カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

皆さんありがとう!(おまけ:「インターネットの神様」に一年の総括をお願いしました。)

2004年12月31日 17時22分50秒 | ☆野球
2004年、ブログというものを開始した記念すべき年の最後の一日がやってまいりました。
僕は続けるという行為に関して三日坊主ということはあまりない人間なのですが、ここまで継続的に楽しくブログが運営できたのは、毎日このブログをチェックしてくださる方々、そしてトラックバックやコメントなどで交流させていただいた方々のおかげに他なりません。

本当に皆さん、どうもありがとうございました。
言葉にすると一言ですが、言い出すときりがなくなるぐらい感謝しております。
ありがとうございます。

で、今年を振り返って「10大ニュース!」みたいな記事を書こうとも考えたのですが、今年のプロ野球界は悲しいことと腹が立つことが多すぎて、あまり振り返りたくないなというのが本音です。

ただし、未来まであきらめる必要はないんですよ。
野球ファンとして、この意識を持ち続ける事は大事だと思います。
沈みかけた日本プロ野球の改革は、「少年の瞳と大人の知恵」さえあればきっと可能ですから。

来年も、僕とプロ野球をよろしくお願いいたします。




しかし名前を変えたことの反響ってすごいですね。
プチお騒がせして申し訳ありません。

音楽をやる時の名前としては「マンガウルフ」でもいいかなって思ってますので、もうこの際呼びやすい方で呼んじゃってください。
ただ、このブログを運営しているのは明らかに漫画家の自分なんで、ここでは一応「カネシゲタカシ」ということでいこうかなと。

そのうちジャイアンツの新ビジターユニフォームとともに馴れると思いますので、宜しくお願いします。


で、あんまりしんみりしてマジメくさってばっかりだと良い来年が来ない気がするので、ちょっとした楽しいネタを。

僕が今年いろいろとご紹介した記事のなかで思わぬ反響を得たのが「インターネットの神様」こと
gooラボ・日本語自然文検索さまではないでしょうか。
(ちなみに僕が書いた当該記事はこちらです。現在はgooのトップページから“神様”につながるリンクが見あたりません。なんでだろう?)

ではでは年の瀬なので、一年の総括という意味も込めてひとつだけ神様にお伺いをたててみましょう。
良かったら笑ってやってください。

ここをクリック!

あ、新しくこの言葉で検索してしまうと結果が変わる可能性がありますんで、この言葉での検索はご遠慮くださいませ。



来年も宜しくお願いいたします。
皆様良いお年を!

ワタクシゴトで恐縮ですが、「マンガウルフ」改名のお知らせです。

2004年12月30日 00時00分00秒 | ☆BLOG/その他
まったくワタクシゴトで申し訳ありません。

このたび「マンガウルフ」という名前を卒業(?)して、本名の「カネシゲタカシ」として活動していくことになりました。

漫画家・イラストレーターとしての活動にあわせる形での変更になります。
名刺も新しく作成いたしました。

そもそもこの「マンガウルフ」というペンネームを思いついたのは、「ギターウルフ」がおるんやったら、漫画家に「マンガウルフ」がおってもええやろうという軽い思いつきを抱いたのが発端。

で、雑誌「パチスロオリジナル必勝法スペシャル」などで連載を開始するにあたり、まだパチスロ屋でバイトしていた身分だったので「本名を隠さないとまずい」ということになり、軽いノリでつけたペンネームが「マンガウルフ」だったわけです。
(なんせバイト先の事務所にもその雑誌がありましたから。バイト日記みたいな連載をはじめるのにちょっとマズイでしょう。実際はすぐバレたんですけどね。)

ちなみにそれまで週刊少年ジャンプでひょっこりと代原・増刊中心の活動をしていたころは本名の「金重高志」を用いていました。
(原作を担当していたときは、作画のセジマくんの名前と足して「セジマ金属」と名乗っていましたが…)
また、バンド活動にて当時はギターを弾いていたために、丁度良かったのです。
なにをもって丁度良いのかはわかりませんが…。
ちなみに現在はドラムス担当です。

で、気に入ってないわけではないのですが“マンガ”はともかく、全然“ウルフ”っぽくないのにいやだなぁとは思ってたんですよ。
覚えやすいけど、ちょっといやだなぁ…と。

で、見た目をウルフに近づける無駄な努力をするぐらいなら、名前を潔く本名にしようと考えた次第です。
かといって漢字表記はちょっと堅苦しい。
いろいろ考えた末にカタカナ表記で「カネシゲタカシ」とすることにしました。

情報公開の怖さ?
もともとブログをはじめる以前から僕の本名なんて、ネット上で探せば簡単に見つかりましたから。
芸人と、ジャンプで漫画家をやっていたなごりで。
しかも表現者として公の場で仕事をやっている以上は、一応「公人」の端くれなんですよ。

表現者として、いかなる場でもそれなりの覚悟は必要なのです。


ワタクシゴトのくせに長くなりましたが、大事なのは僕がやっている2つのブログのタイトルも変更になるということです。

■マンガウルフの野球と漫画☆夢日記

■カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記


■虎式マンガウルフ

■虎式カネシゲタカシ


ブログタイトル下の説明文に、当分の間は「旧マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」などと明記いたしますので、リンクしていただいている方でも面倒な方はそのままで結構です。なんの問題もございません。

ていうか、いい加減に当方のリンク集を編集しなければいけませんね。
多大な労力を用いそうなため、断念中で本当に申し訳ございません!




