カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

球界再編問題「最初から感情論に決まってるじゃねーか。」(追記してます)

2004年11月30日 07時02分58秒 | ☆提言・苦言・球界再編
この記事を書くのは長い間ためらっていました。時間がかかりそうなのと、上手く書ける自信がなかったからです。
よって言いたい事がうまく伝わるかどうかわかりませんが、勢いでたたきつけますんで、良かったらお付き合いください。

僕がずっと言いたかった事は、プロ野球再編問題に際して「ファンは感情論でものを言うな。現実的に合併・球界縮小はいたしかたないだろう」というご意見に対する反論。

僕の乱暴な意見を言います。
「最初から感情論に決まってるじゃねーか。説明責任を放棄したプロ野球経営陣は、感情論を逃げ口上に使うな。『感情』を『勘定』し、得をしてきた事実を無視するな。」


ちょっとした実験をしますね。
皆様は以下に書いた企業名から、ご自由にイメージを膨らませてください。
いわば連想ゲームのようなものです。

○京 阪
○山 陽
○近 鉄
○阪 神
○小田急
○京 王
○西 武
○京 成
○東 武

●伊藤ハム
●日本ハム
●丸大食品
●グリコ
●ロッテ
●森永乳業
●ダイエー
●イトーヨーカドー

これら企業名を口に出して生じるイメージ。
プロ野球ファンなら、「近鉄・阪神・西武・日本ハム・ロッテ・ダイエー」に差し掛かったときにある種の豊かな感情が湧き上がってきませんでしたか?
その「豊かな感情」こそが、プロ野球経営陣が莫大な金額を毎年投下する対価として得ていた「感情」です。
(近鉄やダイエーに関しては今となっては微妙ですが…)

再編騒動で地に堕ちた感のある「オリックス」という企業名も、かつては阪神大震災で被災した神戸の人々にとって勇気を与えてくれる神々しいイメージでいっぱいだったはずです。
少なくとも球場に足を運び、ブルーウェーブの球団発行誌を購読していた僕としては、いまだに当時の好ましいイメージは完全に捨てきれないんです。

ちゃんと「ファンの好意的な感情」という対価は得ているんですよ。
経営陣だって、いろいろといい思いをしたはずなんです。
先に挙げたような企業イメージの底上げはもちろん、公の場でも私的な場でも。
「ライオンズおめでとうございます」「オリックス、調子いいじゃないですか」とか言われて「いや、ありがとう」なんて笑顔で答えるのは気分が良かったはずです。
経営陣も、その社員も。
そりゃ、いいことばかりじゃないでしょうが…。

応援させといて、好意的な感情を抱かせといて、「もうからないから」という理由で無責任に感情を踏みにじるから、大騒ぎになった。
「感情論で子どもじみたことを言うな。経営が苦しいんだ」といわれても、「子どもみたいな感情で応援してくださいと言っていたのはそっちだろう」と僕は言い返したくなります。
本当に子どもじみて無責任ですがね。

たしかに現在のパ・リーグとセ・リーグの経済的な格差は見逃せません。
一部の球団だけが好意的な感情を得ることにプラスして莫大な利益まであげているというのはどこかがおかしい。
工夫は必要です。
それこそぶち壊してもう一度つくり上げるぐらいの覚悟を持って。

今季の再編問題の最初の頃、各経営陣はなにもぶち壊す覚悟がないことがあからさまだった。
いや、リーグや球団をぶち壊すってことじゃなくて、その原因となっている「読売依存の状態」をぶち壊す覚悟が。
そこに頼っている以上、「読売こけたら皆こけた」状態になる。
それはやっぱり危険すぎますって。

ファンの中にも「感情論に走る気持ちはわかるが、まず球界縮小して、1リーグにして、格差を縮めることこそ現実的」という意見がありますが、僕はそう思わない。
ミクロな視点で考えれば良いかもしれませんが、マクロな視点で見れば危険極まりない。
リーグの問題はともかく、球団数の縮小は野球文化の縮小を意味します。
その件については、再編問題の当初(6月)に記事として書きましたんでそちらを参照してください。

プロ野球は企業活動かもしれませんが、ひとつの立派なスポーツ文化なんですよ。
それこそ世界に胸をはれるレベルにある、歴史あるプロスポーツ文化です。
損得勘定もいいが、それに携わってるという覚悟と誇りは経営陣になかったのか?と問いたい。
例えば甲子園の高校野球を視察にくるメジャーリーグの関係者などは、まずそのレベルの高さに驚くと言います。
現時点でプロ野球12球団は国内の野球文化においてその頂点なんですよ。
企業としてそこに関わることができることに、もっとプライドを持ってもらいたい。


で、話はちょっと変わるのですが…

僕は再編問題に際し、一貫して「選手会」を応援してきました。
ただ、「選手会」が全面的に正義だったなんて思っていません。

再編問題・特にストライキ突入に際して我々ファンの多くが全面的に選手会側を支持したのは、いわば「政党」の趣旨に賛同して、乗っかり、一票を投じたようなものだった思います。

我々が衆議院や参議院の選挙で自分達の望みや欲望を一番かなえてくれそうな政党に一票投じるのと同じことです。

だから「未来永劫選手会を応援する」とはいえませんし、政党と例えるなら批判すべき部分だって数多くあるということ。
ファンに選ばれたといえる「選手会」という政党の真価が試されるのはこれからです。

とりあえずちょっと前(11月26日)のサンスポに掲載されていた横浜・多村選手の契約更改に関する発言には腹が立ちました。

横浜・多村が25日、代理人同席で契約更改交渉に臨んだが、条件提示には至らなかった。10年目の今季、球団で日本人歴代最多となる40本塁打に加えて、打率.305、100打点と自己最高の成績をマーク。年俸3700万円から、最低でも1億円を希望し「大台にいかない理由がない。出さないと球団が恥ずかしいと思う」と強気。高木チーム運営部長は「査定では大台にいかないが(増額の)幅はある」と説明した。
厳しいことを言わせてもらえば、「んなもん一億行く方がおかしい」。

チーム成績が最下位だったうんぬんは、まあいい。
やっとまともに一年間仕事したからって、「一億出さないと球団が恥ずかしい」なんて言ってる多村選手のほうがよっぽど恥ずかしい。

多村選手がどれだけのお客を球場に呼べたのかどうかは知りませんが、現実問題として、選手も今はプロ野球の経営について考えるべきとき。
「自分を通す」というのが彼の高校時代からのキャラクターだったそうですが、発言があまりに自分本位というか、時代の流れを読まないというか…。

同じ横浜の佐伯選手が「球場料金の値下げ」という前代未聞の条件をぶちあげてFA交渉したのに比べると、心構えが雲泥の差です。
(ただし、この報道だけで判断しています。実は前後の発言などがカットされていて誤解を招くような報道になっているだけだとしたら、多村選手に対して心より謝ります。)

今季のプロ野球で一番お金を貰うべき人間は古田。
そして、SHINJO。

古田は未来への手がかりを。
SHINJOは夢を。そしてプロ野球の面白さと華やかさを。
我々ファンに与えてくれました。

ただ繰り返しますが、僕は未来永劫選手会ならびに古田選手会長(いずれ交代するでしょうが)に「一票」を入れ続けるつもりなどありません。
むしろ「一票」入れたファンに対する恩をどういった形で返してくれるのかにプロ野球の将来はかかっている。

全てのファンは見ています。
公約破りは政党としてご法度です。
真価が試されるのはこれからです。

うまくやれば、プロ野球はうまくいきます。
少年の瞳と大人の知恵をもってすれば、きっと…。



再編問題はまだまだ終わってなんかいませんので、この総括のようにみえる記事もあくまで途中経過。
また、チーム名に企業名をつけた「企業スポーツ」の是非自体については論点がぼやけるので語っていません。

論旨の破綻や矛盾があるとおもいます。
ものすごく子どもじみた「感情論」な内容ですから。

ツッコミをいただいたら、謝りながら訂正・加筆していきたいと思います。


【追 記】
ていうか、どこに入れればいいのかわからなかったのでここに書いておきます。

「プロ野球からの身の引き方」というものも大事だということ。

これはクイズなのですが、今年最初までのプロ野球界において最も最近「身売り」を経験したチームはいったいどこでしょうか?

