１０月３１日（水）明日の入院を前に、わくわく気分で持参品を用意する。ほとんどの物がピンクの濃淡で…。中で、ひときわ目を引くのが、青い桜花を散らしたガーゼの手拭いと一閑張りの箸箱だ。箱の中には、良江さん♪に戴いた桜木のお箸！ 楽しくなくて、なんとしよう？
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１０月２９日（月）午前１０時過ぎ、松阪に行く。今日は姉の三七日で、いつものようにＴ氏、あっちゃん、姉の最初の教え子のさぁちゃんとで、Ｔ氏の般若心経に唱和。
凍結された姉の預金の件で、百五銀行→市役所に謄本請求→砂子会計事務所に立ち寄り→済生会病院に医療費支払いとＤｒ＆ナースにお礼→さぁちゃん宅迎え、などなど、市内を駆け回り…。
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１０月２８日（日）姉の逝去とその後の慌しい日々で、練習も出来ていなかった 「雪椿」 を舞台にかけさせて頂くことになった。 １２年前に上梓した私の闘病記『きっと良くなる 必ず良くなる』 の２０ページ目に紹介している、妙子姉さんが電話口で歌ってくれた、あの演歌である。
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足立農園の昼食バイキングはご近所さんの持ち寄りで、さんまの押し寿司、揚げ春巻き、厚揚げといんげんの炊き合わせ、南瓜のサラダ、大根と菊花のサラダ、ごぼうと蓮根のきんぴら、ずいきの煮付、じゃが芋の煮付、青菜のおひたし、茹でブロッコリー、日野菜の塩漬け、生姜の佃煮、生姜の砂糖漬け、ぜんまいの煮付け、菊芋の醤油漬けほかお漬物いろいろ…。
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１０月２７日（土）朝、千葉沖を台風が通過するというnewsを知った。
…ナイよね、フツー！ そんなこと。
だって、昨夜呑んでた私たちの席で、台風の話題なんて一度も出なかったんだよ！
つまりそれほどのレアニュースが、突如、テレビ報道されたのだ。
でも、金つなぎ流の発想法で考えれば、雨雲の上は、日本晴れ！
激しい雨足の休日、あなたは家に居て、心豊かに喜んで感謝して、静かに眠れたでしょうか？
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ラ・クーアの居酒屋に落ち着き、小田社長に恭子ねえさんのブラウスを３枚もらっていただく。
濃いパープル、ダークピンク、黒。 いずれもに、品良く華やかなラインストーンが散りばめてあって、色白の小田社長にほんとうに良く似合う。
多分、趣味にしていたシャンソンのお稽古に通う折の洋服でしょう。
「恭子姉さんのパワーを戴いて、なんだか、来年の売上がぐんと伸びる予感がするわ」
小田さんのうれしい言葉に、私まで力を戴く思い…。
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午後６時半過ぎ小田社長とお会いして、ほどなく千葉氏とも合流。 スパ・ラクーアの居酒屋で、お二人はジョッキ生、さくらは赤ワインのデキャンタ。 肴は季節の味わい…。
秋刀魚の塩焼き酢橘の酢、銀杏、トマトサラダ、茄子の田楽、野菜サラダ、山芋とんぶり、八戸の鯖寿司、焼そば、焼き鷄(鶏軟骨の串焼きが美味で追加を頼んでしまった…)
お酒を楽しむ大人の豊かな時間。 あっという間に午後１１時、明日のお芋掘りに備え、コレにてお開きに。
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１０月２６日（金） 生憎の雨のなか、明日のお芋掘り参加に備え東京に向かう。小田社長が恭子ねえさんの形見の洋服を貰ってくださるとのことで、軽いものを選んで１０着ほど持参して…。 姉の本宅に残されていた洋服やバッグ、新品の靴などが、お盆に１０数箱我が家に届き、九州の二男夫婦、姪のるり子さん、瀧井社長、小田社長、そして、パーティ－ドレスと前立てに花のモチーフを飾りつけたおしゃれなベストは千葉の佳代ちゃんが、「うれしい、うれしい♪」 と喜びつつ貰ってくださった。 . . . 本文を読む
１０月２５日（木） 以前から入院予約の出来ていた、赤目養生診療所の外来診療にお邪魔する。亡夫がこよなく気に入って通ったオーガニック料理のお店「季楽」が、当時のままのたたずまいで地域医療を支えている。所長の藤岡義孝Ｄｒは、人も知る【エコホリスティック医学】の提唱者だ。
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１０月２４日（水） ずっと気になっていた裏庭の畑を河村氏が、あっという間に耕してくださって、昨年同様、名無し菜の種を蒔き、分葱を植えてくださった。 …はい、見出しにあるように、「裏庭を耕し、名無し菜を蒔き分葱を植え…」てくださったのは、河村氏でありますぅ。 清野氏と森さんは、「季刊・金つなぎ」を名張の各所に配布に行ってくださり、私は私で、必死に原稿を書いておりました。
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか？人はなぜ生きるのか？なぜ、死ぬのか？