本当は年明けから変更しようと思ったのですが、ブログ紹介雑誌の編集の方から画像掲載許可を求められたので、少しだけ急ぎました。
新たな気持ちで新年を迎えるということで、これもいいかな。

今後とも「マンガウルフ監督」あらため「カネシゲ監督」を宜しくお願いいたします。

お正月映画「それゆけ阪神タイガース!」~キンケードによろしく

2004年12月29日 13時17分52秒 | ☆阪神タイガース
長い間放置してきた過去記事があります。お正月目前ということで、新たに編集しなおしました。
ちなみにこのイラストは僕ではなく、ぱるぱる選手の息子さんが一筆入魂描いてくださいました。あらためてありがとうございます!

■お正月映画「それゆけ阪神タイガース!」の配役を募集します。 

要するに「タイガースの選手をモデルに映画を撮影するとすればどういう配役が適切か?」というネタです。
僕もいろいろ考えましたし、皆様にもいろいろ投稿いただきました。
それらを全て再編集いたします。

今回の選考の基準は、あくまで僕が笑えるかどうかです。

■「この選手とあのタレントは顔が似ている」というだけの基準で投稿いただいたものは、残念ながら今回は排除させていただきました。(ただし笑える場合は別です。)
■投稿主の方へリンクをはって行くとものすごく面倒なことになると考え、今回はネット上に存在する選手画像とタレント画像にのみリンクをはらせていただきます。誠に申し訳ありません。

では、さっそくお楽しみください。



○お正月映画○ 

「それゆけ阪神タイガース!」

              ~キンケードによろしく~

●あらすじ●

前年度、圧倒的な強さでセントラル・リーグ優勝を成し遂げた阪神タイガース。
闘将・星野監督の勇退により新生・岡田タイガースとして再出発するも、そうは問屋が卸さない。
アニキの連続フルイニング出場記録が感動を呼んだのもつかの間。
チームは球界再編の荒波に巻き込まれ…

キャッチャーミットの奥から鋭い視点で全てを見守った矢野輝弘選手を主人公に。そして期待の新人・鳥谷敬選手を準主役として、物語は進みます。


■投打の要・日本一のイケメン捕手
矢野輝弘(主役)→井手らっきょ

■ゴールデン・ルーキーと呼ばれた男
鳥谷敬(準主役)→安田大サーカスの団長

■猛虎の鉄人。ミスタープロ野球 
金本知憲千 秋

■セ界一のスプリンター 
赤星憲広清水國明(あのねのね)

■去り行く背中。神様と呼ばれた男
八木裕夏木ゆたか

■いつ見ても崖っぷち・「種田よ、元祖ガニ股は俺だ!」
片岡篤史のっぽさん

■期待の左腕・重量オーバー
前川勝彦ゴン太くん

■虎のドクター慶。みんなのイガーさん
井川慶宮地真緒

■流浪の左腕・永遠のタフネス!
下柳 剛田中邦衛

■期待の自由枠・2005年はローテを狙え
江草仁貴志垣太郎

■完全復活!右のエース
福原 忍トミーズ雅

■結局最後までベールを脱がなかった恥ずかしがりやさん
ラモン・モレル武蔵丸

■日本最速と呼ばれた男。沈黙の異端児
伊良部秀輝パパイヤ鈴木

■目指せ守護神・結婚おめでとう
久保田智之森山直太朗

■「メシア・フロム・オリックス」
ジョージ・アリアス羽賀研二

■「こんにちは。さようなら」
キンケード(笑)峰岸 徹

■関西名物・さようならオーナー
阪神・久万オーナー太平サブロー

■みんなが待っていた!それいけ新監督
岡田彰布Mr.オクレ
(リンク先で知りました。Mr.オクレさんの本名は岡田信行です。)



リンク作業が大変なので、比較的知名度が高い人は省略!


■試合シーンに登場するOB解説者
広澤克実ビートきよし

■関西で絶大な支持を持つ「元祖身もふたもない」解説者 
福本豊牧 伸ニ

■ライバル球団・読売ジャイアンツ監督
堀内恒夫→星セント

■満身創痍の帝王・球界の番長
清原和博→小野ヤスシ

■ナゴヤの宙に舞った“オレ流”名監督
落合博満→タモリ

■ダンナのものは、オレのもの。
落合信子木の実ナナ

■ビールが似合う高校生・オレ流DNA完全誤作動
落合フクシくん金正男

■虎の天敵・ナゴヤが誇る“永久機関”
中日・山本昌細木数子

■広島の英雄・赤ヘル軍団の総大将
山本浩二監督ピーコ

■アテネシーン並びに署名活動シーンに登場
近鉄・中村紀洋→北尾光司

■アテネシーン並びに上映前の増毛CMに登場
西武・和田一浩ニコラス・ケイジ

■中畑ジャパン?長嶋ジャパン?アテネに散った駒大魂
五輪チーム監督・中畑清→ヨネスケ

■華麗なる北のプリンス「これからはパ・リーグです!」
日本ハム・SHINJO→アルフィー高見沢

■球界再編の英雄!我らが選手会長
ヤクルト・古田敦也→ペ・ヨンジュン

■ネット業界の風雲児・よくも悪くも露出狂
ライブドア堀江社長→ジョーダンズ・三又

■球界のご意見番は、時々ただのイヤミなおっさん。
野村克也→信楽焼

■NPBの影の大ボス・「たかが選手」で全て台無し。
ナベツネ→エヘン虫




■ハマの名物キャラクター・ブラックホッシー
永源 遥(リンク下の方)

■タイガース球団事務所に飾られた鏡もち
山下大輔

■オープニング映像の日の出
山下大輔

■飛ぶボール
山下大輔

■飛ばないボール
山下大輔

■栄養費が隠されたおまんじゅう
山下大輔

■阪神・中村豊の背番号
山下大輔




■来季からは楽天ヘッドコーチ!頑張れ僕らの大ちゃん!

