ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

雄山神社 峰本社

2011-07-18 22:09:52 | 旅行記
室堂に着いた。
あたりはガスで覆われている。

3年前の5月に雪の大谷を見に来たときは驚いた。
5月なのに、まだこんなに雪があるのかと。

7月になればもっと少ないかと思ったが、まだボードを楽しんでいる人がいる。
どうするか・・・
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登山は安全第一である。
初心者の一人行動なのだから、不安なときは止めた方がいい。
雄山を見上げる。山頂は見えない。
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ところが歩いている人々がいる。
「朝は大丈夫だけど、午後から崩れること多いね」
昨日の話を思い出した。
「ついていこう」

雪でズボンが濡れないように、寒さ対策に合羽を着込む。
アイゼンは・・・まだいいか。
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ちょうど私の前に一人で登山している女性がいる。
後ろには、やはりカメラを片手に一人で登山している男性がいる。
見失わないように前を進む。
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大事なものを忘れたことに気がついた。
ストックである。
いつも邪魔なので持って歩かないが、雪の上を歩くときは必要である。
何度も滑りながら、少しずつ前進する。

ロッカーに帽子を入れてきてしまった。
時々見える晴れ間から、強い日差しを感じる。
また黒猫になってしまう。

雪道を歩くのは難しい。
前の人の足跡をたどりながら進んでいく。
予定よりも時間が過ぎていく。
第一目標の一の越に到着。
まだ頂上は見えない。
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これからは、岩山を登る。
これこそ先が見えなくなったら、迷子になってしまう。
ご年配の男性が登り始める。
見失わないように後を追う。
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どうも私は4本の足で登っていくほうが得意である。
手で石をつかみながら、上へ上へ向かう。
太鼓の音が聞こえた。
頂上はそこ。

霧が晴れたら、目の前だった。
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頂上の本殿に行くには500円を払う。
立山頂上登拝の証と社務所でのお払いを受けられる。
お払いは私一人だった。
涙がこぼれる。
何年も行きたくて、待っていたここに来ることができた。

お払いの後、山頂の神社にお参りをする。
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天気が良ければ、ずっと先まで見えるのだろう。
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この感じは、グランドキャニオンで感じたものと同じ感じ。


民宿で作っていただいたおにぎりを食べて、写真を撮った。
風が強くて、カメラカバーが飛んでしまった。
急いで拾ってくれたお兄さん。
ありがとうございました。

後は、来た道を帰っていくだけ。
迷子にならないように、人の後についていく。

途中で黒部ダムがちらりと見えた。
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一の越までもうすぐ。
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一の越を過ぎるとまた雪道。
登りより楽ではあるが、滑らないようにそっと下山する。
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