「南海→ダイエー」となったホークスや、「阪急→オリックス」となったブルーウェーブと答えた方はいませんか?

正解は「横浜ベイスターズ」です。

それこそライトな野球ファンの方なら気付かないぐらいの、段階的ですみやかな身売り。
ホエールズ時代からの親会社だった「マルハ」の身の引き方は、ファンに余計な負担を無理強いすることのない鮮やかなものでした。
こういった「身の引き方の勉強」も、実は大事なんですよね。

そういえば過去に大阪近鉄バファローズが球団名を「大阪バファローズ」にするという構想を打ち出した際に「身売りする気か!?」という各方面からの批判があったことを思い出します。
我々ファンも今年はいろいろと勉強しました。
未来と発展へつながる身売りなら、それは歓迎すべきなんじゃないのかということを。 

石毛氏の四国独立リーグに物申す。プロ経験者を受け入れない理由がわからん。

2004年11月29日 03時14分50秒 | ☆提言・苦言・球界再編
久しぶりにマジメな記事をアップしたくなりました。
またまた「ば○こう○ちの納得いかないコーナー」・giants-55選手からいただいたトラックバックがきっかけになっています。
いつもながら、ありがとうございます。

その55選手の記事はこちらです。

「石毛氏に不安を感じる四国独立リーグ」

以下にその一部を引用させていただきました。

様々な不安要素が存在する中で、一番の不安点、それこそこのリーグ構想の存亡にも関って来ると思っているのは、石毛氏の存在そのものだと個人的には思っている。
詳しくはリンクを貼らせていただいたので是非そちらで読んでいただきたいのですが、実はぼくも石毛氏の四国リーグ構想(ていうか、実現間近)には、ずっと疑問を抱いていたのです。
球界に久しぶりの明るいニュースといえそうな四国リーグについて、このブログで積極的に取り上げなかったのはそのせいなんですよ。
ちなみに四国独立リーグの公式ホームページはこちらです。

以下は55選手の記事に僕が残したコメントの引用です。
実は僕もブログでは触れてないんですが、この四国リーグには懐疑的なんです。
というのも、「プロ経験者を受け入れない」という部分がどうもずーっと引っかかってるんです。

今では社会人野球でもプロからの出戻りを受け入れる時代に、なぜわざわざプロ経験者を排除するのかわからない。

プロとアマの垣根がまだまだ残る現在において、プロ入りを目指す若者とプロ経験者の貴重な体験の融合はものすごく意味のあること。

それを排除する理由がプロ野球にある種の「恨み」をもつ石毛氏の個人的な判断に基づくと仮定するならば、残念としか言いようがありません(あくまで仮定ですが…)。

最後の段落に関しては、giants-55選手の記事内容に関連した部分です。
55選手が言うように、石毛氏が「過度な自己顕示欲と権力欲」を持ち、そんな彼の個人的なプロ野球へのリベンジが自由な発想を妨げているのだと仮定すれば、結構いろいろとつじつまが合うから不思議です。

さて石毛氏の人間性に関する部分はひとまず置いておいて、僕の意見にどんどん補足をしていきます。

僕が石毛氏の構想を聞いて、一番おかしいと思ったのは以下の部分。
先に紹介した四国独立リーグのページにあったプレスリリースから抜粋します。
当リーグの目的は、プロ野球選手となることを夢見ている若者にチャレンジのための育成の場を提供することでありますので、所属対象となる選手は原則として、年齢が17歳から24歳の若年層を予定しています。

そしてトライアウトに関する募集要項の方にははっきりと書いてあるのですが、「NPB経験者は参加不可」なのです。

新聞でこの独立リーグの趣旨を聞いて僕が真っ先に思ったのは、実は「育成」と「興業」を同時に成功させるにはプロ経験者の受け入れが不可欠なんじゃないのかということ。 

元プロ野球選手がもつ貴重な経験を、指導者としてではなく「同じ選手」という立場で、将来プロ入りを目指す若者に伝えていく事こそが今の野球文化に最も欠けている部分だと僕は思う。
それが実現するせっかくのチャンスをわざわざ最初から放棄してしまう理由がよくわからないんですよ。
(正直に言います。「元オリックスの選手であふれかえりそうだから?」なんていうイジワルな妄想もしてしまいました。) 

同じグランドで汗を流し、夜にはチームメイトとして飲みに行き、「オレも若い頃ああやっておけば、もっと活躍できたのになぁ」などといったたわいもない話をする。

若くしてクビになった元プロでもいい。
一時代を築いたことのあるベテランの元プロ選手でもいい。

プロ入りを目指す若い人材にとって、元プロ野球選手というのはその存在自体が「野球上達へのヒント」の固まりのはずなんです。

また興業の面からいっても、元プロ野球選手が背負っている「物語」を読み解いて観客は熱くなれるはず。
莫大な給料を払わずとも、「独立リーグでもいい、俺は大好きな野球を少しでも長く続けたいんだ!」という元プロ選手が来てくれると思うんですがね…。
そういった選手は我々プロ野球ファンも応援し続けたいですし。

さらに言えばプロ経験者を受け入れていれば、「再びプロへ戻る選手」が必ず出てくると思いますよ。
ライオンズの小野 剛投手(読売01年ドラフト7位→イタリアリーグ03年→西武04年テスト入団)や、ファイターズの渡邊孝男捕手(高校→西武92~00→サンワード貿易→日ハム03)のような”出戻り選手”のケースがちょくちょく見受けられるようになって来ましたから。
あ、打撃投手から現役復帰という栗山 聡投手(04年までオリックス。来季から松下電器)のようなパターンまでありますからね。
そういった可能性は考えてくれないのかなぁ…。

ちなみにこの独立リーグも野球界での扱いは立派な「プロリーグ」。
退団後に大学野球などに出場することはできません。
なんてこった…。


四国独立リーグ、まだ始まってもいないのにケチをつけてごめんなさい。
「プロ選手の受け入れ」に関しても、将来的には認められるかもしれませんしね。
応援する気持ちはもちろん鬼のようにありますんで、是非とも頑張ってください。

東北楽天ゴールデンイーグルスの自主制作応援歌ができました。

2004年11月23日 18時30分20秒 | ☆提言・苦言・球界再編
昨日は高円寺でザ・クーピーズのライブでした。
久しぶりだったので、ちょいとおとなしくなってしまったかな?反省です。

さて、ブログ界の野球好きの集まり「B.B.B」(ベースボール・ブロガーズと読んでください)としての新作がネット上にアップされました。

すでに試聴されたかたも多いと思いますが、「マジメにぼやいてみよう」小谷隆元帥の新曲です。

小谷さんの大学時代の同級生・三木谷氏がオーナーとなる新球団・東北楽天ゴールデンイーグルスのための、おそらくは日本一はやく完成した応援歌です。
もちろんネット上で視聴できますし、ダウンロードもできます。
詳しくは「マジメにぼやいてみよう」の以下の記事にて。

「東北楽天イーグルス応援歌!」

いや、これが素晴らしくカッコいいんですよ。本気で感動しました。
近鉄バファローズの歌「♪とーぶくーもー、とーぶこーえ、とーぶぼーおーるぅー」を思い出す勇ましさと、新球団への期待と愛情がいっぱいに詰まっております。
一度聞くと、頭から離れません。
正式に採用とかして欲しい…!

