◎ 勝山の御雛祭り散策に行った。墨で出来たお雛様、時代を感じるお雛様、
大正初めの雛様、明治生まれの御雛様と160軒の家々がそれぞれのお
雛様を飾っている。
筆を持ち 硯の店の 飾り雛 (俳句) 季語―飾り雛
硯屋の 墨で作りし お雛様 (俳句) 季語―お雛さま
保育所の子供たちも見学、手を振ってくれた。竹細工や他の造る実演の
場も有る。所々に素敵な暖簾が掛けて有り目を引く。蕗の薹や大きな壺
に季節の花も活けられている。
園児らの 声かけくれし 雛の街 (俳句) 季語―雛の街
尾形光琳の本物の屏風が置かれ時代を感じるお雛様が並んでいる。
大事に保存されている。生け花も素晴らしいです。
光琳の 屏風に雛の 平飾り (俳句) 季語―雛
光琳の 屏風に添える 雛飾り (俳句) 季語―雛飾り
二階の梁の木が太くて立派なので感心しながら昼食の雛御膳を、後で
蕎麦やデザートも頂きました。味に工夫が有り美味しかったですよ。町
のあちこちで見る1メートル以上も有る大きなかめは置物やら、現在は
染にも使われているようです。存在感が有りますよ。
古民家の 歴史に触れて 雛御膳 (俳句) 季語―雛御膳
雛壇に 季節を添える 春の花 (俳句) 季語―春の花
雛町の 軒にかかりし 染め暖簾 (俳句) 季語―雛町の