横浜ベイスターズ・山下大輔監督役



シウマイ




来年もプロ野球をよろしく!

■元阪神タイガース・亀山つとむ氏のサイトに動きがあった件について

2004年12月28日 20時37分24秒 | ☆阪神タイガース
タイガースネットコムの中の方に気を使わせてしまい、恐縮しきりでございます。

■元阪神タイガース・亀山つとむ氏のサイトに動きがあった件について

虎式マンガウルフ 更新情報)


これって確実に僕のせいですよね?




てぃぶろぐ」の応援団長補佐(団長はtorao氏です)として、年末重点的にあちらに記事をアップしてみました。
ペナントレース終盤にシーズン成績のつじつまをあわせようとする外国人選手のようですが、気にしないでくださいませ。

■元阪神タイガース・亀山つとむ氏の公式サイトがユニークなことになっている件について

2004年12月26日 03時48分05秒 | ☆阪神タイガース
しかし自分がお世話になっているプロバイダーさんが、おそらくはつつかれたくないであろう部分を思いっきりつついてもよいのだろうか?

■元阪神タイガース・亀山つとむ氏の公式サイトがユニークなことになっている件について

虎式マンガウルフ 更新情報)


タイガースファンの方に限らずとも楽しめます。
ちょっと面白いですよ。




しばらく冒頭の「談話室」の記事にトラックバックするという方法で「虎式マンガウルフ」の更新告知をしてまいりましたが、それもどうかと考えていたところ簡単な方法にやっと気付きました。

「告知記事を出して、しばらくしたら削除すればいいんだ」ということに…。

あちらのブログは更新が頻繁でない分、ここに比べるとまだアクセスが少ないんですよ。
また、「てぃぶろぐ」さんそのものの盛り上がりも、まだやはり…。
それは「新着記事」が表示されるてぃぶろぐのトップページを見ればわかります。
一度Pingを飛ばせば、数時間に渡ってトップページに掲載されてますから。



よって、宣伝のための「更新情報記事」はアップするたびに後から削除いたします。
どうかご了承くださいませ。

【マンガの描き方・実践編】~岩隈投手の楽天ユニフォーム似顔絵に挑戦。

2004年12月24日 17時11分50秒 | ☆マンガ・漫画
クリスマスイブだからって、見栄張って「今日は更新を控えよう」と思ってるブロガーの方は、コメント欄で正直に申し出てください。

ご機嫌いかがですか。
クリスマスも仕事のマンガウルフです。

さて、「マンガの描き方・道具編」と題した3回にわたる記事をアップした僕ですが、今回は実践編と称して、普段このブログに使用している似顔絵イラストがどのような過程で作成されていくのかを、少しご紹介したいと思います。

ちなみに「道具編」の記事をご存じない方は、以下のリンクからどうぞ。

■第一回
■第二回
■第三回


さて、今回サンプルとして登場していただく選手は東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍が決定した岩隈久志投手です。


■工程その1 似顔絵の元となる素材を探す。

選手名鑑などが参考になることは言うまでもありませんが、選手名鑑で紹介されている写真というのは被写体の選手自身が「身構えている」こともあり、なかなかグランドでみせるような生き生きとした表情ではないという欠点があります。
また、真正面から撮影された写真というのは似顔絵作成の資料としては実はイマイチ。
やや斜めを向いてくれている写真や映像の方が、顔のラインもわかりやすく、参考になります。

で、今回岩隈投手の似顔絵を描くにあたり、とりあえず参考にした写真はこちら

「どこが王子様やねん」と言いたくなるような歯茎が…(以下削除)

で、このように生き生きとした表情の写真が手に入ればこっちのモンです。


■工程その2 下書きをする。

時と場合で、下書きの方法は違います。
パソコン上で直接描画する場合もあります。
今回は、手元にあったメモ帳にサラサラっと鉛筆で描いて見ました。

似顔絵を描く際のコツは、その選手を想像しながら、ちょっと大げさに描いてみること。
また、「これは岩隈なんだ。岩隈に違いない!」という思い込みを持ちながらデッサンをすすめると本当に似てくるから不思議です。

で、完成した下書きがこちら。


細かいデッサンの狂いなどは気にしません。
モデルになる人物がすでにちょっと狂っている場合もありますから。

とりあえず今回は、先にもリンクした岩隈トレードに関する記事で僕が書いた以下の記述を具体化しました。

なんかモヤモヤした気持ちが残る一連の騒動でしたが、東北の野球ファンの方には最高のクリスマスプレゼントになりました。

枕元の靴下、朝起きたら中に岩隈。



■工程その3 ペン入れ

これも時と場合によって、紙の上にGペンで描いていく場合と、パソコン上で描いていく場合と、さまざまです。
今回は小さなイラストということもあり、下絵のみアナログで、その後の工程は全てパソコン上で行いました。
一番の理由は「めんどくさいから」です。



便宜上少しサイズを小さくしましたが、こんな感じになりますね。
ペンタッチもちゃんと再現されるので、本物のペンで描いても大差はありません。

普通はペン入れの段階でデッサンの修正なども行うのですが、似顔絵の場合は「一歩間違うとぜんぜん似てなくなる」という危険性があるので、なるべく下絵の勢いを尊重します。


■工程その3 色をつける。

これはとても楽しい作業です。
段階としては「基本的な色を付ける→影や光をつける→背景も考えてみる」
こんな感じです。

以下にはアニメーションで、その過程を再現してみました。



岩隈さんに楽天カラーが似合うのかどうかは、皆様各自でご判断くださいませ。
僕はなかなかのものだと思いますよ。

もっと大きな画面でこのアニメをご確認したい方は、こちらのリンクをご参照ください。


■工程その4 適当に文字を入れる。



これで完成です。

ここまでの全工程、作業時間にすると平均30分~1時間ぐらいでしょうか。
一番苦労するのはやはり「下書き」ですね。
似顔絵の場合はこの「下書き」の段階で2時間近くかかってしまう場合もあります。
また、この段階で「どうやっても似ないから断念しよう」という選択が訪れることもあります。

