カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

「それはずるい!それはずるい!」と本気で怒られる草野球日記

2005年06月30日 01時54分05秒 | ☆野球
先日、「*勝手に能見投手応援*」のみみ。選手の草野球チーム、「城北野球部」と僕が所属する草野球チーム「ロッチオリオンズ(仮)」が合同練習を行いました。新しいオフ会のカタチです。

今日はそんなこんなで、僕の草野球日記を。




5月21日(晴れ)

いきなり結成し、ブログで対戦相手を募集した我々ロッチオリオンズに対戦を申し込んでいただいた草野球チーム、ジェリーフィッシュさんとの試合。

電車を乗り継ぎ辿り着いたのは都内某グランド。
集まったメンバーをよくみると、芸人時代からの後輩である「ロックンロールコント集団」超新塾のメンバー・新塾ドラゴンがいた(その昔、浅越ゴエと「デモしかし」というコンビで活動していた男です。知ってる人は知っている)。

では箇条書きで当日の様子を。

・ユニフォームがまだない我々のチームは全員思い思いのユニフォームに着替えだす。
僕も持参したジャージに着替えようとすると、「あ、シゲちゃんのユニフォームは僕買ってきましたから」と、そういち。

彼の袋から取り出されたのはクリーム地に鮮やかな蛍光黄緑のストライプが入ったわけのわからない、しかもサイズの小さいユニフォームズボン。

「なんやねん、これ」
「いや、近所の服屋で100円でした。女ものですけど

よく見ると本当に「100円」の値札が。
かっこわるー。


・メンバーの中で1番野球が上手いワタナベ君がユニフォームに着替えだす。
「おお、さすが経験者。ちゃんとしたユニフォーム持ってるんやなぁ」と感心していたら、袖口に日の丸。胸にJAPANの文字が。

「なにそれ?自分で作ったん?」
「いや、昔アメリカに遠征したときのユニフォームです」

我がチームには、元日本代表がいた…!

全員でびっくりした。
そういう事実は、もっと早く言ってよ。



・ジェリーフィッシュさんの先発投手はキャプテン(?)・大野選手。
事前に「山なりの60キロぐらいの球を打つ練習をしておいてください」とアドバイスはされていたのですが…

打ちにくい…!

バッティングセンターでは余裕で打てる我々も、凡打・凡打の繰り返し。
打線がなかなかつながらない!

結果的に完投を許すはめに…。



・対する我々の先発投手は元JAPANことワタナベくん。
快速球で相手を翻弄。

しかし、そういちの「ピッチャーやりたい人」という呼びかけに新塾ドラゴンが「はい!」と答えたあたりから雲行きが怪しくなる。

無駄にデカい体から、明らかに無駄な動き満載のにせマサカリ投法



・さらに投手はコカドに交代。

炎上。

連打と四球で得点を許し、見事ビッグイニングを演出。
レフトの守備位置から「次ベンチ戻ったら殴ったろ」と思ってました。


・ランナー1塁で、キャッチャーそういちがパスボール。
ボールは転々と転がります。
当然、相手ランナーは進塁。

「そういち、セカンドや!はよセカンドにボール投げろ!」とメンバーがわめきたてると、そういちは足元に転がっていた試合球とは別のボールを二塁に送球

「それはずるい!それはずるい!」と、本気で怒られてました。


・チェンジの際、全速力でのベンチ帰還が義務づけられているロッチオリオンズ。

「俺ら、ベンチ帰ってくるのは日本一やー!!」

シコースキーばりの全力疾走で、メンバー(ていうか、僕)の疲労が徐々に蓄積されていったのは言うまでもない。


ssssssssssssssssssssssssssssssssssss

細かい試合結果はジェリーフィッシュさんのサイトでご確認ください。(トップページ→「試合結果」→「5月」とクリックすると、ページ中央あたりに表示されます)

最終的には時間切れで、世界のTJこと「トージ」のランニングホームランも参考記録となっています。(←リンク先はTJのブログ)

是非再戦を御願いしたいものです。
強力な助っ人&新戦力が続々と参加表明をしておりますので。





6月某日(くもり)

「おい、はよユニフォーム作ろうや」とコカドに電話。
最近は1万ちょいあれば、それなりのユニフォーム一式を作ってくれる業者があるようです。

「うん。ちゃんと考えてるよ。ちなみにアンガールズは稼いでるから6万3千円って伝えてある。」
「まじで?なんて言うてた?」
「『ほんまにぃ?まあいいけど…高くない?』て言われた」


後日、二人には多めに払わせるという我々の悪巧みは見事バレたものの、一着分多めに払ってくれるらしいっす。
練習も試合も、ほとんど不可能ってほどに来られないのにねぇ。



6月25日(はれ)

女性ばかりのチーム、みみ。選手の城北野球部との合同練習。
城北さんから3名。うちから5名の計8名での練習でした。

詳しくはみみ。選手がブログで写真入りの記事にしてくださいましたので、そちらをどうぞ。

僕がNPBのキャッチフレーズである「フルスイング」を忠実に守りきっている素晴らしい写真もありますので、是非。

ちなみにサイドスローからきれいなフォームで投球しているのは、鳥谷と同じ大学で勉学にいそしむ新メンバーのS君。かっこいい!