そしてさらに、「Honeywarの野球日記」のHoneywarさんの作品も発表されております。
小谷さんの記事と一部内容がダブりますが、以下の記事に詳しく。

「B.B.B.(ベースボールブロガーズ)の新曲」

で、気がつけば「B.B.B」イラスト部門担当のずたたん選手も新しくセカンドブログをたちあげられたんですね。

「ずたたん流。」

いろいろと告知でした。
「B.B.B」としてのマンガウルフ的作品については、もう少々お待ちくださいませ。
ただ、小谷元帥とかHoneywar選手とかのひじょうに立派な作品の仕上がりに比べまして、びっくりするぐらい手作り感いっぱいです。
うまくいけば近日中に公開…してくれます?こたにさん。ねぇ、こたにさん。(←甘えてみました)

オリックスバファローズの新ユニフォーム発表。「間違い探し」やないっちゅーねん!

2004年11月10日 13時35分19秒 | ☆提言・苦言・球界再編
「オリックスバファローズ」の合併球団のユニフォームが発表されました。
以下のリンクからご覧下さい。

オリックスやんけ!

こちらの「ニッカンのトップページ」では村松選手がどうみても怒りながら着用しています。
「わしゃ、天然芝の球場でプレーしたくてFAしたんじゃい」とでも言いたげな表情。
(このリンク先の画像は早ければ今日中に違うものになると思いますのであしからず。)

【追記】
さっそくニッカンの画像がなくなっていました。
探したら、デイリーが別アングルで村松着用画像を掲載していました。
「こちら」よりどうぞ。(追記ここまで)


おいおい…なんか悪夢のようなユニフォームやぞ。
阪神タイガースのユニフォームの袖口についている「JOSHIN」マークよりも地味に、漢字で「近鉄」って言われても…。
この大きさぐらいの値打ちだけ「レッドdeハッスル」しろってか?

あきれて物が言えない。

間違い探しみたいなデザインになっとる。

「去年と違うのはどーこだっ」みたいな。
しばらく海外旅行に行ってて1年ぶりにこのユニフォームだけを見た人は、合併に気付かないかもしれない。

僕は「オリックスバファローズ」という呼称の愚かさを、漫画に例えてこちらのような記事にしたばかりですが、さらに火に油を注ぎまくって、なおかつ消防車を呼ぶための電話線も切っときましたーみたいなデザイン。
もしかして、いきなり経費削減策?



ブルーウェーブのユニフォームって、僕は応援していた頃の愛着もあるし好きなデザインなのですが、こうやって亡霊のような形で残されても、かえって見るに忍びない。

やっぱりあきれて物が言えない。
これが現実とはいえ、ファンの理解を得るのにはちょっと無理があるだろうなぁ。

これは余談ですが。
おそらく楽天のユニフォームカラーは「赤」でくるでしょうね。
「ゴールデンイーグルス」のゴールデン=金色は、すでに北海道日ハムがスマートな形で取り入れていて、先を越されていますし。
今回、合併球団がブルーウェーブ時代のユニフォームを踏襲することで、近鉄バファローズのイメージカラーである「赤」と、かぶらなくなりました。

Yahoo!BBホークス誕生?(追記)日米野球で木田が放ったブラックジョーク

2004年11月09日 06時40分17秒 | ☆提言・苦言・球界再編
毎日新聞の朝刊より。

経営再建中の大手スーパー、ダイエーは8日、保有しているプロ野球球団、「福岡ダイエーホークス」の経営権を通信大手のソフトバンクに売却する方針を固めた。福岡ドーム球場などを保有し、球団売却先の推薦権を持つ米投資会社、コロニー・キャピタルも了承している。ダイエーとコロニー、ソフトバンクの3者は、来季に間に合うように今月末までに正式な売買契約を結ぶ方向で、今週中にも最終調整に入る。


こんな時間まで仕事しているのもどうかと思いますが、サーバーメンテナンスも近づいているので取り急ぎ記事にしました。

まあ、正直なところ何の驚きもないといいますか、ある意味ホッとしたといいますか…。

ゆっくりメンテナンス終了後にでも追記したいとおもいます。
イラストは、あまり関係がありませんが…。

【追記】
テンプレート、変更してみました。

日米野球観てるんですが、いつもながら木田優夫投手の「素のしゃべり方のままの強弱のないボケ」はメリハリがなく「相変わらずカラミにくそうなキャラやなぁ」と勝手に嘆いております。(これ、石井一久にも共通します。テンションの上げ方を勉強してください。ボケるときは、はっきりボケて!)

「先発投手・ダイエー新垣」・「福岡ドーム」…なのに全然盛り上がってるように伝わらない中継。
とくに新垣は「どうしたの?」というような表情とピッチング。
フォームにタメがないし、ストレートも140キロがやっと。
なにより表情が、よく言えば「素」。
悪くいえば「どーでもいいよ」っていうような悲壮な表情をしています。
城島も、なんか覇気がないっていうか…。
それが球場全体のムードに影響してるような気がします。
(ちなみに現在は5回表日本の攻撃・5対1で負けています。)
あ、赤星は相変わらず絶好調。
いま、また走った。
シーズン中も、そうやって叩きつけるバッティングを徹底してほしいなぁ。
盗塁をからめれば、「内野安打を2塁打にできる男」として素晴らしい活躍ができることでしょう。

ゲスト解説席に座る木田が、地上波中継前に的を得たことを言っていました。

実況「井端選手はK.ロッドのユニフォームがなんとしても欲しいと言っているそうです。
木田さんは、もしこのメジャー選手のなかでユニフォームをもらえるとすればいったい誰のが欲しいですか?」
木田「王さんの…ダイエーのユニフォーム。
実況「・・・・・・」

これは座布団一枚あげてもいい。

アナウンサーは、「あ、(木田さんは)アメリカから来てるから、かえってね」などと笑いながらお茶を濁してましたが、福岡でこのダイエーのユニフォームを観られる時間はあとわずか。

ちなみにこれは有名な話ですが、野茂以前の日本人選手で、唯一メジャーリーガーの誰もがその名を知り、尊敬している人物は王貞治のみです。
長嶋さんの名前など、残念ながら誰も知らない。

そんな王さんが監督をつとめるホークス球団は世界に誇れる福岡の宝です。
新しい親会社になっても、それだけは変わらないと思います。

「オリックス・バファローズ」という名称の愚をマンガの世界に例えてみる。キーワードは「自主独立」

2004年11月08日 13時56分57秒 | ☆提言・苦言・球界再編
オリックス・バファローズと楽天ゴールデンイーグルスによる分配ドラフト(くわしくはこのニッカン記事でどうぞ)が行われます。
いよいよ両球団に所属した選手たちの所属先が決定するわけですが、皆さんもご存知なとおりオリックスは嵐の船出です。

オリ「結団式」で団結できない (デイリーより)】

7日は神戸市須磨区の神戸サブグラウンドで『ブルーウェーブ』として最後の練習を行った。しかし各選手の姿に覇気はなく「モチベーションは下がりっぱなし」と川越も苦笑いだ。その原因は、6日に行われた小泉社長と中村GMによる選手への現状説明にあった。
この「現状説明」、選手側から経営者側に怒号が飛ぶという前代未聞の騒ぎとなりました。
個人的に率先して叫んだのは塩谷な気がするのですが…。
(「塩谷」でリンクさせていただいた塩谷ウオッチの第一人者である爆笑トホホ系サイト「檻のうた ブルーウェーブ」様も、分配ドラフトに関して普段ではみられない感傷的な記事を挙げられております。こちらよりどうぞ。)

さて、最初にご紹介した「オリ『結団式』で団結できない 」というデイリーの記事に話を戻しましょう。

オリックス選手会は消滅する近鉄側への配慮もあって、極力冷静に対応するようにしてきた。それをいいことに球団首脳は近鉄側の処理に奔走し、揚げ句の果てに近鉄・礒部がプロテクトから外れる特別扱い。「これじゃ“ゴネ得”」と、1日たっても怒りは収まらない。

 この日、礒部は三輪に騒ぎを起こしたことを電話で陳謝した。もっとも、オリックス選手の矛先はあくまでも球団に向いている。川越は「礒部は覚悟を持ってやっていたから。悪いのは“特例”を認めた球団」と、礒部に対する悪意は全くないことを強調した。