また、こういった系統の似顔絵を作成している際には「『こんな似顔絵を公開して怒られないだろうか?』という不安と戦う」という「裏工程」があります。
この工程は、多いときで30秒に一回は訪れます。
ちなみに実際に怒られた場合、コメント欄はこのようになります。(上から5番目。皆さんがフォローしてくださってるのが泣けます。)




いかがでしょうか?
今回の記事を読んで、少しイラストや似顔絵といったものに興味を抱いていただければとても嬉しく思います。

とってつけたように、メリークリスマス。

第三回【マンガの描き方・道具編】~わたくしの場合

2004年12月23日 20時07分17秒 | ☆マンガ・漫画
野球界に大きな動きがあったため、少し遅れましたが「第三回【マンガの描き方・道具編】」をお送りします。
ちなみに前回までの記事は以下のリンクからどうそ。

■第一回
■第二回

さて、前回はパソコンを使う作業以前の工程についていろいろとご紹介いたしました。
今回はいよいよパソコンが出てまいります。



これは僕の机の横ですね。
リサイクルショップで購入したラックに、プリンタスキャナが置かれています。

ちなみにスキャナのお値段は1万円前後だったと思います。

さて、このスキャナを使ってペン入れが終了した原稿をパソコンに取り込みます。
ポイントは「キレイに消しゴムをかけてから取り込むこと」。
A4サイズの原稿用紙一面に消しゴムをかけると、知らず知らずのうちに消し残しが発生します。
単純な作業ですが、他人に手伝ってもらうとたいてい消し残しが発生します。

さて、僕の場合は加工ソフトとして「フォトショップ」を使っています。
以前はバージョン5.5を使用していましたが、現在は6.0ですね。
使い方に関しては、基本的なところをパソコンに詳しい友人に2~3時間かけて教えてもらい、あとはガイドブックで勉強しました。
6~7割ぐらい使いこなせれば、なんの問題もありません。

で、パソコン上の画面に取り込んだ原稿を加工するにあたって欠かせないのがペン・タブレットです。



「阪急電車」はデスクトップの壁紙なので気にしないでください。
ちなみにこの壁紙、阪急電車を描きたいときはとても便利ですが、そんな仕事は残念ながらありません。

パソコン上に直接作画するとき・またソフトを使って作業するときはマウスではきわめて不便。
よって、このペンタブレットというものを使います。

僕が使っているのは「タブレット界のジャニーズ事務所」こと、「ワコム社」の最新モデルです。
コーヒーをこぼして壊れたので買い替えました。
お値段は大手家電ショップで2万5千円ぐらいだったと思います。
発売日当日でした。

ちなみにワイヤレスのマウスも付属しているので、普段イラストを描かないときも快適です。
また、写真でもわかるように本体の両サイドにはボタン類やタッチパネル(っていうのか?指でこすって操作するやつ)がついていまして、作画作業が快適に行えます。

さて、フォトショップ上はどうなってるでしょうか。



こんな感じです。
素晴らしいですね。
なんか「仕事やってるな、コイツ」っていう雰囲気がこの画像からもバリバリ感じられます。
このソフトとタブレットだけで、僕の場合はペン入れ以降の全ての作業をやります。
背中がかゆいときも、ペンでかきます。

画像で灰色に見える部分。
これは「スクリーントーン」と呼ばれるものをパソコンで貼り付けていってるわけです。

スクリーントーンに関しては、ご存知の方も多いでしょう。
「マンガ入門書」などを読んで漫画家を目指した時、この「スクリーントーンの値段の壁」にぶつかった方も多いと思います。
かなり安価になったとはいえ、B4サイズの最安値のトーンで一枚280円ぐらい。
しかも大量に使うとなると、学生の方などにとって出費はけっこうなものになります。

しかしフォトショップのプラグインにこれを導入すると、初期費用だけで永久に使えます。
本物のトーンを扱うには多少の技術とけっこうな時間や根気が必要になるのですが、パソコン上なら簡単です。

で、このフォトショップとタブレットを使って黒い部分を塗りつぶしたり(ベタ入れ)、修正を加えたり、コマの中に擬音を入れたりいたします。
擬音の文字が絵に埋もれないように「白い縁どり」もするのですが、パソコンならこれも簡単ですね。
アナログ作業だと、修正液を使ったりしてものすごく大変なんですが…。

さて、作業は進み、原稿は完成します。
とりあえず一度プリントアウトして、ディズプレイではわかりにくいミスも紙上でチェックします。
お腹がすいている場合は、そのまま食べてしまいましょう。
最悪死にますが、少なくとも「お腹がすいた」どころではなくなるので良かったですね。

そして出来上がった原稿を保存し、出版社には、そのまんまパソコンからメールで送っちまいます。
画像を「グレースケール」から「モノクロ2階調」という形式に変換してからで保存すると、容量はかなり圧縮。
だいたい1~2メガの範囲でおさまりますので、添付ファイルとしてそのまま送ります。

ただし、容量が大きいカラー原稿の場合はそうもいきません。
その場合は、「宅ふぁいる便」という無料のサービスを利用して原稿を送付します。
このサービスなら40Mまでのあらゆる形式のファイルを無料で転送してくれますので、とても便利です。
時間によってはサイト自体がものすごく重い場合はありますが、どなたでも簡単に使えるサービスなのでオススメです。

