カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

阪神タイガース、ゆく人くる人~外国人選手の場合~

2004年10月30日 21時58分38秒 | ☆阪神タイガース
「~外国人編」となっていますが、日本人編が必ずしもあるわけではないのでご了承くださいませ。さて、今朝のサンスポでは、タイガースが入団テストを行っている外国人、ダーウィン・クビアン投手(31)の投球フォームが連続写真による動画で見られます。なんか、得した気分です。

掲載されているのはサンスポ専属評論家・遠山奨志氏の署名記事内ですが、遠山さんの肩書きに「阪神二軍投手コーチ」というのが追加されていますね。僕は遠山選手がアルフィーのテーマ曲に乗ってマウンドに登場するシーンに毎回胸を躍らせていたのでなんかうれしい。

クビアン、「岡田監督が合格点! 」だそうです。

しかしこのニュースに接したタイガースファンの8割が思ったことでしょうが、いざ活躍せずに去っていくときの新聞見出しがこれほどつけやすい選手も珍しい。

「クビアン、クビやん」

そうならないことを祈ります。(あ、まだ入団すらしてないのか。)


さて、タイガースでは故障で帰国していたリガン投手もひっそりと退団。
昨年のリーグ優勝に大きく貢献したというだけでなく、このブログの初期に「甲子園のレッツゴー三匹」の一員として勝手に活躍してもらったリガンさんだっただけに、ぼくも寂しいです。
男前だったので、女性ファンも多かったリガンさん…。

【当ブログの参考記事】
「甲子園のレッツゴー三匹」
タイガースの抑えピッチャーが固定されず、ウイリアムス・リガン・安藤の三投手が臨機応変に登板していた開幕当時。
そんな三人を「いっそレツゴー三匹みたいに漫才させたら?」とリクエストしてきたのはかきぴー選手でした。

「甲子園のレッツゴー三匹 その2」
ベイスターズに勝てません。

「甲子園のレッツゴー三匹 その3」
安藤の調子が安定しません。

●「甲子園のレッツゴー三匹 その4
安藤、せっかくの「こどもの日」サヨナラホームランを打たれていじられまくり。

●「甲子園のレッツゴー三匹 その5
まだいじられる安ドゥー。

「甲子園のレッツゴー三匹 その6」
赤星サヨナラによせて。

「甲子園のレッツゴー三匹 その7」
リガンさん、レッツゴー三匹脱退宣言。

「甲子園のレッツゴー三匹 その8」
安ドゥー、杉山のプロ入り初勝利をわずか2球でガラガラポンにしてしまうヘッポコリリーフ。
ショックのあまりウイリアムス1人での出演。


そしてこれは番外
「速報!レッツゴー三匹は『誤字』だった」


以上は、まだ当ブログが球界再編問題勃発前で「単なるタイガース応援ブログ」だった頃の記事です。
僕が開幕当初いかにヒマだったかということと、安藤がいかに不安定だったかということが改めてわかりました。

さて、去りゆく阪神外国人選手といえばアリアスもかなり微妙。
ウッズを2年7億で獲得に行くといっていますが…そこまでして欲しいかな?
ちょっと年齢が気になります。
しかし右の大砲ウッズが4番に固定できれば金本アニキが「俺は3番の打順に戻ってもいい」と言っているのは心強い。
あれ、待てよ。
赤星の来季1番固定を名言していた岡田監督は今岡をどーするつもりなんでしょう?
結局、「1番今岡・2番赤星・3番金本・・・」という星野政権時代の最強布陣に戻るのだとしたら、ファンは喜べど岡田はんは屈辱でしょうね(笑)。

で、もう1人去り行く外国人といえば「キンケード(笑)」。
(僕は「キンケード」といえば後ろにつく「(笑)」までが名前だと思っているのですが…違います?)
こんな記事がサンスポに。

★楽天がキンケード獲得へ
「第3の捕手として十分に期待できる」(楽天関係者)。

発想が岡田監督と一緒だ…。公式戦で1試合たりともマスクなんてかぶってないのに。

捕手と内野の複数ポジションをこなせるユーティリティぶりを高く評価。また、打撃理論では定評のある田尾安志新監督(50)が今季は評論家として阪神を中心に見続けてきたこともあり、キンケードの打撃は「修正可能」と判断。 


たしかに人手不足になりがちな新球団は、入れ替えなしの少数精鋭で臨むアテネ五輪と同じようにユーティリティプレイヤーの価値が高くなることでしょう。キンケード(笑)は捕手はともかく、内野と外野はなんとかこなせます(お世辞にもうまいとはいえませんが…)。

しかし、かつて僕がこの記事でネタ画像に仕上げてみた、楽天オークションにキンケードが出品??が将来実現されるかも。
ひそかに期待しています。

一場雑感。「アマ選手を甘やかすことがスター不在の原因だ」(あと、松坂雑感)

2004年10月29日 21時54分02秒 | ☆提言・苦言・球界再編
あー、なんでしょう。この漫画家という仕事は。やたら忙しい時期と、5日ぐらいなーんにもしないでいい日とがごっちゃになってやってきます。今は、ちょっと増刊の漫画の仕事に追われてここ3日ぐらいえらい事になっておりましたが、なんとか締め切りには間に合いそうです。

さて、元明大野球部・一場投手の会見ですが…。皆様もテレビや新聞などですでに詳しくお知りになっていることでしょう。

映像を実際に見たうえでの率直な僕の感想といえば、つまらんのひとこと。
本人がガッチガチになっていて、用意してきたセリフをかみまくりってことしか印象に残ってません。どってことない会見です。
なんとか今季のドラフトで国内球団に入ることを世間様に許してもらおうと必死です。

これは余談ですが、たしかタイガースは「一場入団の際には杉山が現在つけている背番号18を与えよう」なーんていってましたが…エースナンバーということではなく、 もしかして「一場」にひっかけて「1」と「8」だったのでしょうかね?
藤川球児の背番号が「92」なのと同じ発想で。
そういえば関本の背番号が「44」なのは「関本四十四」氏となにか関係あるのかな~…なんて議論をこのブログでずいぶん前にやりましたね。

本当にどーでもいい雑感でした。
それはそうと「すぽると」で一場会見に関して解説者・大矢氏が「彼はまだ大学生ですよ。こんな痛々しい状況に追い込んではいけません。野球界を改革しなければ」といった趣旨の短いコメントをしておられました(たしかこんな感じの趣旨でしたが、間違ってたらごめんなさい)。

「まだ、大学生なんだから」
あるいは
「もう、大学生なんだし…」

このあたりの線引きは人によって判断が分かれるところでしょう。
当初一場に同情ばかりしていた僕ですが、犯罪の低年齢化が随分と叫ばれているような昨今、ここは「もう、大学生なんだし…」という彼にとって厳しい説に一票。
裏金を受け取るような大学生は「世間知らず」ではなく、世間を知りすぎています。

