中国では今日が「春節」で、新年が始まります。
旧暦なので毎年日にちが変ります・・・去年は2/3、今年は1/23、来年は2/10です。
何故だか、春節までは前の干支のままだそうで、今年の1月22日までに生まれた人は兎年です。
春節の過ごし方は各地方で違いますが、共通しているのは春節1週間くらい前から大掃除をし、入口に福字 (fuzi24)や春联 (chunlian12)等を貼ります。
生活用品を新しい物に取り換え、新年に着る衣類を購入します。
日本の大晦日に当たる(除夕 chuxi21)に食べる「年夜飯 nianyefan244」と呼ばれる食事と新年に食べる食事を準備します。
東北地方では、ほとんどの家庭が餃子を作って食べますが、運占いの為にいくつかの餃子に綺麗に洗ったコインを忍ばせます。
餃子からコインが出てきたら1年間ラッキー!?
明けましておめでとう!に当たる言葉は、「新年好 xinnianhao123」や「恭贺新禧 gonghe14 xinxi13」
「新年快乐 xinnian12 kuaile44」
中国にもお年玉があり「压岁钱 yasuiqian142」と言います。 相場はいくら位なのでしょう?
春節の前の晩から、何処の地方でも爆竹を鳴らし花火を上げます。
島でも私たちが帰国する頃から道路脇にテントが設えられ、臨時爆竹&花火販売が始まっていました。
体験してみないと分からないことですが、まるで戦争でも始まったのではないかと思う程の賑やかな音が鳴り響きます。
新年には他に元宵節(旧暦1月15日 新年初めての満月の日)があります。
元宵節の夜には、色とりどりの灯篭を掛けたり、もち米から作られた元宵yuanxiao21(餡の入った丸い団子)を食べたり、飾り提灯に書き張られたなぞの文句を解き明かしたり、花火を楽しんだりする習わしが伝えられている。
とりわけ、団らん(团圆 tuanyuan22)の発音に通ずる元宵は一家団らんとの願いが込められ、人々の何よりもの美味となった。
地方出身者はこの時も家族と一緒に過ごしたいので春節を入れて3週間の休暇を取る人が多く中国はこの時期人手不足になるそうです(春節休暇で帰省した人が帰ってこなかった等の話も聞きます)
私たちは大連の春節しか知りませんので、各地の春節を巡ってみたいと思っているのですが、皆さんもご存知のように地方から出てきている人たちの民族の大移動並の帰郷ラッシュで切符が手に入りにくいのです。
でも、都合が付けば来年の青島の春節を体験してみたいと思っています。
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