三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

選挙結果をドウ見る??本当に80点???

2007年04月15日 07時14分43秒 | 社会、政治、三重県、議員
県議選の結果についてイロイロな人がイロイロと仰っているのが新聞紙上などで散見されるが、どうもイマイチ正確さを欠くと言うか?的確な評価になっていないような気がする。
 まず「新政みえ」の選挙結果にたいする評価であるが、単独過半数26議席以上を目指したが24議席に止まってしまった・・・このことについて高橋参議院議員は80点、岡田代議士も80点と同じような評価点を下している。
 確かに大激戦であった「鳥羽選挙区」で議席を死守することが出来たし、新たに自民独占区であった「尾鷲・北牟婁郡選挙区」で議席を得ることが出来たのは大きな前進であるのは事実である。
しかし、大事な鈴鹿選挙区で現職1名を落選させてしまったことは取り返しのつかない痛恨事で、結果論とは言え、もう少しテコ入れをしていればと今でも考え込んでしまう悔やんでも悔やみきれない大失敗であった。
 度会郡選挙区と志摩市選挙区は新人ながら大健闘したとは言え、出馬の立ち上がりの遅れを最後まで取り返せなかったのが敗因である。ただ救いは志摩市選挙区で落選したN氏が元気な声で「来期に向けて頑張ります!」と言ってきたことで、今から地道にコツコツと積み上げていけば、十分に勝機はあると思います。
 四日市や津市選挙区は予定通り「新政みえの候補者」が全員当選したとは言え、当初、上位当選間違いなし!と言われていた候補が接戦にもつれ込んだり、厳しいと言われていた候補が上位で当選をしたりして「選挙の恐ろしさ」をマザマザと見せ付けられることとなった。

 他会派や他党の選挙結果について論評する立場にないが、共産党の2名が復活したのは知事選の影響があるような気がするし、選挙違反事件が起こっているのを見ると、自民党の「金権体質」はヤッパリ変わっていないなあと思ってしまう。
 そんなコンナで「新政みえ」の選挙結果は80点は大甘で、正直なところ70点から贔屓目に見ても75点くらいがセイゼイか?と思います。
 24名・・・この冷厳な数字でこれからの議会運営、さてさてドウする???