この記事を書くのは長い間ためらっていました。時間がかかりそうなのと、上手く書ける自信がなかったからです。
よって言いたい事がうまく伝わるかどうかわかりませんが、勢いでたたきつけますんで、良かったらお付き合いください。
僕がずっと言いたかった事は、プロ野球再編問題に際して「ファンは感情論でものを言うな。現実的に合併・球界縮小はいたしかたないだろう」というご意見に対する反論。
僕の乱暴な意見を言います。
「最初から感情論に決まってるじゃねーか。説明責任を放棄したプロ野球経営陣は、感情論を逃げ口上に使うな。『感情』を『勘定』し、得をしてきた事実を無視するな。」
ちょっとした実験をしますね。
皆様は以下に書いた企業名から、ご自由にイメージを膨らませてください。
いわば連想ゲームのようなものです。
○京 阪
○山 陽
○近 鉄
○阪 神
○小田急
○京 王
○西 武
○京 成
○東 武
●伊藤ハム
●日本ハム
●丸大食品
●グリコ
●ロッテ
●森永乳業
●ダイエー
●イトーヨーカドー
これら企業名を口に出して生じるイメージ。
プロ野球ファンなら、「近鉄・阪神・西武・日本ハム・ロッテ・ダイエー」に差し掛かったときにある種の豊かな感情が湧き上がってきませんでしたか?
その「豊かな感情」こそが、プロ野球経営陣が莫大な金額を毎年投下する対価として得ていた「感情」です。
(近鉄やダイエーに関しては今となっては微妙ですが…)
再編騒動で地に堕ちた感のある「オリックス」という企業名も、かつては阪神大震災で被災した神戸の人々にとって勇気を与えてくれる神々しいイメージでいっぱいだったはずです。
少なくとも球場に足を運び、ブルーウェーブの球団発行誌を購読していた僕としては、いまだに当時の好ましいイメージは完全に捨てきれないんです。
ちゃんと「ファンの好意的な感情」という対価は得ているんですよ。
経営陣だって、いろいろといい思いをしたはずなんです。
先に挙げたような企業イメージの底上げはもちろん、公の場でも私的な場でも。
「ライオンズおめでとうございます」「オリックス、調子いいじゃないですか」とか言われて「いや、ありがとう」なんて笑顔で答えるのは気分が良かったはずです。
経営陣も、その社員も。
そりゃ、いいことばかりじゃないでしょうが…。
応援させといて、好意的な感情を抱かせといて、「もうからないから」という理由で無責任に感情を踏みにじるから、大騒ぎになった。
「感情論で子どもじみたことを言うな。経営が苦しいんだ」といわれても、「子どもみたいな感情で応援してくださいと言っていたのはそっちだろう」と僕は言い返したくなります。
本当に子どもじみて無責任ですがね。
たしかに現在のパ・リーグとセ・リーグの経済的な格差は見逃せません。
一部の球団だけが好意的な感情を得ることにプラスして莫大な利益まであげているというのはどこかがおかしい。
工夫は必要です。
それこそぶち壊してもう一度つくり上げるぐらいの覚悟を持って。
今季の再編問題の最初の頃、各経営陣はなにもぶち壊す覚悟がないことがあからさまだった。
いや、リーグや球団をぶち壊すってことじゃなくて、その原因となっている「読売依存の状態」をぶち壊す覚悟が。
そこに頼っている以上、「読売こけたら皆こけた」状態になる。
それはやっぱり危険すぎますって。
ファンの中にも「感情論に走る気持ちはわかるが、まず球界縮小して、1リーグにして、格差を縮めることこそ現実的」という意見がありますが、僕はそう思わない。
ミクロな視点で考えれば良いかもしれませんが、マクロな視点で見れば危険極まりない。
リーグの問題はともかく、球団数の縮小は野球文化の縮小を意味します。
その件については、再編問題の当初(6月)に記事として書きましたんでそちらを参照してください。
プロ野球は企業活動かもしれませんが、ひとつの立派なスポーツ文化なんですよ。
それこそ世界に胸をはれるレベルにある、歴史あるプロスポーツ文化です。
損得勘定もいいが、それに携わってるという覚悟と誇りは経営陣になかったのか?と問いたい。
例えば甲子園の高校野球を視察にくるメジャーリーグの関係者などは、まずそのレベルの高さに驚くと言います。
現時点でプロ野球12球団は国内の野球文化においてその頂点なんですよ。
企業としてそこに関わることができることに、もっとプライドを持ってもらいたい。
で、話はちょっと変わるのですが…
僕は再編問題に際し、一貫して「選手会」を応援してきました。
ただ、「選手会」が全面的に正義だったなんて思っていません。
再編問題・特にストライキ突入に際して我々ファンの多くが全面的に選手会側を支持したのは、いわば「政党」の趣旨に賛同して、乗っかり、一票を投じたようなものだった思います。
