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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

おいしい「わらび餅」をいただき疲労回復。いっせい地方選挙後半戦へ、後援会集会でごあいさつ。

2011年04月15日 | Weblog


      昨日は、地域訪問、お葬式、会議、打ち合わせ、集会などでした。

      訪問のなかでおたずねした和菓子屋さんでは「本当におめでとうございます!」と、お祝いにわらび餅をいただきました。「甘いものを食べて、疲れをとってください」と。ありがとうございます!

      後援会集会では、みなさん議席回復に大喜び。
「あらたに70人ぐらいに頼んだ」「元県庁幹部も、これ以上原発はいらん、と言っていた」「共産党は、福井の川西に原発計画があった時から反対運動をしてきた」「佐藤さんが1600も票を増やしたのは大きい」などこもごも意見、感想などがだされました。
わたしからは、福井市議選は定数削減のなか4人オーバーが予想される大激戦です、ひきつづきの大きなご支援を、と訴えました。


                   ★



     県民福井・・・・交付金が不透明に 原発「共存」もろさ露呈
          2011年4月14日



     「補正予算はどうすればいいのか。事業の見直しが必要になるかもしれない」。敦賀市の関係者は苦渋の表情を浮かべる。

 東日本大震災による福島第一原発事故は、原発頼みの市の財政構造のもろさを浮き彫りにする形になった。

 市は来年三月に予定される敦賀原発3、4号機増設の本体工事入りで二十億円近い国の交付金を見込む。事業者の日本原子力発電の工程計画発表が予算編成と重なり、当初予算の計上に間に合わなかったため六月補正で対応する方針だった。

 ところが福島の事故で増設計画の国の安全審査が中断。工事入りが来年度以降にずれ込む可能性があり、交付も不透明になった。

 市は例年、歳入の15%前後を北陸電力の火力発電所を含む電力関連の交付金や固定資産税に頼っていて、その大半を原発が占める。今回、依存の危うさがあらためて露呈した。市の内部には「震災対応で国の財政は圧迫され、交付金も従来通りにいかないのでは」との懸念も出ている。

 福島の事故で、日本の原発の「安全神話」は崩壊。事故は原発と「共存」してきた市民の意識も揺さぶる。

 福島では原発から半径二十キロ圏内に避難指示が出され、二十~三十キロも屋内退避に。敦賀では二十キロの場合、市のほぼ全域が圏内に入る。半径十キロを想定した市の防災計画は見直しが必至だ。

 市中心部に住む会社員男性(63)は「これまで避難は考えたことがなかった。万一の時、どこに避難し、どんな生活になるのか。しっかり防災計画を立ててほしい」と困惑げだ。

 市民の中には「事故以来、どうやって市外に避難するか家族で話し合っている」(六十代自営業女性)などの声もあり、いかに市民に安心感を与えられるかが問われる。原発が立地する敦賀半島の住民からは、不十分な避難道路の整備促進を望む声も強く上がる。

 事故は電源喪失時の対策や使用済み燃料プールの冷却など新たな課題も突き付けた。電力会社は対応を進めるが、市民に広がる不安に市原子力安全対策課の本多恒夫課長は「安全確保に向け、国や事業者の取り組みをこれまで以上に厳しく見ていきたい」と話す。

 課題は経済面にも。敦賀商工会議所の有馬義一会頭は今月の会見で、景気浮揚の起爆剤に期待していた敦賀3、4号機の着工時期が不透明になったことに「(地域経済への)影響は大きい」と落胆の表情を見せた。

 嶺南地域は原発関連の恩恵で県内でも有効求人倍率が高い。それは経済面でも原発依存が高いことを示す。

 敦賀に深く根付いている原発。福島の事故は多岐にわたる課題を投げ掛けている。・・・・・・・・




     原発依存からの脱却は、自治体行政だけでなく、雇用など住民生活にも大きな影響をおよぼします。
新しいエネルギーの開発と雇用確保など、そういう道筋をしめすことは当然です。

     苛酷事故が実際におこった以上、この狭い日本で「住居」「雇用」を失ない、さまよう県民を大量にうみだすリスクがある原子力政策の転換をすすめることは避けられません。

      国にも、自治体にも、住民にも「覚悟」が求められます。

      
      いっせい地方選挙後半戦は福井市(西村きみ子市議、鈴木しょうじゅ市議)とともに原発集中の嶺南地域でもたたかわれます。
敦賀市では上原修一、山本貴美子両市議、小浜市では宮崎治宇蔵市議、大飯町では猿橋巧町議、高浜町では渡辺孝町議が危険な原発政策の転換をめざして「原発城下」でたたかいます。
知事選をたたかった宇野さんにはロイター通信からも取材があったそうです。まさに、原発城下でのたたかいは世界的にも注目されています。

     「危機のもとで、ジグザグや試行錯誤をともないながらも、国民が政治の真実とは何か、日本共産党の主張にこそ真実があるのではないかという認識を発展させる可能性があります。わが党が・・・国民の探求を後押しするために力をつくすことが必要です」(日本共産党中央委員会常任幹部会)。

多くのみなさんのご協力をお願いします。がんばりましょう!