メールでの送付に関して、もちろん郵送費がかからないのも大きなメリットですが(着払いですけどね)、それ以上に「締め切りギリギリまで作業できる」というのが魅力です。




さて、ちょっと早足ですすめましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。

次回は「ブログで使っている選手似顔絵が完成するまで」に関して、ちょっと詳しくご紹介したいと思っています。
サンプル選手は「岩隈久志」なので、皆さん是非ご期待ください。

「岩隈・楽天決定」は東北に最高のクリスマスプレゼント(追記あり)

2004年12月22日 19時29分36秒 | ☆提言・苦言・球界再編
岩隈の楽天入りが決定だそうです。

 合併球団オリックスと楽天の間で11月に行われた分配ドラフトで、岩隈はオリックスにプロテクト(優先保有)された。しかし、岩隈は一連の合併騒動への不信感からオリックス入り拒否を表明。小泉球団社長が九月の労使交渉で、合併後の選手分配について「選手の意向を誠意を持って聞きたい」と発言していたことを受け、楽天へのトレードを要求していた。(共同)


引用元はスポニチです。

速報を聞いた僕の第一印象は、「あ、良かったやん」という感じ。
オリックスに入団したところで、「気持ちで投げるタイプ」と自ら明言する岩隈ですから活躍は保証できなかったことでしょうしね。
今回のようなケースでは、代替人員を必要としない金銭トレードは一番望ましいかたちだったと思います。

宮内オーナー・小泉社長としては世論をこれ以上敵に回すことは危険と考えたのかもしれません。
そうか、わざと「自滅」の道を歩むことを選択したのかもしれませんし、その意図は謎のまま。


なんかモヤモヤした気持ちが残る一連の騒動でしたが、東北の野球ファンの方には最高のクリスマスプレゼントになりました。

枕元の靴下、朝起きたら中に岩隈。

そんな気分でしょうか?


■くだらない関連記事

「オリックス小泉社長が「球児」に謝罪ってこういうことだろうか。」
虎式マンガウルフより)




【追 記】

ルパート・ジョーンズ選手の「にわか日ハムファン」にて岩隈問題に関してアンケートを行っておられます。
告知もかねますが、これについて僕の見解を少し。

以下には設問のみを引用させていただきました。

Q1:あなたは岩隈投手の東北楽天への金銭トレードという決定を評価しますか?

Q2:今回岩隈投手が合併球団入りを拒否した問題で、最も責任が重いと思うのは次のうち誰、またはどの組織だと思いますか?



僕の考えとしましては、評価・責任問題ともに「なんともいえない」としか答えられません。
というのも、球界再編問題に関しては「どこまで時間をさかのぼって考えるか」によって導き出される答えが全然違ってくるからです。

例えば、「そもそも近鉄が悪い」と言い出したところで、「では身売りやネーミングライツ導入を検討していた近鉄の球団存続への努力を妨害しようとしたのは誰だったのか。ナベツネではなかったのか?」というところに行き着いてしまいます。
また、「コミッショナーが悪い」と言ったところで、コミッショナー自体を選ぶ過程に問題がある以上、根来氏に過度の責任を追及してもむなしいだけ(それでも追求しますけどね)。


よって僕は「なんとも言えんなぁ。とにかくプロ野球界って何やらせてもヘタクソやなぁ」といった感想しかありません。
しいていえば、「今回の騒動は、プロ野球界全体の責任」ですね。

ただ、「岩隈・金銭トレード」という結果に関しては評価します。
岩隈が去り、礒部が去り、大村が去り、中村もおそらくは去り…
関西には抜け殻のようになった「オリックスバファローズ」という愛されない球団が残りました。
はぁ…

ともかく、ルパートさんのアンケートに寄せられた皆さんのご意見はなかなか興味深いので、みなさんも是非そちらへどうぞ。

元ロッテ・小川博の強盗殺人と「プロ選手・引退後の厳しさ」を安易に結び付けてはならない理由

2004年12月22日 01時34分12秒 | ☆野球
大変ショッキングなニュースが飛び込んできました。

強盗殺人で元ロッテ投手を逮捕

埼玉県上尾市の会社員西内和子さん(67)が殺害され遺体で見つかった事件で、上尾署捜査本部は21日、強盗殺人の疑いで元プロ野球ロッテ投手の、さいたま市緑区の無職小川博容疑者(42)を逮捕した。


以上はとりあえず現役時代の小川投手の写真が掲載されているニッカンからの引用です。
詳細はリンク先に飛んでください。

どうやら小川容疑者の借金問題が事件にからんでいるようです。

ただ、これはあまりにも特別なケースなので、安易にこの事件を「プロ野球選手引退後の厳しさ」に結びつけるのはどうかと思います。
現状でプロ野球の引退後保障制度がいくら不充分とはいえ、これはどう考えても小川個人の問題でしょう。

小川容疑者は、前橋工で春夏合わせ甲子園出場3回。2年春のセンバツでは8強入り。青学大をへて84年ドラフト2位でロッテ入り。88年にはオールスターにも初出場。同年10月19日のロッテ-近鉄最終2連戦(川崎)では第1戦に先発。この年に204奪三振で奪三振王のタイトル獲得。92年に現役引退し、99年までコーチを務めた。

新聞記事で触れられているとおり、小川は「88年近鉄・ロッテ戦ダブルヘッダー・伝説の10.19」の第一戦先発投手でした。
近鉄バファローズが消滅する年にこういう事件が発生したのは、偶然とはいえ、何らかの因縁を感じずにはいられません。


たしかにプロ野球選手の引退後の生活というのは、必ずしも保障されていません。
指導者・解説者・球団スタッフ・タレントなどの形で引退後も野球界に関われる人間はほんのわずかです。
貯蓄を元手に商売をはじめたものの、無知がたたって失敗する人も少なくはないでしょう。

