ミヤソノブログ

美味しいものと、趣味の演劇・美術鑑賞、
そして浪費コレクションの一部を公開。
たまに日記あり。

ピカソと本谷

2006年10月15日 | 観劇、感激
久々の「観、る」だ。

学生時代の友人Yと「ピカソとモディリアーニの時代」を観にbunkamuraへ。

ピカソは思いのほか少なく、リール近代美術館の縮小版、といった感じ。
モディリアーニの初期作品のひとつがわたしには恐ろしいものにみえて仕方なく。
観て、通り過ぎて、また振り返ると「カレ」はこっちをみていて、
怖いけど、また観て・・・と繰り返す。
モディリアーニは売れずして亡くなった画家だけれど、
この初期作品は自分に悲観したような、また青春期にありがちな、
鬱屈とした空気が出ていて、なにやら恐ろしい。

そんな展示物を見た後には、青山円形劇場にて「劇団、本谷有希子」。
今回は学校もの。まさにタイムリーな話題、というと言い方は下品か。
この人の作品のベストとは言わないけれど、十分楽しむ。
本谷さんの作品の場合は、役者さんがなにより要になるのだけど、
毎回出演している吉本さん、いい役者さんだよなーと毎回思う。
私の好きな猫のホテルの佐藤真弓さんもいい味。

そこで知った、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の映画化。
お姉さん役をサトエリこと、佐藤江梨子とは!!
最高の配役だよ、まさに。
キューティーハニーやってる場合じゃない。
(いや、あれはあれで、よいか)

三谷幸喜もそうですが、配役のうまい人の芝居は面白い、というのが私の持論。

たまに勝手に配役決めて遊んでいるのですが(心の中で)、
絶妙な配役ってなかなか決められないのよぅ。
同期Mとその遊びに熱中すると「それが興行として成功するか、否か」まで考えだしてしまう。
以前彼女と決めていたのは「ルパン三世」実写化なのですが、
肝心のルパンが困るんですけど、案があればぜひとも。
一緒に遊びましょう。









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