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アルツハイマ-病治療のクルクミンは、脳内に生成しているベ-タアミロイドを溶解する機能があることは知られています。臨床試験も進められています。 世界的に注目されているサプリメントに成長しました。
とくに母親か妹が乳がんにかかっている女性にカレ-のスパイスのタ-メリックの食餌を与えると、確かに乳がんにかかるリスクは低下するということがわかっ
ています。タ-メリックの有効成分はクルクミンです。前立腺がんに対しても顕著な改善効果があることが知られています。アルツハイマ-病の治療効果が知ら
れる以前は抗がん効果について研究されていたのです。
このように抗酸化能をもつクルクミンは、医療用に使われているのは事実なのですが、早急に FDA 認可の医薬品として開発する計画はないようです。医薬品に開発するには
多額の研究資金が必要で、クルクミンの物質特許を取得することはできないので、さらに排他的な権利を得られないことから、仮にクルクミンを医薬品として販売しても利益を確保できないからといわれています。
このような状況なので、アルツハイマ-病や乳がん、前立腺がんの症状改善効果のあるサプリメントとしての利用で充分ではないでしょうか。サプリメント研究としては面白いことになりました。このような医療を自然選択医療と呼んでいます。
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イチョウの葉のエキスの血栓予防効果で認知症を改善することがわかっていまきました。イチョウの葉のエキスは、Ginkgo Biloba
とよばれ世界共通語になっています。ドイツでは医薬として使われていますが、日本では医院でも患者に処方されはじめていますが、制度的にはサプリメントまたは健康補助食品
の扱いになっています。
作用メカニズムとしては、血液内に存在している血小板活性化因子がはたらくのを阻害することで血液凝集物が生成しなくなり、その結果として血栓生成の抑制
になります。このことで脳血流が改善されるので、脳血管性のアルツハイマ-病や認知症の症状改善に使用されているのです。
問題は製品の安全性に関わる規格化ですが、米国では 50
倍濃縮された抽出物が使われています。ドイツでは医薬品として認可されているので製品規格は厳しく規制されています。日本では健康食品として扱われている
ので、規格は標準化されていないようです。米国製のイチョウの葉のエキス Ginkgo Biloba は、規格化されて安全性の高い製品です。日本に大量に輸入され使用されています。
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アセチルカルニチン acetyl-L-carnitine
は、アセチル基供給のはたらきとミトコンドリアの中に脂肪酸を取り込む機能をもちます。また、アセチルカルニチンは、Acetyl-CoA
の産生に寄与しています。この点で、アセチルカルニチンは、エネルギ-産生およびアンティエイジングのサプリメントで使われているのです。
また、アセチルカルニチンのアセチル基は神経伝達物質のアセチルコリンの合成に使われていて、さらに重要なことはアセチルカルニチンそりものが神経伝達物質になりうるという情報があります。
このようなわけで、アセチルコリンは脳の若返りに使えるサプリメントであると考えられていて、アルツハイマ-病の症状改善の用途も視野にはいってきました。アセチルカルニチンは期待される基礎的なサプリメントです。
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青春時代にうつになるのはごく普通ではないですか。わさわざ精神科に通うほどではないと思います。
彼女にふられたぐらいでオカシクなっているものもいました。ただ、大人になって、中高年になってのうつは怖いものがあります。治療しなければなりません。自殺願望に至ります。実行するかもしれません。周りのひとが止めてあげる必要があります。
女性が定期的にうつになるのはホルモンバランスが原因のようです。亭主のひともやりきれなくて離婚することもあると思います。子供は不幸になります。なんとかしなければなりません。
当方の友達でうつのひとがいましたが、そのことを言うと、逆に怒鳴られる始末で治療どころではありません。本で読んだのですが、精神科の外来で、患者が正
常であることを証明する診断書を書いてくれというひとがいるということです。正常であるということは証明できないので書けないようです。このような要望を
出す限りでオカシイのではないですか。精神科医もオカシクなっているということも聞いたことがあります。
