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ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

明暗

2019-05-16 11:17:23 | 日常
快晴。25-16℃

夏のような雲!






季節は徐々に夏に移行していく…。
例えば野菜室も、

このジャガイモは新じゃがではないものの、紅玉の季節は終わりつつある。

これからは、南半球の林檎の出番になるのだ。(私の元気は喪失。)




昨日のIKEAのタンポポランプ、猫達によってボロボロになりつつある。

猫という生き物は、余りにも役立たない生き物である。









やってはいるが、練習が行き詰っている。
全部覚えた、だが全然綺麗ではない_| ̄|○

用事あって、外へ。
こ、これは、
オニオンウィード?ハタケニラ?



「大変美味しい」と、私が片道でフォローしている方が増やしておられた!

お世話になっている歯医者さんの植栽。




この前までチューリップの通路だった人家の入り口も、

シャスターデージーが見事だ。

有志で植えられている道路の桝、

私はその作業を見たことがないが、頑張っておられるなぁ。
花が好きで、人の善意を信じていなければ出来ない事であるから。

近頃、外来種の雑草が多いのは、





勿論、可愛い花は、選択的除草で残されるからもあるが、
昔、緑化で流行った「ワイルドフラワーの種」の影響もあるやもしれぬ!と思い当たる。
あの頃は、私もせっせと蒔いたものだ。

用事を済まし、本屋へ。

なんか付録雑誌のボリュームが凄いなぁ。
目的の本を立ち読みし、
私はその課題から永遠に逃げ続けるだろうと、永遠の子供であると自覚してしまう。
BGMがバイオリン協奏曲で、むしろ、そちらに聞き惚れてしまう。

交差点で、私の年齢に近いと思うご婦人、
私も受講を迷った、クラッシックギターの市民講座もあるのだが、その帰りであろう。

眩しかった、凛として見えた。

本屋とこの光景、大学以来やめていた音楽を再開するきっかけの話をしたい。
先週の土曜日に、バイオリンの師匠にお話ししたばかりであるので。
あれは2013年の12月の事だった、私の誕生日の近くか?大みそか近い頃の事だった。

2回目の壮絶な稀少がん闘病の末、母を亡くし、痴呆の父を引き取り、
実家の修理や手入れ、裁判所の手続き、遺品整理も全く途中で、何も考えたくない日々だった。
ホームセンターとアウトレットモールに行って、
そこの大型書店を、ふと覗いた時に子供の本の新刊として、
また良書として、入ってすぐの入り口にこの本は置いてあった。


絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 (講談社の創作絵本) 単行本 – 2013/12/3 坂本 義喜 (企画・原案), 内田 美智子 (著) & 1 その他 Amazonレビュー

普段から、命の授業やら、菜食主義者の考えが解らなくもない私である、
当然手に取って読んだが、わかっていても、という現実には眩暈がして外に出る。
しかしながら、この本の伝えようとしている、
「生きることは、他社の命を奪う」という事は痛いほど再認識したし、(それは菜食であってもである)
この本は、購入せずに手に取っただけなのに、私にとって忘れられない一冊になった…。

本から強烈なインパクトを受けて、
外に出た私はそのまま、ふらふらとアウトレットモールの催し物の広場に出た。
そこでは、音響機器をいじっているスタッフがいて、
そのまま、そこのモール内に入っている音楽教室の大人の発表会が始まった。
そこで印象に残っているのが、アルトサックスを一生懸命吹くご婦人。
短髪でボーイッシュで、GAOさんに似ていて、ジャケットは私が以前に持っていた物に似ている。
曲がディズニー映画の「アラジンのテーマ」だった事すらも記憶している。
とにかく上がりまくっていながらも、一生懸命の演奏に胸が熱くなった。
今の私の年齢位の方だった…。

私は(この本の話はしないけど、)アウトレットモールでの演奏の話を、師匠にした。
その時にどんなに音楽が好きだったか思い出したし、
「やるんだっ」て決意して、それでもいたずらに月日は流れていき、
愚図愚図と出来なくて、ネットでもなにくそと思って、
5年経て、去年から音楽活動になったわけですが。
(そういえば、アラジンも、今年実写化かぁ~♡)


さて観たビデオの事など。
・カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇(映画)
・カミーユ・クローデル (映画)
を観たいのですが、こちらを借りた。

『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』ウィキ

ここに、ほとんど説明
映画ロダン カミーユと永遠のアトリエあらすじと感想!美術的考察も

「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」予告編


出てくる作品は、ここで、ほとんど説明
【作品まとめ】近代彫刻の父 オーギュスト・ロダン(August Rodin)

まぁ、何故か鼻息、息遣いの荒い映画です。
バイオリンのサウンドトラックが良いのにぃw
ロダンの女性関係に辟易しなければw、とても良い芸術映画です。
とにかく女性はロダンに夢中になるし、内縁の妻、弟子、モデルとの関係で彼は踏ん切りがつけれない、
カミーユも病むわ。
どうしようもない下半身wの芸術家ではあるけど、カタツムリの殻や樹皮を撫でたり、とかく繊細なのである。
内縁の妻に「絵を続けていたらコローのような画風だっただろうね」とか。
カミーユに「彫刻家としての君は脅威だ」とか。
グッときません?
そして、交友関係がもはや美術史w
ヴィクルユゴー、モネ、セザンヌ、ゾラ、ピサロ、マティスなどの名前が出てくる。
結局は、カミーユの才能が潰されてしまうあたり、マーラーとその妻の関係を私は彷彿してしまう。
あと彫刻の制作シーン、漆喰に藁を混ぜたり作業工程も本当に興味深い。
カレー市の市民は酷評だし、バルザック像など、何回やり直すのか。気が遠くなる。

思ったのは、
肉体って綺麗だと思った、
それでも、腹に浮き輪がついていたらマズイだろ!ともw
バルザック像と妊婦並べていたしwww

なんといっても、えええ?が、
最後は日本の箱根彫刻の森のバルザック像のシーンで終わるのには驚愕!

だが、やはり、私はロダンより、カミーユ側の物語が観たい。
『パリに残した、若い方の妻に逢いたい。』とロダンは最期に言ったそうだが、
カミーユは29年精神病院に入れられ、
自分の殻に閉じこもり、共同墓地に葬られ、その墓さえ分からなくなっているという。
(モーツァルトもそうだが。)







という尊い命の犠牲の話が出たが、
芸術というものは、直接お腹が膨れるものではない、何の訳にも立たぬかもしれない、

だが、作品の好き嫌いはわかれるが、
素晴らしい作品を芸術家が遺してくれたお陰で、
今こうして、芸術鑑賞という事で、
豊かな時間を与えてくれているのは間違いはない。




※余談
なんちゅー、便利な世の中なのだ、もはやついていけないし、ついていきたくないような、
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コメント (7)
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