こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

リスペクト

2016-01-05 11:13:41 | 日記

新聞赤旗の新年号は志位委員長と中野晃一・上智大教授の対談で、とても刺激的な内容です。

中野さんは、戦争法反対の運動の担い手について、長年、平和運動や護憲活動をやってきた人たちを「敷

布団」に、「学者の会」やシールズ、ママの会などの活動を「掛け布団」と例えました。そして共産党の

ネット番組で、「夏はあまり掛け布団いらず、敷布団だけでも寝れるが、冬は暖かいかけ布団があるとう

れしい。敷布団がしっかりあって断熱してくれるから、上の羽毛布団があれば暖かい」と、敷布団に敬意

を表し、二つの連携のすごさを指摘していました。志位さんは、昨年の市民革命ともいえる国民の自主的

自発的立ち上がりにこたえ、与党に代わる野党の協力・連立政権をと協調し、中野さんもそれしかないと

応えます。

中野さんは、今後の広がりを作るうえで、自分たち

の側に「正しいメッセージもっているから伝わるんだ」のあるおごりがないか?それに対して起ち上がっ

た学生たちは、「自分たちの声なんて聞いてくれるだろうか?」から出発し、そして伝えたい相手に敬意

(リスペクトの気持ち、主催者が主権者に語りかけるフラット(対等)な運動でありたいし、あんたも

考えて動いてくれの姿勢があると語ります。常に正しい答えをもっていて説教しているようなところがあ

るのではないか?共産党もやっていると思うが、もっと謙虚に力を傾注してほしいと要望しました。こ

のフレーズに、ガ~ンときました。

志位さんは、党の旗開きの挨拶でも触れ、市民運動の方々が「伝えたい相手への敬意をもち、徹底的に同

じ目線で、主権者に語りかける努力をしている」、私たちも学ぼうと呼びかけました。

自分で思考することは、自分でしかできません。自分の言葉は、自分でしか語れません。なぜなら、そ

れが僕が僕であり、あなたがあなたであり、君が君である理由だからです

この70年間、日本が戦争せずに済んだのは、ずっとこうやって闘ってきた人たちがいたからです」

「偽りの政治は長く続かない。そろそろ、終わりにしましょう。そして、新しい時代を始めましょう」  

(いずれも、「民主主義って何だ」からの抜粋です)

結構、自分で考え、自分なりの言葉で話しているつもりですが、それ以上に、相手を思い、相手にそう

だ、一緒に歩こうとしてもらえるように、自らの姿勢と言葉にみがきをかけなきゃと痛感する新年早々の

記事です。