minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

阿修羅城の瞳

2005年11月26日 | 映画鑑賞
 観始めて、茫然自失。 奔放なストーリー展開、魅力的なキャラクター設定。 どれをとっても、文句の付けようがない。 脚本を書いた「中島かずき」は、天才じゃないかと思った。 それにしても、ずるい。歌舞伎役者を映画に出すなんて。  歌舞伎の世界で厳しく鍛えられただけあって、芸に風格と深みがある。 好みの問題もあるけれども、市川染五郎だから、この脚本が映えたという点も少なからずあると思うのだ。 ☆ . . . 本文を読む

stop crying your heart out

2005年11月20日 | minaの官能音楽
 わたしは、最近のロックグループの曲は聴かない。 食わず嫌いなのだ。 新しいアーティストを開拓するのが面倒臭いという側面も否定できない。 よく知ったアーティストの曲を聴いていれば、安心だし、十分だった。 しかし、そういう不精をきめこんでいるわたしに、衝撃が走った。 映画「バタフライ・エフェクト」のエンディングで流れたこの曲に対してである。 過去にフラッシュバックするような郷愁をさそうメロディライン . . . 本文を読む

バタフライ・エフェクト

2005年11月13日 | 映画鑑賞
☆ 愛する人のために、何度でも過去へ跳躍する男というけれど・・・   彼(エヴァン/アシュトン・カッチャー)の跳躍は、本当に愛する人(ケイリー/エイミー・スマート)のためだけだったのだろうか。 わたしは、エヴァンの跳躍は、エゴの塊だと思うのだ。なぜなら、最も基本的な愛は、自己愛であるからだ。自分自身が可愛くなくて、一体誰を愛せるというのか。そして、その愛情が強力であればこそ、過去へ戻ってやり直した . . . 本文を読む

ワン・ポイント・オー

2005年11月09日 | 映画鑑賞
 主人公の彼、サイモンは、かなり優秀なプログラマーらしい。 ボスから、重要なコードの開発を依頼されていることからも、それが判る。  しかし、そういう優秀な頭脳は、時として、常人には想像もできない突拍子も無い行動をとることがある。 例えば、高給取りなのに、家賃を払えず、大家から立ち退き請求を受けたり、ろくな食事もしないで、紙パックのミルクだけをひたすら飲み続けることだ。 サイモンは、憑かれた様 . . . 本文を読む

フライト・オブ・フェニックス

2005年11月06日 | 映画鑑賞
 出演している俳優が、結構凄いので、興味深々で観始めた。  砂漠に墜落した旅客機のパイロット「フランク・タウンズ」を演じるのは、 「デイ・アフター・トゥモロー」で気象学者の「ジャック」で主演を演じた「デニス・クエイド」だし、 出ない油田を掘り続けて会社を首になった掘削現場主任「ケリー」を演じるのは、 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」で「エオウイン王女」を演じた「ミランダ・オッ . . . 本文を読む

SHINOBI

2005年11月03日 | 映画鑑賞
 とうとう観てしまいました、忍。 観に行くと言いながら、延ばし々々、早や2ヶ月が過ぎ去ってしまいました。 これ以上、引き延ばすと、上映が終了してしまうという瀬戸際まで来たので、意を決して、大街道シネマサンシャインに足を運びました。 これまで劇場で観た時代劇は、みーんなハズレばっかりだったから、この作品への期待は、もの凄く大きかったです。万一、おもしろくなかったら、もう時代劇は劇場では観ないとまで思 . . . 本文を読む