えらいもので、練習を終えるころには少しみんな上手くなっていました。
僕の「超弱肩」も過去に比べて少しは改善されていて、「2ヶ月かけて、やっと肩が温まってきた」と自己満足。
それでも「グラブの使い方逆ー!」と怒られる日々ですが。

みみ。選手、是非またご一緒いたしましょう。




というわけで、急ぎ足でご紹介しました。

野球人気と読売人気を安易に結びつけて喜ぶな

2005年06月28日 22時05分31秒 | ☆提言・苦言・球界再編
あんまり腹がたったのでさらしてやる。


夕刊フジの記事。

◆視聴率挽回!? 悪あがき…ONの遺産では

リンク先はgooのニュースになりますので、夕刊フジを見たくないひとでも安心。


とにかく、言いたいことがたくさんある。


・目先の部数を追い求めるあまりONの遺産ばかりを追い続け、いつまでも現実をみなかったのはむしろマスコミ側なのではないのか?あなたたちの報道姿勢を省みる気持ちはないのか?

・長嶋氏の復帰を喜んでいるのは、マスコミだけだろう。
仮に長嶋氏の大ファンであっても、復帰をのぞまない人だっているはず。
まず第一に、病明けの長嶋氏が心配。そういう配慮はないのか?

・野球人気って、ジャイアンツ戦の視聴率だけで計測するもんなのか?むしろ地域密着が進んだ証拠という分析はないのか?
「今、日本のプロ野球が存亡の危機に瀕している」って、ジャイアンツのチーム成績と観客動員とブランド力が危機に瀕しているだけだろう。
なぜ安易に全部を巻き込む。




本気で腹が立った。
もう夕刊フジなんて取材拒否しましょうよ、NPBと選手会。
こんなこと、一度や二度じゃないですから。


「いつまでも昭和のスターに頼り切っているようでは、ファンに愛想を尽かされるのも無理はない」だと?


自分たちが「昭和のスター」を持ち上げ、頼りきり、目先の部数増加を追い求めてきた事実を棚に挙げているようでは、読者に愛想尽かされるのも無理はない。


◆僕がおすすめする音楽はこんな感じ

2005年06月28日 04時22分09秒 | ☆阪神タイガース
ミュージカルバトン、回ってきました。そういえば音楽の話ってほとんどこのブログで触れたことないですね。いちおうバンドとかやっているという肩書きもあるくせに。


◆ 僕がおすすめする音楽はこんな感じ。


(僕のセカンドブログ「虎式カネシゲタカシ」の更新情報です。)

おかわり君こと中村剛也選手の似顔絵がひどかったので…。

2005年06月27日 04時12分12秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
いつもお世話になっている習慣ベースボールさんで野球関連のネタ記事をチェックしていたらこんなのがあるじゃないですか。


おかわり中村グッズ第一弾発売中

プロ野球ファンなら今やほとんどの人が知っていると言っても過言ではない、西武ライオンズの「おかわり君」こと中村剛也選手のグッズが発売されたというニュース。

で、リンク先に行ってみたわけですよ。


似顔絵がひどい!


申し訳ないですが「おかわり君」というよりは、どことなく石井義人選手に見えそうな似顔絵ですよ。

で、見た瞬間に思ったこと。
「こんなんやったら、なんでオレに発注してくれへんかったの?」

で、思った瞬間にまた思ったこと。
「んなこと言いつつ、ホンマにちゃんと描けるんかよ、オレ?」


というわけで、さっそくgooの「お絵かきツール」というやつ初めて使用し、記憶だけで一発描きしてみました



こっちの方が、似てないですか?
自画自賛で言ってみますが…。

こんなことをやってたら、夜の「すぽると」で中村剛也選手の特集やってましたね。
もう大丈夫。
今度描くときは、もっともっとバッチリ似せてみます。



ちなみに現在gooブログのトップに表示されている「おえかきツール」紹介のバナー内のイラストは、僕によるものです。
野球のイラストだから、どれかすぐわかりますよね。