当方は精神科医ではないのですが、うつ病の患者を治療するのは難しいのではないですか。本人が完全に落ち込んでいるからです。実際にうつに落ち込んで苦し
んでいた経験のあるセラピストに依頼するのがよいのではないでしょうか。日本にもプロのセラピストやカウンセラ-は多いと聞きます。
サプリメントや食餌でうつは改善できるようです。試してみてはいかがですか。精神を物質論で解決する方法もあります。どうですか。
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飼っていた犬が死んで、数ヶ月間落ち込んでしまったひとの話しをよく聞きます。典型的なうつ病です。うつ病は数ヶ月で立ち直る場合と、二年ぐらい立ち直れ
ない場合があります。女性の生理の直前にホルモンバランスの変化がおきるので、うつ病になるひとが多いのです。また、愛するひとの命日の日が来ると定期的に
うつ病になるひともいます。うつ病の原因はよくわかっていないようです。母親がうつ病の経験があると子供はうつ病になることが多いということです。女性は
男性に比べて二倍の割合でうつ病になるといわれています。統計的な数値です。
セラピストやカウンセラ-と呼ばれるひとの指導を受けて、うつ病から立ち直るひとも多いと聞きます。サプリメントを摂って立ち直ることも多いわけです。うつ病の治療に 5-HTP が効果的なのは、セロトニン補給のはたらきがあるからで、脳
内の化学物質のセロトニン不足がうつ病の原因になることがわかっているからです。魚油でオメガ 3
脂肪酸を摂るのもよいそうです。精神科医やカウンセラ-の人たちは、とかくサプリメントの効果についてよく知らないようなので説明してあげる必要があるよ
うです。
短期的にうつ病に陥っても、またすぐに元気になることが多いので、病気と考えないこともあります。ただ、その期間は落ち込んでしまっているのです。今はまだ冬ですが、冬になると日が短くなるので、うつ病になるひとが多いようです。
サプリメントも多く開発されてきています。積極的に活用してみたらいかがですか。
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米国の権威ある調査によると (2000-2001
年のデ-タ)、米国の大人とインディアンにうつ病患者が増加していることがわかりました。とくに、女性、低所得者、別居、離婚、未亡人の人たちに患者が増
えているということです。アジア系、ヒスパニック系、黒人はリスクの低下が見られていることがわかりました。アルコ-ル中毒、および依存症や他の精神障害をかか
えている患者が増加していることもわかりました。アルコ-ル中毒、依存症とうつ病を併発している患者が特に増加していることがわかってきました。
子供より中年の大人の、45--64 才の人たちがうつ病に陥いるリスクが高くなっています。女性のうつ病は、男性の 2
倍の数になります。問題なのは、うつ病の半分のひとが死にたいと思っていて、1/3 のひとが自殺願望をもっていて、統計的には 8.8%
のひとが自殺を実行するということです。うつ病のひとの 14.1% がアルコ-ル中毒、および依存症になっていると報告されています。また、26%
のひとがニコチン中毒なっているようです。これは、米国の統計でした。日本でも同じような状況ではないでしょうか。うつ病の治療は国家的な問題になって
くるでしょう。深刻な社会問題になりました。
米国ではうつ病改善のサプリメント、5-HTP, Sam-e が大変売れていると聞いています。精神科医の治療を待たずに、セルフメディケ-ションの方が安上がりということです。国家経済を助けているといわれています。
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非ステロイド系抗炎症剤 NSAIDs
とは、プロスタグランジンの合成酵素のシクロオキシゲナーゼ(COX)の反応を阻害し、痛みを誘発する物質の合成を抑制して抗炎症作用を示すほか、鎮痛作
用、解熱作用、抗血栓作用などの効果があります。代表的なものは、アスピリンで解熱鎮痛作用で広く利用されているものです。
しかし、非ステロイド系抗炎症剤は、プロスタグランジンの生合成を抑制するため、副作用がみられます。消化管粘膜障害や血小板機能障害、腎機能障害のほか
に、胃腸障害が最も多く、NSAIDs 服用者の 20% ほどに認められています。COX2 選択的阻害剤は悪玉の COX-2
のみを選択的に抑制するため、副作用が少ないと考えられています。
このように非ステロイド系抗炎症剤の副作用は避けがたいので、定期的に血液検査(末梢血・凝固・肝機能・腎機能など)を行うことが必要といわれています。
