minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

トゥルー・コーリング 第5話 月と星

2005年05月22日 | 映画鑑賞
死体安置所(モルグ)にトゥルーが勤めている理由が、よく判らなかったのだが、ようやくはっきりと理解した。
彼女は、医学生を目指していたのだ。
働きながら、医学部を目指す・・・日本では、ちょっと考えられないシチュエーションだ。それも、そういうキャリアが、将来、医者になった時に有利に働くと言うから、日本とはもの凄い違いだ。
トゥルーは、医学部を目指して頑張る苦学生という設定なのだ。
今回の犠牲者は名門医大の女子学生。
しかも、トゥルーの医学部試験の日が「例の日」に当たってしまうというから、因縁めいている。
トゥルーは、試験を投げ出してまで、彼女を救うために奔走する。
ここまで彼女を突き動かすものは、一体、何なのだろう。
原題Haunted・・・「とり憑かれた」とは、何を指し示した言葉だろうか。
もちろん、今回の犠牲者「ペイジ・サンダース」の行動を示しているのは間違いないところだが、トゥルーの常識では説明のつかない自己犠牲的な献身的な行動を示しているような気がしてならない。
助けられたペイジが、トゥルーに言ったセリフ・・・「貴女、良い医者になるよ」
これは、医学の本質は「献身」であると言っているように聞こえた。
第5話はトゥルーの目指すものに深く関わっているだけに、現状では、地味なストーリーなのだが、ひょっとすると、今後の展開に大きな意味を持つのかも知れない。
ペイジが「とり憑かれた」ように追い求めていたもの。
それは「過去の記憶」であり、それが明らかになった時、悲劇は起った。
そして、また、トゥルーも過去の記憶を追い求めている。




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1 コメント

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はじめまして (GT40)
2005-05-24 00:41:13
TB&コメントありがとうございました

確かにアメリカでのキャリアは日本とぜんぜん違いますね

日本だと目指すキャリアだけの為に寄り道はしない感じですが、、、

自分を犠牲にするトゥルー、そこまでする彼女は間違い無く良い医者になるハズ
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