真夜中にジャズを聴くのが好きです。
インド音楽から飛びすぎや…(笑)
夜、シーンと研ぎ澄まされた
静けさの中でジャズを聴いてると
演奏されているその場の空気感や、
プレーヤーの息づかいまでが、
手にとって掴めそうな親密さを感じ
られるのがいい。
オットが出張で留守の折は、気がね
しなくていいので、ここぞとばかりに
夜更けまでジャズをかけまくる。(笑)
きょうはジャジーな本をひとつ。
私の好きなプレーヤーたちが、
たくさん出てくるこの本
「ポートレイト・イン・ジャズ」
(和田誠・村上春樹/新潮文庫)
和田誠さんの描く26人の選りすぐりの
ジャズメンの肖像画に
それぞれのプレーヤーと印象的な
レコードについての、春樹さんの私的
レビューが添えられた素敵な1冊。
春樹さんのジャズへの造詣の深さと
感性の鋭さは、
もちろんご自分でジャズバーを経営
されていたほどの方なので、当然とも
いえるんですけど
「ジャズを聴く楽しさ」「ジャズのかっこ
よさ」という形のないもののことを、
通を気取ることなく、あくまでやさしく
わかりやすく…でもこれだけ鮮やかに
文章にされるところはさすが。
何よりひとつひとつのエッセイに、今は
もうその殆どがこの世を去ってしまった
ジャズメンと
彼らの残した音楽への深い愛情や慈しみ
のようなものが感じられて
春樹さんが、大切にしている宝箱を
そっと開けて見せてくれているような
雰囲気があって
なんとも心が温まるのですよ。
和田さんの描かれるカラフルな肖像画も、
上手さに思わずニヤリとなる。
これから古いジャズを聴いてみたいな、
という方にもオススメです。
インド音楽から飛びすぎや…(笑)
夜、シーンと研ぎ澄まされた
静けさの中でジャズを聴いてると
演奏されているその場の空気感や、
プレーヤーの息づかいまでが、
手にとって掴めそうな親密さを感じ
られるのがいい。
オットが出張で留守の折は、気がね
しなくていいので、ここぞとばかりに
夜更けまでジャズをかけまくる。(笑)
きょうはジャジーな本をひとつ。
私の好きなプレーヤーたちが、
たくさん出てくるこの本
「ポートレイト・イン・ジャズ」
(和田誠・村上春樹/新潮文庫)
和田誠さんの描く26人の選りすぐりの
ジャズメンの肖像画に
それぞれのプレーヤーと印象的な
レコードについての、春樹さんの私的
レビューが添えられた素敵な1冊。
春樹さんのジャズへの造詣の深さと
感性の鋭さは、
もちろんご自分でジャズバーを経営
されていたほどの方なので、当然とも
いえるんですけど
「ジャズを聴く楽しさ」「ジャズのかっこ
よさ」という形のないもののことを、
通を気取ることなく、あくまでやさしく
わかりやすく…でもこれだけ鮮やかに
文章にされるところはさすが。
何よりひとつひとつのエッセイに、今は
もうその殆どがこの世を去ってしまった
ジャズメンと
彼らの残した音楽への深い愛情や慈しみ
のようなものが感じられて
春樹さんが、大切にしている宝箱を
そっと開けて見せてくれているような
雰囲気があって
なんとも心が温まるのですよ。
和田さんの描かれるカラフルな肖像画も、
上手さに思わずニヤリとなる。
これから古いジャズを聴いてみたいな、
という方にもオススメです。