2月28日(金) 晴
「おはようございます。 在宅ですか? …いま、玄関前です」
寝起きの携帯電話の向こうから、病友・M氏の静かな声が聞こえてくる。
世間さまでは、既に1日が始まっている時間帯だけれど、午前4時までパソコンの前に居たさくらにとっては、間もなく起きようか…、という時間帯だ。
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2月27日(木)雨、時折り曇
朝から、降るとも見えぬ春の雨が、辺りを濡らす。
雨のおかげで、黄砂もナリを潜めているようだ。
20年前の今日は、もっと冷え込んでいた。
ベッドの上で壮絶に血を吐き、「救急車を頼むわね!」とわたしが言うのに、「やめろ! 恰好が悪い!」と叱ったあなた。
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2月25日(水)晴
病院の介護士をしておられる病友の雪岡さんは、夜勤明けにもかかわらず、「お昼に行きましょう! 【風呂(26)の日】だから名張の湯にも! それからマッサージにも♪」となんか、とっても意欲的だ。
分かった!
ではでは、今日は【雪ちゃんDay】にしてあげましょう!!
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2月25日(火) 晴
春の日差しを遮るように冷たい風が吹き、大陸からの黄砂を運んできた。
太陽がおぼろに霞んで、これからもっともっと、飛来してくるようになる。
日々の暮らしが、アジアの近隣諸国と密接に関わっていることを、細かな寸sが教えてくれる。
端迷惑なことだけれど!
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2月24日(月)晴
街はきょう、もう、すっかり春の陽気♪
なんか、心がうきうき、わくわくするね!
午前中、「甘えん坊の私です」とか、「3分間、聞いてくださいますか?」の早苗さんが、可愛いお声で「おはようございますー!」って。
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2月23日(日) 晴
大阪の近藤翼氏から電話が入ったのは、午後1時過ぎだった。
「いま、伊賀氏の大田酒造に来ています。 時間があるので名張に寄りたいのですが、今日は語自宅ですか?」とのことである。
温泉大好きの近藤さんなので、「は~い、自宅にいますぅ。せっかくなので、名張の湯に行きましょう!」
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2月22日(土)晴
先週の土曜日、名張市一円に降った雪は、たしかに近来稀な25センチ超えの大雪だったけれど、いまも物陰にこんもりと残っていて、驚かされる。
名張って、寒いの、ね!
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2月21日(金)晴
朝、チャイムに起こされて不注意にドアを開けたものだから、玄関の物陰に隠れていたみるくが足元をすり抜け、脱兎のごとく庭に飛び出した。
あら、まあ!
でも、少しくらい庭で遊ばせてやりましょう♪
…と思ったけれど、つい2日前に消毒薬を噴霧してもらい、植え込みの木々にはみんな、消毒薬がかかっている!
残念ながら、すぐに抱き上げて家に連れ帰った。
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2月20日(木) 晴
2月の、NTT西日本大阪病院「がん・なんでも相談」は、相談者(リピーター)がおひとり、サポーターが10人!
いつもながら、誰が呼びかけるでもないのに、【いま元気な私。 誰かのために何かの出来る幸せ】を心に秘めて、別館2階の1日相談室に集まってくださる。
【アゴ足自分持ち】の、真のボランティアだと頭が下がる。
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2月19日(水)晴
午後、水野造園の社長が、「寒肥えと消毒をしに来たよ!」と、元気な顔を見せてくださった。
我が家の庭を30年あまりも面倒を見てくださっている。
その間舌がんを病み、転移・再発も経験さたのだけれど、さくらの顔を見るたびに「奥さんの闘病を見て来たさかい、何も怖いことなんかナイわ!」と意気軒高だ。
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?