室堂に着いた。
あたりはガスで覆われている。
3年前の5月に雪の大谷を見に来たときは驚いた。
5月なのに、まだこんなに雪があるのかと。
7月になればもっと少ないかと思ったが、まだボードを楽しんでいる人がいる。
どうするか・・・
登山は安全第一である。
初心者の一人行動なのだから、不安なときは止めた方がいい。
雄山を見上げる。山頂は見えない。
ところが歩いている人々がいる。
「朝は大丈夫だけど、午後から崩れること多いね」
昨日の話を思い出した。
「ついていこう」
雪でズボンが濡れないように、寒さ対策に合羽を着込む。
アイゼンは・・・まだいいか。
ちょうど私の前に一人で登山している女性がいる。
後ろには、やはりカメラを片手に一人で登山している男性がいる。
見失わないように前を進む。
大事なものを忘れたことに気がついた。
ストックである。
いつも邪魔なので持って歩かないが、雪の上を歩くときは必要である。
何度も滑りながら、少しずつ前進する。
ロッカーに帽子を入れてきてしまった。
時々見える晴れ間から、強い日差しを感じる。
また黒猫になってしまう。
雪道を歩くのは難しい。
前の人の足跡をたどりながら進んでいく。
予定よりも時間が過ぎていく。
第一目標の一の越に到着。
まだ頂上は見えない。
これからは、岩山を登る。
これこそ先が見えなくなったら、迷子になってしまう。
ご年配の男性が登り始める。
見失わないように後を追う。
どうも私は4本の足で登っていくほうが得意である。
手で石をつかみながら、上へ上へ向かう。
太鼓の音が聞こえた。
頂上はそこ。
霧が晴れたら、目の前だった。
頂上の本殿に行くには500円を払う。
立山頂上登拝の証と社務所でのお払いを受けられる。
お払いは私一人だった。
涙がこぼれる。
何年も行きたくて、待っていたここに来ることができた。
お払いの後、山頂の神社にお参りをする。
天気が良ければ、ずっと先まで見えるのだろう。
この感じは、グランドキャニオンで感じたものと同じ感じ。
民宿で作っていただいたおにぎりを食べて、写真を撮った。
風が強くて、カメラカバーが飛んでしまった。
急いで拾ってくれたお兄さん。
ありがとうございました。
後は、来た道を帰っていくだけ。
迷子にならないように、人の後についていく。
途中で黒部ダムがちらりと見えた。
一の越までもうすぐ。
一の越を過ぎるとまた雪道。
登りより楽ではあるが、滑らないようにそっと下山する。
あたりはガスで覆われている。
3年前の5月に雪の大谷を見に来たときは驚いた。
5月なのに、まだこんなに雪があるのかと。
7月になればもっと少ないかと思ったが、まだボードを楽しんでいる人がいる。
どうするか・・・
登山は安全第一である。
初心者の一人行動なのだから、不安なときは止めた方がいい。
雄山を見上げる。山頂は見えない。
ところが歩いている人々がいる。
「朝は大丈夫だけど、午後から崩れること多いね」
昨日の話を思い出した。
「ついていこう」
雪でズボンが濡れないように、寒さ対策に合羽を着込む。
アイゼンは・・・まだいいか。
ちょうど私の前に一人で登山している女性がいる。
後ろには、やはりカメラを片手に一人で登山している男性がいる。
見失わないように前を進む。
大事なものを忘れたことに気がついた。
ストックである。
いつも邪魔なので持って歩かないが、雪の上を歩くときは必要である。
何度も滑りながら、少しずつ前進する。
ロッカーに帽子を入れてきてしまった。
時々見える晴れ間から、強い日差しを感じる。
また黒猫になってしまう。
雪道を歩くのは難しい。
前の人の足跡をたどりながら進んでいく。
予定よりも時間が過ぎていく。
第一目標の一の越に到着。
まだ頂上は見えない。
これからは、岩山を登る。
これこそ先が見えなくなったら、迷子になってしまう。
ご年配の男性が登り始める。
見失わないように後を追う。
どうも私は4本の足で登っていくほうが得意である。
手で石をつかみながら、上へ上へ向かう。
太鼓の音が聞こえた。
頂上はそこ。
霧が晴れたら、目の前だった。
頂上の本殿に行くには500円を払う。
立山頂上登拝の証と社務所でのお払いを受けられる。
お払いは私一人だった。
涙がこぼれる。
何年も行きたくて、待っていたここに来ることができた。
お払いの後、山頂の神社にお参りをする。
天気が良ければ、ずっと先まで見えるのだろう。
この感じは、グランドキャニオンで感じたものと同じ感じ。
民宿で作っていただいたおにぎりを食べて、写真を撮った。
風が強くて、カメラカバーが飛んでしまった。
急いで拾ってくれたお兄さん。
ありがとうございました。
後は、来た道を帰っていくだけ。
迷子にならないように、人の後についていく。
途中で黒部ダムがちらりと見えた。
一の越までもうすぐ。
一の越を過ぎるとまた雪道。
登りより楽ではあるが、滑らないようにそっと下山する。