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老子「第七十三章」道徳経

2013-03-30 21:19:51 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
裁判官が勇気をもって刑を執行すれば罪人は殺され、勇気をもって刑を免除すれば罪人は生き延びる。
                   
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・老子「第七十四章「道徳経と伊勢白山道」徳経 
第七十三章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
勇於敢則殺、勇於不敢則活。「敢えてするに勇なれば則(すなわ)ち殺され、敢えてせざるに勇なれば則ち活かさる。
此兩者、或利或害。「この両者、或(ある)いは利あり、或いは害あり。
天之所惡、孰知其故。「天の悪(にくむ)む所、孰(たれ)かその故を知らん。

天之道、不爭而善勝、不言而善應、「天の道は、争わずして善く勝ち、言わずして善く応じ
不召而自來、繟然而善謀。「召さずして自ら来たし、繟然(せんぜん)として善く謀る。
天網恢恢、疏而不失。「天網(てんもう)恢恢(かいかい)、疏(そ)にして失せず。 

現代語訳
裁判官が勇気をもって刑を執行すれば罪人は殺され、勇気をもって刑を免除すれば罪人は生き延びる。
この二種類の勇気は、それぞれ時と場合によって良いとされたり悪いとされたりする。
人間の裁きでさえその是非を判断するのは困難なのに、天の裁きについてはなおさら人の身で理解するのは困難である。

大いなる天のやり方は、争わずに勝利し、言葉を用いずに応え、
呼びよせずに自ら来させ、ゆったりとしながら遠大な計画を内に秘める。
天が悪を捕える網は、粗い目をしているように見えて悪を決して逃しはしない。


*錦(にしき:金色)の織物 2012-12-24
  伊勢ー白山 道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121224
老子の言葉 第七十三章   
(独自の超訳)
あえて行動するのに勇敢な者ほど殺され、あえて何事にも消極的な者が生かされることがあります。
この両者それぞれにとって、ある意味では利益が有り、ある意味では害が有ります。
天界が何を悪と判断するのかは、誰もその答えを知ることが出来ません。
これは聖人でさえも難しくて知ることが出来ません。

天の道とは、争わないでも上手に勝ち、
言葉を使わずに上手に体験で教え、
招待せずとも自ら自然に来させ、
ゆったりとしていながらも自然に物事を達成させます。

天界が、悪人を捕まえる網の目が大きくて漏れが出るように人間には思えますが、
どんな悪人も絶対に取り逃がすことがありません。

原文
「勇於敢則殺、勇於不敢則活。此兩者、或利或害。天之所惡、孰知其故。是以聖人猶難之。
天之道、不爭而善勝、不言而善應、不召而自來、繟然而善謀。
天網恢恢、疏而不失。」

(感想)
老子の言葉、「あえて行動するのに勇敢な者ほど殺され、あえて何事にも消極的な者が生かされることがあります
これの意味する内容は、非常に奥深いです。
善人ほどナゼか早く死に、悪人ほど生き延びることが世の中には起こります
・・・・とも、この老子の言葉を言い換えることが可能です。
これの本当の意味と善悪は、神のみぞが知り、その正義は完璧に貫徹しているという説明が文章の後半でされています。

これを理解するには、私たちの短い今回の人生だけを「切り取って」見ても判断は出来ないでしょう。
普通ならば、善人ほど長生きをして、この世で報われるのが正義だと考えるのが一般的です。
しかし、悪人が長生きをすることは、それは悪人個人にとっては本当に良い結果をもたらすのでしょうか?
この世だけで、その悪人の心が本当に終わるならばラッキーなのですが、死後の反射が有ると仮定しますと大変です。生きれば生きるほどに悪行を重ねるのですから。このような意味を、
この両者それぞれにとって、ある意味では利益が有り、ある意味では害が有ります
という表現で老子は完璧に説明しています。


とにかく言えますことは、この章から分かることは老子が
天界が存在するということ。
因果の法則(自分がした事は、違う人生を体験してでも必ず自分に帰ること)。
人間の魂の転生。
天界が人間を導く方法。
このような意味と道理を深く理解して示唆していることが良く分かります。

天界が、悪人を捕まえる網の目が大きくて漏れが出るように人間には思えますが、どんな悪人も絶対に取り逃がすことがありません
この老子の言葉ほど、一般的な人間の心情を思いやっている言葉はありません。

人間は、天界や神が存在すると聞かされましても、
上手に逃げ切る悪人も居るのだろう
という半分あきらめのような気持ちを持つことも有るでしょう。
この世では、ワイロや策謀が横行して、それで栄華を楽しむ悪人を実際に見ていますと、このような気持ちを人間は誰もが持つものです。
しかし老子は、「悪人が本当の意味で得をしているのではなく、真の意味では悪人が大損している
と断言しています。
そして、天界が人間に掛ける網とは、善悪を完全に判別して、悪人を逃すことは無いのです。

私が感じますには、人間が行うどんな行動にも「見えない糸(霊線)」が付いているのです。
生きるほどに、自分が行った全ての行動の糸が織物を成すように人間には付いて「来る」のです。
そして死後に、自分が作った織物を天界に献上するわけです。
どんな小さな行為にも糸(霊線)が付いていて、織り込まれて行きます。

「ボロは着てても心の錦」と昔から言いますように、心で虹色の美しい織物を作りたいものです。
生きる短い間は、やはりただの「思い」だけよりも「行為」が勝るのがコノ世だと思います。
自分なりに良心に従って生きて行けば、ボロボロの人生でありましても虹色の美しい織物が誰にでも完成するのです。
頑張って生きましょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます


「柔訳 老子の言葉」が完成しました 2013-04-03 伊勢白山道

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