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老子「第七十章」道徳経

2013-12-14 15:07:59 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
自分の「良心に沿って生きること」を老子は示唆していると感じます。
これが人間には難しいのです。

                   
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・老子「第七十一章「道徳経と伊勢白山道」 徳経 
第七十章 
*老子を英訳http://mage8.com/magetan/roushi07.html
・原文 「書き下し文
吾言甚易知、甚易行。「 わが言は甚(はなは)だ知り易く、甚だ行ない易きも、
天下莫能知、莫能行。「天下能(よ)く知るもの莫(な)く、能く行なうもの莫し。

言有宗、事有君。「言に宗(そう)有り、事(こと)に君あり。 
夫唯無知、是以不我知。「 それ唯だ知ること無し、ここを以(も)って我れを知らず。

知我者希、則我貴矣。「我れを知る者は希(まれ)なるは、則(すなわ)ち我れ貴(たっと)し。
是以聖人、被褐而懷玉。「ここを以って聖人は、褐(かつ)を被(き)て玉(ぎょく)を懐(いだ)く。 

現代語訳
私の言っている事は本当はとても解り易く、誰にでも簡単に出来る事なのだ。
しかし世の人々はそれを理解できず、また行う事も出来ない。

私の言葉や行いには要点があるのだが、人々はそれに気づかないでいる。
だから私の言う事が理解できないのだ。

だが私の言葉を人々が理解できないという事は、それだけ私という存在が貴重という事でもある。
このように「道」を知った聖人は、粗末な衣服を着ていながらも心の内には大切な宝を抱いている。その貴さは上辺からは理解できないのだ。 


*真理=自分の良心に生きること 2012-12-21
 伊勢ー白山道 記事全文http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121221
老子の言葉 第七十章 
(独自の超訳)
私が言う内容は、とても分かりやすくて、とても行うことが簡単です。
しかし、天下広しと言えどもそれが分かる者はおらず、それを行える人はいません。

私の言葉には真理(道)が在り、私が行う事柄には道(真理)が在ります。
人々は真理が何であるかが分からないから、私のことも分からないのです。

私のことが分かる人物がまれであるということは、すなわち私の言葉(真理)は貴いからです。
だから聖人は、粗末な衣服を着ていましても、ふところには真理という宝物を抱いています。

原文
「吾言甚易知、甚易行。天下莫能知、莫能行。
言有宗、事有君。夫唯無知、是以不我知。
知我者希、則我貴矣。是以聖人、被褐而懷玉。」

(感想)
「人々は真理が何であるかが分からないから、私のことも分からないのです」
このように老子に言われますと、さぞかし真理とは難しいものだと思ってしまうでしょう。
しかし、これの真相は、
真理(道)とは簡単すぎて分からないもの。
アタリマエすぎて気付かない事。
だと感じます。

多くの人々の話を聞いていて不思議に思うことが有ります。
「経済は良くなるのでしょうか」「どの会社が良いでしょうか」「結婚出来るでしょうか」・・・・
このようなことの全部が、明日も自分が生きていることを前提にしてしまって話をしています。そして、明日や未来の事で誰もが真剣に悩んでいます。すでに明日も自分が生きていることをアタリマエにして悩みます。

明日も生きていることがアタリマエならば、今日の今に生かされていることに感謝をしている人間は非常に少ないでしょう。
しかし、深刻な病気を得て、命の期限を宣告された人間は少し違って行きます。
明日が有ることがアタリマエでは「無かった」ことに気付きます。
そして、今のこの瞬間に生きようとします。
さらには、今の瞬間が大いなる奇跡の産物だったことが分かり始めます。

真理とは、このようにアタリマエの前提条件として、既に生活の中に溶け込んでいる物事のことなのです。
だから、自分が深刻な病気に成らなくても気付ければ良いのです
しかし、これが非常に難しいと老子は指摘しています。

このようなアタリマエの物事=真理に目覚めた人間は、たとえ身なりはボロでも苦しく無いのです。
病気に成っても、心は大丈夫なのです。
それ以上の歓喜を、それでも生かされていることに感じられるからです。これが悟りの最中の状態です。

このような話は、自分が体験しないことには分かりません。
他人が教えてもムダなのです。それはまた違うモノなのです。
人間一人ごとにオリジナルであり、特有であるべきことなのです。

だから真理や悟りを金銭と交換で他人に聞かせる人間が居れば、それこそ個人の悟りを妨害する人間だと思って間違いないです。迷いに誘う悪魔の任務を、結局は金のためにしています。

この章は要するに、自分の「良心に沿って生きること」を老子は示唆していると感じます。
これが人間には難しいのです。
自分の良心(真理・道・内在神)に反するぐらいならば、良心に反した行為で得た豪華な着物を着るよりも、自分の良心を尊重してボロを着ることに成っても構わないということです。
人間は必ず死ぬという事実から見ましても、自分の良心に従うことがお得だと私は本当に感じます。


良心に反した人間ほど、死後はすべてが無くなると思い込みたいでしょう。
しかし、人間がナゼか生まれて「来る」事実を見ましても、決してそうでは無いのです。
このようなことは、自分が良心を持って生きていれば、日常生活の流れを見て必ず分かって行きます。
自分の良心に生きること=真理(道)に生きること、なのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます 
 

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