我々が衆議院や参議院の選挙で自分達の望みや欲望を一番かなえてくれそうな政党に一票投じるのと同じことです。
だから「未来永劫選手会を応援する」とはいえませんし、政党と例えるなら批判すべき部分だって数多くあるということ。
ファンに選ばれたといえる「選手会」という政党の真価が試されるのはこれからです。
とりあえずちょっと前(11月26日)のサンスポに掲載されていた横浜・多村選手の契約更改に関する発言には腹が立ちました。
チーム成績が最下位だったうんぬんは、まあいい。
やっとまともに一年間仕事したからって、「一億出さないと球団が恥ずかしい」なんて言ってる多村選手のほうがよっぽど恥ずかしい。
多村選手がどれだけのお客を球場に呼べたのかどうかは知りませんが、現実問題として、選手も今はプロ野球の経営について考えるべきとき。
「自分を通す」というのが彼の高校時代からのキャラクターだったそうですが、発言があまりに自分本位というか、時代の流れを読まないというか…。
同じ横浜の佐伯選手が「球場料金の値下げ」という前代未聞の条件をぶちあげてFA交渉したのに比べると、心構えが雲泥の差です。
(ただし、この報道だけで判断しています。実は前後の発言などがカットされていて誤解を招くような報道になっているだけだとしたら、多村選手に対して心より謝ります。)
今季のプロ野球で一番お金を貰うべき人間は古田。
そして、SHINJO。
古田は未来への手がかりを。
SHINJOは夢を。そしてプロ野球の面白さと華やかさを。
我々ファンに与えてくれました。
ただ繰り返しますが、僕は未来永劫選手会ならびに古田選手会長(いずれ交代するでしょうが)に「一票」を入れ続けるつもりなどありません。
むしろ「一票」入れたファンに対する恩をどういった形で返してくれるのかにプロ野球の将来はかかっている。
全てのファンは見ています。
公約破りは政党としてご法度です。
真価が試されるのはこれからです。
うまくやれば、プロ野球はうまくいきます。
少年の瞳と大人の知恵をもってすれば、きっと…。
再編問題はまだまだ終わってなんかいませんので、この総括のようにみえる記事もあくまで途中経過。
また、チーム名に企業名をつけた「企業スポーツ」の是非自体については論点がぼやけるので語っていません。
論旨の破綻や矛盾があるとおもいます。
ものすごく子どもじみた「感情論」な内容ですから。
ツッコミをいただいたら、謝りながら訂正・加筆していきたいと思います。
【追 記】
ていうか、どこに入れればいいのかわからなかったのでここに書いておきます。
「プロ野球からの身の引き方」というものも大事だということ。
これはクイズなのですが、今年最初までのプロ野球界において最も最近「身売り」を経験したチームはいったいどこでしょうか?
「南海→ダイエー」となったホークスや、「阪急→オリックス」となったブルーウェーブと答えた方はいませんか?
正解は「横浜ベイスターズ」です。
それこそライトな野球ファンの方なら気付かないぐらいの、段階的ですみやかな身売り。
ホエールズ時代からの親会社だった「マルハ」の身の引き方は、ファンに余計な負担を無理強いすることのない鮮やかなものでした。
こういった「身の引き方の勉強」も、実は大事なんですよね。
そういえば過去に大阪近鉄バファローズが球団名を「大阪バファローズ」にするという構想を打ち出した際に「身売りする気か!?」という各方面からの批判があったことを思い出します。
我々ファンも今年はいろいろと勉強しました。
未来と発展へつながる身売りなら、それは歓迎すべきなんじゃないのかということを。
よって言いたい事がうまく伝わるかどうかわかりませんが、勢いでたたきつけますんで、良かったらお付き合いください。
僕がずっと言いたかった事は、プロ野球再編問題に際して「ファンは感情論でものを言うな。現実的に合併・球界縮小はいたしかたないだろう」というご意見に対する反論。
僕の乱暴な意見を言います。
「最初から感情論に決まってるじゃねーか。説明責任を放棄したプロ野球経営陣は、感情論を逃げ口上に使うな。『感情』を『勘定』し、得をしてきた事実を無視するな。」
ちょっとした実験をしますね。
皆様は以下に書いた企業名から、ご自由にイメージを膨らませてください。
いわば連想ゲームのようなものです。
○京 阪
○山 陽
○近 鉄
○阪 神
○小田急
○京 王
○西 武
○京 成
○東 武
●伊藤ハム
●日本ハム
●丸大食品
●グリコ
●ロッテ
●森永乳業
●ダイエー
●イトーヨーカドー
これら企業名を口に出して生じるイメージ。
プロ野球ファンなら、「近鉄・阪神・西武・日本ハム・ロッテ・ダイエー」に差し掛かったときにある種の豊かな感情が湧き上がってきませんでしたか?
