国民には、さっぱりわからないのです。永田議員を自殺まで追い込まなければいけない理由があったのしょうか。本人も言わないでしょう。
永田議員本人が生き残って、物的証拠が残ったので、少しはわかるでしょうか。いずれ、小説で推理されるでしょう。わが身が大事であれば、ペラペラしゃべらないことです。

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最近のテレビでは、BLOG の使い方に関心が集まっています。日本では、企業が犯罪行為をしていたときに、それを隠蔽するために、それを察知した従業員を解雇したりするようなことがあるそうです。
そのようなときは、その人は自分の身を守るために、BLOG で告発しなさい。正当防衛。また、社会がその人を守ってくれるものと信じなさい。
今日は、キリスト教の説教師のようなことを言いましたが、確かに企業側はおののいています。日本の社会全体にて、情報公開が遅れているので、そのような社会の状態になるのでしょう。
ただ、若者が勢いあまって、乱暴な言葉をはくのはやめましょう。そのようなときは、彼女と居酒屋でいっぱいやったらどうですか。彼女のいない人は、すぐにつくりなさい。
自分は、化学者ですから、政治的なことや私的な問題をさけて、化学的な問題にとりくんでいます。BLOG は、日本人が自分の意見をどのように伝えるかということの、よい勉強の機会になりました。ここから、日本文化のひとつの流れができるでしょう。
BLOG が日本をいやおうなく変えてしまうものと確信します。





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量子化学などの理論的な研究は、大学のときに学んだほうがよいのですが、事情によっては、社会に出てから、勉強する必要に迫られることがあります。 ところが、いままでこのような仕組みはほとんどありませんでした。Gaussian 03 などのプログラムは高価ですので、これらを企業で購入しても成果がでなかったものでした。

このようなことで、わたくしは、有料にすることでサイトを立ち上げることにしました。リアルの世界ではこのようなことを長くやってきたのですが、受講者と顔をあわせないで、教育することができるでしょうか。 サイトをのぞいてみてください。 サイト

後記
今回では、ブログの HTML, CSS をカスタマイズしました。そして、この文章も HTML タグを使いながら書いています。恥ずかしい話しですが、当方は、INTERNET などに関して大学工学部の学生に教えていたのですが、ところが自分としてはブログを始めて 3 ケ月になりますが、このたびやっと調子がつかめてきました。 やはりブログアドバンスに入らないとダメでした。金は払うべきだと思いました。ペ-ジスタイルをカスタマイズをしないとエンジニアとしての血が騒ぎませんでした。後学のため。




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このたび、とりあえず、新しい e-learning site をたちあげました。 量子化学を幅広く広めようと思っています。応援してください。 ご連絡させていただきます。

Site http://www.emolec.com/
mail molecule@emolec.com

以上ヨロシク。




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薬学部や製薬会社の人たちの話しを聞いていると、ゲノム創薬という言葉がでます。
遺伝情報から、病気の原因をわりだし、その治療薬を考案しようということです。
しかしながら、これは、きわめて困難なことです。
日本ではタンパク質を X 線構造解析や NMR の測定から、レセプタ-の構造解析で、
低分子リガンドを利用してそのタンパクの生化学的働きを制御するという戦略は、
20 年も前からあったことだし、欧米ではみんな知っていることです。
日本ではなぜ今ごろ、こんなことをやっているのだろうか。

実際は、虚と実があり、企業は外国の VB と契約して、
ライセンス使用権を得るのがせきの山と思っています。
日本人に、独性的な研究ができるとは思わないのです。詳しいことは、
学会では言われていることですが、いくらブログとはいえ、ここでは述べません。
しかし、中には優秀な研究者がいるかもしれませんので、見守る必要があります。

2010 年ごろに、製品がでてくるという話しですが、そうすると、
現在は臨床試験をやっているはずです。
そのような話しはあまり聞いたことはありません。
外国から買ってくるのでしょう。業界では、導入といいます。



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