以上は非ステロイド系抗炎症剤の説明でしたが、Serrapeptase
という蛋白質分解酵素も抗炎症効果をもつもので、特徴が対比されているところです。抗炎症効果のほかにプラ-クを溶解するキレ-ション効果があるところが特徴に
なっています。Serrapeptase はサプリメントで臨床研究が盛んになっています。利用価値が高いサプリメントです。
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Anti-Cancer Diet
抗がん効果のある食餌が知られています。果物や野菜にはベ-タカロチンが含まれているので抗がん効果があるといいます。赤い肉より野菜食の方がリスク低下
になります。ハチの巣から獲れる Propolis は、がんになるリスクが低下するといわれています。大豆の成分に Genistein
がありますが、これの抗がん効果は広く知られていて、特に乳がんの改善予防効果があるといわれています。そのほか、カレ-粉のタ-メリックの成分のクルクミンは、前立腺がん改善効果のあるサプリメントも
知られています。そもそもは抗酸化能をもちますが、アルツハイマ-病改善にも利用されてきました。
脂肪を摂るのに不飽和脂肪酸で、オメガ 3, 6, 9 脂肪酸を含んでいる亜麻 Flax を摂るとよいそうです。飽和脂肪などはがんのリスクが高くなるといわれていて、摂ることは避けて下さい。
ただ今日では、植物成分のうち抗がん活性のある物質を濃縮したサプリメントが開発されています。食餌では抗がん物質が効率的に摂れないのでサプリメントで
の摂取が勧められます。たとえば、亜麻の種の部分から採ったオメガ脂肪酸のサプリメントは、多くの用途で使われています。 Flax seed oil
といわれています。
抗がん効果のある植物成分を多く摂ることで、がんのリスクを低くして長生きしたいものです。がんリスクの低下と、がんの治療効果と取り違えることが多いので注意したいものです。
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動脈硬化から血小板が凝固して血栓が生成し、脳梗塞や心筋梗塞に至ります。死に至ることもあります。重い後遺症に苦しんでしまいます。このプロセスを止めるには、血栓の生成を抑制したいものです。
抗炎症効果などで古代から使われていたという伝統医薬のショウガ Ginger が、血栓の生成を阻害することがわかりました。血小板が活性化しないようにすれば血小板凝固が起こらないからです。これは、血小板活性化阻害効果といいます。
このように、日本ではカツオのタタキでショウガは大量に食べているので、血小板活性化阻害効果サプリメントの栄養補給は大丈夫でしょうか。ショウガを食餌しない習慣のひとは、サプリメントの摂取が必要です。
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日本でのアンチエイジングは美容という観点で広告を出しているようです。女性はいつまでも若くいたいし、肌もみずみずしい状態に保ちたいし、シワが出ない
ようにしたいし、体の表面的なアンチエイジングについて注目されています。例として、抗酸化能サプリメントの CoQ10
は、化粧品のように店頭に置かれています。実際は CoQ10
は、さまざまな役割をもっているサプリメントなのです。心臓血管系に効果的な作用をもっています。議論の余地がある研究領域です。
重要なのは、われわれの生体の細胞や組織レベルで老化を防ぐことです。酸素呼吸をしている動物は常に体内に酸素を取り入れています。その酸素によってフリ
-ラジカルが生じ、細胞レベルで酸化反応が起きてしまい器質的な劣化または老化が起きてしまいます。これにともなって、正常だった生体内化学反応が機能し
なくなり病気が発症するものと考えているのです。成人病といわれるものです。
病気になれば、医薬品や手術で治療しなくてはならないのですが、そこに行くつくまでに病気の状態を予防または改善しておきたいものです。そのためのサプリメントは多く開発されています。
地球上には人間の文明社会は数千年に及んでいますが、薬草のようなものは伝説で残り、現地の人々により受け継がれているものもあります。このような情報を
やきなおそうとしています。伝統医療です。期待できるでしょうか。知らず知らずに現代でも使われている成分は多いのです。古代では、王様一族の延命、子孫
繁栄目的などで薬草などは開発されていたようです。
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日本ではサプリメントのショップがあちこちに出来てきました。米国とはすこし事情が違うことは確かです。保険制度の問題もからんでいます。日本人は若さをたもつことに関心を持ち始めました。