しっかしあれですね。
アマ選手入団のための裏金・契約金で億単位のお金が動くってのはやっぱりどうかしてますね。
善悪の問題もそうですが、過剰に甘やかされた選手はそこそこにしか育ちませんって。
日本球界のスター不在は深刻な問題ですが、案外原因はこのあたりにあるのかも。

その辺については小関順二さんのコラムが詳しいです。
プロ野球界に目を転じると、高校からプロ入りした選手は苦戦を余儀なくされている。「大学に行ったつもりで4年間はプロの体力をつけ、勝負は5年目以降」というモラトリアム(猶予期間)的思考が成長の障害になっていたのだが、メジャー組のイチロー、松井秀喜、松井稼頭央、石井一久を見てもわかるように、トップクラスに名を連ねているのは高校卒選手が多い。さらにここ数年、投手なら寺原隼人(ダイエー)、岩隈久志、阿部健太(近鉄)、正田樹(日本ハム)、朝倉健太(中日)、林昌範、真田裕貴(巨人)、高井雄平(ヤクルト)、大竹寛(広島)、野手なら川崎宗則(ダイエー)、中島裕之(西武)、内川聖一(横浜)に代表されるように、高校卒選手の早い飛び出しが目につく。
育てるのは難しいが、化けたときの器は大卒選手と比べ物にならないという比較です。
また、社会人出身の選手についても具体的に名前を挙げて論じてくださってます。ぜひ一読ください。

さて、タイガースを見ても、井川・藤川・濱中・関本・あたりの主力が高卒選手。(そもそもタイガースは高卒選手をめったに上位指名しません。育てる自信がないのが原因だと思われます)
また金本などは大卒ですが、広島カープで甘やかされることなく育てられた結果、今の位置に。
「苦労」という部分に焦点をあてれば藤本サンなんて大ケガのため大学中退。
専門学校、社会人と進んだうえ、プロ入りしてまで熾烈なポジション争いを繰り返したという苦労人。

甘やかされていない選手・苦労して這い上がった選手は、エリートには到達できない突き抜けた実力と魅力を兼ね備えることが可能なのだと思います。

この今の苦しい状況から這い上がれ、一場投手。
大きく育つためのチャンスと思えば、それも悪くない。
キミのプロ野球人生は、まだ始まってすらないんだから。



同じプロ野球の話題でも、こちらはがらっと変わりまして。

あの松坂大輔が結婚ですよ。結婚。
もちろん柴田アナと。
やっぱり高卒選手は嫁さんのスケールも違う。バツグンにきれいな人ですもの。

個人的には、「これでやっと『スポーツうるぐす』をドギマギせずに見ることができるなぁ」と安心しました。
結構シバタさん、松坂に突撃インタビューとか取材とかやらされてたんですよ。
あと「彼氏」が投げている試合のニュースも読まされてた。
シバタさんが「しかし松坂、ここで踏ん張ります」とか言う時、僕なぜだかちょっとあたふたしてしまってたんですが
あれ?ぼくだけかな??

でも一番あたふたしてたのは、間違いなくご本人たちだったでしょうけど
ともかく取ってつけたように言いますが、このたびはおめでとうございます。


ラミレス親子に続け!「およよ選手」、急いでください。

2004年10月27日 16時52分58秒 | ☆BLOG/その他
心を痛めるようなニュースばかりで大変な世の中ですが、こんなに喜ばしいニュースもあります。

いつもお世話になっているスワローズ応援ブログ・「Rookie’s BAR 」 のおよよさんに、無事2番目の男の子が誕生いたしました! 

本当におめでとうございます!


せっかくなんで、およよ選手の報告記事を参照してくださいませ。かわいい赤ちゃんの写真入りですよ。

で、およよ選手といえばスワローズ
スワローズといえば、ラミレスです。

ラミちゃんといえば、最近こんな話題がありましたね。

今季入団4年目。来季以降も複数年契約で、チーム残留が決定しているラミ砲が、愛息アレックス・ジュニアのヤクルト入りを直訴していた。(サンスポ記事より)
で、これは直訴が実ったという記事。
ヤクルトが主砲アレックス・ラミレス外野手(30)との契約交渉で、3年総額7億円を提示したことが19日、分かった。今季年俸2億円から微増だが、契約の“ミソ”は愛息アレックス・ジュニアさん(21)の入団を確約したこと。“子煩悩パパ”は念願かない、満足した様子でこの日、自宅のある米国へと帰国した。(サンスポ記事より)

うーん、楽しいニュースです。
こればっかりは「縁故入団だ、けしからん」というよりも、なんか微笑ましいといいますか、ラミレスの我が息子を思う人柄がわかり嬉しくなります。
なにより彼が外国人にも関わらずヤクルト球団と日本を心から愛しているという、その気持ちが嬉しいではありませんか。
球団としても大幅な年俸増額に比べれば、話題にもなるし嬉しいんじゃないでしょうか。
スワローズファンのおよよ選手のブログでも、このニュースに関してこの記事で「なんか面白そう」と紹介されてますね。

さて、これをふまえて考えましょう。

およよさんにはお二人の男の子がいるわけで、プロ野球選手だって夢じゃないでしょう。
「親子でプロ野球選手・そして同じ球団で大活躍」というのはなんと夢のある話でしょうか?


というわけで、およよさん。
急いでください。

まずはお父さんがプロ野球選手になる必要があります。


仕事なんてやってる場合じゃないっすよ!
今すぐバッティングセンターで150キロを打ち返す練習をしてください。
やっぱヤクルトがいいですか?
ポジションどうします?
FAに揺れる外野もいいですが、古田2世っていう手もありますよ。
「先発ローテーションに殴りこみ」もいいですね。

まあ、お父さんは今季のドラフトでなんとか入団したとして、
ノムさん」あるいは「あぶさん」ぐらいの年齢まで頑張っていただく必要がありますが…。



で、僕が結局何が言いたかったのかっていうと、やっぱり「おめでとうございます」ってことなんですね。ハイ。



西武・和田一浩選手の似顔絵を、「ひらがな」だけで描く方法。

2004年10月26日 22時52分16秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
みんなが大好き!西武ライオンズ・和田一浩選手の似顔絵がなんと誰にでも描けるという画期的な方法を考案いたしました。

【“ひらがな”だけで描ける和田サンの似顔絵】

1、「わ」を書いてください。ポイントはやや右下がりに膨らませる事です。

2、「だ」を書いてください。やはりやや右下がりに。

3、「ん」を書いてください。ワシ鼻の部分になります。少しふくらませて書いてください。

4、「ち」を書いてください。縦棒はやや右下に流れながら長く。

5、「う」を書いてください。もう少しです。

6、ぬりましょう。見えてきましたね?