おえかきツール、意外に高機能なので慣れるまでが大変そうですが、慣れたらかなり使えそうですよ。
タブレットがあれば、なおのこと。

巨人・SHINJO・塩谷和彦~なんか「巨人・大鵬・たまごやき」みたいですが…

2005年06月24日 05時17分35秒 | ☆提言・苦言・球界再編
現在、少し前の記事に対するものも含めてたくさんのコメントをいただいておりますが、コメント欄に残しておくにはもったいないというものをご紹介し、レスさせていただこうと思います。


【巨人ファン限定参加企画】アンチナベツネ巨人ファン宣言!がはじまるよ+読売没落の原因 にいただいた、皆さんおなじみ「きょうろぐ」のしけたろうヘッドコーチからのコメントです。

ちょっとズレますが・・・ (しけたろう) 2005-06-23 23:43:19

どこに書こうか迷ったんですが、めたかさんのところでも良かったのですが、ナベツネ関連ということで・・

「野球人気凋落」という話をするとき、思うのは、「じゃ~、よかったころっていつ?」という話なですよね。

で、若い世代は「ドラフトが機能していたころ」であって、「80年代ぐらい」の野球が面白かった・・と思ってると思うんだけど、
60代、50代ぐらいの人だと、
「西鉄ライオンズ」「V9時代(長嶋、王全盛期)」という人がいると思うんですよ。
長嶋以上のスターが出ていない以上、長嶋引退以後の野球はカスみたいに思っている人も・・・


そういう人からみて、選手が自分で球団を選ばないのが選手から覇気を奪っているのでは?と(比較的まともな)ドラフトをしていたころは思っていたのではないでしょうか・・・

王も長嶋も巨人志望で巨人にきたわけですし、
西鉄の三原監督と選手の関係とか・・・

要するに、ドラフト施行前がベストだったと思う人たちがいて、そういう声に推されてナベツネが動いただけという気がします・・

FAにしても逆指名にしても・・
はじめは運用のしかたが間違うってこともあるでしょう・・最初の10年ぐらいは・・
それがたまたま巨人だったと・・でも何回かは優勝してるし・・

ナベツネと巨人と長嶋と松井・・・
っていうのはなかなか面白いテーマですので、今度なんか書きます。
巨人ファンのカミングアウトが面白いですね。
いろいろ聞いてみたいですよ・・
阿部が7番でいいと思ってるの?とか


非常に興味深い考察ですね。
そう。ドラフトなんてまったくなく、人脈や資金力や球団の人気を武器に自由に選手が獲得できて、さらにそれでいて抜群に面白かった(らしい)時代が日本プロ野球にはあったわけです。
(もちろんその裏でパシフィックの悲哀も徐々に形成されていったわけなんですが…)

ちなみに日本の第一回ドラフト会議が実施されたのは1965年11月17日。
場所は日生会館。

僕の手元にある「プロ野球ドラフト読本2001」(ベースボールマガジン社)をもとに、この年に指名された主な選手を以下に。

近鉄→鈴木啓示
東京(現千葉ロッテ)→木樽正明
広島→水谷実雄
阪急→長池徳二・谷沢健一(入団せず)
西鉄(現西武)→江本孟紀(入団せず)
阪神→藤田平
巨人→堀内恒夫


80年代の半ばあたりまで活躍した選手がちらほらといますね。
このあたりの選手以後がドラフト世代です。

エモやんなどもそうなのですが、第一回のドラフトは結構な数で「入団拒否」というケースがあったようです。
やはり自由競争時代のなごりで、獲得される側も抵抗があった証拠でしょうか?
また、阪神を熱望していたとされる鈴木啓示投手が近鉄に入団することとなったりと、いろいろなドラマもあったようです。

ま、参考までにデータを出してみた次第ですが。
しけたろうヘッドがおっしゃるように、ドラフトの運用が安定するのは導入よりもっとあと。
「ドラフト外入団」という手段も93年ごろまではありました。

そして現在の自由獲得枠ありきのドラフト制度は、安定をみせる前に改革されようとしています。
なんだかなぁ。

ちょっと自分の意見をまとめきれないので、データのみの公開にしております(なんだそれ)。
ただなんとなく思うことは、「ドラフト制度を改革したらプロ野球人気は劇的に復活する」というのはおそらく幻想にすぎないんじゃないかということ。

きっと、もっと別のところに大きなポイントがあるような…。
なんとなく思うだけですが…。





では、次に移ります。

交流戦雑感「コンプレックス同士がぶつかりあい、交流した。それはそれで面白く、意義のあることだった」にいただいた、「toog sistem fighters fan edition」のtoog選手からのたれこみコメント。

