医療制度、薬事法などが一定しないころ、医者や薬剤師を信用しなかったという。がまの油売り同様の扱いだったという。イギリスの歴史でそのように書かれている。医者は映画の寅次郎のような評価だったようだ。
しかし、現在でも製薬会社のデータは捏造されているし、厚生労働省でも真剣に評価して承認・認可しているわけではない。医師や薬剤師も抗がん剤などの使用方法を理解して使っているわけではない。
このような状況で、薬害問題で簡単に国家賠償をするわけには行かないのだろう。財政にも限りがある。薬害問題は一定の割合で必ず起きる。つまり一定の人数で薬害で死亡するのだが、薬害として認定して国家賠償をするハードルを高くすることで、社会秩序を維持している。