 小泉社長は「プロテクトは“チーム愛”のある人を選んだ」と説明したが、選手への対応を怠ったばかりか、今もなお肝心の現状にはほとんど秘密主義で押し通している。「結団式」でも団結できない―。多難な船出となりそうだ。
「チーム愛がない」という失笑ものの理由で礒部選手のプロテクトを外したオリックス経営陣側への見解についてはルパート・ジョーンズ選手の「ルパート・ジョーンズ、愛を語る―独りよがりな『愛』なんて」の内容に賛同いたします。

あのね、オリックス・バファローズという球団に「愛」を持てる選手は皆無なんだよ。
普通の会社でもタブー中のタブー、経営者に怒号を飛ばしたとされる選手も、本来なら懲罰・解雇もの。
「これでプロテクトを外してくれ。楽天に移籍させてくれ」という切実な願いもあったことでしょう。

で、僕はルパートさんの記事に以下のようなコメントを残させていただいたのですが…

自主独立ということ (マンガウルフ)    11-08 01:30:28

「オリックス・バファローズ」という名前は一番選択するべきでない名前でしたね。
両方のアイデンティティーの侵害・そして喪失を意味すると僕は思っています。
選手とファンが一番戸惑ってしまうネーミングです。

誰かがおっしゃっていましたが、今回の合併によって完全に消えてしまうのは近鉄バファローズの歴史ではなく、阪急ブレーブスの歴史だと。
つまりオリックスブレーブスからオリックスブルーウェーブとなり、今度オリックス・バファローズとなってしまう「阪急ブレーブス」の歴史こそが完全に消滅するのだと。(今調べたところ、えのきどいちろう氏と網島理友氏の対談でした)

そういった歴史の重みをどこまで経営者側が理解しているのか?疑問です。


これを補足いたしますと。

「オリックス・バファローズ」という名称が意味するところは、両球団の選手ならびにファンのアイデンティティを乱暴に破壊し、そのプライドを根底から否定する名称であると僕は思うのです。

プロ野球ファンは誰もが多かれ少なかれ自分の応援するチームに誇りを持ち、日常生活と自らの内面を豊かにする糧としています。
そして球場で、職場で、居酒屋で、インターネット上で、他球団のファンとも“楽しくケンカ”ができるのは「お互いの自主独立が保たれているから」に他なりません。
同じ野球を愛する者同士という共通項はあれど、自主独立は尊重しあうべきもの。

オールスター戦が面白い理由も、それぞれが自分のチームを代表し、自分のチームのユニフォームで戦うからに他なりません。
自主独立し、個性を尊重したうえで、普段はライバルである選手と一致団結して戦うからこそ面白い。

その「独立」を侵害するような行為・発言は当然のごとく忌み嫌われます。
仮に例を挙げれば「自分のチーム以外はつぶれても良し」「野球は巨人だ。巨人さえ良ければ全てよし」といった発言・行為がそれに該当するでしょう。
かつてジャイアンツファンで有名なアナウンサーの徳光氏が広島のリーグ優勝が決まったにも関わらず「まだ巨人は優勝をあきらめてません。だって広島の選手が乗った飛行機が墜落するかもしれないじゃないですか」とテレビで発言してヒンシュクをかったそうですが、そういった他球団への敬意に欠ける独善的な発言も忌み嫌われて当然。
チームやリーグの「自主独立」を侵害する行為として、今年一連の「合併問題・1リーグ化問題」は、その最たるものだったといえます。

ルパートさんの言葉を借りれば「オリックス・バファローズ」という球団名は、どう聞いてもオリックスがバファローズを僭称したようにしか聞こえません」。

「ファンに配慮して」だかなんだか知りませんが、取ってつけたようなこの名称をすんなりと受け入れる両球団のファンがいるとは思えない。
また、新しく「応援しよう」と感じるファンがいるとは思えない。
選手側…例えばかつて近鉄で活躍された鈴木啓示さんも「私ら、バファローズという名前を残す事は逆に中途半端やと思うわ。」と発言されておられます。

たとえ話で申し訳ないのですが、僕がいた少年漫画の世界には「人気のでるストーリー展開の法則」というのがありまして。
それはズバリ「昨日のライバルが今日の味方」というものです。
要するに、思いっきり敵として戦っていた相手が「フッ…お前もなかなかやるな。」という一言で味方になり、新たな強敵に立ち向かうというストーリー展開です。
「ドラゴンボール」などの例をあげるまでもなく、皆さんもそんな漫画を一度ぐらいは読んだ記憶があることでしょう。

ただ、鉄則として両者の「自主独立」は保たれているんですよ。

あくまで自由意志で主人公の仲間になり、キャラクターに必要以上の変更は絶対に加えられない。

でないと、漫画として絶対に人気がでない。

仮に「ひとつになろう!」なんて安易な一言で主人公とライバルが合体し、より強いキャラクターになったところで、ファンはついていけません。

「ドラえもん」と「パーマン」が合体して人気が2倍になります?
「バカボンのパパ」と「イヤミ」が合体して、よりおもしろいギャグって描けます?

誰が作者でもできない。
できるとすれば、その合体までの過程を何度も何度も粘り強く、ファンが心から納得するまで描いていく方法しかありません。
はっきり言って、無駄な努力です。

ついでにアニメの世界でいえば、ルパン三世の声が栗カンに変わっただけでも「ルパンの声、よく似てるけど本当はこーじゃないんだよなぁ…」という違和感と感傷がいつまでも付きまとう。
そんなもんでしょ?

話は脱線したかに見えますが、続いています。

それに限りなく近いプロ野球ファンの感情をどこまでオリックス宮内オーナーが理解しているのか?
おそらくは全然わかってない。空気が読めないにもほどがある。
どうせ数年後にはブレーブスをブルーウェーブに改称したときのように別の球団愛称を考えるのでしょうが、どうせやるなら今のうちにやったほうがいい。

「パーマン+ドラえもん」で「パーえもん」のような…
もっといえば「アメリカ合衆国日本州」のような侮辱的名称はいますぐ撤回するべきです。

【追 記】
ふと思ったのですが…

例えば「福岡ダイエーホークスが南海ホークス時代から数えて21年ぶりにライオンズに勝ち越し」みたいな表現ってあるじゃないですか。
いったい「オリックス・バファローズ」は、近鉄とオリックスのどちらの球団史に属するんでしょう?
仮にリーグ優勝などした場合、「近鉄時代から数えて○年ぶりの優勝!」と言えばいいのでしょうか?
それとも「オリックス時代から数えて○年ぶりの優勝!」と言えばいいのでしょうか?

加えて言えば「近鉄時代から数えて○回目のリーグ優勝です!」とか言っていいの?
近鉄と阪急とオリックスの優勝回数を全部足してもいいの?

「まったく新しい球団だから、まったくの初優勝です」と言えばいいの?
じゃあやっぱりバファローズを名乗らないほうがいいんじゃないですか?

くだらないイチャモンに聞こえるかもしれませんが、できれば教えて。オリックスの経営者の人。

「楽天・一場」はイメージ的にマイナス。「恥知らず・西武」はさっさと身売りしろ。

2004年11月07日 17時28分20秒 | ☆提言・苦言・球界再編
楽天一場、楽天一場…そうか、結局そうなりましたか。。。
スポーツ新聞等で連日報道されていたように、金銭授与が発覚した一場選手の東北楽天ゴールデンイーグルス(やっぱり長っ!)入りがほぼ確実なようです。

4日に西武・伊東勤監督(42)が参戦を表明したがこの日、獲得断念。興味を示していた日本ハムも同日、明大OBの高田繁GM(59)が明大・別府元総監督と会談。自由枠を行使しない旨を伝達した。(以上、サンスポより)
なんともいえない決着の仕方ですね。
連日の報道を眺めながら、ゴロゴロと転がされ、シワクチャになった一場の身体が「ま、とりあえずいいか」って感じで楽天にスポッとおさまった情景を思い描いていました。
あー、なんか納得がいかん。
新しい球団にふさわしくないよ、ダーティーなイメージは。マーティーなイメージでとどまっておいてくれ。