その「豊かな感情」こそが、プロ野球経営陣が莫大な金額を毎年投下する対価として得ていた「感情」です。
(近鉄やダイエーに関しては今となっては微妙ですが…)
再編騒動で地に堕ちた感のある「オリックス」という企業名も、かつては阪神大震災で被災した神戸の人々にとって勇気を与えてくれる神々しいイメージでいっぱいだったはずです。
少なくとも球場に足を運び、ブルーウェーブの球団発行誌を購読していた僕としては、いまだに当時の好ましいイメージは完全に捨てきれないんです。
ちゃんと「ファンの好意的な感情」という対価は得ているんですよ。
経営陣だって、いろいろといい思いをしたはずなんです。
先に挙げたような企業イメージの底上げはもちろん、公の場でも私的な場でも。
「ライオンズおめでとうございます」「オリックス、調子いいじゃないですか」とか言われて「いや、ありがとう」なんて笑顔で答えるのは気分が良かったはずです。
経営陣も、その社員も。
そりゃ、いいことばかりじゃないでしょうが…。
応援させといて、好意的な感情を抱かせといて、「もうからないから」という理由で無責任に感情を踏みにじるから、大騒ぎになった。
「感情論で子どもじみたことを言うな。経営が苦しいんだ」といわれても、「子どもみたいな感情で応援してくださいと言っていたのはそっちだろう」と僕は言い返したくなります。
本当に子どもじみて無責任ですがね。
たしかに現在のパ・リーグとセ・リーグの経済的な格差は見逃せません。
一部の球団だけが好意的な感情を得ることにプラスして莫大な利益まであげているというのはどこかがおかしい。
工夫は必要です。
それこそぶち壊してもう一度つくり上げるぐらいの覚悟を持って。
今季の再編問題の最初の頃、各経営陣はなにもぶち壊す覚悟がないことがあからさまだった。
いや、リーグや球団をぶち壊すってことじゃなくて、その原因となっている「読売依存の状態」をぶち壊す覚悟が。
そこに頼っている以上、「読売こけたら皆こけた」状態になる。
それはやっぱり危険すぎますって。
ファンの中にも「感情論に走る気持ちはわかるが、まず球界縮小して、1リーグにして、格差を縮めることこそ現実的」という意見がありますが、僕はそう思わない。
ミクロな視点で考えれば良いかもしれませんが、マクロな視点で見れば危険極まりない。
リーグの問題はともかく、球団数の縮小は野球文化の縮小を意味します。
その件については、再編問題の当初(6月)に記事として書きましたんでそちらを参照してください。
プロ野球は企業活動かもしれませんが、ひとつの立派なスポーツ文化なんですよ。
それこそ世界に胸をはれるレベルにある、歴史あるプロスポーツ文化です。
損得勘定もいいが、それに携わってるという覚悟と誇りは経営陣になかったのか?と問いたい。
例えば甲子園の高校野球を視察にくるメジャーリーグの関係者などは、まずそのレベルの高さに驚くと言います。
現時点でプロ野球12球団は国内の野球文化においてその頂点なんですよ。
企業としてそこに関わることができることに、もっとプライドを持ってもらいたい。
で、話はちょっと変わるのですが…
僕は再編問題に際し、一貫して「選手会」を応援してきました。
ただ、「選手会」が全面的に正義だったなんて思っていません。
再編問題・特にストライキ突入に際して我々ファンの多くが全面的に選手会側を支持したのは、いわば「政党」の趣旨に賛同して、乗っかり、一票を投じたようなものだった思います。
我々が衆議院や参議院の選挙で自分達の望みや欲望を一番かなえてくれそうな政党に一票投じるのと同じことです。
だから「未来永劫選手会を応援する」とはいえませんし、政党と例えるなら批判すべき部分だって数多くあるということ。
ファンに選ばれたといえる「選手会」という政党の真価が試されるのはこれからです。
とりあえずちょっと前(11月26日)のサンスポに掲載されていた横浜・多村選手の契約更改に関する発言には腹が立ちました。