7、ぬりましょう。ゴールはもうすぐ。

8、完成です。
 

覚え方は「わだんちぅ」です。
もちろん他のひらがなやカタカナでも可能ですが、なんとなく「わだんちぅ」が覚えやすかったんで。
絵が苦手という方も、「ひらがな」なら安心ですね。

さあ これさえマスターすれば、職場や学校や夜の墓場で人気者になれること間違いなし。
人気者になれなくても責任はとれませんが、ぜひお試しください。

西武ライオンズ日本一!おめでとう!

2004年10月25日 22時41分36秒 | ☆野球
13イニングを連続無失点というシリーズ記録をつくった今日の先発・石井貴投手がMVP。

西武ライオンズ日本一!!おめでとう!

さまざまな感想はあふれるようにあります。
きっと皆様もそうでしょう。
プレーオフから日本シリーズにかけてのライオンズを見て。

「やっと西武ライオンズは松坂のチームになったのかもしれない」という事をなんとなく思いました。

思えば日本ハムとのプレーオフ第1ステージに始まり、ダイエーとの第2ステージ。
そしてセントラル覇者・中日ドラゴンズとの日本シリーズ。
ポイントは、”全て最終戦までもつれ込んだ大接戦だった”ということ。

絶対に負けられない一戦。
勝ち上がる。
また一戦。
勝ち上がる。
また一戦。

それは想像を絶する緊張感の連続。
その戦いは、まるで「夏の甲子園」のよう。
そして「甲子園の戦い」といえば、松坂大輔のホームグラウンド。


日本シリーズに弱いと言われた松坂は昨日初勝利を挙げ、志願登板としか思えない今日の中継ぎ登板も無難にこなし・・・。
そしてチームは見事に全国制覇!

ちょっとこじつけですね(笑)。
いや、中日がこんな敗れ方をするなんて夢にも思いませんでしたから。
予想外のミスに泣き、のびやかさを失ったオレ竜は地元の大歓声もむなしく最終回に2点を返すのがやっとでした。
  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計 
西武0050011007
中日0000000022


ドラゴンズよ、たまたま今日は西武が勝っただけさ。
ライオンズよ、キミたちの強さはまぎれもなく日本一だ。心からおめでとう!

思えば福留という攻守の要を欠いたにも関わらず、強力西武打線相手に互角に渡りあったドラゴンズは本当にすごい。

どちらも強かった。
いや、面白かった。

ありがとう西武ライオンズ。
ありがとう中日ドラゴンズ。
全てのプロ野球ファンをうならせる、素晴らしい日本シリーズでした。
お疲れ様!




ともかく、これで今季のプロ野球公式試合が全て終了となってしまいました。
なんだかその寂しさの方が先にくるような気もします。

このブログはオフシーズンも引き続き、くだらないことと真剣な事をおりまぜながらプロ野球という「夢」について語っていく所存であります。
むしろ試合のないシーズンオフの方が、思い切ったネタ記事に走ることが多くなるかと思います。
ご了承くださいませ。

というわけで、今後とも宜しくお願いいたします。

日本シリーズ第6戦 打った和田と踏ん張った松坂。散った山本昌。ヒーローになりそこねた井上。

2004年10月24日 22時10分09秒 | ☆野球
なんでデーブ大久保はあんなに自信満々でエラそうなんでしょうか?そしてゲスト席の金本アニキは、岩隈投手と2人きりで気まずくなかったでしょうか?
もしかして気まずくなりすぎたから、番組中の2人のコメントがいちいちつまらなかったのでしょうか?
そんなどうでもいい謎は置いておいて、中日の3勝2敗でむかえた日本シリーズ第6戦です。

実は今朝、はっきりと予知夢を見たんです。
はずれたら恥ずかしいので言わなかったのですが、その夢の内容。

「中日・いのうえかずき大活躍でMVP」

いや、本当に見たんです。
で、このブログでその活躍を記事にして、「桃ちゃんやりましたね!」なんてずたたんさんと共に喜んでる夢。
妙にリアルだったんですよ。

いのうえ君は2打点という本当に素晴らしい活躍を見せましたが。。。

追い詰められた獅子に、そんな僕の予知夢を吹き飛ばす凄い奴がいた…!

西武ライオンズ・和田一浩。


セカンドにカブレラを置いて、山本昌との息詰まる対決ですよ。
低め・外と徹底的に攻められるもなんとかカットし、ファールで逃げる和田。
いい加減に根負けしたのか、無造作に放られたかにも見えたあの一球。
見逃せばボールともいえる高い球を、フルスイングでレフトスタンドに運ぶ和田の集中力とパワー!
見事としか言いようがない逆転2ランで山本昌の勝ち星がスルリと逃げていきました。

マウンドを降りるときの山本昌のうつむいた表情がなんとも印象的でした。
3回ぐらいから、阪神戦で投げているかのような、リラックスした笑顔を見せていたのに…。

そして8回にも和田さんは、じつに貴重な追加点をソロホームランであっさりと…。
今度は逆方向でライトへ。
ナゴヤのお客さん、怒ってグランドにホームランボール投げ返してましたね。もったいない。
しかし西武のクリーンアップには「飛ばないボール」なんて関係なかったようですね。
ものすごいパワーです。

そして最後は豊田が締めてゲームセット。
松坂、やっと日本シリーズの呪いが解けました。
今日無様にノックアウトされていたら、いつになるかわからない次回の日本シリーズまで悔やみ続けたことでしょう。
対する21年目・39歳山本昌はいまだ日本シリーズで勝ち星なし。
しかし、ベンチで呆然とするその表情こそ山本昌だ。
カッコよかったですよ、本当に。
胸を張って。
  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計 
西武1000020104
中日0101000002


今日も素晴らしい熱戦。
まさかここまでこじれるとは思いませんでした。
明日も松坂の投球が見たくなりました。

しかし、今日チラッと映った西武ベンチで、腕の毛を毛抜きで抜いていたカブレラはいったい何を考えていたのでしょうか?

西武ベンチは毛抜き常備?
それで人のいい和田さんがあんなことに…?

