minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

アバター

2010年03月07日 | 映画鑑賞
「アバター見た?」
 最近、友人に会うと、よく訊ねられる。評判の作品だからかな。
 体調を崩して、ブログを更新しなくなったものだから、映画仲間は、私が映画をほとんど見ていないと思っているらしい。
 私は映画が大好きだから、たとえ寝たきりになったとしても何とか方法をみつけて、見たい映画はきっと見る。一緒に行ってくれる人がいなくたって、1人でも見る。だから、当然、アバターも公開初日に劇場に出向き見た。
「じゃあ、何故、ブログにレビューを書かないのよ?」
 そこまでの元気と気力はないのです。でも、確かにレビューを書きたい作品でした。

☆友人曰く・・・
「アバターの青い顔って、気持ち悪い。だから、見る気にならないのだけれど、評判良いしね、どうしようかなって思って・・・。前に誘ってくれたよね、だから、訊いてみたんだ。で、おもしろかった?」
 そういうことか・・・。僅かばかりの映画代が惜しいわけでもあるまいし、それに、どうせ、その映画代も彼氏が払うんでしょう?
 おもしろいかという質問に対しては、おもしろかったと答えておきましょう。
 どこがと訊かれれば、映像が凄かったと・・・。だから、どうせ見るなら、3Dで見るべきです。専用メガネがちょっと重いけどね。

☆アバターって、どんな感じ?
 彼氏を映画に誘うのに、そのきっかけのネタ探し? それくらい自分で考えなさいよ。
 私のこと、けちって言った?
 ええ、ひがんでますよ。今年、結婚が決まったんでしょう、あんた?
 私がアバターを一緒に見に行こうって誘った時、興味ないからって断ったと思ったら、秘かに彼氏をものにしていたのねぇ。そりゃ、アバターなんか見に行くどころの話じゃないよね。で、ものにした後のデートのつまみに「アバター」ってこと?
 うーん、癪に障るなあ。べつにいいけど。
 まあ、わたしに言わせれば、素晴らしいと騒がれている映像にしたって、「ファイナルファンタジー」の革新性と比べれば一段落ちる。
 今回のバンクーバーオリンピックで言えば、上村愛子選手がカービングターンをいち早く女子モーグルに取り入れて先駆者となり世界選手権で優勝したものの、後からそれを取り入れた選手たちに追い抜かれ、美味しいところを持って行かれたようなものよ。
 ストーリーにしたって、「天空の城ラピュタ」の「浮揚石」をパクってると言われても仕方がないと思う。

 それでも、私は、アバターは凄いと思う。
 全体の完成度がものすごく高いから。
 「ファイナルファンタジー」は、確かに衝撃的で革新的な映像だったけれど、ストーリーとか全体の構成とかは、固くて実験的というか、今ひとつだった。

(・・・ファイナルファンタジー13、やっとエンディングまで行ったよぉ・・・)
 その点、アバターはとても見易い。ストーリーもちゃんとしてるし、きちんと心情的に感動できて、とってつけたような道徳話もない。
 何度もバンクーバーオリンピックを引き合いにして悪いのだけれど、例えば、真央ちゃんとキムヨナの差かなぁ。私は真央ちゃんを最後まで応援したけれど、キムヨナの滑りは別格だった。キムヨナのスケート靴の刃は、まるで氷上にくっついているかのようにスムーズだった。あんな完成度をみせつけられたら、どうしようもない。
 まあ、そんなところかな。彼氏を誘うとしたら、そのへんのところを話してみなよ。身近な時事的な話題を盛り込めば、興味を持つと思うよ。
 というより、映画なんか見るより、二人ですること、あるんじゃないの?

☆どんなストーリーかって?
 そんなこと訊いて、どうすんのよ。
 見る前に、ストーリーが判ってしまったら、おもしろくないじゃないの。
 ポイント?
 試験勉強じゃあるまいし、予習?
 まあ、いいけど。
 そうねえ、アバターって、ブログなんかで使う自分の分身の意味で使うアバターと同じかな。
 宇宙の僻地の惑星パンドラに、1キロ20億円もする「浮揚石」が発見されるけれど、その鉱脈の上にはナヴィと呼ばれる原住民が住んでいて、採掘の邪魔になっていた。

