三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

「めだか祭」と「会派総会」・・・心の晴れる日はイツ??

2006年07月23日 10時30分12秒 | 社会、政治、三重県、議員
 悪夢のような田中覚逮捕から一夜明けて、昨日は朝から「めだか祭」に出席をした。農業用水管理組合が主催する「めだか祭」も三回目を数え、年々盛んになってくる。
 河川組合の管理事務所の隣に作られたビオトープの池も草木も大きく伸びてきて、自然環境そのままとはいかないまでも、クルクル廻っている水車やその背景となっている員弁川の風情と見事にマッチして、何となくホッとするような長閑な景観を作り出している。
 ここ2,3日の目まぐるしいまでの動きとは、まさに対照的なホノボノトした暖かい空気がここには漂っていた。
 「めだか祭」安全祈願祭で玉串を奉奠し、組合の方が琵琶湖から仕入れたと言っていたアユの塩焼きを頬張っていると、昨日の出来事はイッタイ何だったのか?との思いが頭を駆け巡ってくる。
 子供達の歓声がこだましている「めだか祭」の会場を後にして、一路、県議会へ。土曜日ではあるが、会派の緊急総会を予定しているのだ。
 県議会の会派控え室に到着したが、まだ誰も着ていない。電気のスイッチを入れる。明かりはつくが、、休日なので、当然、冷房は入らない。ムッとするような湿めった熱気を追い出すため、窓を開ける。
 窓の外を見ながら、今日これから、総会で諮らなければならないことを、心の中で整理してみる。
 まず、県民の皆様にドウお詫びを申し上げるか?既に辞職の申し入れが出ている代表職をドウスルのか?辞職願いを受け取らず「解任」をするのか?「会派除名」は?議員辞職は?・・・色んなことが次々と浮かんでくる。
 田中覚は私より一期上。私が平成7年に初当選したときには、私より年下ではあるが、すでに2期の議員として頑張っていた。よく動く、人懐っこい議員さんだなあ!と言うのが彼にたいする第一印象であった。
 それ以来、今日まで「県政会」「新政みえ」と十年余にわたって一緒に議員活動をしてきたが、彼のヤンチャ振りには時にはマユを顰めるときもあり、それなりに注意をしたことも一度や二度ではなかった。しかし、同時に私にはない彼独特の政治的勘や抜群の行動力、さらには決断力、実行力をもっており、その政治的才能を評価もしてきた。
 その田中覚を、今日の総会で、自分自身の手で、「代表解任」「会派除名」をしなければならない。「議会への信頼回復」「県民の皆様へのお詫び」「議会改革の更なる推進」のためには当然のこととは言え、文字通り断腸の思いである。
 本当に馬鹿なバカなことをしたものだ。

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