MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 25番札所⑨

2018年03月12日 | お遍路好き(修行・高知)
25番札所津照寺

この日は25番と26番札所を目指します。
宿坊の近くに泊まったので朝日を見ようと早起きをしました。
お寺を抜けて灯台へ向かうとお寺を開ける準備をしていたお坊さんが
「早いね~」と声をかけてくださいました。
「おはようございます」と返して灯台へ向かうと山門にはお参りのお遍路さんの姿があり、
それこそ、早いな!と驚きました。
灯台からの朝日は夕日とはまた違って、やさしく爽やかな印象でした。

朝食の時間にはまたもや少し遅れてしましました。
どうも、団体さんの話に耳を傾けるとお坊さんのお話が聞けたようでした。
参加できるお勤めは無いようでしたが、住職さんのお話を聞ける事があるようでした。
ちょっと失敗しました。

残念。

チェックアウトすると住職の奥様が今年作ったものなのでと空色の鶏の根付をくださいました。
早速、京都で頂いた三種といっしょに杖カバーに取り付けました。
来るときはお寺の方から入ってきたので、宿坊を出てからの道の方向を丁寧に案内してくださいました。

宿から広い道に出るとそこには馬頭観音さまの大きな像があります。ここを左に曲がり、坂を下っていきます。
蛇行する車の道を目にして、緩やかでもこれを上がってくるのは大変だったなと思いました。
ちょっと暗く感じましたが遍路道で正解でした。
その向こう側には太平洋が広がり、さらに向こうの方には半島が見えます。
あの半島ぐらいまで進むのかな?想いを馳せテクテク坂を降りはじめました。

すると、山側からカサカサと音がします。
鳥?猿?イノシシ??
しばらく姿を見ようと見ていましたが、分かりませんでした。
鹿だったら見たかっかな。多分猿かな?
以前、山中湖で猿を見かけたときの音に似ていたので。。。

25番札所へは海沿いを約6.5km進みます。
本堂へは長い階段がありますが、お寺の入口まではほぼ平坦でてくてく海を見ながらの楽しい道のりでした。

お腹が赤茶色の鳥を見かけたり、高知信用金庫の強うそうなATMを見かけたり、何かを見つけつつ進みました。

津照寺の大師堂は下にあるのですが、本堂は石段の上にあります。
階段の途中に龍宮城を思わせる鐘楼門があります。
その姿にすっかり気を取られて、鐘を打つ場所であることを忘れて進んでいました。
本堂からは見晴らしがよく、先程までいた室戸岬も見えます。
こんなに歩いたかな?とだいぶ遠くに感じました。

大師堂をお参りし、納経所へ寄ると、通常の遍路道となる橋が工事中のため、こちらに迂回してくださいと丁寧に地図をくださいました。

ガイドによれば「お釜岩」という石?があるようだったけど気が付かなかったな??
と最後門の前に立って見渡すと門を入って左手にありました。。。
蔦が絡んで、下の石垣と一体化していて気が付きませんでした。
これ、蔦から葉が見えたら尚更気が付かないかも。

確認できたので心置きなく次へと進めます。


灯台からの朝日


宿坊へ、宿坊からの曲がり角ポイントの馬頭観音


蛇行する道と海と半島


綺麗な鳥(なんという鳥だろうか?)


強うそうなATM


階段の上が本堂、手前右が大師堂


階段の途中に竜宮城タイプの鐘楼門


鐘楼門内の鐘(イマイチの写真ですが。。)


鐘楼門腰に見える港町


津照寺から臨む室戸岬


見つけにくかった「お釜岩」























コメント
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