様々などーでもいい謎が残った日本シリーズでした。



ちなみにこれは余談ですが。
その昔、掛布さんと西武の和田さんがエプロン姿で男の料理を披露するという、理解に苦しむ謎の企画をテレビでみたことがあります。
「なぜカケフ?なぜワダ??」
結婚前の和田さんが笑顔のエプロン姿でキッチンをうろうろしてる光景はかなりのインパクトでした。
「嫁さんは?」
「いや、彼女もいなくて…」
どーでもいい会話と、どーでもいい料理。
そして彼らの手元よりも、食材の素晴らしさよりも、2人のユニークな頭髪にどうしても目がいってしまう罪な番組
プロデューサーの悪意を少なからず感じたのは僕だけでしょうか?
あれはいったいなんだったのでしょう?
今でも時々思い出します。

阪神も現金授与、久万オーナーが辞意

2004年10月22日 19時33分37秒 | ☆提言・苦言・球界再編
ニッカンの速報記事より。

阪神も現金授与、久万オーナーが辞意

阪神は22日、明大野球部に所属していた一場靖弘投手(22)に約25万円の現金を授与していたことを発表し、その責任を取って久万俊二郎オーナー(83=電鉄本社相談役)と野崎勝義球団社長が辞任の意向を示した。

「久万オーナーがジイ」って言われても、もともと爺ですから。

不祥事をおこした人間は、せめてせっかくの日本シリーズに水を差さないでほしい。

それが神聖なる野球に対する礼儀である。

わきまえろ!

【横浜も一場投手に現金、オーナー辞任へ】→そして阪神も裏金渡してました。(追記しました)

2004年10月22日 09時27分21秒 | ☆提言・苦言・球界再編
最近は多忙で更新やコメントのお返事がままならず申し訳ありません。だんだん落ち着いてまいりましたので、もうすぐ元のペースに戻ると思います。

さて、ちょっと日本シリーズは置いておいて、朝っぱらから気になる話題を。

【横浜も一場投手に現金、砂原オーナー辞任へ 】

asahi.comからの引用です。

 関係者の話をまとめると、横浜球団のスカウトは、巨人の不正発覚以前に、一場投手本人に「栄養費」や「タクシー代」などとして、数回にわたり、現金計二十数万円を渡していたという。これは、プロ球団関係者からの金銭などの授受を禁じた日本学生野球憲章に違反している。横浜球団、明大野球部関係者、一場投手の家族に対し、外部から情報が提供され、横浜球団が調査した結果、明らかになった。
(中 略)
横浜球団は21日夜、都内のTBS本社で砂原オーナーや明大野球部関係者を交えて対応を協議。一場投手の獲得も見送ることになったという。


この世界は足の引っ張り合いなんですかね。
「巨人の不正発覚以前に」というのが非難集中のポイントでしょうか。
情報をリークした人間が気になります。
もしかして、タイガースに近い人間でしょうか?
それともジャイアンツ側の人間?
いや、あくまでも推測にすぎませんので真相はまだ闇の中です。

当初、一場投手は読売が手を引いてから「自由枠でタイガース入団確実」と報道されておりました。
しかしみなさんご存知のとおり、最終的に本人の在京球団希望という意思により阪神はフラれてます。
一場投手の後見人とされる人間がタイガースを強く勧めていたのを思い出します。
タイガースなら、明治のOB・星野仙一という球界の大物がいて守ってくれると判断したのでしょうか?(そもそもそういう発想がちょっとうさんくさい…)

そもそも裏金とは本人に渡るものだけではなく、その周囲の関係者(たとえば大学野球部の監督・家族・親戚・本人を説得できる恩師)などに渡るものも含まれるといいます。
もしも…。あくまで「もしも」ですよ。
阪神逆転入団により、成功報酬を受け取れる人間が彼の周囲にいたとしたら…。
今回の情報リーク元は、この関係者あたりから発生しているかもしれません。
いや、あくまで僕の勝手な推測にしかすぎませんのでご注意ください。

ともかく一連の一場投手にまつわる騒動は、「彼の問題」なのでは決してなく、確実に「ドラフト制度の構造の問題」です。
われわれファンは、ここを見誤らないようにしないといけません。


やはり新規参入も大事ですが、来年のドラフトから制度を大幅に改革することにも全力をそそいでいただきたい。

気になる一場投手の今後ですが…国内球団を希望するなら自由枠を行使せずに通常ドラフトで指名を待つという選択肢と、タイガースへの自由枠による入団という選択肢が考えられます。
こればっかりは、今後の報道を待ちましょう。

最後に。

これは数年前に西武・松坂投手が免停期間中の自動車運転が発覚して処分を受けたときの古田敦也選手会長のコメントです。

「罰は受けるべきだ。しかし、野球はとりあげるべきではない」

たしかに裏金を受け取るという行為そのものは決して褒められたものではありません。
しかし、社会に出る前の大学生が「裏金あたりまえ」という「球界の悪常識」に振り回されただけとも考えられます。

おそらく彼は今回の横浜の件で、また立ち直れないぐらいに傷ついています。

もう罰は充分でしょう。
だから僕は今後も一場投手を心より応援しようと思います。

そして2度とこんな騒動が起こらないように、球界改革を真剣に期待します。

プロでまだ一球も投げていない投手が、こんなカタチで有名になることがないように。

【追記】
どうやら一場君はタイガースからも金銭を受け取っていたようです。
 
orzってこういうときぴったりだなぁと思いました。

各ブログなどでも見受けられるご意見。
「裏金発覚→退部」が8月だったのに、横浜が金銭をわたしていたのが7月。
なぜ一場投手はあのとき「実は他球団のスカウトの皆さんにももらってました」といわなかったのかということ。
まさにごもっともです。

「これ以上多方面に迷惑かけられん」ということで言えなかったのでしょうか?
気持ちはわかるし、気の毒ではあるが、それはちょっと甘い。
こうやって後日に新事実が発覚してしまうと、当時の反省の気持ちを疑われても仕方がなくなります。

しかしこれらの全てが、あのナベツネが辞任したときに真剣になってプロ野球側が調査をしていれば簡単に発覚した事実のはず。
それをせずに「ま、ナベツネさんも辞任したから…」ということでうやむやにしてしまったのも、やっぱり間違い。根本的な問題解決策にはまったくなっていませんでした。

もう正直わけがわからんようになってきた。
こうなったら全球団公平に徹底的に調査して違反発覚球団は即処罰!
選手は一律反省文50枚!
受け取った金は当然全額返却、もしくは「アオダモ資源育成の会」に全額寄付せよ!