いやー。 (toog) 2005-06-24 02:36:23
新庄のコメントが転がってたんで、載せときます。

>559 代打名無し [] 04/05/14 22:14 ID:c9nS4qmD
>「プロ野球の存在意義は、その街の人々の暮らしが少し彩られたり、
> 単調な生活がちょっとだけ豊かになることに他ならない。
> ある球団が中心で物事を進ませるセ・リーグにはない、
> 野球くささをパ・リーグはもっている」

>今日の日刊スポーツ、4面
>by新庄

パリーグはもちろん、阪神にも新庄の言う「プロ野球の意義」は根付いていますね。



タレコミ、ありがとうございます。
さすが新庄。

アスリートの視点からプロ野球のあり方を語る選手は多いですが、娯楽としてのプロ野球のあり方を明確に語る選手は意外に少ないと思うのですよ。

そして、この新庄のコメントは、僕に言わせれば「完璧」なんです。

「街」という言葉。
「少し彩られたり」という言葉。
または「ちょっとだけ豊かになる」という言葉。
「ある球団が中心」ということを批判する言葉。
「野球くささ」という言葉。

これらの言葉によって新庄は、プロ野球が今まで歩んできた道と、これから進むべき道のすべてを表現しきっています。
この言葉の行間に、「プロ野球経営者はちょっとぐらいの赤字なら笑ってよ。でもどうせなら、皆がほんのちょっとだけ儲かる道を模索してみようよ」というメッセージを読み取ったのは僕だけかな?

また「野球くささ」という言葉は、冒頭の「街」というローカルを意味する言葉に再びかかっています。

ああ、完璧です。
これからはパ・リーグです。





では最後に。

「究極の選択~プロ野球編」あなたならどっちを選択する? というくだらないネタ記事にいただいた「鯛が酢・おミルク」のichiken選手のコメント。

自作の「究極の選択」をいただきました。
いちいちオモロイので答えておきます。

■君はレギュラー当落線上のタイガースの選手だ!どうする?
 ・岡田監督にお尻を触られてスタメン出場。
 ・断ってベンチスタート。試合中ずっと平田コーチのオヤジギャグを聞かされる。


セクハラ反対派なので、ベンチスタートでいいや(笑)。
耳栓しておくから大丈夫。

でもたぶん、「カネシゲ!準備しておけ」などの指示すら聴こえずボーっとしてそうだから…即二軍落ちだな。
ごめん。やっぱりお尻さわられます…。

■神様が野球選手になる夢を叶えてくれるぞ!どうする?
 ・顔が鳥谷でフォームが種田。
 ・顔が種田でフォームが鳥谷。


そりゃ顔鳥谷でしょう!
誰かもおっしゃってましたが、プロ野球選手になる以前・以後の人生も大事ですから。

でも鳥谷のフォームが種田だったら…もっと絶対人気でるって。
その前に岡田監督あたりに矯正されそうやけど。


■君は少し目立ちすぎてしまった!どっちが良い?
 ・藤田平に苛められる。
 ・広岡達郎に苛められる。


これ、どっちもイジメられるんですよね…。
とりあえず藤田平にイジメられてからJリーガーに転身して、「イジメかっこわるいよ」っていう公共広告機構のCMに出演する。


■君は外国人助っ人だ!どっちが良い?
 ・「オマリーでおまー」とか、しょーもないダジャレを言わされる。
 ・「明日も勝つばいーっ!」とか、妙な博多弁を言わされる。


どっちでもいいよ(笑)!
ま、あえて選ぶならダジャレかな。
「バースガス爆発」とか、「サンキューベニーマッチ」とか、いろいろ考える。

全然関係ない話ですが、千葉ロッテのベニーに日本人の血が混じっている気がする僕は、彼をみるたびに心の中で「紅井さん…」とつぶやきます。

■君も今日から野球選手だ!どっちが良い?
 ・塩谷
 ・谷中


うーん。谷中。
少なくとも、僕に愛されるから。



しかし、コメント欄に寄せられた回答、面白いですね。
清原にボコボコにされても優勝したい人が多かった(笑)。

いいんですか?
翌シーズンも、引退してからも目つけられるんですよ???




現在「年賀状素材集のイラスト描き」というユニークな仕事や、8月に新刊されるパチスロ漫画雑誌で月14ページの新連載をすることになった僕としましては、すべてのいただいたコメントにお返事する時間がありません。本当に申し訳ございません。
(もちろん、すべて読ませていただいてます。本当に感謝しております。)

というわけで、こんな記事を書いてみました。


「究極の選択~プロ野球編」あなたならどっちを選択する?