がんはもとより、アルツハイマ-病、痴呆症、脳梗塞は年をとってくると発病してきます。若年性の場合もあります。視覚の衰えやうつ病も年をとると発病が多くなります。生体の機能が
年をとって老化してきたことが原因と捉えられています。ただし、遺伝的な病気の問題は除外いたします。確かに遺伝による原因も多いかと思います。サプリメ
ントでは遺伝病については取り扱わないことになっているのです。
結論的にいいますと、年をとらないように肉体を改造しておけば、病気になりにくくなるという考え方です。米国的にいえば、医者にかからなくてすむので、医療費のコスト削減ということになります。
そこで、若さを保つサプリメントは一般的にいうと抗酸化能の機能をもつのですが、このようなサプリメントが抗がん効果のサプリメントにも使われてきている
のです。発がんのメカニズムが正確にわからなくて防止が出来ないときは、抗酸化能サプリメントで対処しているものと思われます。
年をとってくると免疫機能が衰えたり、生体内酵素反応が劣化したりして、血管内にプラ-クや凝集物が沈積したりすると血栓が生じて、脳梗塞や心筋梗塞にい
たります。脳循環が滞ると、アルツハイマ-病や認知症が発病します。このように血液循環を改善するサプリメントは多く開発されています。伝統医薬や食餌から由来しているものが多いのです。健康食品として知られていたもの
です。民間療法から発展してきたものもあります。たいていは医薬品としては認可されていないものです。
サプリメント摂取の目的は、年をとってきた生体の若さを再びとりもどすことにより、病気になりにくい若い体の状態を長期的に維持することにあると思いまし
た。だから、健
康な若いときはサプリメントは必要ではないこともあるのです。しかし、ビタミンやミネラルなどは若いときから不足してはいけないものです。
若年性アルツハイマ-病
は特殊な病例と考えてよいと思います。このようなときは医師の治療が必要になるのです。徐々に体の機能が老化していくときは、サプリメントで老化をストッ
プさせるしかないのです。可能であればのことです。米国の医師や専門家は、そのためにサプリメントの素材を伝統医療や食餌成分の解析から探し出しているのです。
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関西テレビがどの程度品がよいか悪いかは判断できません。筆者は関東人なので関西系の番組は見ないようにしています。番組が品が悪いかではなくて、番組を見て納豆を買いにいったひとの方が品が悪いのではないですか。
最近の問題で、納豆が体重減少効果があるということでテレビ番組で話題にしたら、デ-タ捏造と騒がれていました。
日本では体重が減少されることをダイエットといっていること自体に危ないところがあります。食餌のことをダイエタリ- Dietary
といって、何も体重を減少させることを意味しないのです。Dietary supplement
は、日本でいうサプリメントのことです。番組の企画自体が危ういところがあったので、番組が構成できないままに放送してしまったのではないですか。番組サ
イドのような立場なのです。
引退した関取の水戸泉というひとは、子供のころから納豆ばかり食べていたそうで、あれだけの体になったそうです。ダイエットとは思えません。
筆者は納豆が好きで、毎日食べています。すし屋では納豆巻きを頼んでいます。米国在住のときは納豆を切らしていたので苦しい思いでした。体重の増加減少と
は関係なかったようです。しかし、納豆に体重減少効果があるとはどこの文献にも書かれていません。番組の内容はウソでした。
もともとはお笑いのような番組なのに、まじめに考えるのはやめましょう。テレビ番組などはほとんどがフィクションなのではないですか。ニュ-ス番組も真実を放送しているか確かめようがないのです。特に戦争については。当方はアナ-キストではありません。
この話しはこれでおしまいです。
ただ、納豆についていえば、ナットウキナ-ゼに注目してほしかったです。実は当方はサプリメントのプロフェッショナルなのですが、納豆には体重の減少効果はないでしょう。
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車のタイヤも古くなると空気中の酸素で酸化されて走行中にバ-ストを起こすことがあるという。タイヤの場合は老化とはいいませんが、劣化という言葉を使います。
生体も酸素やフリ-ラジカルに細胞レベルで酸化されています。常に老化しているわけです。老化を防ぐことをアンチエイジングといいますが、当然のことなのですが、抗酸化能サプリメントがこの目的のために利用されています。