ちょっと取り乱しましたが、本当にわけがわからなくなってしまいました。
それでも僕は、投手としての一場君を応援したいと思っているのですが…。

【さらに追記】
コメント欄でも触れていますが、ちょっと冷静になって考えるとこの記事は一場投手の肩を持ちすぎているということに気づきました。

そうなった理由を自分なりに分析し、ナグネ選手のご意見に対する僕のコメントから抜粋しました。

★要するに、あまりにも「ドラフト裏金」の存在が僕の中で当たり前だったために、反射的に「なんで一場だけ?」「みんなやってるじゃないか」「悪いのは渡す方だ」という、甘い意見になってしまっていたと。

★また球界再編騒動の影響か、例年になくファンも冷静さを失っており、「悪いのは全てNPB」と言い切ってしまう悪い癖が身についてしまっていたと。

反省いたします。

皆様もこの記事にトラックバックいただいた各ブロガーのご意見なども参考にしてみてください。


そうこうしていたら、阪神・久万オーナー辞任のニュース速報が日本シリーズ中に…。
もう、しらん。
全員やめてしまえ。

第3戦は西武が勝利!金村氏「フクシと信子なんとかして欲しい」発言FLASH付き

2004年10月19日 22時59分53秒 | ☆野球
まさかトム・クルーズが始球式とは…。
「トム・クルーズ イン 所沢」ですよ。
埼玉県民の僕としては、なんか笑えます。

すげーなー。すげーなー。
谷繁が満塁ホームランを打てば「うわっ!」とさけび、カブレラが満塁ホームランを打てば「うわっ!」と叫んで…。
「誰が?」って僕がですけど、なにか?

オレ流継投失敗
一度は交代を決意してマウンドに足を運んだ落合監督でした。
しかも交代投手はブルペンを出てグランドに歩き出したところ。

しかし…。

岡本続投。
それが気持ちのいいぐらい裏目にでました。
カブレラの満塁ホームランが炸裂!
谷繁も呆然。
勝ち越し!

もう同じ人間とは思えません。
パワーが違います。

故障が伝えられていた豊田が締めて西武の勝利です。
  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計 
中日0000051208
西武00031060×10


1試合2満塁ホームランはシリーズ史上初。
そしてデータによると一勝一敗で迎えたシリーズの第3戦を制したチームは70%の確率で優勝するそうです。

しかし、それはそうと西武ドームの空席具合が気になりましたね。
3塁側を中心に、けっこう上の方はガラガラだったような気がします。
雨とはいえ、台風の影響はまだないですよ。

もしかして第2戦の解説者・金村さんの問題発言に賛同した人間が落合竜応援ボイコット?

前回の記事のコメント欄でも、いけ選手・31選手が言及されておられますね。
見逃された方も多いと思います。

ご安心ください。

いきなり音声が流れますのでご注意ください。
【フクシと信子、なんとかしてほしい発言FLASH】
(ネタ収集先「習慣ベースボール」さん)

で、その後の金村氏に関しては、「マリンブルーの風」さんのこちらの記事に詳しくあります。

どうやらこの二人、率先してウエーブなどを扇動していたようです。
球場アナウンスが「おやめください」と訴えていたにも関わらず。
いや、「そもそもウエーブを禁止する球場の方がちょっとおかしい」とは言え、「監督の身内」から発生というのはちょっと問題があるんではないでしょうか?

調子乗りすぎ。
常識がなさすぎる。


【追記】
コメント欄にウェーブ選手からいただいた情報によると、「扇動していた」というのは噂の領域のようです。情報ありがとうございます!
よって「扇動していた」という部分に関しては間違いの可能性がありますので、ご了承ください。
ただ、ウェーブ選手がおっしゃるように「ノリノリで参加していた」のは可能性として限りなく100%な気がします。(追記ここまで)


金村氏の問題発言も今までの彼らの言動・行動も踏まえたうえでの発言だったことでしょう。
「野球をなんやと思っとるんや」と。
ま、CM中の非公式発言がまさか電波に乗っていて、未来永劫インターネットの深海で生き続けることになろうとは夢にも思わなかったでしょうが…。

リーグ優勝時の「落合一家、ビールかけ参加事件」の速報記事は再現イラスト入りでお伝えしましたが…どうやらその後、中日球団が高野連に謝っていたようです(スポニチより)。

球団が謝罪してるんですよ。
それが新聞にも掲載されているんですよ。
各方面に迷惑かけてるんですよ。
うそでもちょっとはおとなしく反省してください。



いや、日本シリーズも落合ファミリーもまだまだ予断が許さなくなってまいりましたね。

日本シリーズ第二戦は中日大逆転勝利!井上一樹と「サンスポ」がエライ事に…!

2004年10月17日 22時52分44秒 | ☆野球
やったね、桃ちゃん
7月17日、我がブログに出入りしてくださる皆様のうち、ごく一部で盛り上がった「いのうえかずきくん祭り」がこんなところで功を奏しました。

ついに開催!「夏だ一番!いのうえかずき君祭り」のお知らせ
思いつきだけで、やってみました。

いのうえかずき君について情報求む!
記事中リンク先。王さんと長嶋さんに囲まれて表彰されているいのうえ君が場違いでとっても印象的。

いのうえかずき君のニックネームならびに作文募集のお知らせ
公募の結果、彼のニックネームが「桃ちゃん」に決定。
作文は当然のように1つも集まらず。

甲子園・いのうえかずき君祭り!実況生中継
珍しく球審の判定にいちゃもんをつけて試合を盛り上げた桃ちゃん。

で、このときの阪神・中日戦の結果は…タイガース大勝。
虎の救世主・ホッジス登場!~宴のあと~


いのうえ君応援ブログの第一人者、ずたたん選手はイラストと画像入りで、流れを変えた桃ちゃんのファインプレーをご紹介されています。(←リンクよりどうぞ!)

立浪同点3ラン、そして谷繁逆転タイムリー。
松坂まさかのKOですよ。
日本シリーズではどうしても勝てない松坂。
そのジンクスはまだまだ払拭されなかったですね。
  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計 
西武2000301006
中日00300053×11

僕的にはスタメンを落とされながらも代打でスリーベースを放ち、一夜にして名誉挽回した英智の表情が印象的でした。

野球って、おもしろいですね。

で、ここからは話題が変わるんですが…
今朝のサンスポも面白かったんですよ。

これが今日のサンスポに掲載された記事です。
【トークバトル】
今シリーズは何が起こるか分からん


サンスポ専属評論家の江本さんと小早川さんによる対談形式の記事ですね。
審判の不手際について言及されています。
特におかしな部分はありませんね。

ところが今朝6時頃の段階で、この記事はエライコトになっていたのです
「どうせ訂正される!保存せんといかん!」ということで、仕事の合間をぬって画像キャプチャーに取り込んでおきました。

それがコチラ。







小早川さん、

「落としどころ」探しすぎ!!



ほんと今年の日本シリーズは、なにが起こるかわかりませんね。

それを見事に紙面であらわしてくれました。





たくさんのコメントをいただいておりますが、ちょっとマンガ誌の増刊の準備などで記事を書くのが精一杯です。
申し訳ありません!
コメントのお返事はできませんが、ちゃんと読ませていただいてます。
いつも本当にありがとうございます。

もうすこししたら、落ち着きますので。

日本シリーズ第一戦は40分の中断を乗り越え、西武が先勝!