戦力としては、喉から手が出るぐらい。または、サイフから裏金が出るぐらい欲しい人材なのでしょうが…。
いいですか?
楽天球団のスタートダッシュの成否を占う一番のポイントは「東北の野球ファンの支持をいかに集められるか。そのための一連の過程をいかに公正に見せ続けられるか」ということ。
「一連の過程」が問題だから、仮に岩隈投手がオリックス・バファローズから無理なトレードで楽天に移籍したとしても、ファンは「それならわかる!」と大拍手で迎えるでしょう。
江川卓⇔小林繁のトレードとはわけがちがう。

一場獲得は、なんか灰色なんだなぁ…。
新球団が持つべき、すがすがしさとは少しかけ離れている。
裏事情はどうであれ、あくまでイメージだけを問題にして、今語ってみました。

さて、ダルビッシュの一位指名を狙う日ハム撤退はともかく、西武は伊東監督まで出馬して獲得にあたるとの話でしたが…まあ、それどころじゃないですよね、西武って。

西武ライオンズ身売り交渉!200億円で9社に打診

これはサンスポからですが、似たような見出しはスポーツ新聞ならずとも一般の新聞でもズラズラーっと。
ちなみにこの「9社」というのは一連の球界再編問題の際に何度か名前を見たことがある企業名が多い。
「サントリー」といえば、かつて阪神がタイガースを身売りする相手先に名前が挙がった事もありますね。
いや、10年以上前のスポーツ新聞でたしかチラっとあったような気がします。

しかし、この「200億」というのは、素人目に判断しても高すぎません?
西武ドーム込みのお値段なんでしょうか?(【←追記】どうやら、そうではないようです。詳しくはコメント欄をご参照ください。)

しかし、「西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載問題に端を発する西武鉄道株の株価急落」(←長くて難しくてうっとおしい)がここまで企業の根幹を揺さぶるとは…。
最初はよくわからなかったのですが、読み解いていくと「ただの企業ぐるみのサギやんけ」という印象が強くなってきます。
虚偽記載発覚前に、暴落が確実な自社株を親しい複数の企業に売却していたって?…権力に幅をきかせ、さらには企業間の友情をも金にかえようとする姿勢はどうにも悪質すぎます。
で、「被害」をうけた企業から案の定「買い戻せコノヤロウ」という大合唱。そりゃそうです。で、西武グループ側はそのための資金モロモロが早急に必要なんですね。

ネット上では「オレオレ詐欺」ならぬ「レオレオ詐欺」なんて、うまい言い方をされていますが…。

しかし「野球どころではない」となってくれば、参入を反対していたライブドアにまでいけしゃーしゃーと買収をもちかけるとはなんたる恥知らず。
本当に自分のことしか考えてないんですね。

はやく値下げして、とっとと身売りしろ。迷惑じゃ。

詳しくは「ダイエー問題」も含めて、いつもお世話になっているルパート・ジョーンズ選手の「にわか日ハムファンのブログ」にて噛み砕きながら解説してくださってますので、皆さんもぜひどうぞ。頭の整理に役立ちます。

ダイエー密約?球団売却先はコロニー社が指定というけれど

ライオンズ売却へ―「球界再編」第2ラウンド開始!!



新規参入球団は楽天。三木谷さんは「高橋ユニオンズ」のオーナーを見習ってください。

2004年11月02日 20時19分54秒 | ☆提言・苦言・球界再編
記事はとりあえずスポニチより。

球団名は「東北楽天ゴールデンイーグルス」(通称・楽天イーグルス)で、1954年にパ・リーグへ加盟した高橋ユニオンズ以来、半世紀ぶりの新規参入球団が誕生した。


1950年に発足したパシフィックリーグは当初7球団でのスタート。
4シーズンを変則的な試合日程でこなしたあと、「奇数を偶数に」という安易な発想で取ってつけたように誕生した「高橋ユニオンズ」。
しかしわずか3年で「6球団に減らそう」という流れのなか消滅を余儀なくされた伝説の弱小球団。
2リーグ制初期の荒波にもまれ、「悲劇の球団」と言われるその高橋ユニオンズの名前がこんなところで新聞の一面を飾るとは。

どれほどチームが弱くとも、毎試合のように球場に足を運んだという高橋オーナー。
高橋ユニオンズに属した佐々木信也氏は現在発売中のベースボールマガジン社秋季号「球団興亡史」でこう語ります。

これは高橋オーナーの運転手さんに聞いた話ですが、オーナーが後ろの座席で一心にメモを取っているので、何をなさっているのか聞いた。
オーナー曰く、「いま佐々木君の打率を計算してるんだよ。」
私はこれを聞いた時には感激しましたねえ。
これが本当のオーナーだと思いました。

たしかに商売も大事ですが。
楽天の三木谷社長には、勝っても負けても野球に対する愛情があふれる球団オーナーになってもらいたいです。

まあ、「楽天」が選ばれるという結果に関しては誰もが予想した通りだということで。
あとはライブドアに同情的になっていると思われる仙台市民のみなさんの気持ちをいかにつかめるかという部分が大事でしょう。
もちろん既存球団の身売り話が出てきた場合は堀江社長もチャンスです。
でも、きっとまた審査で落っこちるんだろうなぁ…。
堀江社長にとっては人生で最大の挫折かもしれませんが、球界改革を加速させたという「一定の功績」は認められてしかるべきかと僕は思います。

また、ZAKZAKでもライブドア「負けるが勝ち」といった意見もありますしね。

堀江社長の記者会見についてはこちら

とりいそぎ記事にしました。
仮に追記した場合は、タイトルを変更します。


阪神は楽天支持?久万オーナーのぶっちゃけトーク炸裂に爆笑。コントやないっちゅーねん

2004年11月01日 23時18分22秒 | ☆提言・苦言・球界再編
プロ野球新規加入で「楽天」か「ライブドア」かどちらか1つに絞られることが決定している緊迫した状況で、「クマさんのぶっちゃけトーク」が炸裂。

元ネタはこの記事より。

「(落選した球団は)次のチャンスに入ってくれればいい。まだ31歳でしょ? 」と爆弾発言。ライブドアの堀江社長を指したと思われる表現を口にした(実際は堀江社長は10月29日に32歳になっている。楽天の三木谷浩史社長は65年3月生まれの39歳)。

あー、久しぶりに爆笑してしもうた。

すごいなー、久万オーナー。
もうオーナー辞めると決まって脳ミソゆるみまくり。

おそらく現在の彼は、阪神電車と阪急電車の区別すらつかないと思います。

出来損ないのコントやないっちゅーねん。
“楽天的”になるのは辞めてからにして。

一場雑感。「アマ選手を甘やかすことがスター不在の原因だ」(あと、松坂雑感)

2004年10月29日 21時54分02秒 | ☆提言・苦言・球界再編
あー、なんでしょう。この漫画家という仕事は。やたら忙しい時期と、5日ぐらいなーんにもしないでいい日とがごっちゃになってやってきます。今は、ちょっと増刊の漫画の仕事に追われてここ3日ぐらいえらい事になっておりましたが、なんとか締め切りには間に合いそうです。

さて、元明大野球部・一場投手の会見ですが…。皆様もテレビや新聞などですでに詳しくお知りになっていることでしょう。

映像を実際に見たうえでの率直な僕の感想といえば、つまらんのひとこと。
本人がガッチガチになっていて、用意してきたセリフをかみまくりってことしか印象に残ってません。どってことない会見です。
なんとか今季のドラフトで国内球団に入ることを世間様に許してもらおうと必死です。

これは余談ですが、たしかタイガースは「一場入団の際には杉山が現在つけている背番号18を与えよう」なーんていってましたが…エースナンバーということではなく、 もしかして「一場」にひっかけて「1」と「8」だったのでしょうかね?
藤川球児の背番号が「92」なのと同じ発想で。
そういえば関本の背番号が「44」なのは「関本四十四」氏となにか関係あるのかな~…なんて議論をこのブログでずいぶん前にやりましたね。