2005年06月23日 03時56分46秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
なんか突然思いついたので、遊んでみたいと思います。

「究極の選択・プロ野球編~あなたはどちらを選びますか?」

◆質問1◆あなたは独身イケメンプロ野球選手です。

今日は大切な合コンの日。
お相手は美女アナウンサー軍団。

しかし着ていく服のバリエーションを以下の二種類からしか選べません。
どちらを選択しますか?

1.カッコいいスーツだが、頭に巨人帽

2.黒いタンクトップに白い短パン。
 そしてブレザーが名球会のアレ


もちろん途中で着替えることなどは、できません。



◆質問2◆あなたはプロ野球の監督です。

9回裏、絶対絶命のピンチ。
リリーフ陣は全て使い果たし、ブルペンには以下の二人しかいません。
どちらをマウンドに送りますか?

1.やる気マンマン、気合充分!
 「おれ、今から監督を男にしてみせます」と断言する横浜・牛島監督

2.調子は最悪。120%テンぱっている楽天・谷中投手




◆質問3◆あなたは阪神タイガースの選手です。

読売ジャイアンツ戦で、一打サヨナラの場面。
この試合に勝てば、リーグ優勝が決定します。

調子は絶好調で、相手投手はバテバテ。
サヨナラヒットを打つことは赤子の手をひねるがごとく簡単です。

しかし、サヨナラを打つとナインの手荒い祝福によって、必ずユニフォームを脱がされます

よりにもよって、その日のユニフォームの下はTシャツ。

しかも赤い字で大きく「清原のアホ」とプリントされています。
どうしましょうか?

1.チームのためにヒットを放ち、ナインにボコボコされたあと、清原にもボコボコ

2.自分のために迷わず三振。


さぁ、みんなで考えよう!




皆さんも面白い「究極の選択~プロ野球編」を思いついたら、トラックバックやコメント欄で教えてくださいね。

交流戦雑感「コンプレックス同士がぶつかりあい、交流した。それはそれで面白く、意義のあることだった」

2005年06月22日 02時57分33秒 | ☆「きょうろぐ」関連
「きょうろぐ」の企画に乗って、ぼくなりの交流戦雑感をつらつらと。

きょうろぐの当該記事に寄せられた皆様の交流戦感想を拝見したうえで、多くあった意見にも触れつつ僕なりの視点でも少し書いてみます。

まず多数派の意見として挙げられるのは以下の二点でしょうか。

1.おもしろかった
2.期間が長い

1に関しては僕もそうです。
新鮮な気持ちで投高打低のスピーディーかつスリリングな試合展開を楽しめました。

で、2に関してですが。
その新鮮さが長い期間やることで失われると。
言われてみれば本当にそうで、3月末にペナントレースがはじまり、5月頭から6月半ばまでが交流戦。
通常のリーグ戦を堪能しないうちに交流戦が行われると、人によってはどちらが「日常」なのかよくわからないという錯覚を覚えそう。

それはプロ野球経営陣側も考えているらしく、来年も今年と同じような方式で行われるかどうかはわからないんですってね。
とくに来年は3月に開催される「野球ワールドカップ」も参加の方向で進んでいるらしいですし、日程は未定でしょう。

ただ、今年に関しては充分評価できると僕は思います。
去年再編問題で揺れたプロ野球界が「とりあえずやれることはやってみよう。やってから考えよう」と始めたことですから、それは評価しないと。
(もちろん近鉄の消滅という高すぎる代価を払っていることは忘れませんが)

で、僕なりの感想ですが。

これはファンの視点で思ったことなんですが、一言で表現するに「いろんなコンプレックスがぶつかりあった交流戦」と言えるのではないでしょうか。

たとえばパ・リーグのファンの方は、セ・リーグのファンには見られない「パ・リーグ魂」という名の反骨心を持った方が多い。
セントラルのファンは、たとえば僕だったら「阪神以外のセ・リーグ全部負けたらいいのに」なんて考えるところを、パシフィックのファンの方は「セ・リーグなんかに負けるなよ!パ・リーグ頑張れ!」となる。
この感覚は、プレーオフ制度のあるなしに関係なくパ・リーグファンの方々にはあるようです。
いろいろなブログを巡回していましたが、「今日はオリックスが負けて、惜しくもパリーグ全勝にならなかった」などという記述は、セントラルファンの方のブログには皆無でした(あったらごめんなさい)。

この「パ・リーグ魂」あるいは「俺達のパシフィック」という言葉に置き換えられる感情は、こんなことを言っては怒られると思うのですが、「人気で先行している」と言われてきた(個人的には単なる錯覚だと思いますが)セントラルへの、ある種のコンプレックスが含まれているんじゃないかと思うんですよ。
もちろん「そんなことはない!」という方も絶対におられますが、そうじゃない方もきっといるはず。

