曇りがち、
夕方の通夜の時間に少しの小雨あり。
あたりめぇーだが、写真も撮る場合でもなく、故人については語らない、
この際、私が葬式でしでかした失態を書く。
早朝から4時間、腹の具合が悪かった上に、早起きの従弟どもが約束の時間より2時間以上早く自宅に到着してしまい、
鳥と猫の一晩置き去りのために餌をたんまり入れ、トイレもチェックし、戸締りを厳重にして心配しながらも家を出る。
今日は義兄のお棺を自宅から、通夜をする葬儀会場のホールに運ばなくてはいけない日だ。
義母はもうすぐ運び出すお棺から離れることが出来ず、喋りっぱなし、義兄を触りっぱなしである。
「義兄○○に布団を掛けても、掛けても、誰かがめくるんですぅー。」←犯人はおめーだろ!!
逆に義父はしゃべらない、ピクリとも動かない。
義兄をベタベタ触った手で義母に飲み物、食べ物を出されても、喉を通らないし、
義母の慟哭を見ているだけで、まず飲食という観念が頭から抜け落ちた。
その他の親族は忙しすぎて、お棺の側などにいる暇がない、
遺族も悲しいのだろうが、遺族も泣いている暇もなく、
ひっきりなしに葬儀社の人との打ち合わせに忙殺されている。
夕方から始まった義兄の通夜は、時間より早く、親族によるお棺の中の故人に行うセレモニーが少しあり、
そこには一応義理の妹として参加したが、
イザ、通夜を開始する時間には、700人以上の人が押し寄せ、
受付を担当した私は、ほぼ受付が終わった時間、悔しくもあと5分で葬儀終了のところで、
受付の場所で起立して、僧侶の38分あたりの読経を有難く×、なーげーよ◎と聞きながら、
急に吐き気がこみ上げてきて、
トイレに行く途中、椅子に座りきれないほどの立見席の人々×、弔問の方の中で、目の前が暗くなり一度倒れ、
トイレに誘導されたのは良いが、鍵をかけてゆっくり用足しと思ったら、周りが静かに用を足させてくれない、
座った途端に、どんどんと「鍵を開けてくださいーーー!」と、皆がドアの前で大騒ぎ、
このままではドアを破られそうだ!
パンツもあげる暇もなく、喪服のスカートで腰パン?を誤魔化し、ずりずり床を這ってドアの鍵を回し、
そこで再び天井が暗くなった。
周りがやけに五月蠅いと思いながらも、これは多分夢だろうと、
家の2階のベットできーじと気持ち良く寝ているつもりになっていたら、
雪山遭難者で有名な「寝てはダメだ」のシーンの様に、旦那にほっぺたをひっっぱたかれていた…。
「もう大丈夫だと、飴と水をくれ」と私は「これこそがザ・低血糖だろう、自分で治療するしかねーな」と頼む。
しかも会場には病院関係者(お医者とナース)がてんこ盛りにもかかわらず、
あの有名なテレビで見るセリフ「どなたかお医者さんはいらっしゃいませんか?」くらいかと思っていたら、
しっかり救急車を呼ばれた。
最高血圧は80、低血圧ですかと聞かれ、結局、脱水と不整脈と貧血あたりらしく、無事に義実家に帰された。
がっ、今度は寝る場所がホラー過ぎた、、、
さっきまでお棺の置かれていた場所に布団が敷かれ、枕元にはお箸の刺さったてんこ盛りのご飯やお香、
新興宗教幹部の生花や故人のスナップ写真がそのまま飾られていた…。
まんじりともしないで夜は更けていく、、、
「明日は倒れない様に寝るんだ自分!」と言い聞かせて布団をかぶる。
夕方の通夜の時間に少しの小雨あり。
あたりめぇーだが、写真も撮る場合でもなく、故人については語らない、
この際、私が葬式でしでかした失態を書く。
早朝から4時間、腹の具合が悪かった上に、早起きの従弟どもが約束の時間より2時間以上早く自宅に到着してしまい、
鳥と猫の一晩置き去りのために餌をたんまり入れ、トイレもチェックし、戸締りを厳重にして心配しながらも家を出る。
今日は義兄のお棺を自宅から、通夜をする葬儀会場のホールに運ばなくてはいけない日だ。
義母はもうすぐ運び出すお棺から離れることが出来ず、喋りっぱなし、義兄を触りっぱなしである。
「義兄○○に布団を掛けても、掛けても、誰かがめくるんですぅー。」←犯人はおめーだろ!!
逆に義父はしゃべらない、ピクリとも動かない。
義兄をベタベタ触った手で義母に飲み物、食べ物を出されても、喉を通らないし、
義母の慟哭を見ているだけで、まず飲食という観念が頭から抜け落ちた。
その他の親族は忙しすぎて、お棺の側などにいる暇がない、
遺族も悲しいのだろうが、遺族も泣いている暇もなく、
ひっきりなしに葬儀社の人との打ち合わせに忙殺されている。
夕方から始まった義兄の通夜は、時間より早く、親族によるお棺の中の故人に行うセレモニーが少しあり、
そこには一応義理の妹として参加したが、
イザ、通夜を開始する時間には、700人以上の人が押し寄せ、
受付を担当した私は、ほぼ受付が終わった時間、悔しくもあと5分で葬儀終了のところで、
受付の場所で起立して、僧侶の38分あたりの読経を有難く×、なーげーよ◎と聞きながら、
急に吐き気がこみ上げてきて、
トイレに行く途中、椅子に座りきれないほどの立見席の人々×、弔問の方の中で、目の前が暗くなり一度倒れ、
トイレに誘導されたのは良いが、鍵をかけてゆっくり用足しと思ったら、周りが静かに用を足させてくれない、
座った途端に、どんどんと「鍵を開けてくださいーーー!」と、皆がドアの前で大騒ぎ、
このままではドアを破られそうだ!
パンツもあげる暇もなく、喪服のスカートで腰パン?を誤魔化し、ずりずり床を這ってドアの鍵を回し、
そこで再び天井が暗くなった。
周りがやけに五月蠅いと思いながらも、これは多分夢だろうと、
家の2階のベットできーじと気持ち良く寝ているつもりになっていたら、
雪山遭難者で有名な「寝てはダメだ」のシーンの様に、旦那にほっぺたをひっっぱたかれていた…。
「もう大丈夫だと、飴と水をくれ」と私は「これこそがザ・低血糖だろう、自分で治療するしかねーな」と頼む。
しかも会場には病院関係者(お医者とナース)がてんこ盛りにもかかわらず、
あの有名なテレビで見るセリフ「どなたかお医者さんはいらっしゃいませんか?」くらいかと思っていたら、
しっかり救急車を呼ばれた。
最高血圧は80、低血圧ですかと聞かれ、結局、脱水と不整脈と貧血あたりらしく、無事に義実家に帰された。
がっ、今度は寝る場所がホラー過ぎた、、、
さっきまでお棺の置かれていた場所に布団が敷かれ、枕元にはお箸の刺さったてんこ盛りのご飯やお香、
新興宗教幹部の生花や故人のスナップ写真がそのまま飾られていた…。
まんじりともしないで夜は更けていく、、、
「明日は倒れない様に寝るんだ自分!」と言い聞かせて布団をかぶる。