気ままに俳句

思いつくままの笑俳句です。

夏椿(ピンク)とベートベン第九の坂東俘虜収容

2016年05月17日 13時31分55秒 | ブログ

    夏椿のピンクが狭庭に咲き出しています。伽羅の花?沙羅の花?

    どちらだったか忘れましたが涼し気に今年も咲きました。

             

                  白の雪の下

             

                     庭の薔薇

             

                    庭の躑躅 

             

                    コバノズイナ

              

  ◎  歴史探訪会で徳島坂東俘虜収容所の展示の有る鳴門市の

     ドイツ館に行きました。第一次世界大戦当時、ドイツ兵

    1000人が暮らしていました。彼らはらの力でオーケストラ

    吹奏楽団合唱団を作り収容所から解放されるまでの約3年間に

     100回以上の音楽界を開きました。

             

             

     大正3年、第一次世界大戦に参戦した日本はドイツの租借地

    あった青島を攻撃し、4700人の俘虜として日本各地の収容所

    送りました。このうち徳島、丸亀、松山にいた役1000人が坂東

    俘虜収容所人権を尊重され過ごしました。映画バルトの楽園

    紹介されています。

          実物大動く人形の演奏が展示されています。

              

         1918年(大正7年)6月1日人類愛を歌う、ベートベン

       交響曲第9番がアジア、日本で初めて坂東俘虜収容所内で

       ドイツ兵捕虜によって全曲演奏されました。            

             

       初演の背景には当時としては異例の捕虜に対する人道的

      配慮を松江豊寿所長高木大尉やおもてなしの精神を持つ

      地元民の存在が有りました。ドイツのお菓子、ソーセージ

      ビールなど販売されています。