本当にどーでもいい雑感でした。
それはそうと「すぽると」で一場会見に関して解説者・大矢氏が「彼はまだ大学生ですよ。こんな痛々しい状況に追い込んではいけません。野球界を改革しなければ」といった趣旨の短いコメントをしておられました(たしかこんな感じの趣旨でしたが、間違ってたらごめんなさい)。

「まだ、大学生なんだから」
あるいは
「もう、大学生なんだし…」

このあたりの線引きは人によって判断が分かれるところでしょう。
当初一場に同情ばかりしていた僕ですが、犯罪の低年齢化が随分と叫ばれているような昨今、ここは「もう、大学生なんだし…」という彼にとって厳しい説に一票。
裏金を受け取るような大学生は「世間知らず」ではなく、世間を知りすぎています。

しっかしあれですね。
アマ選手入団のための裏金・契約金で億単位のお金が動くってのはやっぱりどうかしてますね。
善悪の問題もそうですが、過剰に甘やかされた選手はそこそこにしか育ちませんって。
日本球界のスター不在は深刻な問題ですが、案外原因はこのあたりにあるのかも。

その辺については小関順二さんのコラムが詳しいです。
プロ野球界に目を転じると、高校からプロ入りした選手は苦戦を余儀なくされている。「大学に行ったつもりで4年間はプロの体力をつけ、勝負は5年目以降」というモラトリアム(猶予期間)的思考が成長の障害になっていたのだが、メジャー組のイチロー、松井秀喜、松井稼頭央、石井一久を見てもわかるように、トップクラスに名を連ねているのは高校卒選手が多い。さらにここ数年、投手なら寺原隼人(ダイエー)、岩隈久志、阿部健太(近鉄)、正田樹(日本ハム)、朝倉健太(中日)、林昌範、真田裕貴(巨人)、高井雄平(ヤクルト)、大竹寛(広島)、野手なら川崎宗則(ダイエー)、中島裕之(西武)、内川聖一(横浜)に代表されるように、高校卒選手の早い飛び出しが目につく。
育てるのは難しいが、化けたときの器は大卒選手と比べ物にならないという比較です。
また、社会人出身の選手についても具体的に名前を挙げて論じてくださってます。ぜひ一読ください。

さて、タイガースを見ても、井川・藤川・濱中・関本・あたりの主力が高卒選手。(そもそもタイガースは高卒選手をめったに上位指名しません。育てる自信がないのが原因だと思われます)
また金本などは大卒ですが、広島カープで甘やかされることなく育てられた結果、今の位置に。
「苦労」という部分に焦点をあてれば藤本サンなんて大ケガのため大学中退。
専門学校、社会人と進んだうえ、プロ入りしてまで熾烈なポジション争いを繰り返したという苦労人。

甘やかされていない選手・苦労して這い上がった選手は、エリートには到達できない突き抜けた実力と魅力を兼ね備えることが可能なのだと思います。

この今の苦しい状況から這い上がれ、一場投手。
大きく育つためのチャンスと思えば、それも悪くない。
キミのプロ野球人生は、まだ始まってすらないんだから。



同じプロ野球の話題でも、こちらはがらっと変わりまして。

あの松坂大輔が結婚ですよ。結婚。
もちろん柴田アナと。
やっぱり高卒選手は嫁さんのスケールも違う。バツグンにきれいな人ですもの。

個人的には、「これでやっと『スポーツうるぐす』をドギマギせずに見ることができるなぁ」と安心しました。
結構シバタさん、松坂に突撃インタビューとか取材とかやらされてたんですよ。
あと「彼氏」が投げている試合のニュースも読まされてた。
シバタさんが「しかし松坂、ここで踏ん張ります」とか言う時、僕なぜだかちょっとあたふたしてしまってたんですが
あれ?ぼくだけかな??

でも一番あたふたしてたのは、間違いなくご本人たちだったでしょうけど
ともかく取ってつけたように言いますが、このたびはおめでとうございます。


阪神も現金授与、久万オーナーが辞意

2004年10月22日 19時33分37秒 | ☆提言・苦言・球界再編
ニッカンの速報記事より。

阪神も現金授与、久万オーナーが辞意

阪神は22日、明大野球部に所属していた一場靖弘投手(22)に約25万円の現金を授与していたことを発表し、その責任を取って久万俊二郎オーナー(83=電鉄本社相談役)と野崎勝義球団社長が辞任の意向を示した。

「久万オーナーがジイ」って言われても、もともと爺ですから。

不祥事をおこした人間は、せめてせっかくの日本シリーズに水を差さないでほしい。

それが神聖なる野球に対する礼儀である。

わきまえろ!

【横浜も一場投手に現金、オーナー辞任へ】→そして阪神も裏金渡してました。(追記しました)

2004年10月22日 09時27分21秒 | ☆提言・苦言・球界再編
最近は多忙で更新やコメントのお返事がままならず申し訳ありません。だんだん落ち着いてまいりましたので、もうすぐ元のペースに戻ると思います。

さて、ちょっと日本シリーズは置いておいて、朝っぱらから気になる話題を。

【横浜も一場投手に現金、砂原オーナー辞任へ 】

asahi.comからの引用です。

 関係者の話をまとめると、横浜球団のスカウトは、巨人の不正発覚以前に、一場投手本人に「栄養費」や「タクシー代」などとして、数回にわたり、現金計二十数万円を渡していたという。これは、プロ球団関係者からの金銭などの授受を禁じた日本学生野球憲章に違反している。横浜球団、明大野球部関係者、一場投手の家族に対し、外部から情報が提供され、横浜球団が調査した結果、明らかになった。
(中 略)
横浜球団は21日夜、都内のTBS本社で砂原オーナーや明大野球部関係者を交えて対応を協議。一場投手の獲得も見送ることになったという。


この世界は足の引っ張り合いなんですかね。
「巨人の不正発覚以前に」というのが非難集中のポイントでしょうか。
情報をリークした人間が気になります。
もしかして、タイガースに近い人間でしょうか?
それともジャイアンツ側の人間?
いや、あくまでも推測にすぎませんので真相はまだ闇の中です。

当初、一場投手は読売が手を引いてから「自由枠でタイガース入団確実」と報道されておりました。
しかしみなさんご存知のとおり、最終的に本人の在京球団希望という意思により阪神はフラれてます。
一場投手の後見人とされる人間がタイガースを強く勧めていたのを思い出します。
タイガースなら、明治のOB・星野仙一という球界の大物がいて守ってくれると判断したのでしょうか?(そもそもそういう発想がちょっとうさんくさい…)

そもそも裏金とは本人に渡るものだけではなく、その周囲の関係者(たとえば大学野球部の監督・家族・親戚・本人を説得できる恩師)などに渡るものも含まれるといいます。
もしも…。あくまで「もしも」ですよ。
阪神逆転入団により、成功報酬を受け取れる人間が彼の周囲にいたとしたら…。
今回の情報リーク元は、この関係者あたりから発生しているかもしれません。
いや、あくまで僕の勝手な推測にしかすぎませんのでご注意ください。

ともかく一連の一場投手にまつわる騒動は、「彼の問題」なのでは決してなく、確実に「ドラフト制度の構造の問題」です。
われわれファンは、ここを見誤らないようにしないといけません。


やはり新規参入も大事ですが、来年のドラフトから制度を大幅に改革することにも全力をそそいでいただきたい。

気になる一場投手の今後ですが…国内球団を希望するなら自由枠を行使せずに通常ドラフトで指名を待つという選択肢と、タイガースへの自由枠による入団という選択肢が考えられます。
こればっかりは、今後の報道を待ちましょう。

最後に。

これは数年前に西武・松坂投手が免停期間中の自動車運転が発覚して処分を受けたときの古田敦也選手会長のコメントです。

「罰は受けるべきだ。しかし、野球はとりあげるべきではない」

たしかに裏金を受け取るという行為そのものは決して褒められたものではありません。
しかし、社会に出る前の大学生が「裏金あたりまえ」という「球界の悪常識」に振り回されただけとも考えられます。

