さよならマイケル

今年に入ってから、マイケルジャクソンの音楽が聴きたくなって、何枚か購入した。ipodに入れてある。

ロンドン公演ができる状態ではないだろうに、彼はどうするんだろうと思っていた。こんな形で終わるなんて彼らしいのかもしれない。
純粋な人だったのだろうと思う。
たぶん僕はマイケルのファンだ。ずっと昔から。
ローファーはBASS。彼がムーンウォークをするときに履いていたからという理由でずっと持っている。
ジャクソン５の頃からのファンだ。

スリラーのリマスタリング版も発売日に購入した。
このCDの曲を聴くと、オリジナルが売り出された頃のことを思い出す。

医学部に勤務していた頃知人となったある女性のことが浮かぶ。
綺麗な人で笑顔が素敵な人だった。

勤務してた病院から駅に向かう途中の、人だけが通れる細い道を歩きながら、息を吐き出すように「わたしね・・乳房ないんだ・・」と微笑みながら言った。

僕は少しだけ微笑むしかなくて何も言わずそのまま歩いた。
駅でその人と別れて電車に乗ってウォークマンから流れたのはスリラーだった。


今日マイケルが亡くなった。

今夜はとても多くの人が彼とそれぞれの思い出に浸っているだろう。

DP2
一昨日の梅田にて撮影。
路上ミューシャンの音楽を歩道橋に座って聴く二人。


マイケルの音楽はプレスリーやジョンレノンのように、ずっとずっと愛されると思う。