病院内の移動は、もっぱらベッドに寝たまま、
例えば、リハビリ・トレーニング室に移動する時も、
2名の担当リハビリ療養士がベッドをゴロゴロと押して、
連れて行ってくれた。
せっかく移動しても、
結局、病室で行うのと同じマッサージをするだけだったが、
気分転換という意味合いもあったのかもしれない。
なにしろ、その頃の私は、苦痛に耐えるだけの毎日で、
何の楽しみもなかったから、
院内の移動でも大いに刺激になり、うれしかった。
そんな中、リハビリ・トレーニング室に設置されていた
電動アシストの付いたエアロバイクを利用させてもらった。
私が病院で見たエアロバイクとは、かなり様子が違うけれど、
似たような製品の写真を掲載しておく。
この写真のバイクは、最新型なんだろう、随分とスタイルも洗練され、
大きさもコンパクトになっている。
液晶画面もバイク本体に取りつれられている。
病院にあったものは、バイク本体と液晶画面は別ユニットになっており、
PCで脈拍やペダルの重さ、進行速度、消費カロリーなどを制御して画面に表示する。
そして、このエアロバイクの一番優れた機能は、ペダルを漕ぐのに合わせて、
風景を映し出せることだろう。
見なれた風景が、ペダルを漕ぐのに合わせて、次々と現れる。
動けない私にとって、それは感涙ものだった。
また、背もたれのついた座席になっていて、
私のような身体の不自由な者でも介助してくれてたら、なんとか座れる。
上半身は座席からずり落ちないようにベルトでしっかり固定して、
足もベルトでペダルに固定する。
そのうえで、モーターでペダルを回すのだ。
自力でペダルを漕ぐのではないのだけれど、
そうやって、足を強制的に動かすことが、
リハビリに効果があるらしい。
その時分の私は、座位を保つこと自体が大変な頃だから、
5分とか、そんな短時間しか漕げなかったけれど、
つらいリハビリの中では大きな励みとなった。
このバイクは既製品などではなく、地元のベンチャー企業に特注で製作してもらったとのことだった。
値段は高級自動車が買えるくらいかかっただそうだ。
そうだろうなぁ、、、と思った。
効果は、私には絶大だった。
1週間くらいすると、足がぴくぴくと動くようになったのだ。
僕も随分前になりますが腰椎や頚椎を悪くして手術などで入院して、術後や退院後に通院して、リハビリしてたのを思い出しました。
僕も固定した自転車を漕いでたのを思い出します。僕は症状がminaさんほど重くはなかったので、自分の足の力でゆっくり漕ぐリハビリでした。
minaさんの場合は当時は自力では足が動かず、電動のペダルの動きに乗せて無理やり足を動かしてたんでしょうね。動かしてたというか足を回転させていたのかな。
多分、当時から比べれば今はかなり状態が良くなってるんではないでしょうか。このまま微量ながらでも先々もっと回復してくれば良いですね。
病気というのは症状と闘っている本人しか、本当のところ解らないものですからね。
自力で戸外を散歩できるくらい回復することをお祈りしています。ご自分の足で歩いて桜見とか行けるようになればと願ってます。
お久しぶりです
コメントありがとうございました
めちゃめちゃ嬉しかったです^^
お体のほう、大変そうですがムリなさらないように
そうそうDVDとかドラマみているようなの是非感想など教えてもらいたいです
わたしも一時期アニメばかり見てたけど、ここ最近は見る気がしなくて
ドラマとか映画とかみたいなぁっておもっているんです
minaさんが感想など書いてくださるとすっごく参考になるのですが・・・・
私みたいなてきとーな感想全然OKなので気が向いたらかいてみてくださいねー
でわでわ またきますー