ただ…

実はそんな魂や誇りを共有できるパのファンの方々を、阪神ファンの僕なんかは大変にうやましく眺めているんですよね。
そう、これはセントラルファンのコンプレックス。
熱いパのファンに嫉妬。

「俺達のセントラル!」

そう誰かが叫んでもおかしくないはずなのに、なんだかしっくりこない感情。


そんなことを考えたとき、真っ先に脳裏によぎる球団が「読売ジャイアンツ」。
セ・パを含めた他球団の四番打者を金で買いあさり、それでいて強くはない迷走の球団。
そしてそんなジャイアンツに依存し、パが熱望していた交流戦の実現を「巨人戦が減る」という理由で長らく拒んできた5球団。
そんなアホらしい事実に、セントラルのファンは少しまたコンプレックス。

そしてパシフィックのファンの方が交流戦で初めて覚えた感情。
「ジャイアンツを倒すってのは、こんなに壮快なんだ」
これもまた、ある種のコンプレックスの裏返しな気がします。

で、ジャイアンツファンの方はそんな声を聞き、それはそれで「僕の応援する球団って、やっぱり悪役なの?」とまたコンプレックス。
「合併球団を倒せ!」の合言葉を耳にしては似たような感情を抱くオリックスファンのコンプレックスもあるでしょう。
また、応援団同士の揉め事やマナー問題を見聞きするに「うちはダメだなぁ」とコンプレックスを抱いたケースもあるでしょう。


で、僕が結局なにを言いたいのかというと…。
「コンプレックス同士がぶつかりあい、交流した。それはそれで面白く、意義のあることだった」ということ。

言っておきますが、コンプレックスは必ずしも「悪感情」ではありません(過剰でない限り)。
むしろ人間が大きく成長するためには、絶対にあった方がいい感情であったりもする。

交流戦でファンが感じたさまざまなコンプレックス。
そしてジャイアンツの放映権料に依存していたセントラルの各球団が感じたであろうコンプレックス。
(「人気のセ」なんて言葉は間違いで、「巨人人気のセ」あるいは「阪神人気のセ」であることが観客動員数から証明されたので)
あんなコンプレックス。
こんなコンプレックス。

それらを克服しようと皆が一斉に動き出したとしたら、プロ野球はもっとより良くなると僕は思います。

(なお、ここではコンプレックスという言葉を広義な意味で活用してしまいましたことをお詫びしておきます。なんか自論に無理矢理あわせてしまったかなと反省。あと、「コンプレックスは必ず抱くべきだ!抱いてなきゃおかしい!」などということを言うつもりもありませんのであしからず。そんなのなーんも考えずに楽しむことも、まったくもって正しい野球ファンのありかたです。)




ここからはちょっと気楽につらつらと交流戦雑感を。

◆警告試合となった巨人対西武の試合。
乱闘寸前でマウンド付近に集まった西武・巨人の全選手をみて…。

河原さん、うっかりジャイアンツベンチに戻らないかなぁとひそかに期待しました。



◆谷中の凱旋に甲子園が沸く。変わらない炎上の魅力。

爆笑



◆ロッテのユニフォームバリエーション「黒ズボン」から目が離せなかった。

あれはやっぱり「慣れる」とかいう次元じゃない。
胸に黒のラインまで入っているので、遠目には「全身黒タイツに白ハッピ」。



◆交流戦の合言葉は「君はおかわり中村をみたか?」

これで決まり。
僕は、見た。
思った以上にプニュプニュしてた。


というわけで、「今日から野球ファンになった人のためのブログ」の以下の記事にトラックバックです。


【交流戦の感想を求む!】

【巨人ファン限定参加企画】アンチナベツネ巨人ファン宣言!がはじまるよ+読売没落の原因

2005年06月16日 02時33分35秒 | ☆提言・苦言・球界再編
多忙で明日インボイスドームに行けるかどうかわからない身分とはいえ、これだけは記事にしておこうと思いました。


めたか選手の「スポーツが好きです@SeesaaBLOG」にて、こんなジャイアンツファンに向けての企画があるようです。

◆【巨人ファン限定参加企画】アンチナベツネ巨人ファン宣言!

