ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

紅葉の吉野山 ⑤

2013-01-19 21:52:47 | 旅行記
観光道路を渡って、山の中に入っていく。

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紅葉の中をひとりで歩くのはもったいない。
というより、この山の中ひとりで歩くのは危険。
富士山麓のように「熊出没注意」の看板がないだけいいのか。
それでも、熊鈴を鳴らしながら歩いていく。

途中で「水分神社へ」の看板を発見。
昨日行った神社である。
位置感覚がよくわからない。

なんとこの道は「近畿自然歩道」だった。
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それにしては、人とまったくすれ違わない。
でも、東海自然歩道も「こんなところ!」と思う場所が多々ある。

森林の中を歩きだすと、ちょろちょろ水の流れがあることに気がついた。
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石の多い下り道。
流れは少しずつ大ききなっていく。
この辺で、すれ違う人に出会った。
ちょっとホッとする。
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水は滝となって流れていた。
ここも、近畿地方の大雨の影響があったのか、倒されて流れた木の枝などがたくさんある。

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脇からも水が合流し、流れは大きくなっていく。

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この辺りに「高滝」があるのだが見つからない。
行きすぎたのかと道を戻ったがやっぱりない。
地図に書いてある目的の看板が前方にある。
この看板より手前にあるはずなのだが・・・

うろうろしている間に、何組かとすれ違った。
しかし、すれ違うばかりで私を追い越す人はいなかった。

あきらめて前に進むと「高滝」があった。
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滝を過ぎると山道は終了し、舗装された道に出た。
ここから集落を抜けていく。

紅葉の素晴らしい場所が現れた。
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桜木神社である。
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屋根の着いた橋を渡っていく。
橋の下の流れは、ずっと一緒にきた流れ。
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綺麗な神社であるが、怖い看板発見「毒蛇注意」
少しお腹が減ったので、ここでおにぎりを食べる。
ゴールは間近。

広い道に出た。
目の前に吉野川。
ベンチのある「宮滝展望台」がある。
ちょっと寒いけどここで休憩すればよかった。
ところで「宮滝」ってどこ?
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ここは「夢の和田」

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この松は「中岩の松」
万葉集に登場するらしい。

この川にかかる「柴橋」を渡った。
欄干の上にフェンスが取り付けられ、「このフェンスは、平成22年8月22日に遊泳者が橋から飛び込む死亡事故があったため、飛び込み防止のため設置しました」とある。
このフェンスが邪魔で写真が撮れない。
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通行する車に不審な目で見られながらも、撮影をした。
水の色が美しい。
川に降りたいのだが、どこも立ち入り禁止。

ここでこのコースは終了である。
伊勢街道に出て、バス停に行った。
「まただ・・・」
15分前にバスは通過している。
次のバスまで2時間。
そういうことだったのか。
吉野からやってくる人がいないのは、ここでバスの時間を調整するよりも、ここからスタートして、吉野で電車の時間を調整したほうがよいのである。
だから、すれ違う人ばかり。

隣にタクシー会社があったのだが、貧乏症の私はとりあえず最寄り駅まで歩くことにした。
と言っても、最寄駅がどこでどのくらいの距離があるのか全く分からないのに。
無謀であるが、ひとり旅の良いところでもある。
とりあえず、歩くことには自信があるし、昔の人は歩いていたのだ。

後で知ったことだが、「宮滝」という滝はないそうである。
「宮滝」という地名なのだろうか。

細々とした水が、大きくて美しい川に流れ込むさまを見ながら歩いた。
なんとなく「生きる」ってことなのかな。と思った。
ただ、自然の中を歩くだけでないとてもよいルートだと思った。





























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