おそらく彼は今回の横浜の件で、また立ち直れないぐらいに傷ついています。

もう罰は充分でしょう。
だから僕は今後も一場投手を心より応援しようと思います。

そして2度とこんな騒動が起こらないように、球界改革を真剣に期待します。

プロでまだ一球も投げていない投手が、こんなカタチで有名になることがないように。

【追記】
どうやら一場君はタイガースからも金銭を受け取っていたようです。
 
orzってこういうときぴったりだなぁと思いました。

各ブログなどでも見受けられるご意見。
「裏金発覚→退部」が8月だったのに、横浜が金銭をわたしていたのが7月。
なぜ一場投手はあのとき「実は他球団のスカウトの皆さんにももらってました」といわなかったのかということ。
まさにごもっともです。

「これ以上多方面に迷惑かけられん」ということで言えなかったのでしょうか?
気持ちはわかるし、気の毒ではあるが、それはちょっと甘い。
こうやって後日に新事実が発覚してしまうと、当時の反省の気持ちを疑われても仕方がなくなります。

しかしこれらの全てが、あのナベツネが辞任したときに真剣になってプロ野球側が調査をしていれば簡単に発覚した事実のはず。
それをせずに「ま、ナベツネさんも辞任したから…」ということでうやむやにしてしまったのも、やっぱり間違い。根本的な問題解決策にはまったくなっていませんでした。

もう正直わけがわからんようになってきた。
こうなったら全球団公平に徹底的に調査して違反発覚球団は即処罰!
選手は一律反省文50枚!
受け取った金は当然全額返却、もしくは「アオダモ資源育成の会」に全額寄付せよ!


ちょっと取り乱しましたが、本当にわけがわからなくなってしまいました。
それでも僕は、投手としての一場君を応援したいと思っているのですが…。

【さらに追記】
コメント欄でも触れていますが、ちょっと冷静になって考えるとこの記事は一場投手の肩を持ちすぎているということに気づきました。

そうなった理由を自分なりに分析し、ナグネ選手のご意見に対する僕のコメントから抜粋しました。

★要するに、あまりにも「ドラフト裏金」の存在が僕の中で当たり前だったために、反射的に「なんで一場だけ?」「みんなやってるじゃないか」「悪いのは渡す方だ」という、甘い意見になってしまっていたと。

★また球界再編騒動の影響か、例年になくファンも冷静さを失っており、「悪いのは全てNPB」と言い切ってしまう悪い癖が身についてしまっていたと。

反省いたします。

皆様もこの記事にトラックバックいただいた各ブロガーのご意見なども参考にしてみてください。


そうこうしていたら、阪神・久万オーナー辞任のニュース速報が日本シリーズ中に…。
もう、しらん。
全員やめてしまえ。

減点方式でライブドアを裁くのはどうよ?ていうか、デイリーは遊びすぎ

2004年10月15日 16時53分36秒 | ☆提言・苦言・球界再編
のび太くんが「どこでもドア」を開くとしずかちゃんの浴室にたどり着いてしまうシーンはドラえもんの名物ですが…。
「らいぶドア」を開くと、もっとハレンチな場所に行けるそうです。

ちょっと気になる各新聞社の記事タイトルを見比べましょう。

サンスポ【ライブドアが参入に大ピンチ!アダルトサイト問題で】

ニッカン【ライブドアのアダルトサイトに質問集中】

スポニチ【ライブドアピンチ!アダルトサイトでやり玉 】

報知【楽天優勢!ライブドアに障壁 差が出た「アダルトサイト」詰問】

読売グループ、「障壁」というキツい言葉でライブドアを門前払い?

中日スポーツ【ライブドア・堀江社長、Hサイトで窮地】

いまどき「Hサイト」って言い方も小学生っぽい…。

夕刊フジ【エロパニック、楽天・ライブドアが盲点突かれた】

「エロパニック」て…。

デイリー【ライブドア エロイこっちゃ~ 】

デイリー、遊びすぎ!


それにしても、第二回公開ヒアリングで待ち構えていたかのようなライブドア集中砲火。
以下はサンスポよりの引用です。

財務面の質問が終わると、審査小委・清武委員(巨人球団代表)から質問が飛んだ。
「NPBに“ライブドアがアダルトサイトに接続できる”との投書がきている。調べたら無修正の画像や動画を簡単に見ることができた」

で、以下はニッカンより
清武代表はさらなる「証拠」も用意していた。持参したアダルトゲームソフトを実際に見ながら「この箱には製造、販売ライブドアと書いてありますが?」と問いただした。堀江社長は「それは製作会社が小さいところなので、ライブドアと書かないと取り扱ってくれないんです」と弁明するしかなかった。アダルト系についてのやりとりは30分近くに及んだ。

なんも実物もってこなくても…。
裁判じゃないんやからね。
いっそ堀江社長も、風俗情報や「いかがわしい」求人情報満載の「スポーツ報知」を手にヒアリングにのぞむべきでした。

しかし、現プロ野球経営陣側がライブドアをつぶしにかかる本気度が手に取るようにわかりますね。ヒアリングではライブドアが抱えている訴訟についても言及され、マイナスポイントとされたようです。

僕は以前にも触れましたが、楽天の参入には好意的です。
テレビや報道で知る「ほりえもん」の人間性を直感的に毛嫌いしているせいもありますが…。(ちなみにナベツネはその100倍嫌いです。)

ただ、その潰し方があまりに露骨でバカバカしいですよ。

そんな減点方式の切り口でいったら…
巨人は「裏金事件」が発覚した時点で資格なし。
西武はオーナーが引責辞任するほどの違反事件発覚。資格なし。
ダイエーは親会社が乱脈経営で国民にも大迷惑(?)。資格なし。

今年起こった事件・ニュースをならべただけでもそうなりまっせ?

過去にさかのぼれば西武鉄道だって総会屋うんぬんの事件があったり、読売グループだって日本テレビ視聴率操作事件などの不祥事がわんさかと。
それには「低俗」と呼ばれてしかるべき「エロいこっちゃ~」な番組を放送していませんでしたっけ?
横浜なんて「親が子どもに見せたくない番組ナンバー1」だった「8時だよ!全員集合」のDVD売り上げでメジャー帰りの佐々木を獲得したんですよ?
その他にもテレビではナベツネさんが毛嫌いする消費者金融会社のCMもバンバン流れてまっせ。
あと細かく言えば、タバコのCMとか(今はなかったですかね。でも東京ドームにも看板はあったはずです)
…もう、言い出したらきりがない。

ともかく、世の中に清廉潔白なオーナー企業なんて皆無に近くなるんじゃないですかね?
(まあ西武のオーナーは球団経営にやる気がないので、「失格!」と言われれば逆に喜んでしまうかもしれませんが…)

ライブドアが今回指摘されている部分は、決して褒められたことではありませんし、擁護もしません。
しかし、ライブドアの肩をもつわけじゃないんですが、公開の場であたかも裁判のようにつるしあげるやり方は個人的に反対です。
また、楽天の三木谷社長の勝ち誇ったような優等生ヅラは、現時点でライブドアを応援している東北の方の反感をますます買うのではないでしょうか?

うーん、どうなることやら。
やっぱり楽天が選ばれるのでしょうか?
それとも両方落選?どちらかがダイエー買収?西武買収?