 その原住民があんたの言う青い肌の気味の悪い人型生物だよ。
 何故アバター(分身)と言われるかって?
 その理由は、地球人と原住民の遺伝子を組み合わせて作り上げたクローンに、生身の地球人の意識を同期(シンクロ)させる点にあるのよね。つまり、外見は原住民そのものなのに、中身は地球人なの。
 なんだか面倒臭いけれど、原住民を懐柔するために、同じ姿をして、その中に溶け込んで交渉することがそもそもの目的だったらしい。
 でも、そんなの無理に決まってる。
 アメリカ新大陸発見後の歴史からも明白なように、人類(地球人)は侵略・略奪して発展してきたから。
 軍人あがりの警備員が、

お金にものをいわせて、最新鋭の重火器で原住民を攻撃するシーンは、まるで侵略戦争そのもの。

 そんな最新鋭の殺人兵器に対して、槍や弓で対抗する原住民は、あまりに無力に見えた。

 当然、戦いは一方的で、原住民たちは次々と倒れていき、彼らは、とうとう星の中心に生えている「生命の樹」の周りに追い詰められた。

 そこは、原住民たちにとって、聖地であり、特別な場所だったし、そのことを、地球人も知っていたから、地球軍は原住民たちを壊滅するために、そこまで攻撃の手を伸ばそうとした。
 ところが・・・。
 ここから先は、まあ、なんだかファイナルファンタジーのストーリーに似ているんだ。想像つくよね。

☆見どころ
 巨大な鳥(レオノプテリクス)が出てくるのよ。

 これに乗って、自由に空を飛ぶことが、勇者の証。でも、簡単には、乗りこなせない。主人公であるジェイクは果敢にレオノプテリクスに戦いを挑む。愛する人の信頼を取り戻すために。ここが、わたしにはジーンときた。
 ジェイクは、地球人よりもパンドラ星人になることを選択するのだけれど、どうしてなのか、その理由がよく描かれている。だからこそ、見ごたえがあるのだけれど、その理由を象徴する重要なシーンとだけ言っておきましょう。

 とてもおもしろかったです。
 わたしの評価はハート3つ(最高レベル)です。


今日は、わたしの誕生日なので、久しぶりにUPしてみました。
それじゃあ、またね。


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Happy Birthday (はっち)
2010-03-07 20:14:50
お久しぶりです。
お元気でしたか??

お誕生日おめでとうございます。
この1年が幸せな1年でありまように/dogeza/}

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コメント、ありがとうございます (mina)
2010-03-07 20:46:45
今日は、午前中に映画館に行き、午後からは、1人でワインを飲みながら、DVDを見てました。
寂しくも、有意義な一日でした。
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お久しぶりです(^-^) (みはいる・B)
2010-03-07 21:38:50
ごぶさたしてました♪
お誕生日おめでとうございます♪

なつかしいBLOGからTBが来てたので、さっそく飛んできましたよ。

うちのBLOGのこと覚えてくれてて、嬉しいです。(^-^)


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お、お、お、、、 (猫姫少佐現品限り)
2010-03-08 01:37:45
お誕生日?
おめ~♪
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コメント、ありがとうございます (mina)
2010-03-08 04:03:51
みはいる・B様、おひさしぶりです。
なんとか生きてます。
この感覚、すごく懐かしいです。
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コメント、ありがとうございます (mina)
2010-03-08 04:06:49
猫姫様がお元気そうなので、安心しました。
わたしは2年も休眠してましたからねぇ。
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祝♪ (AKIRA)
2010-03-08 12:01:44
革新的で圧巻のひとことでしたね。
3回観てしまいました。。^^;

FF13のラストは,そっちが主役かい!
って。w


更新待っていました!
これからも楽しみにしています。
体調はどうですか?お大事にして下さい。

1日遅れですが,
\(^O^)/ハッピーバースデー\(^O^)/
素敵な年になりますように。^^
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AKIRA様へ (mina)
2010-03-09 23:28:18
コメント、TBありがとうございます。
FF13は、アマダンタートスやシャアオロングイをデスなんかじゃなく、ガチンコで勝敗を決したいな。
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お誕生日、そして (bjsf)
2010-03-10 22:08:09
復活おめでとうございます!

ブックマークから削除しなくて良かったです。

これからもまたぼちぼち更新して下さいね~

どのコーナーも楽しみにしてます。
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 (tak)
2010-03-11 23:25:36
minaさん お久しぶりです。

お誕生日おめでとうございます。

ブログの復活を待っておりました!。
キャメロン苦手なもので「アバター」は敢えて避けてます(笑)。

また更新してくださいね。お待ちしています。
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