米国の西海岸で調査されました。大手の化粧品会社の製品で、化粧品に配合される精油は天然100%ものではないようだ。それは化粧品は大量生産するので原価の安い精油が必要だ。流通量が確保される必要があります。季節によって生産量が変化する精油は使えない。3年以上の品質保持が求められるので酸化されにくい精油が欲しい。化粧品は医学的効果を求める製品ではないので、品質改良した植物から採った精油でも間に合う。
ラベンダーの品質改良されたラバンディンが広く使われているという。ラベルはラバンディンではなくラベンダーになっているという。ラバンデンは交配されたラベンダーもどきの新種の植物から採られた精油です。消費者はラベンダーと思って購入してトラブルになっているという。ラバンディンはラベンダーの2倍以上の量が流通しているという。
日本でも同じようなことになっていると思う。日本に輸入した精油をロット番号ごとに品質管理しないと、化粧品製造業者が騙されてラバンディンを買わされているのかもしれない。大元はフランスにいるとの噂もあります。
米国の世界的大企業の化粧品会社は日本にも支社があります。世界中に流通させるので天然100%物の精油を使っていないことは予想できました。しかし、そのように分析結果が出ています。ある程度のいいわけが用意されているのでしょう。
化粧品に精油が配合されていても、それはアロマテラピーではないということだ。消費者の認識が必要なのだ。