横浜・多村が25日、代理人同席で契約更改交渉に臨んだが、条件提示には至らなかった。10年目の今季、球団で日本人歴代最多となる40本塁打に加えて、打率.305、100打点と自己最高の成績をマーク。年俸3700万円から、最低でも1億円を希望し「大台にいかない理由がない。出さないと球団が恥ずかしいと思う」と強気。高木チーム運営部長は「査定では大台にいかないが(増額の)幅はある」と説明した。厳しいことを言わせてもらえば、「んなもん一億行く方がおかしい」。
チーム成績が最下位だったうんぬんは、まあいい。
やっとまともに一年間仕事したからって、「一億出さないと球団が恥ずかしい」なんて言ってる多村選手のほうがよっぽど恥ずかしい。
多村選手がどれだけのお客を球場に呼べたのかどうかは知りませんが、現実問題として、選手も今はプロ野球の経営について考えるべきとき。
「自分を通す」というのが彼の高校時代からのキャラクターだったそうですが、発言があまりに自分本位というか、時代の流れを読まないというか…。
同じ横浜の佐伯選手が「球場料金の値下げ」という前代未聞の条件をぶちあげてFA交渉したのに比べると、心構えが雲泥の差です。
(ただし、この報道だけで判断しています。実は前後の発言などがカットされていて誤解を招くような報道になっているだけだとしたら、多村選手に対して心より謝ります。)
今季のプロ野球で一番お金を貰うべき人間は古田。
そして、SHINJO。
古田は未来への手がかりを。
SHINJOは夢を。そしてプロ野球の面白さと華やかさを。
我々ファンに与えてくれました。
ただ繰り返しますが、僕は未来永劫選手会ならびに古田選手会長(いずれ交代するでしょうが)に「一票」を入れ続けるつもりなどありません。
むしろ「一票」入れたファンに対する恩をどういった形で返してくれるのかにプロ野球の将来はかかっている。
全てのファンは見ています。
公約破りは政党としてご法度です。
真価が試されるのはこれからです。
うまくやれば、プロ野球はうまくいきます。
少年の瞳と大人の知恵をもってすれば、きっと…。
再編問題はまだまだ終わってなんかいませんので、この総括のようにみえる記事もあくまで途中経過。
また、チーム名に企業名をつけた「企業スポーツ」の是非自体については論点がぼやけるので語っていません。
論旨の破綻や矛盾があるとおもいます。
ものすごく子どもじみた「感情論」な内容ですから。
ツッコミをいただいたら、謝りながら訂正・加筆していきたいと思います。
【追 記】
ていうか、どこに入れればいいのかわからなかったのでここに書いておきます。
「プロ野球からの身の引き方」というものも大事だということ。
これはクイズなのですが、今年最初までのプロ野球界において最も最近「身売り」を経験したチームはいったいどこでしょうか?
「南海→ダイエー」となったホークスや、「阪急→オリックス」となったブルーウェーブと答えた方はいませんか?
正解は「横浜ベイスターズ」です。
それこそライトな野球ファンの方なら気付かないぐらいの、段階的ですみやかな身売り。
ホエールズ時代からの親会社だった「マルハ」の身の引き方は、ファンに余計な負担を無理強いすることのない鮮やかなものでした。
こういった「身の引き方の勉強」も、実は大事なんですよね。
そういえば過去に大阪近鉄バファローズが球団名を「大阪バファローズ」にするという構想を打ち出した際に「身売りする気か!?」という各方面からの批判があったことを思い出します。
我々ファンも今年はいろいろと勉強しました。
未来と発展へつながる身売りなら、それは歓迎すべきなんじゃないのかということを。
選手会に対する部分も、全く同じ。
詳しくは、記事を書きますね。
最下位なのに、前科モノなのに妥当な提示額を蹴ってたらアカンやろ(怒)
ファンの感情を踏みにじる経営者はまず「儲からん」
ファンに夢をくれるはずの選手もまず「儲けたい」
お金は大事ですよ、
だが、使い方間違っちゃうと意味がないのです。
限られた資源(金と選手)を共存共栄させていく構造改革をここでしなければ、プロ野球というスポーツ文化は凋むばかりなり(涙)
と、飲みすぎで肝臓が痛いながらも思いますた。。
私も再編騒動時には選手会を応援してきましたが
今後もそうとは限りません。
プロ野球の一ファンである以上、応援するチームの
応援ばかりでなく、球界のさらなる発展を希望して
やみません。
今年の騒動がおきるまで、真剣に「プロ野球」とは?
