goo blog サービス終了のお知らせ 

もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)

年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。

HAZAN その2 冒頭シーン

2004-10-10 15:47:12 | 実在する人
HAZANのつづき。ちなみにこの作品のDVD、ビデオは
10月23日発売<>ですが、TSUTAYAのHPを
見ても販売にはあるものの、レンタル欄にないので、販売のみ
かもしれません。

さて、主演の波山を演じるのは榎木孝明(えのき たかあき)
武蔵野美術大学デザイン科(陶芸専攻)だったそうで
なんともピッタリ。さらに映画ではデッサンをする場面
が多々あるのですが、『アジア各地を中心に世界の風景を
描き続けている。画家としてのファンも多く、美術への造詣も深い。』
とのことで 、これまたピッタリでした。

ではいよいよ冒頭のシーン(記憶違いがあればご容赦を)

後援、茨城県など製作団体の名前がでたあと暗転。

小さく力強い炎がぽっとあらわれ、これが生き物のように
広がり、画面を覆う。
炎は四角い窓から噴き出す炎に変わり、その窓に薪が
くべられてゆく。カメラがひいてここが窯場であり、ふたりの
人影がテンポよく薪をくべているのが分かる。一箇所から薪を
くべているので、のぼりがまか?(斜面につくられ、下部に焚き口、
上部に煙出しがある)焚き口の炎だけが明るい。深夜か。
少し離れて座り炎を確認するように興味深く覗きこんでいる
学生服の男子ごろく人。その中央に、白の上下に、ストライプの
ネクタイ、いかにもハイカラな男が背筋を伸ばして座っている。
端正な顔だちが炎と重なる、のちの波山、
石川県工業学校陶磁科の教員。

焚き口の炎、椅子で眠ってしまった学生たち、波山はひとり
立ちあがり窯へとちかづいてゆき、炎のゆらぎを見つめる
炎は波のようで、見ているとその波に引きこまれそうな
気分になったところで、メインタイトルが躍動感のある習字で
あらわれる『HAZAN』。

ではまた、次は決意を妻に伝える場面の予定です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。