詳細は上記リンク先からどうぞ。

僕のブログを読んでくださってる方のなかで最も多いのはタイガースファンだと思うのですが、その次に多いのがジャイアンツファンの方じゃないかなと勝手に想像しておりますので、微力ながら告知させていただきました。

アンチナベツネを叫ぶべきは、「またアンチ巨人…」と揶揄される他球団ファンではなくジャイアンツファンこそが望ましいと僕も思います。
熱烈であれば熱烈であるほど望ましい。

徳光さん、いっちょやりませんかい?
ほらほら、勇気だして。




さてさて。

上記リンク先の記事中には、めたか選手が自身で過去に執筆された記事へのリンクがはられていまして、そのうちの一つにあらためて反応しておこうかと思います。

◆巨人がダメになった元凶は渡辺恒雄氏と長嶋茂雄氏だ(「スポーツが好きです@SeesaaBLOG」より)

表題と内容に関して、おおむね僕は納得ですね。

で、ちょっとそれに付け加えるような感じで自分の意見を述べようかなと思いまして。
まずはめたか選手の記事から少し引用させていただきます。
「野球を知らないオーナー・渡辺氏」というくだりがありまして、以下に続いています。


しかし、そんな渡辺氏でも、
長嶋茂雄という人間が野球界にとって特別な存在なのだ
という事は、理解できたでしょう。
そういう「特別な存在」である長嶋監督が
「必要だ」と言って、他のチームの主力選手を欲しがったなら
野球を知らない渡辺氏は
「そんなものかな」って、思うんじゃないかって。

つまり、
渡辺氏が、今のような「野球観」
(他チームの4番をどんどん金で引き抜いて
 良しとする価値観)
を持ったのは
長嶋氏のせいだ、という側面も
考えられるんですよ。
(もちろん、
 元々の渡辺氏の価値観と合致したから、
 というのも大きいでしょうけどね・・・)



たしかにその通りだと思いますが、あの時期のジャイアンツが補強に走ったのには、加えてもう一つの側面があると思うのです。

これは僕の予想なんですが。
どちらかといいますと渡辺氏は、長嶋監督がプロ野球の監督としては「?」であるということはちゃんと認識していたんじゃないかなと思うんですよ。
そのうえで、長嶋氏という存在がジャイアンツ人気の安定には不可欠なシンボルであることも、もちろん認識していたと。
そしてナベツネは「巨人さえ良ければ、プロ野球全体が幸せだ」「巨人人気=プロ野球人気」という図式も信じて疑わなかった。

「無能でも監督は変えられない。
でも常勝は宿命である。」

そんな命題を与えられたフロントはいったいどうするのか?
「他球団の2~3倍の戦力を保持することで監督の無能分をカバーしよう」という行動にでるわけです。
それも即戦力でなければダメ。
「育てながら勝つ」なんて芸当は長嶋氏には無理だとフロントも理解していた。

要するに僕が言いたいのは。
ジャイアンツはチームを強くするために補強に走ったというよりも、長嶋氏を監督であり続けるさせるために補強に走ったという側面の方が、実は強かったんじゃないかなということ。

だから今だに長嶋さんは監督なわけです。
「終身名誉監督」…なんだそれ?
川上哲治氏には決して与えられない謎の肩書き。

たしかに長嶋氏が他チームの四番打者を次々と欲しがったという側面もありますが、欲しがったのはジャイアンツだけじゃなくて、タイガースやドラゴンズも獲得に動いていたわけです。
清原のときも、江藤のときも、ペタジーニのときも、工藤のときも、中村紀洋のときも。
ただ幸か不幸か資金力がそれを許さなかっただけ。
星野阪神なんてペタジーニも中村紀も獲得に走って、結果的に大当たりの金本だけを獲得しましたが…。
全部獲れるんだったら、獲っていたんだろうなと思うと、阪神ファンの僕としてはぞっとします。



さてさて。
めたか選手の意見と僕の意見は裏表といいますか、たぶんどちらも正解だと思います。

その両方の発想が融合して、ジャイアンツは無理な補強に走り、ドラフト制度も含めて野球界を荒らしていったというのがたぶん正解。
「四番打者を並べれば100%勝てるだろう」と素人の渡辺氏はともかく長嶋氏も信じていたところが、涙がでるぐらいアホらしい所なんですがね。
プロ野球はファミスタやないっちゅーねん。


さて、長嶋監督が去ってもなお、いまだにジャイアンツの補強癖は直っていません。
その最大の要因は、戦力補強というよりも人気面…すなわち巨人戦視聴率を考慮してのことだと思います。
長嶋監督がだったあの時期は、人気面に危機感はなかったはず。
だって、監督が日本球界最高のスターだったわけですから。
要するに、長嶋さんさえいれば人気に関してはなんとかなった。