と考えた事がありませんでしたが、ファンだからこそ
思う気持ちは経営陣以上に強いものがあります。
だってプロ野球大好きですからね。
選手はよく「ファンの声援のおかげで」とか「ファンのために」とかいうけれど、本当に?と考えてしまうような事が時々あります。
お金をきりつめて、球場に足を運んでいるんだよ私は。
それとも一部のお金持ちしか相手にしないのかな。
だったら古田とSHINJOにもっとあげてもいいですよね。
ちなみにSHINJOはファン感謝デーの際、ファンサービスにいそしむあまり更改をし忘れて帰ってしまったそうです。SHINJOらしい。
今年の更改は自分のお金のことだけではなくてファンが球場に来やすくなるような話を聞いています。中日の福留だったかが(忘れました)「子供のために500円で入れるようにしてほしい」って契約更改で言っていましたね。そういう選手がもっと増えてほしいですね。そういう選手のためなら経営としてもいいはずだし。
結局誰もわからないまま進んでいるのかなあ。
連想ゲームもまさにそうですね。今や近鉄・オリックスは完全にマイナスですが(苦笑)
多村は、どんな成績でも毎年もめてたので、今年はどんなにもめるんだろうと思ってたら予想通りでしたね(汗)
文句があるなら1年間通して試合に出てみろ!と言いたいです。
あとはスピードキング、上坂の保留も・・・。
結局はどっちもどっちなんでしょうか・・・。
この内容の記事をアップする気持ちになれたのも、めたか選手が再編問題の総括を呼びかけてくださったおかげです。ありがとうございます。
とにかく面倒な問題なので避けて通るのが楽なんですが、言いたいことは言っておこうと思いまして…。
選手会へのスタンスは、政党に例えるのが一番わかりやすいなという自分なりの発明です。
我ながらうまいたとえです(笑)。
で、トラックバックいただいたので、あとで「年俸闘争の是非」に関してコメントを残しにいきますね。
多村さんね…
僕は選手個人を取り上げて批判することはめったにしないのですが、なんか自分でもびっくりするぐらい気分悪い発言だったんです。
いや、銭闘自体が悪いなんて思いませんが、自己アピールのやり方がどうもおかしい。
自覚(選手会の一員としての自覚・プロ選手としての価値の自覚)が足りないんだろうなぁ、きっと。
多村に一億は、はっきり言ってやりすぎです。
>限られた資源(金と選手)を共存共栄させていく構造改革をここでしなければ、プロ野球というスポーツ文化は凋むばかりなり(涙)
そう、限られた資源のなかでやりくりするしかないのです。
メジャーを意識するから話がややこしくなるんであって、実はNPBはNPBだけで分相応に完結させればいいだけの話なんです。
>と、飲みすぎで肝臓が痛いながらも思いますた。。
あ、年末はなにかと飲む機会が増えると思いますので、ご自愛くださいね。
この間、山東投手が契約更改の席で「もっと粘ったらいいのに」と焚きつける記者に対してサラリと言ってましたよね。
「お金は大事ですけど、野球が出来ればいいじゃないですか」って。
「うわ~かっこいい~♪」って、ちょっと惚れました(笑)
ストライキを決行するって決めたとき、ほとんどの選手は上記の山東投手と同じ気持ちでいたのだろうと思います。
だから選手年俸の引き下げなんて言う提案も出来たのでしょう。
でも、喉元過ぎれば熱さを忘れちゃうのかな~。今年もまた、いつもと同じオフの光景です。
「お金が大事」と「野球が出来るだけで幸せ」と言う気持ち、どちらもプロ野球選手の本音だと思います。でも今年だけは、お願いだから後者の気持ちをより大切にして「選手はこれだけ意識が変わったんだ」という所を見せて欲しいです。
そうでないと今年これだけ頑張った事が全部無駄になってしまいそうで…。
後世に振り返ったとき、プロ野球界の2004年がチーム名が3つ変わっただけの年になってない事を祈りたいと思います。