「千円札は拾うな。」

図書館に予約を入れて1年近くかかって
やっと自分の番に回って来ました。
特に目新しい話は書いてなかったけれど
改め自分の中で繰り返し、咀嚼したい
言葉がいくつかありました。

「成長できる人は、間違った階段を上らなかった人ではない。間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せずに今いる
階段から飛び下りることができた人なのだ。」

「何をもって「もったいない」とするか、何をもって「無駄」とするのか、そして何をもって
「贅沢」とするのかという基準は、自分の中にしか存在しないということだ。
そして、最も大切なのは、具体的に何を基準とするのかということではなく、
自分の中に答えを出すための「軸」を持っているということである。」

「人が生きていく上で必要なのは、お金そのものではない。必要なときに
必要なお金を作り出すことのできる能力を身につけることである。」

日本人て面白いよなあ～と常々思っていることが活字になっていて
私と同じように不思議に思っている人がいることを知ったのも収穫だったかな。
「なかでも日本人というのは、もともと「変化値」の非常に高い民族のような
気がする。もしかしたら、日本人は世界でも最も変化に強い民族なのではないだろうか。
なにしろ、つい60年前に原爆を2個も落とされ何十万人も殺されたのに、そのアメリカと
これほど仲良く出来るなんて、考えてみれば信じがたいことではないだろうか。
（中略）
日本人にはよくも悪くも、それまで執着していたものに対する「こだわり」がない。」