金曜日の夜は、寝る時間が遅いことが多い。
飲み会が入る確率が高いからだ。
しかし、今月は体調が良くなかったので、寝る時間は1ヶ月を通して、ずっと早かった。
オリンピックを見たかったのに、その体力もなかった。
ああっ、インフルエンザ!
こいつのおかげで、散々な2週間だった。
10日の金曜日は、いつものとおり飲み会だった。
そうね、夜中の2時くらいまで、カラオケで気勢をあげていたわ。
でねー、問題はそ . . . 本文を読む
土曜日の午前9時半頃、わたしの携帯が鳴った。誰だろう、今頃・・・?わたしは、インフルエンザでここ数日、寝込んでいた。今朝も、まだ布団の中だ。「あっ・・・」彼の名前が、携帯の小さな画面の中で、大きく表示されている。「どうしたの、早いね」彼が、こんなに早い時間に電話してくるなんて、珍しい。「いやー、どうしてるかと思ってさ」「貴方こそ、どうしたのよ」しばらく彼に放っておかれていたわたしは、ちょっと捻くれ . . . 本文を読む
わたしはこの作品を観て、ニコール・キッドマンの熱烈なファンとなった。彼女のどのへんに惹かれたかと言うと、やはりこの美しさだろう。くりっとした瞳とすっきりと通った鼻梁。薄い唇。
無駄のない端正な顔立ちというのは、彼女のような顔立ちのことを言うのだ。それだけに、彼女には、一般の人間を超越したような不思議な無機質感が漂っているように、わたしには見える。彼女のこの無機質感が「アザーズ」にとって重要な要素 . . . 本文を読む
かつて愛読した少女漫画「ガラスの仮面」のアニメ版。
まさか、こんなにのめり込んでしまうとは思いもしなかった。
この作者の「美内みすず」
彼女は天才だ。今だから、そう思う。
最初にこの作品を連載中の雑誌で読んだ時には、わたしはまだ幼く、この巧みなプロット、ストーリー展開の価値を理解することができなかった。だが、今の歳になって、こうしてこの作品に再び巡り合い、存分にその凄さを味わった。
何気なくGya . . . 本文を読む
熱が出て、寝込んだ。
うなされて眠っていると、いろんな夢を見た。
ひどくエロチックな夢だった。
あれは、大学生の頃だった。
彼とドライブに行った時のことだと思う。
空が抜けるように蒼い初夏の1日だった。
わたしは、その日に備えて、お弁当を作った。
サンドイッチとスープとコーヒーと・・・。
10時頃、彼がわたしを迎えに来た。
わたしは用意したお弁当を持って、いそいそと彼の車の助手席に乗り込んだ . . . 本文を読む
わたしが、まだ高校3年生の頃だった。
わたしに彼がいるのを知っていながら、
わたしに「好きだから、付き合ってくれ」と告ってきた同級生の男の子がいた。
仮に、彼の名前をK君としておこう。
K君は生徒副会長を務めるほど学友や先生方の信頼が厚く、スポーツ万能、学校の成績も抜群だった。わたしたちの通っていた高校は、地元では有名な進学校だったが、K君は期末テストとか全国模試では、いつも学年で10番く . . . 本文を読む
彼と最初にホテルに行った時、別れ際にお小遣いだと言って、1万円呉れた。
わたしは返そうとしたけれど、このくらいはさせてくれよと言って、無理矢理に押し付けられた。なんだか変な気分だったけれど、1人暮らしのわたしには、そのお金がとてもありがたく、生活が助かるのも事実だったから、とうとう受け取ってしまった。
身体を売った?
そんなつもりじゃなかった。彼だって、わたしの身体を買ったとは思っていない . . . 本文を読む
彼の経営する会社は地元では名の通っている企業であり、社長ともなると大変多忙である。したがって、この事務所にやってくるのは火曜日と木曜日だけで、その他の日は、本社で仕事が詰まっている。わたしの主な仕事は彼に性的な奉仕を行うことで、キャリアウーマンを目指していたわたしとしては全然物足りないけれども、それで生活が成り立っているのだから文句は言えない。彼なりにセックス秘書の効用と必然性があるらしいが、そ . . . 本文を読む
その日は仕事が立て込んでいたのか、社長は朝からデスクワークに没頭していた。こうなると、わたしは暇だ。社長からお呼びがかかるまで自分の部屋でコーヒーを飲みながら、ぼーっとテレビを観ている。専業主婦よりも暇かもしれない。
しかし、そんな弛緩し切った神経を一瞬で目覚めさせる衝撃が、わたしを襲った。わたしの中に挿入されたピンクローターが断続的に震動し始めたのだ。社長はわたしをコントロールするために、 . . . 本文を読む
ニコール・キッドマン主演というところに魅かれて観た。以前に書いたけれども、わたしは彼女の豊かな表情の変化を観察するのを、無上の喜びとしている。 俳優ならば、表情が豊かなのは当たり前のことなのだろうが、彼女の場合は、それがピカイチなのだ、わたしにとって。 シーンによって変化する彼女のひとつひとつの表情が実に劇的で、観ていて「ぽーっ」となってしまう。「あなた、変わっているわねえ」とよく友人に言われる . . . 本文を読む
パソコンは手放せない。
全部、自作なので、愛着がある。
1号機と2号機はほとんど同じ構成で、チップも2台ともインテルの865だ。
しかし、全く同じではない。
1号機は、CPUが3.0Eなのに対して、2号機は、2.8Eなのだ。
戦艦大和と武蔵みたいに、微妙に、仕上がりが異なっている。
そこが、また楽しい。
一方、3号機は、比較的最近、製作したので、チップもCPUも違う。
CPU2次キャッシュが、1号 . . . 本文を読む