わたしは映画を観ることが好きです。
映画館で観ることもあれば、DVDで観ることもあります。
今までは、どちらかと言うとDVDで観る方が好きでした。
理由は、周囲に構わないで良いから。
映画館だと、ポテトチップスを食べるのにも気を使います。あのバリバリと言う音、暗闇の映画館の中だと、結構、響くんです。缶ビールを開ける時のプッシューという音もね。
風呂上りに、ほとんど裸でって言うのも、DVDならではじゃないかしら。
でも、最近、わたしの気持ちに少し変化が出てきました。
確かに、自宅で1人でDVDを観る気安さは捨てがたいものがあるけれど、あの大画面の迫力とたくさんの人と一緒に観て、同時に感動したり興奮したりするあの一体感には、何物にも代えがたい魅力があると感じ始めたからです。
そういう訳で、以前のわたしなら、DVDが出るまで待つはずの「マスク2」を映画館に観に行きました。
封切初日から1週間経ったので、そんなには混雑していなかったけれど、それでも、評判につられた家族連れや学生たちで一杯でした。地方の映画館でもこうなのだから、都会では大変な人出でしょうね。
わたしは字幕版と吹替版がある場合、必ず吹替版を観ます。こちらのほうが、日本人声優の演技も楽しめるから。だから、ハズレの声に当たるとよけいにガッカリします。
今回の場合は、わたし、「お笑い系の人」はあまり好みでないので、申し訳ないのですが「ココリコ」のお2人にはほとんど期待していませんでした。ところが、どうしてどうして。いいじゃないですか。ティムとロキの声には、全く違和感がなく、作品にのめり込めました。特に、ロキの声はよかった。
惜しいのは、トーニャの声が浮いていたことかなぁ。なんだか、トーニャが出てる場面だけ、白けちゃった。
そうそう、10年前の「マスク」の第1作は、ビデオテープで観たことを思い出しました。今やDVDが主力であることを考えると隔世の感があります。当時の記憶も薄くなってきたので、今度、1作目のDVDを借りてきて観てみようと思いました。
それだけ時間が経っての登場ですから、今回の「マスク2」におけるCGやアニメーションと実写との融合は、それはもう見事なものでした。奇抜なデザインのコスチュームやデフォルメされたオブジェも実写と違和感なく馴染んでいましたし、実に滑らかでした。
ティムの愛犬オーティスがマスクを被り、大奮戦する様には、館内大爆笑でした。「スクゥービードゥ」もびっくりのノリでした。
息子のアルビィーを攫われたティムとトーニャが車でロキを追いかけるシーンに出てくるモンスターカーは凄いゴテゴテの改造車。アニメの世界からそのまま出てきたような馬鹿馬鹿しいまでの過剰なデフォルメは、それだけで笑えました。あんなの本当に走れるのかしら。
とにかく、一時でも、会社や人間関係での厭なことを一切忘れて、心の底から笑えました。それだけで、もう十分です。素晴らしい。
ネタバレになるといけませんので、詳しくは書けませんが、最後に、ぐっと泣けてくる場面も用意されています。母親になる、父親になるということは、こういうことなのかも知れませんね。ただ、単に、お笑いで終わらない、深みのある作品に仕上がっていると思います。
是非、みなさんにもご家族で観ていただきたい、お勧めの作品です。
ハートは、2.5個あげちゃう
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吹替版は意外に良かったですね。特にベッキーさんがすごく大人っぽくてびっくりしました!
封切後、すぐに行ったのですが、どうしても観たくなり、ゴールデンウィークに再び観に行ったのです。
そこで、訂正。
べッキーの声優としても演技は、2回目ではっきり理解できたのですが、熱演です。
全然、白けることなく、むしろ、可愛く思えました。
初回に浮いて感じたのは、聴きなれない声質にわたしの耳が拒絶反応したと思われます。
訂正させていただくと同時に、謝罪したいと思います。ベッキーさん、今後もこの調子で頑張ってくださいませ。
早くも2回目観に行かれたとは・・・かなりお気に入りですね(^0^)
良く出来た続編だと思います~
吹き替え版は私は観てないんですが、けっこう良かったみたいですね!観てみたいな・・・
ベッキーさんの演技、上手でしたね。本当にびっくりしました!
周囲の評価を気にしておられるようですが、芸術なんてものは賛否あって当然なので、ご自身の感動に正直であってよいと思います。
ただ、みなさんが不満に思っているのは「マスク」でのジム・キャリーがあまりにも個性的で、今回はそれに欠けたことを憂いでいるのだと思いました。
わたしもこれ最初は吹き替えで見ました
全然違和感なく楽しめましたね
ずっと笑わして最後にホロッってさせてくれて
わたし的にもハマッた作品でした
では~