プロ野球界全体としてリタイア後問題に真剣に取り組み、考えることは大切です。
しかし最終的な人生の責任は本人が全て負うのですよ。
決して誰のせいでもないんです。

元プロ野球選手だろうが、元サラリーマンだろうが、元漫画家だろうが、それは同じことだと思います。

第二回【マンガの描き方・道具編】~わたくしの場合

2004年12月21日 18時24分47秒 | ☆マンガ・漫画
さて、思ったよりも皆様から興味を持って読んでいただいた「マンガの描き方・道具編」ですが、これはその第二回です。
前回を未読の方は、是非こちらをご覧いただいてからどうぞ。


さて、前回はペンやらインクやらまでいきました。
今回はパソコンでの作画作業を中心にご紹介する予定ですが、もう少しだけ非デジタルな部分をご紹介。

皆さんは「まんが家って、どんな絵でもパッと簡単に描けるんでしょ?」という印象をお持ちではないでしょうか。
もちろんそういう漫画家の方もたくさんおられるでしょうし、僕も人物の簡単な顔やポーズならすぐに描けます。
ただ僕の場合は、例えば「リンゴをむいているところ」とか「携帯電話でしゃべっている時の手の部分」とか「キンケード(笑)が右足を出して当たりに行った場面」などは、やはり実物を見ないとかけません。

そのために机の前には大きな鏡が置いてありまして、ちょっとした表情や手の位置などは、自分でその動きを再現しながら描いていきます。
つまり怒っている人間の顔をうまく描くためには、実際に怒りながら描くわけでして…。
はたから見ているとほとんど狂人ですね。

で、上半身は比較的なんとかなるのですが、全身ともなると鏡に映すのは大変です。
そんなときに便利なのが「ポーズ集」です。



大きな書店や画材屋さんで手に入ります。
ご紹介しているのは、僕が持っている10冊以上あるポーズ集のごく一部。
「学校生活編」とか「制服・ユニフォーム編」とか「子ども編」とかとか、さまざまな種類が発売されていますが値段が少々割高なのがたまに傷。一冊あたり2000~3000円程度します。
また、背景を描く場合にもそれ専用の背景素材集というのがありまして、「街角編」やら「家庭編」やらがあります。

しかしそういった市販のポーズ集・素材集では自分のニーズに追いつかないため、「自作の素材集」というのもありまして。
これは雑誌や新聞などからの切り抜きをでかいノートに貼り付けています。
何年も前からコツコツと作っているものなので、当時読んでいたオリックス球団誌からの切り抜きがなんだか涙をそそります…(イチロー満載)。

他にも作画用の資料としては、木製の「デッサン用人形」などが市販されています。
ただ、「美術用のデッサン人形」よりも秋葉原などで手に入るフィギュアの方が便利です。
要するにいっぱい関節がある、「GIジョー」などのアクション・フィギュアですね。
これの方が、いろいろなポーズをとらせることができますから。

ちなみにこの種の人形の手足は”ありえない角度”にも曲がってくれるので、複雑骨折した人を描く場合にも便利だと思います。

しかし最近はこういった作画用資料を苦労して探さないといけないケースがずいぶんと減ってきました。
なぜならインターネットが普及しているから。
例えば「パトカーってどんなデザインだった?」とか「グリーンウェルってどのツラ下げて阪神に来たんだ?」などと思っても、ネットの画像検索でだいたいは探せます。
昔は図書館に通って資料を探したものですが、ずいぶんと便利になりました。


さて、もう1つだけ非デジタルな部分をご紹介。



マンガ家以外にも製図などで使っている方はおられることでしょう。
トレース台です(このサイズのものなら7~8千円だと思います)。

これは箱の中に蛍光灯が入ってまして、スイッチを入れると光がでます。
基本的な使い方はこの上に複写元となる絵や写真をおいて、さらにその上に白い原稿用紙を置くというもの。
下から強い光があたると「下に置いた原画の線」が「上の紙」まで透けて見えるので、そっくりにトレース(要するに「鉛筆などでなぞってコピー」)できるのです。

昔は漫画の背景のトレースなどに多用していましたが、現在僕がこれを使うのは「左向きの人」を描く時です。

一般に右利きの人は左向きの。
左利きの人は右向きの人間を描くのは苦手だと言われます。
僕ももちろん苦手なわけでして。
よって、以下の方法を用います。

1.原稿用紙を裏返して、トレース台のスイッチを入れ、裏からシャーペンで「右向きの人」を描く。
2.原稿用紙を表向けて、ペン入れする。

これなら簡単です。
ちょっとデッサンが狂う場合もありますが、なるべく気にしないようにします。
ただ、もちろんパソコンに取り込んでから絵を反転させてもOKですよ。
そのあたりは時と場合で。




うーん、なんだか予想よりも長くなったのでパソコン作業編は「第三回」にまわします。
いよいよパソコンが出てくるのか?

