せっかくの休みなのに、70年代、80年代の洋曲にわたし好みの曲をみつけてしまって、止められなくて、ほぼ一日中、YouTubeに嵌っていた。
まるで、宝の山のようだ。
今日は、その中からこの曲を紹介したい。
「What about Love」
美人姉妹アンとナンシーが率いる「Heart」というロックグループの曲である。
美しき女戦士。
彼女たちは、まさにそういう形容がぴったりである。
アンの類 . . . 本文を読む
「気志團」というグループは知っていたが、「DJ OZMA」は知らなかった。
紅白歌合戦で、「気志團」の楽曲を聴いた時は、楽曲そのものは、なかなかどうして良いなぁと思ったのだが、あのかつらと禿げのパフォーマンスだけは、どうしてもいけない。
ホントに、ご免なさい。少ない髪の毛を惨めったらしく残そうとしているのは、どうしても厭なの。それなら、いっそのことスキンヘッドのほうがいいわ。スキンヘッドって、何と . . . 本文を読む
久しぶりにキム・カーンズの「ベティ・デイビスの瞳」を聴いた。
キム・カーンズの声は、まるで女ロッド・スチュアートみたいだ。
しわがれていて、なんともいえない不思議な魅力があって、思わず聞き入ってしまう。
ドラマのバックに流れていたのを聴いて、懐かしくなって、仕舞い込んでいたレコードを取り出して聴いたのだった。
ドラマだったのか、DVDなのか、テレビなのか、思い出さないのがもどかしい。
ベティ・デ . . . 本文を読む
わたしは、最近のロックグループの曲は聴かない。 食わず嫌いなのだ。 新しいアーティストを開拓するのが面倒臭いという側面も否定できない。 よく知ったアーティストの曲を聴いていれば、安心だし、十分だった。 しかし、そういう不精をきめこんでいるわたしに、衝撃が走った。 映画「バタフライ・エフェクト」のエンディングで流れたこの曲に対してである。 過去にフラッシュバックするような郷愁をさそうメロディライン . . . 本文を読む
わたしは長い間、この曲「ワーズ」を探していた。 わたしがまだ幼い頃、父がドライブに連れて行ってくれる度に、好んで聴いていた曲なのだ。わたしは意味も判らず、カーステレオから流れてくる音にあわせ、 ♪ワ~ズ、ドンカムイ~ジ~ツ~ミ~♪ と歌っていた。 あれから20年・・・。月日の流れるのは早い。わたしには優しかった父も、もういない。 先日、映画「妖怪大戦争」を観に行ったら、主演の神木君が「真 . . . 本文を読む
寝ている間に見る「夢」のことなら、わたしはあまり見ない。
訊いた話では、どんな人でも寝ている間に「夢」をいくつか見るそうだ。
目覚めて覚えているのものが、「夢」として認識されるだけらしい。
覚えていないということは、わたしは、もの忘れが激しいのかな。
現実と対比してという意味の「夢」なら、それはたくさんある。
「砕けた夢」もね・・・。
実現性の極めて高いものは「夢」とは言わない。
例えば「シン . . . 本文を読む
もう2~3年前になる。
「minaちゃんは、確か80年代のロックが好きだったんだよね?」
そう言って、わたしの友人は、1枚のDVDを差し出した。
「なかなか良い曲が入っているんだぜ」
その当時、わたしはあまりDVDに興味がなく、プレイヤーすら持っていなかった。
今、思えば、随分ともったいないことをした。
だって、その時貰ったDVDには、わたしが聴いたこともないような80年代の名曲がテンコ盛 . . . 本文を読む
高校生の彼が、わたしのためにどこかから探してきたレコードプレイヤー。
こんなのどこにも売ってないと思うよ。
彼は、ニキビ面の顔をほころばせて、自慢そうに言った。
銀色のパナソニックのロゴが鈍く光っていた。
型番も覚えていない。
わたしが東京から今の街に都落ちのように引っ越してきた時、失ってしまったからだ。
それは、リニアトラッキング方式というスイングするレコードアームがない不思議なレコードプ . . . 本文を読む
大人になったなぁって思う瞬間って、自分が自分を?
それとも誰かのことを?
誰かのことを大人になったなぁって思う場合と言えば。
そうね。
例えば、彼がいつもつまらないことで、彼の両親と喧嘩してたのが、急にキキワケがよくなって、両親の言うとおり、わたしと別れた・・・
なんて、ちっとも大人になったとは思わないっ。
そんなの、自分勝手。
絶対、責任取って貰うからねっ。
判ってるンでしょうねっ。
ああ、で . . . 本文を読む
彼と別れてから、独りで飲むことが多くなった。
うつろさが彼の居た空間だと気づくまで、愚かにも夜の街を当ても無く彷徨う。
ふと似たような雰囲気に巡りあい、騙されたくなって、その虚しさから激しい自己嫌悪に陥る。
とたんに、Rusty Nail の甘い香りと味でさえも、薬のような苦味に変わる。
自嘲気味に、ブライアン・フェリーの歌を口ずさむ。
♪ドント ストップ ザ ダンス♪
いつまで踊らないと . . . 本文を読む
わたしが、ほっと一息つきたい時の飲み物。
DRAMBUIE(ドランブイ)って、知ってる?
詳しくは、このサイトを読んで
薬草とかいろいろ入っているらしい。
薬のつもりで飲むの。
単にお酒が飲みたいだけなのかも。
ふふふ。
でね、このドランブイで作るカクテルの名前が
錆びた釘(Rusty Nail)
どうして、そんな名前なのか知らないけれど、
好きな人はやみつきになりそうなカクテル。
ひと . . . 本文を読む
帰りの車の中。
彼のお気に入りの曲が流れている。
わたしはこの曲が嫌いだ。
初めての彼の記憶が刷り込まれているから。
もう、会うのはこれを最後にしないか。
なかば予感していた彼の言葉・・・。
ほとんど毎日会っていたのが、次第に間隔が空くようになり、最近は、電話しても通じないことが多くなった。
会っても、妙にぎこちなく、わたしの身体をあわただしく通り過ぎるだけ。
怖かった。
ほかに好きな人が . . . 本文を読む
彼は、自慢そうに買ったばかりの車を私に見せた。
出たばかりという車は、確かにカッコよかった。
最新のカーステレオもついている。
どうだい、この車で湾岸線をドライブしないか。
わたしは気が進まなかったが、彼が熱心に誘うものだから、とうとうドライブに付き合うことに承諾してしまった。
さすがにドライブは快適だった。
窓を開けると、心地よい風が頬をかすめていく。
左手には、蒼い海がどこまでも広がって . . . 本文を読む
One of these nights
彼らの曲を初めて聴いたのは高校生の頃。
まだ、わたしも十分過ぎるくらい若かった。
聴いた曲は one of these nights(邦題は「呪われた夜」)
一度聴いたら忘れることのできない印象的なベースから曲は始まる。
シカゴの「長い夜」とは対照的な官能的、退廃的なフレーズと歌詞は、当時若かったわたしを痺れさせた。
あの名曲「ホテル カリフォルニア」の萌 . . . 本文を読む
Can't Let You Go
わたしがRAINBOWに最初に出会ったのが、このアルバムだった。
"BENT OUT OF SHAPE"(1983年)
ハードロックの雄としての彼らが、最終的に辿り着いた境地、楽曲としての美しい音律を備えながら、あくまでもハードロックに拘ったひとつの完成形がここに示されている。
この作品こそ彼らの最高傑作なのだ。
その中でも、わたしが特に熱狂したのが、このCan . . . 本文を読む