福井県庁で当選証書付与式。福井城址の満開の桜が迎えてくれました。

2011年04月14日 | Weblog
福井テレビ・・・・・1票の重み胸に~知事、県議に当選証書付与

10日に行われた知事選と県議選の当選証書付与式が13日、県庁で行われ、当選者たちが県政にかける決意を新たにしました。

式には、3選を果たした西川一誠知事をはじめ、40年ぶりに誕生した女性2人を含む県議選の当選者ら、あわせて38人が出席しました。

県選挙管理委員会の奥井隆委員長から、一人ひとりに当選証書が手渡され「県民が1票に託した熱い思いをかみしめ、尽力してください」と激励を受けました。
また、議席を回復した共産党の佐藤正雄さんは、激戦を勝ち抜いた者同士、固い握手を交わしていました。

県議会議員の任期は30日からで、5月2日に初登庁し、議員バッジを受け取ります。・・・・・・・



  
 昨日は、朝の街頭宣伝の後、日中も夜もあいさつまわりをつづけました。街頭宣伝では、公約実現の決意とともに、西村きみ子市議の実績と公約を紹介しました。通行人や車からも激励をいただきました。ありがとうございました。

午後には、福井県庁で当選証書付与式がおこなわれ参加しました。満開の福井城址の桜が迎えてくれました。
激戦を勝ち抜いてきた者同士、自民党、民主党、公明党などのみなさんとも握手をかわしました。
選挙区が違う現職議員からも「おーっ、久しぶり!」「宣伝中に手をあげたのわかったか?」と、4年間の溝を感じないやりとり。
ある自民党ベテラン議員は「やはり共産党がいないとダメ、という声があった。佐藤さんの4年間のがんばりの結果だ」と声をかけてきました。

マスコミ各社からもインタビューをうけました。
「前回落選して、3回目の当選ですが一番緊張しています。原発政策の転換を求める県民の強い期待にこたえたい。原発、新幹線という福井県の基本政策が揺らいでいるなか、県議会としての責任が大きい議会となると思います」 などと答えました。

あいさつまわりのなかでは「本当に冷や冷やして当確がでるまで眠れなかった。よかった!」という声をたくさんの方からいただきました。
みなさんに感謝の日々です。





昨日の赤旗1面のコラム「潮流」。当選翌日、病気療養中の渡辺三郎元県議宅をたずねました。

2011年04月13日 | Weblog
昨日の赤旗1面のコラム「潮流」。「2011年いっせい地方選。前半の道府県議選で当選した日本共産党の候補80人のうち、元議員が10人を占めました▼4年間、あるいは8年間、政府・県政の心臓部で発言する場を失い、どんなに歯がゆかったでしょう。群馬の伊藤祐司さん、福井の佐藤正雄さん、熊本の松岡徹さんは、党の議席の空白を埋めました」。

「潮流」欄に名前が載ったなんてことは初めて。驚きました。
当選後、病気療養中の渡辺三郎元県議宅をたずねました。渡辺さんは8年の議席空白の苦しみを「苦節8年 今度こそ」の訴えで空白克服した方です。当時は、僕も民青同盟の県委員長として死に物狂いで奮闘しました。
開票は自宅で見守りました。当確がでて、電話が鳴りました。民青中央委員会の中村正男委員長からでした。「おめでとう。よくがんばったね」。


今回の私の空白克服は大きな反響をよんでいます。開票日に事務所に取材にこられたマスコミの数は初当選の時以上でした。
福島原発事故で、県の原発政策の転換を訴えた私の議席の獲得なるか、が大きな焦点だったからです。

ある党員は自宅で焼酎を呑みながら開票を見守り、いつまでも当確がでないので、だんだん濃くなっていったとお聞きしました。当確が深夜にでて、「万歳」を叫んだ。当選を知らせる新聞を何度も読み返した、といいます。
こういう方々の「心」と活動に支えられての空白克服、と涙がでます。

