🎵 アベノマスクが届きました。 中々の品ではありますけれどね

６月１０日（水）　　曇のち雨

元々マスク不要論者のさくらは、アベノマスクも要らないのだけれど、お国が下さるというので、有難く頂戴した。
孫娘が先週末に、「うちんチ４人家族なのに、２枚だって。　皆が要らないって言うから、市役所の箱に入れに行くわ」と言っていた。

昨日、我が家に届いた件のマスク、少し小ぶりだけれど、一見、布製のなかなかの代物に見える。

「当初４社に発注」と発表されていたものが、結局は、興和、伊藤忠商事、マツオカコポレーション、ユースビオ、シマトレーディング、横井定、ワークス、 ブルマーレ、 東洋繊維、RELIEF、TSO Internationalの計１１社に、４６６億円もの国費を投下するに至った、まことに噴飯物のマスクである。

各社とも受発注は、いずれも「ガーゼマスク」になっており、ガーゼなら顔に合わせた伸縮が見込めるものの、この生地は柔軟性がなくマスクとしての用を足すにはいささか疑問が残る。

それかあらぬか、このマスクには当然表記されていなければならない品質表示などが、一切表記されていない。
わずかに、「【差出人】　厚生労働省医政局経済課（マスクなど物資対策班）」とあるだけで、許されるのかどうか？

国は、黒川弘務東京高検検事長の賭けマージャンをほぼ不問に付し、アベノマスクには品質表示も無いままで、それなのにご丁寧にも、「手洗いは水やせっけんで３０秒洗う」と表記しているけれど、夏の渇水期には、どうするのかしら？

　　　　　　　　　　　　　　　　

９日付けの、読売新聞地方版のトップに、「不要マスク提供協力を」、「名張市役所に専用箱」との記事が掲載された。
朝日新聞、毎日新聞、市の広報紙にも大きく掲載され、うちの孫娘の目にも止まったようだ。

さくらは近々、名張市役所に出向き、謹んでアベノマスクをお返ししようと思っている。
ＣＯＶ－１９と戦う意思表示としてのマスクは、病友から頂戴したピンクのマスクや手づくりマスク、ハンカチマスクなど、たくさん持っているので、ね。

返却したら、必要としておられるところに届けられると信じてはいるけれど、これからの季節に布製の分厚いマスク、果たしてお役に立つのかなぁ？