答えはそう遠くないうちにでるでしょう。

身売りか?合併か??プロ野球界がまた騒がしくなってきた

2004年10月14日 09時34分18秒 | ☆提言・苦言・球界再編
ちょっと本業の忙しい時期で、更新が遅れております。申し訳ありません。
しかし触れざるをえない、きなくさーいニュースや気になるニュースがたくさん流れておりますね。順にみていきましょうか。

【ダイエー・ホークス球団売却の可能性が一気に】

サンスポより。

機構側は「本業との相乗を効果を考慮して、プロ野球関係者や、今後選定する支援企業の意向を踏まえて、改めて保有の是非を検討する」と、球団売却については慎重な姿勢。高木社長も「ダイエーホークスについては(再生機構に)継続保有を強くお願いしている。理解していただいていると思う」と語ったが、球団は年間約10億円の赤字で、本社からの広告宣伝費の名目でこれを補っている。機構に支援を受けた場合、大幅な資産売却やリストラ策を迫られ、継続保有の決定権も、ダイエー側の手を離れる。


いや~、漢字が多いです。
今年のスポーツ新聞を正確に読み解くには例年以上の経済知識と教養が必要ですね。疲れます。
なるべくわかりやすく読み解くきましょう。要するに、「ダイエーホークスを身売りするかしないかという決断権はもはやダイエーにはありませんから・・・残念!」ということですね。

で、関連する記事としてはもちろんこちら。

【西武・堤オーナー、球団身売りも「パは成り立たない」】

これもサンスポより。

「球団の経営は後任に任せます。パ・リーグは経営的に成り立たないのに、選手会が世論を持ち上げて、ああいうコト(2リーグ存続)になった。パ・リーグは経営努力で補えない部分がある。私としては、ライオンズを持ち続けてほしい」
(中 略)
この発言に敏感に反応したのは、ある球団幹部。「あんな発表があるとは思わなかった。(堤氏の)会見の内容だけを聞くと、(球団売却の可能性は)否定できないよね」と漏らしている。

あーあ。
選手会を応援した我々ファンの大多数も、彼のなかでは悪者ですよ。
「パ・リーグはもう無理なのに、選手がファンをそそのかすから2リーグ存続になっちゃいました。余計な事をしやがって…」と言いたいんでしょうね。

「株式保有がどーのこーので違反」という話はあまりに専門的すぎてまったくピンときませんが、堤オーナーが第一線を退いたということだけははっきりわかります。
これでナベツネに引き続き、経営陣の大御所がまたひとり表舞台から失脚ました。
なにこれ?天罰?

まあ、そう楽観的にはもちろん構えられません。
記事のなかにはさらに見逃せない記述が…。

■3週間ほど前に西武の使者がTBSに
その根底に新事実があった。球界関係者によると「3週間ほど前に西武の使者がTBSを訪れ、横浜の砂原オーナーにもう1つの合併に関する窮状を訴えた。その中で自らの球団売却の可能性を示唆する発言もあったようだ」。
 横浜はこの申し出を断ったようだが、合併へのリミットが刻々と近づく中、西武が新たな合併(売却)球団のひとつに急浮上したことは間違いない。

もう彼の中でパ・リーグというのは「逃げたもん勝ちの沈む箱舟」にしか見えないようですね。
僕から見れば彼らが乗り移ろうとしているジャイアンツこそが「沈みゆくタイタニック号」にしか見えないんですけど…。
しかし、この新球団参入を検討する時期に及んでもなお、懲りずに新たな合併を模索していたとは…。

身売りしろ、身売り!

もうファンも選手も、合併よりは身売りの方がよっぽどマシだということはイヤというほど思い知りましたから。
それともやはり、どうせ売るのなら「1リーグによる放映権料」というオプションがついてから高く売りたいということなのでしょうか?

とにかくきな臭いニュースです。
これから西武もダイエーもパ・リーグもセ・リーグもどうなるのか、誰にもまったくわかりません。
やっぱり、プロ野球は一度潰して土台から立て直す必要があるのでしょうか?

甘っちょろい考えだとはわかっているのですが、一から自由にプロ野球を描きなおせれば、どんなにワクワクすることか。



さて、キナ臭い話ばかりでは気がめいるので、楽しいニュースを。

【赤星流『金メダル』獲り…“B型思考”でメンタル克服】

これは13日のサンスポですね(別に僕はサンスポしか読んでないわけじゃないんですよ)。

「血液型がA型の人はプレッシャーに弱いーとあるテレビ番組の中で言っていた。それに比べて水泳の北嶋くん。柔道のヤワラちゃんに野村さんとアテネで金を取った人はみんなB型。ボクもB型のつもりでプレッシャーに打ち勝ちたい」

赤星さんはA型だそうです。僕と同じです。
要するに目標とする打率3割にのせるために、最終戦だけはプレッシャーに強いとされる『B型』になりきるでー!ということらしいです。

で、結果は見事2年連続の三割達成!おめでとう!
見事B型人間に変身することができたようです。


しかし試合は横浜に敗れて今季めでたく70敗。

わざわざB型にならなくても、見事にBクラスですから…!
残    念 っ!! 


ちなみにこの記事の冒頭のイラストは「心理テスト」になっております。
使い方はこちらの記事でどうぞ。

新事実も発覚「いけいけFURUTA!」好評無料配信中!これからもプロ野球を応援しよう

2004年10月10日 00時00分00秒 | ☆提言・苦言・球界再編
改めてご紹介させていただきます。この記事はしばらく当ブログの最上段に掲載しておきますので、新着記事は1つ下のものからどうぞ!すでにご存知の方も多いと思います。この記事ブロガーの、ブロガーによる「古田&プロ野球選手会応援歌」がついに完成・絶賛無料配信中です!!

「いけいけFURUTA!
           ~フルタはタフだ」


作詞 プロ野球を愛する人々の熱意+小谷隆
作曲 小谷隆
編曲 小谷隆


ボーカル:
「B.B.B.(ベースボールブロガーズ)」
黒柳陽子
Ken
小谷隆
たんたん
Honeywar
マンガウルフ
パーカッション:
サンタパパ
天の声:
深雪美里(特別参加)





音楽ならびにプロモーション・ビデオの配信はこちらでどうぞ!

☆プロモーションビデオのアニメーションには、当日参加できなかったテドさんずたたんさんのイラストも収録。
ナ○ツネが河原・またはカラスコばりに炎上します。




★なお、意匠権もろもろの関係でプロモーション・ビデオがかなりあやしくなっております。

★また、10月1日未明に判明した事実ですが、たんたんが曲の終了直前に意味もなく「キャッチボ~~~~ル!!!」と叫んでいたことが判明。よ~く聴くと確認できます。
あ・の・バ・カ…!!

一度曲をダウンロードしたみなさんも、是非もう一度聴いてみてください。




この「いけいけFURUTA!~フルタはタフだ」に関しましては、参加者のブログを含めまして、実にたくさんのブログ記事にてご紹介いただいております。
こちらの「マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」にお寄せいただいたトラックバックをもとに、こちらにご紹介させていただきます。

集え! 讃えよ! 古田応援歌プロジェクト
古田応援歌~一撃コメントを歌詞に乗せよう!
マジメにぼやいてみよう

古田応援歌プロジェクト
「だがっき」と「おと」の庵

ノンストップ8連勝に寄せて ~私の彼は阪神ファン~
古田応援歌プロジェクトに寄せて★私の彼は阪神ファン
お玉つれづれ日記 ~沖縄★美人画報~

いけいけ ふるた
「古田&プロ野球選手会応援歌」レコーディング!
【速報!】『いけいけFURUTA!』
BLOG STATION

みんなさんに、会ったです。そして、できたです。です。
たんたんの絵本とかです。

古田会長の応援歌、そしてHoneywar寝る。(23日)
「いけいけFURUTA! ~フルタはタフだ」by B.B.B.(ベースボールブロガーズ)
意匠権・肖像権の問題
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参加者募集中!古田さん応援歌&特別番組 公開録音のお知らせ
「古田&プロ野球選手会応援歌」参加者との電話交流
「古田&プロ野球選手会応援歌」完成! PVも同時公開中!
「いけいけFURUTA! ~フルタはタフだ」 続報!
季節外れの雪便り

みんなの古田応援歌ができた!
テド★えにっき

フルタ応援歌
とりあえずいっとけ!?

09/26-BLOG界の出来事
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なんか、最後の方が星だらけのような…(笑

ともかく、皆様本当にありがとうございました!
こころより感謝申し上げます!


もちろん、できる限り随時追加いたします。
また、リンク洩れなどがありましたら遠慮なくご指摘いただけますと幸いです。


というわけで、今後とも宜しくお願いいたします!

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