2004年10月16日 23時54分12秒 | ☆野球
松坂投手が第二戦の登板有力ということで、第一戦の先発は川上でした。
山本昌あるいは小笠原と予想していた僕はすでに日本シリーズ予想敗色濃厚?
  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計 
西武0001100002
中日0000000000

ちなみにここ10年の日本シリーズでは、第一戦に勝ったチームが8回優勝しているらしいっす。

というわけで、日本シリーズならではの普段めったに見られない光景。

●西武・和田のあっぱれホームラン。

あの内角低め・ボールになるストレートをレフトポール際ぎりぎりに放り込む芸術的なホームラン。
解説の田淵さんも言っていましたが、そうそう起こることではありません。
あのボールになる内角の「高め」をホームランにしてしまうのは我がタイガースの今岡ですが…。
負けずと劣らないファンタジスタっぷりで、ラッキー坊主 失礼、ラッキーボーイの予感。

●英智の凡エラー

みなさんもそうでしょうが、びっくりです。
クッションボール処理を誤ってスリーベースを許し、その後暴投。
暴投はあまり関係なかったとはいえ、「あ、この人いっぱいいっぱい」という印象を味方に与えたのではないでしょうか。
あげくに5回には西武に貴重な追加点を与えるポロリ。

●審判があやまった40分間の中断

岡田監督なら気づかずにスルーしていた可能性もあった誤審
審判があれほど公然と「間違えました」とあやまるケースも珍しいでしょう。
声がガクガクブルブルと震えていましたね。

ま、プレーに関しての解説は他の方にまかすとして、どうしてああいった場面でもっと早く場内に説明してくれないんでしょうね?
テレビでリプレイを何度も何度も見ていたからいいものの、球場のファンはそういったわけにはいきません。

しかし日本シリーズをまかされる審判の技術がアレだとは…。
アレが現時点での最高峰の審判ということですよ。
あの「ちょっと聴いただけでは意味がさっぱりわからない」場内説明が、最高峰の説明ということですよ。
もちろん人間だからミスも認めますが、いつも置き去りにされるのはファンですから。

観客が暴動を起こすかもしれないという危惧はあるでしょうが、ああいった事態が起こったときにいち早く場内説明ができるようなシステム・そして試合を再開できるようなシステムも考えてほしいものです。
われわれも両軍監督・選手と同様、「いちおーの納得」が欲しいのです。

結果的に落合監督の抗議が認められたカタチで試合再開。
長い中断の合間を使って、ベンチで普段のふてぶてしさを純粋培養させていたと思われる石井貴。
石井投手に関しては、僕以外にも思い入れの深い方が多いようです。僕が書いたこの記事のコメント欄をごらんください。
横浜との日本シリーズでの石井貴投手。笑えます。

しかし今日の彼は…伊東監督の怒りまでもこめられた渾身の投球で、ツーアウトランナー2塁で再開後、英智をキャッチャーフライに。

「捕れーーーー!!」と渾身の雄たけびをあげ、その後全身で踊るようにガッツポーズ!
今季ぼくが見たプロ野球のなかで、ベスト3に入れていいほどのカッコイイ場面でした。

ライオンズのマウンドには、本物の獅子がいました。


さあ、明日の予想先発は山本昌と松坂。
こうなったら英智も別人の気持ちになって頑張るしかありません。
いっそ明日だけでも登録名を「蔵本」に戻すってのはどうでしょうか。
その代わりに明日だけ久慈さんを「テル」に戻してもいいですから。

こんなとき、福留がいたら…
そもそもなんで福留選手は骨折したんでしょうねぇ?
だれかがデッドボールぶつけてませんでしたっけ?

で、インターネットの神様にお伺いをたてると意外な結果が…

1. プロチーム

2. ショートゴロ

3. 井川

4. キンケード

5. ナゴヤ


意外な結果というより、イガーな結果
そしてデッドボールというキーワードのみで上位に引っかかったと思われるキンケード

何はともあれ、神様には真相がバレてませんよ。
よかったですね、
下柳さん!

「オレ」対「レオ」!日本シリーズ大予想です。

2004年10月15日 23時05分27秒 | ☆野球
すっかり日本シリーズ前のドキドキがかき消されてしまっている感のあるこのところの球界にまつわるゴタゴタですが、楽しく日本シリーズ大予想とまいりましょう!

これはルパート・ジョーンズ選手の「にわか日ハムファンのブログ」で行っておられる好企画です。

【日本シリーズ前座企画】
にわか杯日本シリーズ結果予想大会!
最後に笑うは獅子か竜か?


オレ対レオ!

僕もさっそくコメントにて投票させていただきました。
で、投票してから「あ、記事にしよう」と思った次第です。
そのコメントの原文は以下の通りです。

【むずかしい…!】 (マンガウルフ)

いや、とっても難しいですね。

関係ないのですが、第一戦の中日先発が川崎だったらどうしようかと考えてしまいました。
週刊ベースボールの日本シリーズ展望号を読みながら考えましょう。

僕の予想は…
「4勝2敗」で中日が勝つと思います。
福留を欠いたものの、みなさんご承知のとおり守備力は英智もバツグン。
谷繁の経験も生きると思います。
対する西武は松坂以降のピッチャーがやや不安。
中日は普段の野球をしていれば勝てることでしょう。

落合監督が第一戦に川上を持ってくるかどうかが見ものです。僕の予想はウラをかいて山本昌でくると思うんですが…。
第一戦を落とし、確実に第2・3戦を取りにくるような気がします。


追記するならば、「松坂以降のピッチャー」というのは中継ぎ陣のことも言いますし、松坂以外の先発投手陣のことも言います。

ちなみに両軍のシーズン防御率を比較しますと…
●西武→4.29
●中日→3.89

そして、ポイントとなりそうなのは落合中日がナゴヤドームで「飛ぶボール」を使うのかどうか。
おそらくはサンアップ製の「飛ばないボール」を使用するでしょう。

今季の中日の優勝要因のひとつに、対戦相手によって「飛ぶボール」と「飛ばないボール」を使いわけたという事がおそらく入ると思います。
「飛ばないボール」を導入したとたんに読売打線がナゴヤでおとなしくなり、逆に投手陣は巨大戦力相手にノビノビと投げていました。
パ・リーグの使用球はほぼ全試合「飛ぶボール」。
西武打線の最初の敵は、この「ボールへの戸惑い」となりそうな気がします。

また、中日は「上中下の馬」戦術をやってくる可能性もあります。
これについてはHoneywar選手の「Honeywarの野球日記」内の記事「森祇晶氏の戦術を継ぐ者」に詳しくあるのですが…
落合中日最大の奇策・「シーズン開幕戦の先発・川崎」を読み解く鍵となります。

これを仮に短期決戦の日本シリーズにも当てはめてくるとすれば…
松坂との勝負を避けて、第一戦の先発を「小笠原」あたりにまかせる可能性が出てきます(ぼくがルパートさんのブログで答えたコメントでは「山本昌」となっていますが…。要するにウラをかいて「左腕」でくるんじゃないかと)


得点力は当然西武の方が圧倒的なのですが、チーム全体で相手にジリジリとプレッシャーをかけるような戦いができるのは中日。
短期決戦でも、このチーム力がモノを言うでしょう。


というわけで、ルパート選手の企画に皆様も参加されてみてはいかがでしょうか?

