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老子「第七十六章」道徳経

2013-02-21 21:57:55 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
人之生也柔弱、其死也堅強。「 人の生まるるや柔弱(じゅうじゃく)、その死するや堅強(けんきょう)なり。
人の体は生まれてくるとき弱々しく柔らかいが、死ぬと固く強ばってしまう。
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・老子「第七十七章「道徳経と伊勢白山道」徳経 
第七十六章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
人之生也柔弱、其死也堅強。「 人の生まるるや柔弱(じゅうじゃく)、その死するや堅強(けんきょう)なり。
萬物草木之生也柔脆、其死也枯槁。「万物草木(ばんぶつそうもく)の生まるるや柔脆(じゅうぜい)、その死するや枯槁(ここう)なり。

故堅強者死之徒、柔弱者生之徒。「故に堅強なる者は死の徒(と)にして、柔弱なる者は生の徒なり。
是以兵強則不勝、木強則折。「ここを以(も)って兵強ければ則(すなわ)ち勝たず、木強ければ則ち折る。
強大處下、柔弱處上。「強大なるは下(しも)に処(お)り、柔弱なるは上(かみ)に処る。 

現代語訳
人の体は生まれてくるとき弱々しく柔らかいが、死ぬと固く強ばってしまう。
草木やその他の生命も生まれてくるときは柔らかで脆くみえるが、死ぬと固く干からびてぼろぼろになってしまう。

つまり固く強ばっている方が死に近く、柔らかく弱々しい方が生に近いのだ。
だから軍隊がいくら強くとも力攻めでは勝てないし、樹木に柔軟性がなければ簡単に折れてしまう。
このように強く大きなものこそ下にあり、弱く柔らかいものこそが上にあるのだ。
 

*弱いと思える人ほど、強い人です 2012-12-27 伊勢ー白山 道
 記事全文http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121227
老子の言葉 第七十六章
(独自の超訳)
人間が生まれた時は、肉体が柔らかくて、しなやかです。
しかし、人が死んだ時には、堅くてこわばっています。
草や木や万物も生まれた時は柔らかくて弱いですが、これが死んだ時は枯れて堅く成ります。

だから、堅くて強がっている者ほど死に近く、柔らかくて弱い者ほど長生きに近いのです。
以上の理由で、強い武器に頼る者ほど相手に勝てず、木も堅く強いほど逆に折れやすく成ります。
つまり、強くて大きな存在ほど下層になり、柔らかくて弱い者ほど上座に居ることに最終的には成ります。

原文
「人之生也柔弱、其死也堅強。萬物草木之生也柔脆、其死也枯槁。
故堅強者死之徒、柔弱者生之徒。
是以兵強則不勝、木強則折。強大處下、柔弱處上。」

(感想)
堅くて強がっている者ほど死に近く、柔らかくて弱い者ほど長生きに近いのです
この老子の言葉は、色んな意味で何にでも言えると思います。

自分が強いと思う者ほど危険を避けず、弱いと認識している者は慎重に成ります。
車の運転に自信を持つ者ほどスピードを出し、運転が下手だと思うものは丁寧に運転します。
自分の健康を過信する者ほど肉体に負担を掛けており、意外にもポックリと逝くこともあります。
自分の体は弱いと思う人ほど普段から養生をしており、意外にも長生きをされます。特に女性に多いです。

このようにして、この世の物事とは「逆に流れる」法則が存在することを、老子は他の章でも何回も指摘しています。
この世は、陰と陽という正反対の性質同士の反射で出現しているという基本が存在するのを感じます。
だから物事の反対が出現しやすいという世界なのです。
自分の心(陰)で「強い」と思えば、肉体(現実界・陽)では弱くなる流れが起こる感じです。
これの一番の理由は、そこに
「無理が在るから」、「心が漏電するから」、「自然では無いから」・・・・だと感じます。

だから、「もっと金が欲しい」と思いますと、今よりも貧乏に向く流れが起こる因子が発生しますので注意しましょう。この理由は、

*今の仕事がアホらしくなり、よそ見ばかりをする間に仕事のミスをしてクビに成る。居りづらく成る。
*今の少ない御金や生活にも感謝の思いが無いこと。これは、その現状でさえも捨てることに成りがちです。

しかし、ハングリー精神を持つから人間は金持ちに成れると思う人は多いでしょう。
でも、同じ金持ちでも、金持ちで居られる継続性が重要なのです。
ハングリー精神での金持ちは、人生の最後は金持ちでは無い場合が多いのです。
現状への感謝心で自然と金持ちに成った金持ちは、自分が死ぬ時も跡継ぎに財産を残すことが可能に成れます。

この章での教えは、

(1) 心を堅くするな。心を柔らかく柔軟で居なさい。堅物は損をするということ。
実際にも硬い肉体は、ケガをしやすく、病気にも成りがちです。ガンは細胞が固まるイメージがします。
心身ともに柔軟で居ましょう。

(2) 何事にも謙虚で居れば、大丈夫だということです。

  *謙虚であれ&素直な心・1・  *謙虚であれ&素直な心・2・
自分が弱いと思っている人も大丈夫です。自分が強いと思える人も、謙虚であれば最高です。
この章は、この世の法則として、自分の生活の中での1つの視点に成れば幸いです。

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