経験が豊かなスロー人さんのブログ、「蜂飼いスロー人日記」に、オオスズメバチのオスバチのことが書いてありました。
とても勉強になるので、いつも読ませていただいています。
「オオスズメバチと遊ぶ」というタイトルで、針のないオスバチを手に載せて遊んでいる様子が、写真と動画で紹介されています。
我が家に飛んでくるオオスズメバチの中に、オスバチも混じっているとは気づいていませんでした。
オスバチは
1 お尻にハタラキバチのような針がなく、触角のようなようなものが出ている
2 触角が長い
という特徴があるということ。
さっそく、粘着マットに付いたスズメバチを観察しました。
ちょうど、今朝、かかったばかりのスズメバチが1匹いたので、まずそれのお尻を観察
確かに、針はなく、小さな触角のようなものがあります(写真には、ちゃんと写りませんでした)
一方、前にかかったハタラキバチのお尻はというと
立派な針がついています。
触角の長さについては、粘着マットについたスズメバチでは観察できませんでした。
Wikipedeia「スズメバチ」より
雄蜂は次世代女王蜂候補より少し早い9-11月頃に生まれる。雄蜂は子孫を残すためだけの存在であり、全く働かない。
繁殖期になると若い女王蜂候補が巣から飛び立ち、雄蜂も交尾のために一斉にその後を追う。
大半は天敵に捕食されるか力尽き、交尾に成功するのはこの中のごく一部である。
無事に交尾に成功したオスも間もなく死亡し短い生涯を終える。
元の女王蜂はほとんどの場合女王蜂候補の巣立ち前に死に、働き蜂と雄蜂は基本的には越冬しない。
つまり、越冬するのは女王蜂候補のみである。女王蜂候補は朽木の中などで越冬する
ミツバチにもオスバチがいるのだから、当然、スズメバチもそうですよね。でも、気付かなかったです。うちにもやってくるということを。
オスバチは働かないから、どうもミツバチをとるのもハタラキバチだけのようですよ。
オスバチはハタラキバチのフェロモンに寄ってきたということなのでしょうか。
まだ、知らないことが多いので、勉強ですね。
ふくちゃんさん、きれいな写真をいつも楽しく拝見しています。