【マンガの描き方・道具編】~わたくしの場合

2004年12月21日 06時30分02秒 | ☆マンガ・漫画
2~3日前に当ブログのカテゴリーを整理したのですが、「☆マンガ・漫画」というカテゴリーをほとんど使用していなかったことに今さらながら気付きました。

今日はいつもと少し趣向を変えて、いつもよりえらそうに「漫画家・イラストレーター」として活動する際に使用する道具などを公開していこうかなと思います。

最初に断っておきますが、僕はパソコンを使って作業をするので全てアナログで作業する場合はちょっと違ってきます。
ちなみに僕はどちらも経験しているので、いつ停電になっても安心です。
地球上のパソコンと発電所が全て破壊されてもマンガを描くことができます。
それをどうやって印刷して発表するのかは知りませんが…。

さて”パソコンを使う”といいましても、僕の場合は完成までの全ての工程をパソコンで行うわけではありません。
小さなカット・イラストや四コマ漫画を描く場合以外は以下の手順を踏みます。

1.紙に下書き
2.紙にペン入れ
3.消しゴムをかけてから、原稿をスキャナでパソコンに取り込む
4.フォトショップで仕上げ
5.プリントアウトして具合を確認
6.完成原稿をメールで出版社に送信

基本的にはこんな感じです。
そのつもりでお読みくださいませ。
そして「こいつ何様のつもり?」という不平不満はおさえてください。
お願いします。

【マンガの描き方・道具編】

漫画やイラストというのは、設備投資として最低限「紙」と「ペン」さえあれば、とりあえず誰でも描けます。
“100キン”で全てそろえることも可能です。
もし定規がなければ家にある缶カンの端っこでも使ってください。
白い原稿用紙がなければチラシの裏でも使ってください。

ところが、その道でご飯を食べようと思えばもちろんそういうわけにはいかないわけでして…。




下書き用に使う道具はこれだけです。
たぶん、本当はもっと使わなければいけないのだと思います。
ところが、これで僕には充分なんですよ。

ポイントは「DRAPAS」と書かれた特殊な定規。
これは平行線を何本も描く場合に便利です。
効果線を描く場合はもちろん、枠線を描く場合も便利です。
似たような定規はどこでも売ってますが、透明なものを買ってください。
下の線を見つつ作業するには透明なものが便利だからです。

そして電動消しゴム
あってもなくても良いのですが、手が疲れません。
また「うい~ん」って音と、消す際の「ちゅんっ…ちゅんっ…」って音で歯医者さんになった気分が味わえます。

あとはお好みでシャーペンか鉛筆
濃さは、HBとかBとか、B21スペシャルとか、自分にあったものをお好みで。




さあ、ここからは少し漫画家っぽくなります。
インクとペンですね。



おお、我ながらエエ感じに撮れた写真です。

さて、まずはインクですが基本的には黒ければなんでもいいです。
極論を言えばボールペンでも黒ければOK。
イカスミでも、黒砂糖でも、広島の黒田投手でも、黒い色さえ出ればOKです。
(ちなみに僕がかつて少年ジャンプで賞をいただいた4コマ漫画作品はゲルインク・ボールペンで描きました)

ただ、現在の僕はパイロット社の製図用インクしか使いません。

まず乾きが速いんですね。これが一番の理由です。
あと、はっきりと黒色がでます。
あと、瓶がカッコイイ。

上の写真には黄色いフタの「墨汁」も写っていますが、書き味は良いものの、乾きが遅いのでぼくには不向きです。
ちなみにこの墨汁は4年前ぐらいに購入してから、一度も買い換えてません。まだ6割ぐらい残ってますから。

そしてペンですね。

最近の僕は「Gペン」をメインに使います。
これはやわらかい線を描く時に便利です。
ほぼどんな場面でも使えて便利ですが、冠婚葬祭の贈り物には不向きなのでご注意ください。

いちいちペンの機能と用途を説明すると長くなるので専門書や専門サイトをご覧いただけると幸いです。

あ、ペン軸ですか。
持ちやすければ何でもいいですよ。
僕のペン軸はかなり年季が入ってますが、後ろの部分を切って使っています。
そのほうが小回りがきいて描きやすいんですね。
ちなみに木製のペン軸を切断する場合は「南斗水鳥拳」をおすすめします。
そう、マンガのことはマンガに出てくる技で解決しようということです。

ただ、いちいち南斗水鳥拳の機能と用途を説明すると長くなるので専門書や専門サイトをご覧いただけると幸いです。
ちなみにぼくはナイフなどを使ってペン軸を切断します

修正液ですが、昔は鬼のように使ったものの今ではほとんど使いません。
なぜならペンで描いた線の修正はパソコン上で行うと「あっちゅー間」だからです。






さあ、いよいよパソコンが登場するのでしょうか?
「第2回」に続きます。

追記リンク

■第3回
■第4回は「実践編」

高校球児とプロ野球選手のシンポジウム「夢の向こうに」 なぜこのオッサンが…?

2004年12月19日 21時21分03秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
日本プロ野球選手会の公式ホームーページにこんな記述がありました。引用元のページはこちらです。

プロ野球現役選手による高校球児とのシンポジウム「夢の向こうに」を今年も以下の日程で開催いたします。

昨年好評だった、プロ野球現役選手と高校球児との交流会ですね。

高校生にもわかりやすい具体的な技術指導もあり、質疑応答もあり、なかなか実のあるシンポジウムです。
例えば去年は読売ジャイアンツ・工藤投手が「ピッチングはイスに腰をかけるように投げに行く」という言葉で指導したと聞きます。
具体的でわかりやすいですね。
ほかにも横浜ベイスターズの佐伯選手が服装の乱れた高校生を注意するなど、話題となりました。

で、今年は鳥取の会場でオリックスの小泉社長が岩隈騒動を球児に謝罪したなどという記事も今朝の朝刊にありました。
ぼくも「虎式マンガウルフ」にて記事にしました

そんななかで、ふと僕は各会場に呼ばれている選手のメンツが気になったので、冒頭に挙げた選手会のホームページをのぞいたわけなんですよ。
ご当地選手・フランチャイズがその都市に近い選手を基本的に呼んでいるようで、まあ納得の人選。
ベテラン選手・スター選手・話上手・若手もバランス良く配置されています。

ところが、その中の愛知会場で気になる人選が。
いや、選手じゃなくて「進行役」に…。 





◆12月11日(土) 愛知 会場:名古屋市厚生年金会館(講堂) 午後1時開始

【コーディネーター】

福本 豊

【参加選手】

大阪近鉄:的山哲也 礒部公一
中  日:岩瀬仁紀 川岸 強 立浪和義 井端弘和


福本 豊

福本 豊


ふくもと ゆたか








なぜ…!?