締め切りは10月16日(土)の17時59分59秒だそうです。
まだ間に合います!










減点方式でライブドアを裁くのはどうよ?ていうか、デイリーは遊びすぎ

2004年10月15日 16時53分36秒 | ☆提言・苦言・球界再編
のび太くんが「どこでもドア」を開くとしずかちゃんの浴室にたどり着いてしまうシーンはドラえもんの名物ですが…。
「らいぶドア」を開くと、もっとハレンチな場所に行けるそうです。

ちょっと気になる各新聞社の記事タイトルを見比べましょう。

サンスポ【ライブドアが参入に大ピンチ!アダルトサイト問題で】

ニッカン【ライブドアのアダルトサイトに質問集中】

スポニチ【ライブドアピンチ!アダルトサイトでやり玉 】

報知【楽天優勢!ライブドアに障壁 差が出た「アダルトサイト」詰問】

読売グループ、「障壁」というキツい言葉でライブドアを門前払い?

中日スポーツ【ライブドア・堀江社長、Hサイトで窮地】

いまどき「Hサイト」って言い方も小学生っぽい…。

夕刊フジ【エロパニック、楽天・ライブドアが盲点突かれた】

「エロパニック」て…。

デイリー【ライブドア エロイこっちゃ~ 】

デイリー、遊びすぎ!


それにしても、第二回公開ヒアリングで待ち構えていたかのようなライブドア集中砲火。
以下はサンスポよりの引用です。

財務面の質問が終わると、審査小委・清武委員(巨人球団代表)から質問が飛んだ。
「NPBに“ライブドアがアダルトサイトに接続できる”との投書がきている。調べたら無修正の画像や動画を簡単に見ることができた」

で、以下はニッカンより
清武代表はさらなる「証拠」も用意していた。持参したアダルトゲームソフトを実際に見ながら「この箱には製造、販売ライブドアと書いてありますが?」と問いただした。堀江社長は「それは製作会社が小さいところなので、ライブドアと書かないと取り扱ってくれないんです」と弁明するしかなかった。アダルト系についてのやりとりは30分近くに及んだ。

なんも実物もってこなくても…。
裁判じゃないんやからね。
いっそ堀江社長も、風俗情報や「いかがわしい」求人情報満載の「スポーツ報知」を手にヒアリングにのぞむべきでした。

しかし、現プロ野球経営陣側がライブドアをつぶしにかかる本気度が手に取るようにわかりますね。ヒアリングではライブドアが抱えている訴訟についても言及され、マイナスポイントとされたようです。

僕は以前にも触れましたが、楽天の参入には好意的です。
テレビや報道で知る「ほりえもん」の人間性を直感的に毛嫌いしているせいもありますが…。(ちなみにナベツネはその100倍嫌いです。)

ただ、その潰し方があまりに露骨でバカバカしいですよ。

そんな減点方式の切り口でいったら…
巨人は「裏金事件」が発覚した時点で資格なし。
西武はオーナーが引責辞任するほどの違反事件発覚。資格なし。
ダイエーは親会社が乱脈経営で国民にも大迷惑(?)。資格なし。

今年起こった事件・ニュースをならべただけでもそうなりまっせ?

過去にさかのぼれば西武鉄道だって総会屋うんぬんの事件があったり、読売グループだって日本テレビ視聴率操作事件などの不祥事がわんさかと。
それには「低俗」と呼ばれてしかるべき「エロいこっちゃ~」な番組を放送していませんでしたっけ?
横浜なんて「親が子どもに見せたくない番組ナンバー1」だった「8時だよ!全員集合」のDVD売り上げでメジャー帰りの佐々木を獲得したんですよ?
その他にもテレビではナベツネさんが毛嫌いする消費者金融会社のCMもバンバン流れてまっせ。
あと細かく言えば、タバコのCMとか(今はなかったですかね。でも東京ドームにも看板はあったはずです)
…もう、言い出したらきりがない。

ともかく、世の中に清廉潔白なオーナー企業なんて皆無に近くなるんじゃないですかね?
(まあ西武のオーナーは球団経営にやる気がないので、「失格!」と言われれば逆に喜んでしまうかもしれませんが…)

ライブドアが今回指摘されている部分は、決して褒められたことではありませんし、擁護もしません。
しかし、ライブドアの肩をもつわけじゃないんですが、公開の場であたかも裁判のようにつるしあげるやり方は個人的に反対です。
また、楽天の三木谷社長の勝ち誇ったような優等生ヅラは、現時点でライブドアを応援している東北の方の反感をますます買うのではないでしょうか?

うーん、どうなることやら。
やっぱり楽天が選ばれるのでしょうか?
それとも両方落選?どちらかがダイエー買収?西武買収?

答えはそう遠くないうちにでるでしょう。

ダイエー・松中選手入院で思い出した故・藤井将雄投手

2004年10月14日 09時50分00秒 | ☆野球
あまりにも内容が違うので、今日の記事は二つにわけました。

さて、以下の情報はコメント欄でかう゛ぇ選手にもいただきましたが…

ダイエーの松中選手は急性肝炎で入院してしまったんですね。
きっとプレーオフ期間は相当体調も悪かった事でしょうし、あのスランプが病気から来ていたということが容易に想像できますね。

「急性肝炎で入院」という報道を知って…
思わず僕は故・藤井将雄投手を思い出してしまいました。
彼の生と死を追った「宙に舞った『藤井ハリー』~ダイエー・藤井将雄物語」という本を持っているので…

ダイエーで99年最多ホールド賞獲得。
しかし、その年の日本シリーズに登板したときにはすでに肺ガンという病魔が彼の体をむしばんでいました。
そして闘病生活の末、翌00年10月13日(日付でいうと、丁度昨日ですね)に帰らぬ人となった
藤井投手。

