Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

いざリベンジ

2012-06-05 16:42:59 | 野球
 福岡ソフトバンクホークス、とうとう交流戦12位! ところで日本のプロ野球って全部で何球団あるんだっけ? おじさんバカだから忘れちゃったよ。えへへ。

 なんて頭がおかしいフリをしつつ、ちょっと真面目な話をさせてもらうと、これほど低迷している原因は秋山監督にあるとオレは思う。そもそも去年までの黄金期の段階でも「秋山はダメ」というのが自分の立場だったからね。良くも悪くも動かない監督であるがゆえ、ワンパターン采配で事足りるような巨大戦力を率いることへの適性は高いんだけど、今年ホークスが並のチームになった途端、馬脚を現してしまった印象。

 例えば、今のホークスはスターターもリリーフも、とにかく投手の駒が足らないわけだろう。そこで普通の神経の持ち主なら2軍からの戦力に頼るところだけど、秋山は選手の限界を勝手に決めてしまう監督だから、未知の戦力を試そうともしない。接戦ビハインドでマウンドに上がるのは相も変わらず金澤や吉川だし、ヤクルト戦の前までは大場にチャンスを与えようとしなかった。久米のように登板機会すらないままにファームへと帰された奴もいる。

 野手にしたってそう。ラストイヤーの柴原くらい落ちぶれないとベテランが2軍に行かされることはないから、血の入れ替えがちっとも進まない。挙げ句、選手が増長して、松中の「僕はこのスタイルを変える気はないんで、大石コーチがホークスの野球に合わせてほしい」という勘違い発言にも繋がってゆく。就任から4年が経った今も「秋山チルドレン」と呼べるような選手は誰ひとりとして見当たらない。

 采配について、個別の話もしておこう。オレが一番疑問に思ったのは土曜の試合。7回にホークスが1点勝っている状況で、無死1塁、スワローズの攻撃。ここで極端なバントシフトを敷いてバスターエンドランを決められちゃうんだけど、要するに何を言いたいかというと、相手が進めようとしたのは同点のランナーであって逆転のランナーではないわけですよ。ならば、ひとつアウトを貰っての1死2塁じゃダメなのか。結果、このプレーをきっかけに攝津が崩れ、無様な敗戦。1点を守ろうとして6点失った(笑)。

 そうやって雑な采配をしておきながら、反省の弁はいつも「なかなか良い流れが来ないね」。本当に何も考えていないのか、それとも極度に滑舌が悪いから記者が聞き取れないだけなのか。いずれにせよファンはこんなコメントを望んではいないし、走塁ミスで敵に流れを渡している自覚があるのなら選手たちに指導しろよと。これは今年に始まったことではないけれど、数字を稼ぐためだけの状況を鑑みない盗塁が多すぎる。3点ビハインドの8回に3盗を企図し、なおかつ失敗するようなバカをオレは見たくない。

 今日はついにヤフードームでの巨人戦。向こうの先発は杉内だから絶対に負けられないとファンは思っていても、果たして監督が「流れ」を引き寄せるような采配をしてくれるのか。あまり気負うと精神的にしんどいし、東京ドームで取り乱した件の罪滅ぼしとして高橋由伸を応援するのも手かな。そのことと、勢いで餃子を奢らせたことについては深く反省している。ここに書いても仕方ないけど(笑)。