一番身近な抗酸化能サプリメントは、ビタミン C
です。ジュ-スで飲むのが普通ですが、濃縮して錠剤にしているものはいつでも摂れるサプリメントです。そのほか、アルファ-リポ酸もあります。サプリメン
トの広告をみているとアルファ-リポ酸についてが大変多いようにみえます。子供のころから、ビタミン C を大量に摂り続けるのもよいでしょう。
ただ、抗酸化能サプリメントを摂って、どの程度若返るかを定量的に測定しにくいのが現状です。若返りの判定が任意性が強いので科学的デ-タになりにくいの
です。このようにアンチエイジングの物質は医薬品には容易には認可されないでしょう。とりあえず健康食品でよいのではないでしょうか。
年をとると視覚や視力が衰えてきます。網膜の酸化による障害ともいわれています。脳の血液循環の悪さも影響しています。その他の原因もあるでしょう。抗酸化能と血液循環の改善サプリメントが必要になります。網膜の抗酸化にはルテインがよいでしょう。
老齢化した肉体を若がえさせることより、現在の若さをキ-プすることの方が容易ではないでしょうか。若いときから抗酸化能の食餌やサプリメントを摂っておくべきです。
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日本語では健康食品という言葉は古くから使われていました。たとえば、キノコなどの成分には免疫活性機能がありますから、病気になりにくい、あるいは回復
が早くなるというメリットはあるでしょう。ただし、医薬品としての臨床デ-タはそろえられないので健康食品と呼んでいるのです。キノコの全部が健康に良い
のではなく有効成分は一部です。キノコの一部を取り出して濃縮すると、あたかも薬のような薬効が出てきます。これはサプリメントと呼んでいます。マイタケ
D 分画などは知られています。抗がん効果があるといわれていますが、医薬品としての認可はありません。
健康食品は自然に存在しているので有効成分は希釈されているのが普通です。効率よく有効成分を摂るには、濃縮する必要があるのです。これはサプリメントと呼ばれます。米国では医薬品にきわめて近いサプリメントが量販店で医師の処方箋無しに購入することができます。
このように健康食品とサプリメントはきわめて近い関係にありますが、医薬品とは法律上の区別があります。厚生労働省の当局の認可を受けなければ医薬品と呼
んではいけないことになっています。薬事法という法律があります。医薬品は病気を治療する目的で使用されるので、安全性や副作用の情報は厳しく管理されて
います。ひとをだますような情報を流布することも禁じられています。
しかし、健康な体を維持するには食餌は大切です。体の健康に寄与する成分を多く含んでいる食材を求めるのは自然なことです。がん患者が抗がん効果のあると
いわれるサプリメントを積極的に摂ることも自然なことです。ここで、健康食品やサプリメントの正確な情報が必要になるのでしょう。
捏造デ-タを公表したら科学者としての立場は失います。社会的な厳しい制裁が待ち受けています。しかしながら、非常に多くの捏造デ-タが公表されてひとびとをだましていることも現実です。
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非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs: Non-steroidal anti-inflammatory drugs)
で、抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有する薬剤は、疼痛、発熱、炎症の治療に用いられます。アスヒ゜リンは代謝されるとサリチル酸になりますが、サリ
チル酸は抗炎症効果をもちます。
たとえば、代替医薬として Serrapeptase
があります。蚕の小腸の微生物から取られたもので、抗炎症効果をもちます。蛋白加水分解酵素ですから、血液凝固物を溶解させるはたらきがあります。更に、キレ-ト効果がありますから、カルシウムをトラップするので動脈のプラ-クを溶解するはたらきがあります。他
の抗炎症薬はプラ-クの溶解作用はないので、Serrapeptase はひとつの利点を持ったことになります。
このような Serrapeptase は、alternative medicine 代替医薬といわれています。Serrapeptase
自身は医薬品として認可されているわけではありませんが、同等に扱われているのです。当局より認可を受けるということより、患者に対して改善効果を適用す
ることが大事なのです。
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