minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

コメントを頂いたみなさんへ

2014年03月26日 | ひとりごと
個々にお返事ができなくて、申し訳ありません。 私の現況は、「その後」 「いつものこと」で書いたとおり、 あまり芳しいものではありません。 しかし、それでも、頚髄損傷で、当初、首から下が完全麻痺だったことを考えると、 極めて順調な回復と言えます。 残念なことに、現在以上の回復(もとのように動けるようになること)は難しい模様ですが、 これ以上、悪くならないように、 せめて身の回りのことは、なんとかで . . . 本文を読む

入院録(その9)~体重が増えない理由~

2014年03月25日 | 入院録
私の患った「頚髄損傷」は、ほとんど治る見込みがない。今こそ、現世を超越した宗教の世界に身を委ね、救いを求める時が到来したのではないか。日頃から信心深かった訳でもなく、全くの急な変心である。こんな身体になったからなのか、仏教的な無常観に魅かれ、入院中は「般若心経」を唱えることが日課になっていた。般若心経だけではない。心の平穏を求めて、まずは、「平家物語」冒頭の有名な一節・・・祇園精舎の鐘の声、諸行無 . . . 本文を読む

入院録(その8)~私が痩せた理由~

2014年03月18日 | 入院録
極度の食欲不振から体重が63キロから43キロに激減した。入院後、僅か1か月間のことである。食欲不振の理由は、頚髄損傷特有の全身の痛みによるものに加え、食べることに対する恐怖、そして、食べることによって必然的に発生する排泄への恐怖だった。頚髄損傷によって排泄障害を引き起こしていたのだ。尿はカテーテルで強制的に排泄させられていたから、それはそれで苦痛だったものの、とりあえずは解決していた。問題は大便の . . . 本文を読む

入院録(その7)~チルト・スタンド~

2014年03月02日 | 入院録
入院当初、担当のリハビリ療養士から、今後のリハビリ計画を説明された。・・・怪我をしてから50日間程度を急性期と言い、その間、この病院で治療する。首の骨折の予後治療、首から下の完全麻痺状態の改善を図ることが目的となる。その後、リハビリ専門病院に転院することとなる。転院するまでにどの程度よくなるかは、人によって大きく異なる。・・・「歩いて退院した方もいましたよ」と、その療養士は言った。現在の医療制度に . . . 本文を読む