渡辺三郎さんの奥さんには寒い冬の時期からなんども地元をまわっていただき、「三郎の後を継いだ佐藤さんをなんとしても!」と切々と訴えていただきました。
先日の訪問の際、「絶対、苦節8年を繰り返させてはならない、と頑張ったわ」と。


さあ、福井市議選です。
わたしの勝利のタスキを西村きみ子、鈴木しょうじゅ市議の再選にひきつぐ奮闘が始まっています。
昨夜は私も、鈴木市議の出身集落での「決起集会」に参加しご挨拶しました。故郷のみなさんのお力もお借りして勝利のゴールをめざします。

公約実現へ街頭宣伝。市議選勝利へ決起集会。福井大学での原発シンポは「満員御礼」。

2011年04月12日 | Weblog
   昨日は、朝はかねもと幸枝書記長や山田和雄常任、谷口英子常任らとともに県庁まで街頭宣伝をおこないました。公約実現への決意を述べました。
とおる車からも多くの激励をいただきました。ありがとうございました。

事務所にもあいついで来訪者や電話が入りました。わたしはあいさつ回りなどをつづけました。
「当選がでるまでねれなかった。本当におめでとう」
「4年間のブランクを克服しての当選はすごい。がんばって」
「原発反対で人にも頼んでいた。福島原発事故も起こって、トップ当選を期待したのに!これから期待しています」

西村きみ子市議と訪問した会社の社長さんは
「おー、とにかく当選してよかった。よかった」と。「今度は西村さんだ」と大変喜んでいただけました。

マスコミ関係者からも
「原発でも新幹線でも佐藤さんの指摘のようになってきました。これからの議会論戦期待してます」
「良識派の佐藤さん、がんばってください」など激励をうけました。

元県庁幹部からも
「大変な選挙でしたが、おめでとうございます。佐藤さんが議会にいないのはおかしいですよ。がんばってください」
「わたしも入れましたよ。よかったですね。これからがんばってください」など「思わぬ」激励も。

 わたしは「もう議会でやりあう関係ではないからね」と・・・・。

本当に多くの方々の「心」のこもった勝利だと痛感します。


       ★



       夜は、西村きみ子市議、鈴木しょうじゅ市議の勝利めざす「決起集会」でごあいさつ。ともにたたかった仲間のみなさんと「わたしの勝利は万歳!市議選で勝利し、万々歳を!」と握手を繰り返しました。
雪のなか、雨の中、ほんとうにみなさん、お疲れ様でした。もうひとがんばりです。


      その後、科学者会議が開いた「市民公開シンポジュウム 福島原発災害から何を学ぶか」に参加しました。
会場いっぱいの参加者で驚きました。山本富士夫、児玉一八、飯田克平の各先生のお話には会場からも質問があいつぎ熱気あるシンポでした。
わたしも、県の防災訓練の問題点や県議会の状況などについて発言し、「全員賛成で新幹線と原発を取引する県議会を変えます」と決意を述べました。
参加者の医師から、「当選おめでとう」と和菓子のプレゼントまで。ありがとうございます。

福井県議選で当選しました。公約実現へ、県民のみなさんとともに奮闘します。

2011年04月11日 | Weblog
選挙がおわり、ブログ更新を再開します。よろしくお願いいたします。



昨日投開票された福井県議選で、6,720票を得て、議席をとりもどすことができました。

選挙中に訴えました公約実現のために奮闘します。

●福島原発事故で明らかなように、原発を地震列島につくりつづける問題点が浮き彫りになりました。福井県とオール与党県議会がすすめる原発推進政策に歯止めをかけ、県民の命と安全を守ります。

●新幹線計画は多くの県民がのぞんでいません。巨額の財政負担と在来線切捨ての新幹線計画の見直しを求めます。

●福祉・防災のまちづくりに全力をあげます。高すぎる国保税の引下げ、中学卒業までの医療費無料化、住宅リフォーム助成などで県民の暮らしと子育て、中小企業を応援します。

●県議会改革にも取り組みます。県議が平均ひとり100万円も使う海外視察など「ムダ遣い」をなくします。・・・・・


選挙中には、たくさんの県民のみなさんから「原発はやめて」「新幹線はいらない」「暮らしを守って」などの強いご要望をいただきました。
福井県政はひきつづき西川知事と、県議会多数の自民・民主・公明による「オール与党」政治がつづきます。
県民のみなさんとスクラムを組み、県民本位の県政となるように力を尽くします。

ひきつづきのご支援ご鞭撻をよろしくお願いいたします。