機会があれば皆様も読んでみてください。
ブックオフなどの古本屋でも手に入ると思います(僕はそうでした)。

親友・若田部投手(現横浜)との友情・尊敬する先輩・工藤投手(現巨人)との交流・そして野球の素晴らしさ・命の尊さに触れる事ができます。僕は涙なしには読めません。

特に、王監督の野球人として、人間としてのあたたかい配慮。(告知へのアドバイス・メールでの励まし・漢方薬飲用のすすめなど)
そして余命いくばくもないとの事実を知りながらも、快く大幅昇給の契約更改を実行したダイエー球団のあたたかさには心をうたれます。

ちなみに藤井投手の生前から存在する公式サイトは、有志の方の手によって今もWeb上に存在します。(上のお名前のところにリンクをはっています。)
進む病状と闘いながら病室から更新していたという、彼自身の手によるWeb日記も残されています。

しかし藤井投手、一度は2000年6月のウエスタンリーグ阪神戦で復帰登板を果たしているんですよ。
(2イニングを2安打無失点)
もちろん、病魔を抱えたままでです。

「野球」は時として、「大病」をも凌駕するということでしょうか。
たとえそれが一瞬の幻だったとしても…。


さて、藤井投手の肺がんも最初は「間質性肺炎」としてマスコミに公表され、「順調なら約二週間で退院の見込み」などと当時の新聞には載っていたようです。(←リンク先のページの真ん中あたりです)


●関連ページ
「追悼特集 藤井将雄投手」

ちょっと、考えすぎました。
急性肝炎。
たいしたことはないと思いますが、松中選手の早期回復をお祈りいたします。
 

身売りか?合併か??プロ野球界がまた騒がしくなってきた

2004年10月14日 09時34分18秒 | ☆提言・苦言・球界再編
ちょっと本業の忙しい時期で、更新が遅れております。申し訳ありません。
しかし触れざるをえない、きなくさーいニュースや気になるニュースがたくさん流れておりますね。順にみていきましょうか。

【ダイエー・ホークス球団売却の可能性が一気に】

サンスポより。

機構側は「本業との相乗を効果を考慮して、プロ野球関係者や、今後選定する支援企業の意向を踏まえて、改めて保有の是非を検討する」と、球団売却については慎重な姿勢。高木社長も「ダイエーホークスについては(再生機構に)継続保有を強くお願いしている。理解していただいていると思う」と語ったが、球団は年間約10億円の赤字で、本社からの広告宣伝費の名目でこれを補っている。機構に支援を受けた場合、大幅な資産売却やリストラ策を迫られ、継続保有の決定権も、ダイエー側の手を離れる。


いや~、漢字が多いです。
今年のスポーツ新聞を正確に読み解くには例年以上の経済知識と教養が必要ですね。疲れます。
なるべくわかりやすく読み解くきましょう。要するに、「ダイエーホークスを身売りするかしないかという決断権はもはやダイエーにはありませんから・・・残念!」ということですね。

で、関連する記事としてはもちろんこちら。

【西武・堤オーナー、球団身売りも「パは成り立たない」】

これもサンスポより。

「球団の経営は後任に任せます。パ・リーグは経営的に成り立たないのに、選手会が世論を持ち上げて、ああいうコト(2リーグ存続)になった。パ・リーグは経営努力で補えない部分がある。私としては、ライオンズを持ち続けてほしい」
(中 略)
この発言に敏感に反応したのは、ある球団幹部。「あんな発表があるとは思わなかった。(堤氏の)会見の内容だけを聞くと、(球団売却の可能性は)否定できないよね」と漏らしている。

あーあ。
選手会を応援した我々ファンの大多数も、彼のなかでは悪者ですよ。
「パ・リーグはもう無理なのに、選手がファンをそそのかすから2リーグ存続になっちゃいました。余計な事をしやがって…」と言いたいんでしょうね。

「株式保有がどーのこーので違反」という話はあまりに専門的すぎてまったくピンときませんが、堤オーナーが第一線を退いたということだけははっきりわかります。
これでナベツネに引き続き、経営陣の大御所がまたひとり表舞台から失脚ました。
なにこれ?天罰?

まあ、そう楽観的にはもちろん構えられません。
記事のなかにはさらに見逃せない記述が…。

■3週間ほど前に西武の使者がTBSに
その根底に新事実があった。球界関係者によると「3週間ほど前に西武の使者がTBSを訪れ、横浜の砂原オーナーにもう1つの合併に関する窮状を訴えた。その中で自らの球団売却の可能性を示唆する発言もあったようだ」。
 横浜はこの申し出を断ったようだが、合併へのリミットが刻々と近づく中、西武が新たな合併(売却)球団のひとつに急浮上したことは間違いない。

もう彼の中でパ・リーグというのは「逃げたもん勝ちの沈む箱舟」にしか見えないようですね。
僕から見れば彼らが乗り移ろうとしているジャイアンツこそが「沈みゆくタイタニック号」にしか見えないんですけど…。
しかし、この新球団参入を検討する時期に及んでもなお、懲りずに新たな合併を模索していたとは…。

身売りしろ、身売り!

もうファンも選手も、合併よりは身売りの方がよっぽどマシだということはイヤというほど思い知りましたから。
それともやはり、どうせ売るのなら「1リーグによる放映権料」というオプションがついてから高く売りたいということなのでしょうか?

とにかくきな臭いニュースです。
これから西武もダイエーもパ・リーグもセ・リーグもどうなるのか、誰にもまったくわかりません。
やっぱり、プロ野球は一度潰して土台から立て直す必要があるのでしょうか?

甘っちょろい考えだとはわかっているのですが、一から自由にプロ野球を描きなおせれば、どんなにワクワクすることか。



さて、キナ臭い話ばかりでは気がめいるので、楽しいニュースを。

【赤星流『金メダル』獲り…“B型思考”でメンタル克服】

これは13日のサンスポですね(別に僕はサンスポしか読んでないわけじゃないんですよ)。

「血液型がA型の人はプレッシャーに弱いーとあるテレビ番組の中で言っていた。それに比べて水泳の北嶋くん。柔道のヤワラちゃんに野村さんとアテネで金を取った人はみんなB型。ボクもB型のつもりでプレッシャーに打ち勝ちたい」

赤星さんはA型だそうです。僕と同じです。
要するに目標とする打率3割にのせるために、最終戦だけはプレッシャーに強いとされる『B型』になりきるでー!ということらしいです。

で、結果は見事2年連続の三割達成!おめでとう!
見事B型人間に変身することができたようです。


しかし試合は横浜に敗れて今季めでたく70敗。

わざわざB型にならなくても、見事にBクラスですから…!
残    念 っ!! 


ちなみにこの記事の冒頭のイラストは「心理テスト」になっております。
使い方はこちらの記事でどうぞ。