しかし長嶋が去り、松井秀喜が移籍し、いよいよ人気にかげりが出てきた巨人はスターを外に求めた。
それまでと行動そのものは変わらないにせよ、目的が少し異なっている。

とにかく「1+1」は人気が「2」になるだろうという、球界再編のときのオリックスと同じ浅はかな発想。
あー、間抜け。
客商売なのに客の心理が読めないのはやっぱり致命的だなぁ。



とりあえず長嶋神話からの脱却こそが、プロ野球復活への第一歩だと僕は思います。
もともと長嶋神話などバラエティー番組でしか知らない我々の世代は、長嶋さんじゃ心がピクンとも動かないですよ。

◆「かったどー!」

2005年06月15日 15時31分08秒 | ☆阪神タイガース
久しぶりに試合レビューみたいなの書いた気がします。満員の球場って元気をわけてもらえる気がしていいですよね。

◆「かったどー!」

(僕のセカンドブログ「虎式カネシゲタカシ」更新情報)


昨日は僕の入っている草野球チーム「ロッチオリオンズ」のそういち選手とサカイちゃん選手も来ていたようですが、混雑する球場ではあえなかったなぁ。


大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブが合併を発表~あれから一年

2005年06月13日 02時30分07秒 | ☆提言・苦言・球界再編
あれから、もう一年がたちました。

忘れもしない去年の6月13日。

それは大阪を本拠地とする大阪近鉄バファローズと神戸を本拠地とするオリックスブルーウェーブの合併が新聞各紙で大々的に発表された日です。

「大変なことになった」と混乱するなか、つとめて冷静に事態を見守りつつ、僕もブログ上に以下のような記事を記しています。

野球界が激震!近鉄とオリックスが合併?
オリックス・近鉄が合併決定。

去年の今日、僕たちはまだなにも想像できなかった。
この日がプロ野球ファンにとって、開戦の記念日になることすらもまだよくわからなかった。

球団数削減と1リーグ制への移行に猛反対する選手会とファンが足並みをそろえ、さまざまな活動へと発展していくことも想像できなかった。

ストライキも。
古田選手会長の涙も。
歴史の波に沈み逝く球団、その最期の船長・礒部の涙も。
そして東北に誕生する新球団のことも。

誰も、なにも未来を予想できなかった。

野球を愛するものほど、ヘトヘトになって疲れ果てた。
愛も情も使い果たし、去っていった人々もたくさんいる。
その傷は、今も決して癒えてはいない。


~あれから一年。

ドラフト裏金問題で引責辞任したはずの読売巨人軍・渡辺恒雄オーナーは厚顔無恥も甚だしく球界復帰。
それを喜びで迎えているであろう一部オーナー陣。

どっちも頭、大丈夫かな?
そういうの「辞任」って言わないぞ。
「充電のためのバカンス休暇」っていうんだ。

これは脅しなんてケチなものじゃなく、予想だから言うけど。
「どうなっても知らないよ、親会社の読売新聞さん」
ジャイアンツファンとプロ野球ファンをなめるなよ。

コミッショナーはどうした?
あ、まだ根来氏か。
もしかしてファンが払うお金から給料でてるのか?
いい加減そういうの、やめてくれないか。


改革元年。

プロ野球はたしかに変わりつつある。
それが良い方向へ向かっているのかどうかは…

ごめんなさい。
正直よくわかりません。

やっぱりまだ、疲れているのかな?

あ、それでも今はっきりわかることが、一つだけあるよ。
僕がいつまでも「6月13日」を忘れないだろうということ。
それだけ。


さあみんな、スタジアムに出かけよう。

◆ どの鳥谷も鳥谷だ!似顔絵甲子園結果発表 (おまけもあるよ)

2005年06月12日 02時07分14秒 | ☆阪神タイガース
近況:某家電量販店の某携帯電話PR用の漫画を描いていました。7月からのキャンペーンに大々的に使われる(らしい)ので、また詳細が分かり次第お知らせします。

◆ どの鳥谷も鳥谷だ!似顔絵甲子園結果発表 (おまけもあるよ)


(僕のセカンドブログ「虎式カネシゲタカシ」の更新情報です)

◆ あんなトリー!こんなトリー!「鳥谷だらけの野球大会」がいよいよ開幕(前半戦)

2005年06月02日 14時30分27秒 | ☆阪神タイガース
さあ、いよいよ似顔絵甲子園決勝大会の前半戦がスタートです。前半戦はgooが誇る野球大好きブロガーによる「鳥谷だらけの野球大会」!


◆ あんなトリー!こんなトリー!「鳥谷だらけの野球大会」がいよいよ開幕(前半戦)

(僕のセカンドブログ「虎式カネシゲタカシ」の更新情報)