野球界の未来をになう高校生と現役プロ選手の大切な橋渡し役に、なぜ「元祖・身もふたもない王」が?
しかもなぜ愛知県で?
栗山英樹氏の都合がつかなかったのか?


以下は福本豊氏語録集より抜粋。
【浜中の打席中】
中田良弘「試合前、浜中と喋ったんですけど、バッターボックスでタイミンングが遅れると本人が言ってましたけど、どうなんでしょうか福本さん?」

福本っさんはよしたらええねん


基本的に終始こんなオッサンですよ?


すでに愛知でのシンポジウムは終わったようですが、どんな様子だったのかが大変気になります。
幸か不幸かゲストに東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍した礒部選手が混じっていますしね。



【質疑応答の想像図】

高校生「どうして礒部さんは楽天に移籍できたのですか」

礒 部「えーっと、自分としては、近鉄バファローズを守る気持ちで精一杯戦ってきましたが…」

福 本 「んなもん、ゴネ得やん!」 



あのオッサンはこれぐらい余裕でかます。
絶対に…!


坊主頭の高校生がずらーっと座る会場に向かって、「たこ焼きみたいやな」ぐらいは余裕でかまします。
そんな愛すべきオッサンなんです。


ちなみに福本氏の列伝に関してはこちらの「福本豊 『お笑い野球解説』」も参考になります。
ていうか、笑えます。(一部読みやすいように変更してます)↓




20 名前: 投稿日: 2001/05/26(土) 12:48

夏休みに阪神ファンの子供が実況席にいた時。

アナ「ヒロシ君も野球をやってるみたいだけど、ヒロシ君は藪選手の
   どの球を打ってみたい?」
子供「ストレートです。」
アナ「どうですか?福本さん。やっぱりストレートを待つというのは、
   気持ちがこう、なんかまっすぐというか子供らしくて…」
福本「まぁ、ストレートが1番打ちやすいからね。」

無理です

2004年12月17日 20時52分16秒 | ☆BLOG/その他
たくさんのコメントをいただいておりますが、ちょっと年末進行と重なって限界がやってまいりました。
申し訳ありませんが、個別へのレスは返せません。
ご了承いただけますと幸いです。

もちろん1つ残らず拝読してます。
笑えるものも、マジメなものも、本当にありがとうございます!


週明けぐらいには、通常の運営になると思います。
ちょっと仕事を優先させていただきます。

しかし、欽ちゃんネタとかのコメント、面白いですね。
一度「プロ野球大喜利大会」でもやりますか。

ちなみに来年2月からパチスロ専門コミック雑誌にて月イチのマンガ連載(6P)が始まる予定です。
好きにやらせてもらえそうなので、ありがたいですね。

びっくりすることにgooのフリーメール宛てにに依頼のご連絡が来ました。
これもブログをやっていたおかげですよ。


てなわけで、またマンガの世界に戻ります。

「マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」の談話室ですよ。

2004年12月16日 00時00分00秒 | ★談話室という名のBBS★
ようこそ「マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」へ。最新記事はこの「ダンワシツ」の1つ下です。ご注意ください!

本日(11月23日)より、「マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」に談話室を設置いたしました。
要するに「BBS」・または「伝言板」ってやつです。
(あ、もし良かったらこの「ダンワシツ」用のイラストはフリーで使っていただいて結構です。似たようなことをやっておられるブロガーの方も増えておられるようなので。)

こちらの記事は当面トップに配置いたしますので、コメント欄やトラックバック欄を以下のような場合にお使いくださいませ。




■意味のない雑談・僕が書いた記事とは直接関係のない話

「寒いなー」とか。そんな感じですね。
他にも僕に対する素朴な質問や、このブログの過去記事に関する疑問やご意見などでもOKです。
「○○問題に関してマンガウルフさんはどう思いますか?」などといった質問でもOKです。



■なんらかのリクエストなど。


例えば「もう一度あの企画をやってください」とかですね。
こればっかりは全てにお答えするわけにはまいりませんが、とりあえず何かある方は試しにどうぞ。


■励ましのお言葉など

初めての方も、足跡など残してくださればとても嬉しく思います。


どの記事に送っていいのか迷うトラックバックなどはこの記事にどうぞ。

全てのいただいたトラックバックに目を通してコメントを残すことは時間的に難しいのですが、野球に関連する記事や当ブログに関連する記事を書いてくださった方など、「どの記事に送ろうかな?」と思ってしまうようなトラックバックは、とりあえずこちらの記事にどうぞ。(あまりに古い記事に送っていただくと、見落としてしまう場合もありますので。その場合は本当にごめんなさい!)


■僕がもう1つ運営するタイガース記事専門ブログ・「虎式マンガウルフ」に関することでもOKです。





コメントに関するお返事は極力させていただくつもりですが、できない場合もございますのでご了承いただけますと幸いです。

苦情などにも真摯に対応させていただく所存ですが、僕を含めた誰が読んでも不快になるであろう誹謗中傷の書き込みがあった場合には僕の判断で許可なく削除させていただく可能性もございます。
また、アダルトサイトへの導入手段と思われるコメントやトラックバックに関しても同様です。


とまあ、長々と堅苦しいことを書きましたが、要するに「好きに楽しく使ってください」ってことです。


さて、とりあえず作ってみたもののどうなることやら。
「虎式」の方のコメント欄で「作りなさいよ、アンタ!」とリクエストしてくれた猛虎軍大将代理ことテド選手にトラックバック送っておきますね。